利益が出ているか否か、すぐに判断できます。
社長の一声で、従業員が他部署への応援に入れる仕組みや体制ができているか
どうかで決まります。

個人店からスタートし法人になっても規模の小さい間は、何でもやらないといけないのが実情。

いつしか規模も売上も大きくなり、従業員数も増えてきた時が危険。
部門ごとにしか機能しなくなっている場合があります。

他部署への応援などがなく、自分の部署の仕事を坦々とこなすだけ。
まじめに仕事をやっているので、問題がないように見えますが、これが一番大きな問題となります。

中小企業の従業員は何でも屋さんでないと利益なんて出ません。
最低一人3役です。それができない方は、社員ではなくパートかアルバイトでしょう。

余分な人員を抱えると固定費が上がり、経営を圧迫します。誰もが手伝え合えるような環境を作る必要があります。

やはりそれができるようになるには、「社長の一声でしょう。」
そういう社長でないと、中小企業は利益が出ないのです。

現場を見ていないとセクショナリズムが発生し、部署ごとに会社があるような状態になります。それを意識的に防がないと、後から気付いたのでは手遅れで大きな手術をしないといけない場合があります。

もう一つの仕事しかできない方、やりたがらない方は、必要とされないでしょう。逆に、いろんなことができる社員を作るべきです。

自分で自分の仕事のペースや内容を決めて、日報提出もないというのはおかしいです。

会社のペース・方針に付いてきてくれる方を作らないといけません。部門長の言うことを聞かない人も出てくるでしょう。

だからこそ社長の一声が大事になってきます。
大号令をかけられ、リストラではない方向での生産性アップをまず図るよう努力して下さい。