2011年 8月の記事一覧

11年08月19日 00時40分00秒
Posted by: takeuchiconsult
紋切帳にならない、命令や言い切りもダメ!
丁寧な口調、言葉遣いをしよう!

ソフトな感じで、判断は読み手の方に委ねるようなものが時代に合っていると思います。

普通に会話をしていても相手を害さない、失礼にならないように言葉を選んで会話をされる方は気持ちが良いです。誰でも皆頭ごなしに上から目線で話されると、嫌なものです。

いくら正しくても「こうなんです!」と言われると・・・返事しづらいです。

判断は相手に委ねるような形が良いと思います。押し付けない、無理に納得なさせない、自己判断に任せるのが理想ではないでしょうか?

本人は気付いていなくても言葉のきつい方は注意をされた方が良いと思います。決して相手の気持ちを害さないこと。気分良く会話ができることが大切だと思います。

実は私のブログの文面がそうなんですが、疑問形で終わる形の文章が多いです。知人・友人や読者の方から指摘を受けます。わかっていてそのようのような表現にさせていただいています。

自分で強く思っていたり、絶対に正しいと思っていても相手の理解や判断にお任せするように気を付けているからです。

私のモットーは・・・
1.できるだけわかりやすく
2.できるだけ現場の話、昨日起こった話(よく指摘を受けます)
3.できるだけ丁寧に、人を害さない
ということに注意を払っています。

ちょっとした気遣いが、人間関係を良好にします。本当に言葉遣いや文章表現を注意した方が良いと思います。

それと言葉遣いや文章表現が丁寧な方は、何となくわかります。過去に何度もクレーム処理などをされご苦労されているからこそ、丁寧に丁寧になっているのだと思います。

人生経験や苦労の数だけ、成長されていることがよくわかります。

大きな間違いではなくても言葉遣いや文章表現で相手を害しているかもしれません。だからこそ余計に注意を払った方が良さそうです。

人柄は、言葉遣いや文章表現でわかるような気がします。

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11年08月18日 08時38分00秒
Posted by: takeuchiconsult
もったいない。。。
皆さん、仕事は営業担当者任せ。それも「人」任せがほとんどのようです。
何が言いたいかと言いますと、ホームページに一応問い合わせ窓口があり、そこからお客様からの問い合わせメールがきますが、即時対応ができていないということです。

おそらく代表のメールアドレスになっていると思います。担当部署にダイレクトに行っていません。ほったらかしになっている場合もあると思います。

ホームページからの問い合わせなんてほとんど来ないだろうと皆、思っています。ところが直接のお客様でなくても採用希望の方とか、関係業者の方々など、いろんな問い合わせがあるはずです。

私のような小さな小さなミクロのような会社でもほぼ毎日のような何らかのメールが入っています。

ということは、ちょっとした規模のところでは相当メールが入っておられるのではと予想がつきます。

それと今は、どんな小さな仕事や案件でも欲しいはずです。そう思われるなら、ホームページからの問い合わせは無料のようなものです。もっと積極的に活用されてはと思います。

例えば、商品・サービスに興味のある方、採用希望の方、一般の企業様窓口など、問い合わせ窓口を分けてバナーを貼るなどの工夫が必要だと思います。また、それぞれにメールアドレスを設定し、毎朝夕チェックできる体制を作ることです。

会社を挙げて、対応策を考えることも必要のようです。会社として問い合わせに対して強化して行こうという方針も大事になってきます。そうしないと社内で早い者勝ちになってしまいます。

問い合わせに関しては、意外と抜けている盲点です。そこから情報を集めたり、お客様にアプローチをかけて仕事にすることも考えられてはと思います。

おそらく1件でも問い合わせ窓口から仕事になった経験のある方は、強化してそこから積極的に仕事にされていると思います。

何もせず、何も起こっていない人にとっては気付きにくいものかもしれません。
でも、もう会社案内を見てその会社を判断する時代ではないです。ホームページを見て判断されます。問い合わせしてみたいと思わせる窓口を是非作って下さい。

今の時代は、いきなり電話ではなく、まずメールで問い合わせしてみるという時代です。早急に対処されてはと思います。

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11年08月17日 08時37分00秒
Posted by: takeuchiconsult
企業訪問させていただきますと、最後に必ず「Web担当者の方はおられますか?ネット関連の業務はどうされていますか?」と質問させていただいています。

担当者がおられ、ホームページ制作やその他ネット関連の作業をされているかどうかを確認します。

担当者がおられるというのが良いかどうか?そこで考え方が分かれてきます。昔は外部へ出していましたが、今はすべて社内でやっていますというところも多いと思います。経費を抑えるために内製化をすすめる。当然のことだと思います。

ただし、内製化をすすめると一つの課題が出てきます。出来上がって来たものに対して意見を言ったり、修正をお願いするということが難しいということです。一所懸命制作された方に対して失礼ではとか、私たちはプロではないので制作者の方に意見が言えないといったことが出てきます。

また、外部へお願いすると期日も詰めてお願いができますが、社内ではそれほどきつく言えない環境があると思います。

それなら、外部の方へお願いして、自由に意見が言える環境で行った方が良いのではという案が出てきます。それとネットの世界は進化が速いです。その速さに社内の担当者の方が対応できるかどうかという問題も発生してきます。

経費と言っても内製化すると人件費はかかります。現状の仕事をこなしながら、手の空いた時にネットの作業をするといったことは実際問題難しいと思います。片手間にできるものではないです。

担当者の方の負担が増え、プレッシャーがきつくなって行きます。それに今後、ネットをどう考えているのか、会社としての方向性と判断が必要です。強化するならそれなりのプランが必要です。

中途半端にならないように気を付けられた方が良いと思います。

それともう一つ、悲しい現実があります。「社内でネット関連に興味のある若手はいないですか?」とお聞きして、「いませんねぇ」という答えが返って来ると少しさびしくなります。

興味がない?
若い方ほど、今後の自分の将来のことを考え、身に付けられた方が良いのではと思います。

社内でやるにしても社外に委託するにしても興味は持って、皆が勉強しないといけないと思います。

後注意点は、任せっ切りというのだけは避けられて下さい。

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11年08月16日 00時36分00秒
Posted by: takeuchiconsult
「顧客リストはありますか?」とお聞きすると、
「それらしきものは、取ったことがないです。」という答えが返って来る場合があります。

でもなくても大丈夫!
一から作れば良いことですから・・・
ただし時間はかかります。

それと顧客リストがないというのは、体質から来ています。顧客リストの大切さを理解しないままに、商売をしてきたということです。調子の良い時は、必要なかったかもしれませんが、業績が悪化してくると頼らざるを得ないものに変化します。だから顧客リストを作ると同時に体質も変える必要があります。

顧客リストがない場合、まず最初に現在ご来店されている方にアンケートを取りながら貯めて行くことが大事です。特に常連のお客様で顔は知っているが、顧客リストになっていない方を名簿化することです。

後は新規客が入店されるごとにアンケートを取りながら、名簿化して行ったり名刺をいただきますのであまり難しいことはないと思います。

ただし、一つ注意点があります。折角、今から名簿化しようとしていますので、誰でもご来店していただいている方を名簿化するのではなく、この方には店のファンになって欲しいなぁと思う人から名簿化して下さい。

それも無理に数を稼ぐのではなく、丁寧に主旨と内容を説明し、納得していただいたからにされてはどうでしょうか?

焦らずに少しずつ貯めて行き、少しずつ案内をして行く。無理をするとまた店の営業がおかしくなり、クレームにつながります。

業績も一気に上げるのではなく、徐々に時間をかけて・・・
それが今大事なような気がします。

すぐに上がった売上は、すぐに落ちて行きます。
焦らず、じっくり1年~3年計画で。。。
筋の良い常連さんでいっぱいの店、作って下さい。

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11年08月15日 00時32分00秒
Posted by: takeuchiconsult
自分の思い描いているような能力を兼ね備えた従業員はそんなにはいないと思います。皆、長所も短所も持っています。完璧な人なんて存在しないのではないでしょうか?

本人は、自分の長所や短所、欠点など気付かないで一所懸命仕事をされている場合があります。

自分の仕事は完璧にこなしても部下指導の面では課題が残ることもあります。本人はまじめに仕事をされていますので、傷付けないようにアドバイスする
ことが大切です。

それとどんな職場でも相性というものがあります。総務や人事がうまく行くように配慮する必要があります。ただし、総務や人事がなかったり、機能していない場合は、やはりトップがその辺りの配慮をすることが大事になってきます。

長所だけしか持ち合わせていない人なんていないです。長所を活かしながら、少しずつ欠点も改めて行ってもらわないと指導育成になりません。

勤務年数が長くなればなるほど、プライドも出てきます。そのプライドを傷付けないように理解してもらい、変わっていただくことが大切です。

そういう姿勢を従業員全員が持とうとされないと、組織として運営することが難しくなります。気付いた瞬間、素直に直すことです。

自分が悪いのではなく、部下が言うことを聞かないのが悪いんだというふうにならないように!

社内で犯人捜しをしてもしようがないです。自分を少しでも変えて行こうという向上心がないと職場がうまく回りません。

素直な気持ちを持って、自分を変えて行こうという人を育てて行く必要があります。愚痴ばかり言っている人が残っている職場は良くないです。

気持ちよく仕事ができる職場環境づくり。そのためには、皆が素直になって、自分を改める姿勢を持つことです。

それとわかっていても指摘や指導をしないのが一番良くないです。会社が逃げの姿勢では良くなりません。そのことも踏まえていただき、素直な会社、作って下さい。

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11年08月14日 00時28分00秒
Posted by: takeuchiconsult
競争が嫌なのか、競争を避けているのか?

会社から競争がなくなった?
ガツガツと同期のライバルを意識して仕事をする人が少なくなったように思います。少しでも早く出世してやろうと皆頑張ったものですが、どうもそれが薄れてきているようです。

それがまた業績低迷の原因にもなっているようです。
競争そのものが善とか、悪とかというのではく、程よい競争感というのは必要だと思います。

競争状態になると人間関係が難しくなるから、皆で暗黙のうちに歩調を合わせる。あるいは、この会社は競争がなさそうだから希望しましたという方がおられるくらいです。

なるべく競争状態にはならないように避けている感じが受け取れます。しかし、厳しい競争社会を生き抜いて行く上では、大切な経験だと思います。

全く競争をせずに皆が幸せでいれるという甘い環境は世の中にはないのではないでしょうか。少しでも会社のため、世の中のために良くなろうと努力することが大切です。そうすると必然的に他社や他人が目に入って来ると思います。そこでどう生きるかです。

若いうちから競争を否定的に見ていると、実力が付かないのではと心配です。非競争の境地に至るのは年を取ってからでも良いのではと思います。

無理や無茶はいけませんが、心地よい競争感はあった方が良いと思います。目標や目的が明確になり、逆に生活が楽しくなると思うのですが・・・

ガチンコ勝負ではなく、この心地よい競争感を企業が社内で創って行くことが課題になっているような気がします。

社内で競争がなくなると業績は低迷期に入るでしょう。競争を否定せずに内包する、そんなあり方が求められているようにも思います。

若手の奮起を促さないと、会社は成長しません。若いうちから安定志向では困ります。

心地よい競争を社内で意図的に創って行く時代になったような気がします。

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11年08月13日 00時26分00秒
Posted by: takeuchiconsult
昔に比べて会社が好きという人が少なくなったように思います。生活と言えば、会社がすべてという感じの方も多かったと思います。20代・30代の働き盛りの時は、会社に寝泊まりしながら兎に角仕事という方もおられたのではないでしょうか?

ところが最近、どの企業様へ訪問させていただいても会社が好きという方が少なくなった感じがします。言葉に出して言う方も少ないです。

会社に対する思いが薄れて来ると、会社の業績も低迷します。やはり吸引力は必要です。では、なぜ愛社精神がなくなってきたのでしょうか?

一つはトップとの会話が少なくなってきたことが挙げられると思います。事務所をうろつき、デスクの横で声をかけながら回るという風景が昔はよく見られました。社長から社員に近づき、話をしたり、話を聞いたりしていたはずです。今はどうでしょうか?

もう一つは、業績が悪く、頑張っても給与に反映しなくなっていることも挙げられます。会社としても何とかたくさん持って帰って欲しいと思っていますが、なかなか打開策が見えていない感じです。

3つ目は、会社の方向性や方針が見えない、理解できないことにあるようです。会社が明確な方針や方向性が出せないため、従業員が不安になり心が揺れている感じです。もう一つ、腰を据えて仕事ができていない状況です。

そういったことが原因で、会社に対する愛が薄れてきます。業績を回復させるには、愛社精神を高めて行かないと継続して業績を上げることが難しくなります。

やはり中小企業では、トップとの会話に尽きると思います。トップが従業員とどれだけ会話をしたかによって、愛社精神は変わって来ると思います。

面倒くさいとか、時間がないと言わずに、会話をする時間を取って欲しいです。面談・ヒアリングと言った固いものではなく、ほんの数分の会話です。そこから会社を理解し、トップを理解するようになります。

不平や不満も出てくるでしょう。それを言えずにお腹に持っている方もおられます。上手に息抜きをさせてあげて下さい。

売上以上に気になるのが、愛社精神。
これがなくなると、会社の業績は間違いなく下り坂になります。

トップの姿勢一つで変わってきるような気がします。

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11年08月12日 00時25分00秒
Posted by: takeuchiconsult
「武内さん、腕の良い職人は山ほどいますよ。でもその中から独立開業できる人はほんの一握りなんです。」とおっしゃいます。

腕が良くてもダメ?
これが飲食業の開業に当たり難しいところです。皆さん、いろんなところで経験を積まれたり、修業されて腕は当然プロです。ところが、その腕だけを持っていても開業して上手く行かないそうです。

勘定ができないとダメだと皆さんおっしゃいます。勘定と言っても経営数値のことです。数字が見れないと経営できません。小さな個人店であっても同じです。

寿司店の若手を見ているとわかります。最初はオーダー取りと〆の勘定が担当です。お客様がいくら召し上がったのか、正確に出さないと行けません。電卓を一所懸命叩いていますが、そのうち暗算でできるようになってきます。そうして店の売上についてわかって行きますが、肝心の経営については誰も教えてくれません。

やってみないとわからない。どんな支払はいつ発生するのか、経営者になってみないとわからないと思います。

助成金や補助金が出たり、資金があったとしても成功はお金だけではないようです。

よく見られる光景は、経理や勘定は奥さんが担当。ギュッと締めておられます。帳面を付ければわかることです。だから男の方が開業される場合、いつも聞くことがあります。「経営や勘定はどなたが見られますか?」と・・・

本当に開業するとたいへんなんです。仕入れはあるは、支払はあるは、営業もしないといけない。人の3倍働いても時間がないくらいです。

だから、数字をしっかり見れるようにすることです。開業本も何冊も出ていますが、時系列に何がどのように発生し、どのように苦戦し失敗するのかは書いていません。開業までの準備のノウハウはありますが、開業して軌道に乗せるまでのノウハウは書かれていません。

自分で経験して学んで行かないとわからないということなのでしょう。
私も個人的に開業してから軌道に乗せるまでのノウハウ本が欲しかったくらいです。何がどう発生してくるのか、特に税金関係は全くわかりませんでした。

だから、税理士の先生に、年間の発生する税金のメモを書いていただき、大切に保管し、毎月見ています。

年金や保険料も納付しないと行けません。個人事業主は、お金に余裕を持っておかないと、いついかなる出費が発生するかわかりません。

その日暮らしでは、いつかショートします。そのことも踏まえて、余裕を持った資金繰り計画を組むことが大切です。仕入れも枠を決めてください。キャッシュアウトするものを押さえて行かないとお金は残りません。

そのことに気付いた時、小さなハードルを越えることができるのだと思います。

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11年08月11日 00時24分00秒
Posted by: takeuchiconsult
異業種交流会等への参加だけでは、弱いと思います。会に参加して、名刺交換をして人脈を広げるのも大切だとは思いますが、それ以上に自分が主体となって会を開けることが理想です。

会と言っても大げさなものでなくて良いです。小さな仲間内の飲み会で大丈夫です。

ネットを活用されて成功されている方も自分でコミュニティを作られています。そこからいろんな形で派生して、新たなものを生み出されています。

どこかの会に参加した次の戦略は、自分で会を主催できる力を付けることです。

皆さん参加されることには抵抗なく、いろんな会合に参加されます。ところが自分で、会を企画されてはどうですかと提案しても、「それは無理です。」という答えが返ってきます。

本当に小さな飲み会からで良いと思います。気の合った仲間が集まる会です。そこに、ゲストを呼んだり、知り合いを呼んだりして輪を広げれば良いと思います。

それがいつしかビジネスにつながることもあります。一人で毎回企画するのがきつければ、持ち回りでも良いと思います。

どういう人とお付き合いしているかで人生が変わると思います。仕事が終わった後の時間をどう使うか、それが一番大事なような気がします。

例えば、あなたが企画して何人集まりますでしょうか?飲み会の企画をすれば、何人の方が参加されますか?

それが今のあなたの力です。人を集める力のある人ほど、成功されています。能力や技術以上に大切なものです。

ぶら下がっているだけでなく、いつか自分で企画して立ち上げることも必要です。

ただ何となく会合に足を運んでいれば良いことがあるのではと期待されて参加されているようですが、次は自分でやってみようと思って下さい。

小さなコミュニティ創造力が、今後大切になって来るような気がします。

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11年08月10日 00時47分00秒
Posted by: takeuchiconsult
どこへ行っても家訓や家訓らしきものが企業や会社にはあります。家訓とは書いていなくても代々言い伝えられてきたものが存在します。

でも一つ特徴があります。こうしなさいとか、こういう方向を目指しなさいと言った予告めいたものはあまり見ません。逆によく目にするのは、これだけはするな!とかこれ以上のことは手を付けるな!と行った諌めのようなものが多いです。

例えば、店舗展開をする上で、○○市内までを商圏と考えなさいとか、新規事業は役員幹部の賛同を得たものでないと実行してはダメとか、決まりのようなものになっています。

数十年、あるいは100年以上も前の家訓が今に生きています。その中で感じるのは、成長ばかりではないと言うこと。必ず事業運営の中では、踊り場も出てきますし、安易な拡大路線は企業を潰すだけだということです。

身の丈に合った経営をし、何かあればもう一度この家訓を読み直してみなさいと書かれてあります。

家を守りながら残して行くためには、何をしなければならないかというよりもやってはいけないこと、手を出してはいけないことを諌めることが大事なようです。

数十年も昔の方が、未来の事業を予測したりデザインすることは不可能です。しかし、経営上やってはいけないことはいつの時代でも同じです。そのことを家訓として残されたのでしょう。

家訓のない会社はこれから自社の家訓を作ってみられませんでしょうか?
当然、やってはいけないことを中心に書かれてはと思います。

経営理念や経営方針は自社のやりたいことやあるべき姿が描かれています。そこから見えてくるのは会社の未来像ですが、やみくもに何でもやって良いというのではなく、過去の経験からやってはいけないことを後世に残して行って欲しいです。

私もそれが一番勉強になります。まずはそれさえやらなければ、事業継続は可能なのですから・・・

不景気こそ家訓を読み直す良い時期なのかもしれません。

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11年08月09日 00時46分00秒
Posted by: takeuchiconsult
あえてこのテーマにしました。どの店も業績が悪化し、価格改定を検討実施されています。しかし、一度下げた価格を元に戻すのはかなり難しいことだということを認識されて実施して欲しいです。

商売で大事だと言われるのは、「安さに負けるな!」ということです。安易な価格戦略は身を滅ぼします。価格を下げるのは、どうにも行かなくなった時の最後の手です。

安くするとお客様が帰ってくるとか、お客様の数が増えるのではという安易な考え方では難しいでしょう。

安くする前に、やることはないでしょうか?
付加価値を付ける戦略もあると思います。また今の商品やサービスのブラッシュアップもあります。

安易に価格改定をしたところから調子がおかしくなって行くこともあります。安くするということは価格改定だけでなく、すべての仕組みを変えないと利益が出ないからです。

安さに負けないためには、常に商品・サービス内容を見直すこと。毎年、レベルが上がっていることが理想です。

調子が悪くなると、自店の価格が高いからお客様が来てくれないのではと思ってしまいます。ところが実際には、自店よりも高い価格で販売されているお店でも繁盛されているところがあります。

価格が問題ではなく、それ以上の問題を内包されているということです。その原因を究明しないと、業績アップは難しくなります。

安くせずに、お客様の足を引き付ける方策を考え続けることが大事です。イベントや企画でも良いですし、新商品でも良いです。頭の中から安くするということを外して考えてみられてはいかがでしょうか?

景気が悪く、客単価が下がっている時代だからこそ、安さに負けない戦略が大事になってきます。

安さに負けない!これは商売をしている上で一番の大原則のような気がします。

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11年08月08日 00時44分00秒
Posted by: takeuchiconsult
景気も悪く、お店も古くなってきています。近未来の客数と客単価の予測はされていますでしょうか?

おそらく今まで通りとは行かないはずです。まずは過去10年くらいのデータを作ってみてください。傾向が概ねわかると思います。

客単価は間違いなく、下がって行くのではないでしょうか?横ばいならまだ良い方です。この客単価がダウンする分、本当は客数で補わないといけません。

しかし、今どのような店も苦戦している理由は、客数ダウンです。特に新規客の獲得に苦戦されています。今までご利用いただいているお客様だけで店を回そうとすると、どうしても限界が出てきます。

それともっと怖いのは、客数と客単価が同時にダウンする時代です。それを想定して対策を打つ必要があります。自店は、そんなことはないだろうという甘い判断はしない方が良いと思います。

売上をどうすると言うよりもこの客数と客単価の計画を作る必要があります。
皆さん経営計画書の中には、売上高や粗利率などの予測はされていますが、客数や客単価の予測はされていません。

私たちから見ると、この客数と客単価をどうデザインするかで売上が大きく変わってきます。

釈迦に説法かもしれませんが、客数については、新規客の獲得方法と既存客の来店頻度アップを考え、客単価については1品当りの単価アップと一人当たり買上げ点数を上げる施策が必要です。

これを計画書の中に折り込むことです。どうなるだろうかと手をこまねいていては悪い結果が出てくるだけです。

客数についての予測計画書、客単価についての予測計画があっても良いのではと思います。皆さん、結果数値だけを見て判断されていますが、どうしたいのか予測数値がないと目標達成は難しくなってくると思います。

売上については、皆さんプロですから即答されますが、客数や客単価の予測数値すぐに答えることができますでしょうか?

新たな計画書づくりが必要な気がします。

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11年08月07日 00時43分00秒
Posted by: takeuchiconsult
自分の家族やスタッフの家族、業者さん、お世話になってる方などを御招待したり、何か企画は考えられませんでしょうか?

例えば、小さな飲食店さんでよく見られる光景ですが、夕方になるとおそらくですがご家族の方が食事をされています。普通のお客様のような感じで食事をされています。サクラではなく、一般のお客様と同じようにです。

家族が毎日食事をしたくなる店が理想だと思います。また、スタッフの家族や友人が来てくれることも大事です。

今のような不景気では、新規客がなかなか取れません。ハンドビラを配っても反響率はかなり低いです。

それならまず身近な人を店に呼びませんでしょうか?それができないのに、次のステップはあり得ません。

大盤振る舞いをしてでもまず身近な人を呼ぶ、集めることです。そこで満足いただければ次のお客様を呼んで来てくれます。

身近人ほどシビアな意見が出てきます。無料だとしても言葉は厳しいです。それを覚悟の上で、御意見をいただきお客様を呼んで来ていただければ得です。

食べて飲んで意見をいただくだけでは、新しいお客様は来ないでしょう。その際、必ず金券をお渡しして、呼んできてもらうのです。それも半端な金額ではなく、かなり多めにお渡しされてはと思います。

いただいた方もプレッシャーになります。それに自分で配っていたら限界があります。お客様も立派な自店の営業マンです。少し御協力いただいてみてはどうでしょうか?

身近人さえ来ないとなると深刻な問題です。ピンチになればなるほど、遠い人ではなく、身近な人を頼るべきです。

友人・知人の多い人ほど店は繁盛します。あるいは同業他店のオーナーや店長さんとも友達になることです。

いろんなオーナーさん・店長さんとお付き合いされている方ほど情報が入って来て、流行るようになります。

自店をサポートしてくれる人は何人いますか?その人数が、これから商売の伸びしろにつながってくると思います。

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11年08月06日 00時42分00秒
Posted by: takeuchiconsult
10年以上利用しているお店何軒ありますか?
まず、同じ土地に住んでいないと無理と思います。通販なら別ですが・・・
あるいは引っ越してまでも利用されているお店はありますか?

男性の場合でも美容室や理髪店は、学生の時から変えていないという方がおられます。それ以外に、行きつけのお店、何軒くらいありますでしょうか?

愛される店とは10年以上使っている店だと思います。相当気に入らないと、続きません。

経営的にも新規客の獲得以上に、常連客やリピーターを作った方が客単価や購入頻度も上がり得策だと言われます。

あなたのお店にリピーターはどのくらいおられますでしょうか?

これが大きな課題です。お店の力はリピーターの数でわかると言っても良いくらいです。リピーターを作って行かないとお店は繁盛しません。

そのリピーターさん作りですが、まず自分がリピーターになっているお店をイメージしてください。逆に言いますと、自分でリピーターになってない方は、リピーターを作ることが難しいかも?まずリピーターの心理を知ることが大切です。

癖になる店、また行ってみたくなる店、変えたくないお店。それぞれに理由があると思います。一つ言えることは、商品やサービスは飽きてきます。ところが飽きないものがあります。それはお店の方の人柄と個性です。そこに惹かれます。

良い商品やサービス、気に入った商品やサービスは、今の時代、探せはすぐに手に入るでしょう。しかし、それ以上のものを期待している方は、お店の方の人柄と個性が好きでファンになられています。

好きになってもらうための方法も考えないといけません。それも実は簡単です。
お客様と携帯電話で話をすることができる関係を作ることです。新商品が入荷した時、サービス業で空き時間がある時など、携帯電話やメールでお知らせするだけです。

チラシやDMは要りません。
携帯電話で十分です。誰よりも早く旬の情報をお伝えするだけです。そんな関係のお客様を作って行かれることがリピーターにつながります。

結局、繁盛店ほど経費がかからなくなっています。携帯電話1本でお客様と友好な関係を築くことがリピートしてもらえる店づくりへの第一歩になります。

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11年08月05日 09時31分00秒
Posted by: takeuchiconsult
躯体や内装が古くなっている以上に、店づくりやメニュー自体が古くなっている。何も変えずに単品勝負できれば良いですが・・・

斬新なお店が周りにどんどんできてきます。昔は、誰もがお金を出して開業するチャンスがありましたが、今は資金ではなく、腕の良い超一流のプロが店を出してきます。そのため、相対的に後から出てくる店の方が良い店が多いです。

もう安易に出店開業というのは難しいでしょう。70点くらいをクリアしていても難しいのでは?

それだけレベルが上がっているということです。

では、昔から商売をしている方はどうすれば良いかですが、節目節目で見直すことが必要です。

例えば立地一つを取っても十数年前とは車も人の流れも変わっているはずです。同じ場所で商売ができるなら良いですが、世の中の流れや人の流れに合わせて立地を意図的に変えて行くことも必要かもしれません。

また店づくりやメニューについても3年ごとに見直しを図り、ブラッシュアップすることが大切です。

昔のままで店に手を掛けずに売上が伸びると言うことはないでしょう。また、安くしたからといってお客様の数が増える訳でもないです。根本的な見直しをやはりかけるべきです。

店は古くなるものです。古くなってもお客様が足を延ばしてくれる店づくりが必要です。変えた方が良いものはどんどん積極的に変えて行かないといけません。

店が古くなったなぁと思った瞬間、業績は落ちています。意図的に見直しをかけることが大切です。

最近、何か新しい取り組みはされましたか?
店に投資をしていますか?

投資をせず、経費をかけずに儲けようとすると、良くない結果が待っています。
少しでも自分で見て、古いと感じたなら、手を打つべきです。お客様の気づきの方が早いはずです。

古いと思われるイメージが商売にとって一番危険です。

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