2011年 5月の記事一覧

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11年05月16日 10時55分00秒
Posted by: takeuchiconsult
この言葉だけで十分なくらい。皆、納得されると思います。
今だけでなく将来のためのアドバイスが大切だと言われます。でも具体的にはどんなアドバイスをすれば良いのか、悩まれています。

欠点を指摘して修正することはできます。そこから将来のことを考えて伸ばしてあげないといけません。ある程度、理解できて、自分で仕事を組み立てれる人には、自分で考えて答えを見つける癖付けが大事です。

使い勝手の良い上司にすぐに答えをもらいに来る方もおられます。賢い仕事の仕方だと思います。これならほぼ間違いはないでしょう。

しかし、上司の方もこの仕事のやり方をしていれば、自分への負担が大きくなり、人が育たないことに気付かれると思います。

任せても良い人には、自分で答えを出させることです。リスクを負うのは嫌だ。的確な指示をいただければそれを確実にこなしますというだけでは、大きく育ちません。

上司が作成したものをコピーしたり、少し修正したものを使っているようでは心配です。

たまには突き離すことも必要です。自分で考えた案を持って来なさい。それをベースに考えましょうと、あえて上司の方の案を先に出さないこともコツです。

上司に頼りっきりでは、組織的な運営は難しくなります。徐々に下に降ろして行き、やってもらうことです。失敗や間違いがたくさん出て来るのも想定済み。それを踏まえて時間を取って下さい。
 
部下に対する教育は目先の改善だけではないです。将来大きく育っていただくための指導でないといけません。

最近は、文明の利器が発達したり、優しい上司が増えたため、手を抜こうと思えばいくらでも抜けます。それをさせず自分で考えさせるように指導することが大事なようです。

結局は、自分が我慢しないとできないことです。
自分でやったり、指示を出すのではなく、部下の将来を考えてあげて下さい。

そんな指導の仕方が、本物の指導らしいです。
勉強になりました。。。
11年05月16日 09時20分00秒
Posted by: takeuchiconsult
クーラーの設置時間も顧客満足度に入る?

先日、クーラーを買い換えました。指定した日に取りつけてくれるのは当たり前ですが、設置時間がどれくらいかかるのか気になります。

結局朝9時前に電話があるとのことで、待っていました。取り外し、取り付け作業が順調に進みましたが、終了時間は12時を少し超えていました。本音では、もっと簡単に時間もかからないのではと思っていました。

皆、忙しくなっています。お金以上に時間を大事にする国民になっているような気がします。購入時に小さな追加工事があるかもしれないので、少々お金がかかるかもしれませんと言っていただきましたが、時間のことはアナウンスなかったです。

購入時にお金の確認をするのは当然ですが、時間の確認も大切ではと思いました。どの事業であっても今後、時間に関してお客様ニーズが高まるでしょう。時間そのものが差別化になる時代です。

「時間」について差別化戦略を考える必要があるように思います。価格戦略だけでなく、時間戦略です。

例えば、ホテル・旅館の朝食時間は通常7時からですが、それ以前にチェックアウトする方へのサービスや時間変更も考えるべきです。

居酒屋でも21時以降の宴会を呼び込む戦略を行っています。昔のように17時や18時にお客様は来てくれません。仕事が終わって、やっと飲めるのは21時を過ぎてから、会社関係が多いところなどは22時からの宴会です。営業時間そのものを17時オープンから18時や19時オープンに変更されているところもあるくらいです。

皆ないのは、お金だけでなく、時間もないです。
時間について考慮すべきでは?

お金を出してでも自分の指定した時間に行って欲しいと思っておられます。同業者が着目していない時間帯が穴場です。

お金以上に時間をマーケティングすることが大切なような気がします。
11年05月16日 08時29分10秒
Posted by: takeuchiconsult
いろんな考え方、諸事情があると思います。
でも事務所に会社方針が貼ってあった方が良いと思います。

いつも目に付くところで確認できることが理想です。ところがこの会社方針、社内向けだけでなく、外部へ向けて発信されている会社もあります。

社外の方が来られても見えるようなところに貼っておられます。方針ですから誰に見られても良い訳ですが、堂々と貼られています。

おそらく理由の一つ目は、外部の方に見られることで良いプレッシャーを社員に与えているのでしょう。もう一つは外部の方にも理解して欲しいという意味合いが込められているのではないでしょうか?

社内外に示すというのは本当に良いことだと思います。逆に会社経営においてこの方針が立てれていないところが一番危険です。日銭商売をしているのと同じになってしまいます。

私がクライアント先へ訪問して最初にお聞きすることもこの方針です。方針がない、方針が見えていない状況が業績悪化の一番の理由です。これを整備して社内外に発表できるよう下準備することが大切です。

それと一人ひとりの従業員が、しっかりと言えること、また方針に向かって努力できていることです。

方針にブレやズレがあると、成果は出ません。それと無理な方針も止めた方が良いです。

大きな夢や目標は良いですが、努力しても追い付かないようなものは避けられてはと思います。皆が納得して、よしやるぞぉと思えるものが理想です。

会社方針はトップがお決めになることが多いですが、幹部会議で図ってみるのも良いと思います。出来るだけ、従業員の方にわかりやすいものにして下さい。

方針の数も3個くらいが良いと思います。
気合いが入り過ぎて、覚えれないくらいのものにならないように・・・

会社方針も毎年変えられても良いと思います。あるいは、節目の年には変えられた方が良いです。目標達成されると、次の方針を発表するということが大事です。

過去も振り返ってみて下さい。どんな方針を出していたのか?それが会社の歴史です。後は未来設計が上手く行く会社方針を出して下さい。
11年05月16日 08時20分20秒
Posted by: takeuchiconsult
業績が悪いので、人員整理を行いたいという相談をよくうけます。当然、固定費を下げないと事業継続が難しいからでしょう。

どのように進めて行けば良いのか、専門家の方のアドバイスが欲しいとおっしゃいます。人員整理はするという決断はされているようです。しかし、今までやったことがないので、大きな問題が発生しないように進めたいとお考えの方が多いです。

でも人員整理をすると腹をくくったなら、少々問題が起きても前面に出て解決してやるというくらいの気概が必要です。

それと気になるのが、人員整理を総務の方々と一緒に資料を作られて進めようとする会社です。ルールとしてはそうかもしれません。現状の経営数値や人件費をはじき出し、そこからあるべき姿の数値を出して、リストを作成する。

ところが、この雰囲気だと総務部長さんが、該当者にお話をされるような感じがします。

でも人の一生を左右する話を部長がなさっても良いのでしょうか?
実はこの仕事は社長にしかできません。

社長からの話であれば、従業員の方もある程度納得されます。真摯に社長が事情を話し、頭を下げるべきです。自分では言いにくく、逃げていて総務部長に任せるというような無様な姿勢では、会社は良くなりません。

問題から逃げていること自体が、業績悪化の原因になっていることを認識すべきです。誰も助けてくれません。社長というポストに就いた以上、全責任を負わないといけません。

いろんな軋轢もあると思います。ひとり悩まないといけません。でもそれが社長にしかできない唯一の仕事なのですから・・・

親や奥様にも相談しても答えは出ないと思います。決断は、自分の心の中で行うしかないです。業績悪化の責任を取るための禊と理解しても良いのではないでしょうか?

総務部長に人員整理を任せる会社に未来はないと思います。
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