給与が安いから、仕事の内容や質が高くなくても良いということはないです。

本人の意欲の問題もありますが、会社側もそのままほっておくのはどうでしょうか?しかるべき教育を施すべきです。

よくこのような話が出て来ます。
「あの方は、給与が安いから・・・」と。

給与が安ければ、仕事内容が劣っていても良いものでしょうか?
給与が安い人にはあまり期待もせず、今の仕事をやっていただければそれで良いというような姿勢です。

こういう発言をすべきではないと思います。
従業員すべてに対してキャリアアップできるチャンスと教育が必要です。
できないと思って何もしないのは良くないです。

期待しなくなると、仕事の質はさらに劣化します。
本人のモチベーションも下がるでしょう。

そういう人が社内にいると、周りも気を使うはず。
給与の大小ではなく、期待する仕事はどんなものなのかをはっきりさせ、遂行していただかないと困ります。

そのような状態をいつまで続けられるのでしょうか?
これは会社とトップの従業員に対する考え方を表しているように思います。

自分の会社の従業員がどうあって欲しいか?
言葉に出ています。

企業は育てるということを諦めていけません。
諦めた瞬間、今度は会社が劣化してきます。

またトップとしてのあり方が劣化しているかもしれません。

どうやって中身の濃い仕事をしてもらうか?
そのためには何が必要なのか?一人一人に対して考えていかないといけません。

安い給与だからと言ってそのままにしておくのは本当に良くないです。
特に、年配の方の処遇、考えられた方が良いです。

会社が劣化しない前に、声をかけてあげて下さい。少しでも能力が発揮できるようにサポートしてあげて下さい。

「安い給与だから」という言葉、口にしない方が良いと思います。