福利厚生の充実、給与アップなど従業員のすべての要求を実現していたら会社は潰れます。

でも欲望には際限がないようです。

例えば、福利厚生を充実させたとしてもおそらくそのことに感謝する以上に、次の欲望達成の意見書が出て来ます。

どこまで希望を達成すれば良いのでしょうか?

従業員の言いなりになっていたら本当に会社は潰れます。

給与は低いが福利厚生は良い。
給与は業界平均より極端に高いが、他のものは低いかない。
というのが普通です。

どういう会社なのか方向性を示してあげることが必要な気がします。
従業員が過大な権利を主張するようになると会社はおかしくなっていきます。

会社の業績はそれほど良くないのに、その状況を従業員は知らず、毎年昇給昇格があるものと思っている場合があります。

会社の業績はできる限り公開されるのが良いと思います。意外と会社の状況を認識していないことが多いです。

自分たちの希望、要望を会社が実現してくれる、会社って本当に良いところだと思っておられるかも・・・・

業績の発表と会社の方向性について四半期に1回くらいはしっかりと説明する場があっても良いと思います。

欲望の芽を生み出しているのは、経営側と従業員との意思の疎通の欠如です。
何かを示していくことが大切です。

従業員には知られたくはないという状況を過ぎているのであれば、現実を知ってもらった方が良いです。隠せば隠すだけ、溝は広がって行きます。

人間の欲望にストップをかけることも会社の役目かもしれません。

わがまま社員が出てこないように注意して下さい。