小さな店や組織なら良いですが、大きな組織になると階層が出てきます。
そのような時、一番気を使うのが女性従業員の処遇です。

若い女性従業員なので、女性の上司の方が良いかなぁと思い配属します。
しかし、実際にはお互いが牽制しあい、なかなか打ち解けないということがよくあります。

若い女性従業員の方も女性の上司の方ではなく、男性で自分のお父さん位の年配の方へ相談に行くという風景を見ます。

安心して相談ができるからなのでしょうか?
女性だからと言って気を使うと帰って逆効果になる場合があるようです。

特に、相談相手となると予測不能です。どうしてのあの方に相談に行くのだろうと思うことがあります。

女性ばかり固めた部署を作ると良くないかもしれません。ギスギスして風通しが悪いようです。

男女を問わず、相談しやすい人を必ず一人配属することが大事だと思います。

おそらく相談受ける側もびっくりしていると思います。
なぜ俺のところに来たぁ?

良いアドバイスができる訳でもないです。
でもそれも承知の上で来ているのでしょう。

理由は、自分の思っていることを聞いて欲しいだけ。
だから、「そうか、そうか」と言ってうなずいていれば、自然と心が晴れるようです。

ところが女性の上司となると、ひとつひとつ思いをぶちまけると、ひとつずつ修正提案がくるはずです。そのうち、もういいやぁとなるのでしょう。

黙って聞いてくれる人を探しているのかも?

カッとして怒らず、静かに何でも聞いてくれる上司を探しているかもしれません。そんな方、組織の中におられるでしょうか?

離職率の高い職場ほど、このような方が不在です。
うなずいて聞いてあげるだけでも重宝されるようです。

良い上司とは、やはり聞いてあげることのできる人ではないでしょうか?