お金というのは紙幣・貨幣だけではないです。
収入印紙・切手・クーポン券類の棚卸されていますか?

紙幣・貨幣を大事にするのは当たり前。
それと同等の価値のあるものを大切に扱わないといけません。

レジの中のお金、1日3回くらい、チェックして下さい。
汚れた紙幣や破れた紙幣を下にしていますか?
同じ方向に向いていますか?

レジの中のお金の管理状況を見れば、その企業の状態がわかると言われるくらいです。

さらに、利益の出ている会社は、お金と同等の価値のあるものもしっかりと管理されています。

例えば、領収書の発行は、どなたまで発行可能かルールが決まっていますか?
あるいは収入印紙は、どこに保管されていますか?各部署や個人の引き出しの中に入っていませんか?入出帳作っておられますか?

また、金券やクーポン券、割引券なども毎月棚卸していますか?管理者が決まっていますか?

このことは、すべて会社の躾・マナー状態の現れです。

業績を上げようとか、会社を再生しようと思っても肝心のことが出来ていないとお金は出て行くばかりです。

できて当たり前。
出来ていないのならば、早急に仕組みではなくて、癖づけから直さないといけません。

実行支援の現場でもこのような当たり前のことを幹部会議で取り上げています。
これが出来ていない会社は、どんな手を打っても改善は難しいでしょう。

お金を大事にする会社だけが、利益を出されます。
個人で商売をしているのではないので、みんながそういう気持ちで仕事に取り組まないといけません。

風土は、やはり小さな躾・マナーから出来上がるものだと思います。
是非、幹部会議の議題にして下さい。
まずは、それができているかどうか、チェック・確認お願いいたします。