皆さん同じようなことを言われます。
おそらく今年の秋以降一段と厳しくなるのではと・・・

私も同感です。
昨年秋に東京を中心に調子が悪くなり、その半年後に大都市、その半年後に地方都市へと波及して行きます。
まず、5月・6月に波が来ると思っています。その後、モノが動かない9月~11月にかけてかなり厳しい状況が来るのではと思います。

それまでにできることはやっておかないといけません。あと半年の間に業務改善を行い体質を強くしておかないと生き残れないかもしれません。良い意味で、ふるいにかけられます。

そのためには、損益分岐点を下げる努力をすること。
生産性を上げるための仕組みや意識改革を行うことが必要です。

今までとは状況が違うのです。
このようなことをやっておかないと、次はないと思っても良いくらい。

逆に、これだけ景気が悪いとチャンスだと思って、取り組むべきです。
体質改善を行わないと、危険です。

まず、従業員の方に、危機意識を持ってもらうことです。景気が一段と冷え込んだ場合、自社はどうなるのか?を教えておくべきです。

時間を大切に使い、内容の濃い仕事をすることを考えないといけません。

おそらくトップダウン式の指示だけでは、かなりきついと思います。
一人ひとりの自覚が大切です。今までとは本当に違うのです。

売上や利益の額は下がっても良いです。
ただし、一人当たりの売上高や粗利高を上げる工夫をすることです。

少ない人員、少ない時間で売上や粗利を上げないといけません。
そうすると当然、複数の業務をこなせる多能工化を進めないといけません。一人三役です。これが条件です。

皆が協力し合って、いろんな業務ができるようスキルアップを図ることです。

今から秋口までに経営改善に着手されることをおすすめします。
今が一番のチャンスであり、危険な状況です。

後半年の間に何ができるか?真剣に考えないといけないようです。