夏物スイーツを作るだけでは追いつかないのでは?
暑くなると外へ出かけなくなるからです。そうすると夏物スイーツを作る作らないの話ではなくなってきます。

夏に弱い業種、今後さらに苦戦が予想されます。売上自体が減るだけでなく、お客様の足が遠のきます。プール営業でも暑過ぎて、客数が減少しているような状況です。

来年以降も猛暑が続くなら、根本的に店のあり方を変えて行く必要があるのではと思います。

小売業において来店客数の減少は致命的です。足を運んでいただくと、そこから次の戦術が打てますが、来てもらえないとなると提案のしようがないです。

ということは、直接店に足を運ばなくても商品が購入できる仕組みを作るべきです。ホームページやネット通販などで販売する仕組みが必要となってきます。

ところがホームページを立ち上げているだけでは、誰も見に来てくれません。こちらから案内やアプローチができる仕組みを作るべきです。

例えば、暑くなる前に必ずメルマガを配信し、ご自宅に居ながらお店の商品をお届することを案内します。今までは、わざわざ来店いただく方を如何に作るかが鍵でしたが、わざわざお越しいただかなくてもご指定日・時間にお好きな商品をお届けする方がニーズに合っています。

でも急に言ってもすぐには無理です。来年の夏に向けての準備が必要です。
まず、お客様のメールアドレスを徹底的に収集することです。パソコンでも良いし、携帯電話でも良いです。

ご来店いただいた時に、教えていただいて下さい。無理にお聞きすると嫌がられる場合もありますので、氏名や住所がなくてもメールアドレスだけでも十分です。

昔は、ダイレクトメールでしたが、今はメール。
そのメールの内容もいつもお越しいただいているお客様だけの特別な案内にされてはいかがでしょうか?

お客様が毎月、楽しみに待っているようなメルマガ、書いてみませんか?
おそらく、それが今後の猛暑対策になると思います。

お客様にわざわざお越しいただくのがだんだん無理になってきています。ご年配の方が、家でくつろぎながら商品が届くのを待っていただくのが時流のような気がします。

お客様の手を少しでもわずらわせないことが、これからの小売業の戦略として大事ではないでしょうか?