改善・改革を推し進めようとしてもなかなかうまく行かない場合があります。
提案内容にも納得されています。
現場もやる気をお持ちです。

しかし、うまくいかない!

理由は、自分たちのペースでなさろうとするからです。
ズバリ!業績不振の大きな要因がその自分たちのペースにあることに気付いておられません。

何をするかではなく、その改善スピードが遅いため、いつも後手を踏まれているのです。

今までと同じペースでやっていて業績が改善される訳がないです。
そのペースをどうやって変えるかが一番大きな鍵です。
ペースが変われば、後は何をやってもうまく行くのでは?

特に、トップの方からダメ出しがでることがあります。
ちょっとうちのペースとしては早過ぎるので、もう少しゆっくりとやって欲しいとおっしゃいます。

しかし、今経営面では火の車です。
順調に行っているなら自分のペースも良いでしょうが、そんな悠長なことを言ってられる場合ではないことが多いです。

生活習慣も含めてペースを変えないといけません。
きつくなるのが嫌だとか、課題が多すぎてそれを毎日こなすのが大変だとか思わないことです。

順調に業績を伸ばされているところはそれが当たり前なんです。

業績が回復してから自分のペースを作られれば良いと思います。

大事なのは、意図的に自分のペースを変えること。自社のペースを変えてあげることです。

スピード感のない会社が一番危険です。失敗はつきもの。
早くやる癖付け。すぐやる癖付けが大事です。

スピードをどんどん上げて行かないと、良い仕事はできません。
いっぱいいっぱいになったらどうするのか?と思わないこと。
仕事が増えれば、必然的に効率的にこなそうと動きます。
心配はいりません。

心配なのは、現場の仕事スピードです。

ペースを変えることを怖がらず、意識して変えて下さい。
そうしないと改善・改革はうまくいかないと思います。