能力や技術をいくら磨いても一人で仕事を完結するわけではないので、限界があると思います。

こんなにレベルアップしたのに、満足のいく仕事ができていないと思うことがしばしば・・・

ところが仕事は独りよがりでは良い仕事ができません。
必ず周りの方との協調が大切です。

できる方は、自分の役割やポジションが明確に見えておられるような気がします。この仕事で自分の求められているのは何なのか、知っておられます。

他の方の役割の部分で自分が自信があったり、できたりしても、ジッとそのまま何も言わない。与えられた仕事を黙々と完成度の高いものへと誘います。

綺麗な仕事の仕方です。

他人の仕事ぶりや内容に対して一切否定や批判はされません。
自分の仕事を完遂することを第一義とされます。

能力や技術が高くても人に認められないと、依頼は来ないでしょう。
綺麗な仕事をする人にこそ仕事は来ると思います。依頼される側も即座に自分の役割を判断して、それに徹する。

このことがわかった時、仕事が順調に行くのではないでしょうか?

うまく行かないのは、自分に仕事が回ってこないからではなく、自分の役割を認識して仕事をしていないからだと思います。綺麗な仕事をする人には、必ず追加で仕事がきます。任せても安心だからです。

自分が逆の立場になった時、わかると思います。
だからそういう人間を目指さないと仕事はやってこないかも・・・

自分の役割が見えた瞬間、良い仕事ができるようになります。

では、自分の役割が見えるようになるコツは?

安易に返事をしないこと。
できないことはできないと言うこと。
また、できないことを見つけていくこと。

そうすると少しずつ見えて来るのではないでしょうか?

何でもできます。何でもやります。
と言う方ほど、信用性は低いと思います。

これだけは、あの人に任せようと思われるように自分を作って行くことが大事な気がします。

私も自分の役割を常に見つけながら仕事をして行きたいと思います。