とあるクライアント先でのお話。

人事部長さんの後任がいません。
これから作るとしても簡単に作れるものでもないです。

それに人件費は、なるべくカットしたいです。
特に間接部門の人件費は、極力抑えたいです。

何でも自前で賄うという時代は終わったような気がします。
出来ない部分、空いているところは外部へ委託しても良いのではないでしょうか?

少しでも外へ出すということも検討の余地有りです。
営業にまつわる直接人件費だけを発生させ、その他は外へ・・・

人を育てるには時間がかかります。
それに専門部門となると後任に適任の方がいるかどうかは難しい問題です。

外部の方に、一部分だけでも担ってもらってはいかがでしょうか?
税理士や公認会計士の先生、社会保険労務士の先生、司法書士の先生、弁護士の先生など周りに素晴らしい先生方がおられるはずです。

部を丸ごとというのではなく、一部分を担ってもらうのです。
人事部と言ってもすべてではないです。総務部などが兼任をして、社内で対応できない問題だけを手伝っていただくというイメージです。

その方が、かえって客観的な第三者の判断なので、より良い会社づくりが自然とできるかもしれません。

外部へ委託すると、良い面は、監査がかかるということです。
自分流でやってきていたものに歯止めがかかります。

これからの事業運営は、やはり外部の方とどう付き合うか?どの部分をやっていただくか?が鍵のような気がします。

欠けている部分は外で補う。
それが中小企業の要諦のような気がします。