食べたことのないもの、味のわからないものをお客様のところへ提供する。

お客様に聞かれるとまずいので、料理をテーブルに置くとそそくさとパントリーへ帰ってくる。

いつもお客様から逃げてばかり・・・
これでは売上は上がりません。

経費がかかるからとは言っておれません。
飲食業の教育で一番大事なのは食べさせることです。

でもただ食べさせるだけでは進歩がないです。
必ず、自分の言葉で答えさせて下さい。
また、感想を書かせて下さい。

よくあるのは、自分の生活レベル以上の客単価のお店の場合です。
当然、食べたことがないのでわからないということになります。
だから、会社で経費としてみてあげないと、成長しません。

自分が口にしたこともないようなものを売るのは、自信が持てないと思います。
伸びている企業様ほど、食べさせています。
あるいは店長が食べさせています。

特に飲食業では、自分の生活レベル以上のお客様を接客することができるかどうかが大きな鍵となってきます。生活そのものは、合わせることはできませんが、同じものを口にすることは可能です。

食べさせて教える。
それがコツのようです。

工場のようにオートメーションで料理を運ぶだけでは困ります。小さな小さな会話が客単価アップや再来店につながります。

そのためにはスタッフに自信を付けさせることです。
自信を持って接客ができるようになると数字に表れて来ます。

できる従業員ほど、食べさせて下さい!
と言ってきます。

一緒に試食しながらいろんな悩みも聞いてあげて下さい。
一番のコミュニケーションになるはずです。

口頭で指導していても限界があります。
まずは、食べることから・・・