2009年 10月の記事一覧

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09年10月16日 18時25分00秒
Posted by: takeuchiconsult
私の学生時代は夜間大学だったので、昼はバイト、夜は勉強の繰り返しでした。
トヨタ生産方式に魅せられて、卒論はNPS生産方式です。
あの頃、大野先生に直に教えを請うていたとは光栄です。実際に指導いただいていた工場の現場に、アルバイトでいました。

でも本当に凄い思い出は、毎日最低1個、改善提案を出さないと帰らせてくれないのです。パートさん・アルバイトさんも同様です。

「何でもいいから書いて帰れ!」と言われます。
1週間、10日くらいはネタがありますが、1か月も経つとネタが尽きてきます。
それでも考えて出しなさいと指導されます。

それが全従業員に対して行われる訳ですから、良くなるのも当然です。
改善が文化になっています。

改善することが文化にまでなっていないと、付け焼刃の対処療法になります。毎日毎日繰り返し、改善し続けて初めて成果が出ます。どの企業も改善ができないのではなく、この文化づくりができないため、トヨタに比べて成果が出ないのだと思います。

今、どの企業も苦戦されています。
何か改善したい、着手したいとトップはお考えのはずです。
でもそれはトップダウンでの指示のもとに行われるものがほとんどだと思います。従業員の方の自主的な意見を反映したものまでは行ってないと思います。

厳しい状況の時ほど、企業文化で大きな差がつきます。商品やサービスの出来不出来以上にこの文化が大切だと痛感します。

企業は商品やサービスを作る以上に、文化を作っていかないと安定した経営にはならないのではないでしょうか。

文化といっても日々当たり前のことを繰り返していることなのですが、そこに差がつくようです。

当たり前といっても企業によってやり方やとらえ方は違います。当たり前なことに意味のあることをさせる。そのレベルを上げ続ける。その結果が文化になっていくような気がします。

目先の数字や売上が気になるのはわかりますが、経営は売上づくり以上に文化をどう作っていくかです。事業を安定させたい、大きく伸ばしたいと思うなら企業文化づくりも念頭に置いておかないといけません。

売上以上に大事なものがあると感じた企業が、次のステップへと進まれているのではないでしょうか?
09年10月16日 17時32分00秒
Posted by: takeuchiconsult
嘘を言うのは嫌です。
厳しいです。非常に厳しいです。
景気が底を打ったというような話もあるようですが、実際はそのようなことはないです。

冷夏という影響もあり、小売業・サービス業ともに良くないです。

これから良くなるのですか?
という質問が多いですが、秋以降さらに悪くなることも考えないといけないと思います。

景気の悪さ以上に考えないといけないのは、現事業の陳腐化・時代にそぐわなくなっていることです。

景気が悪いのではなく、実は、今の事業内容がお客様に支持されていないことの方が怖いです。このことに早く気付いていないとたいへんなことになります。

ただし、新しいビジネスモデルを提案して下さいと言われてもすぐには出てきません。

だから今やっておかないといけないことがあります。
何かと言いますと、固定費を抑えること、削減することです。景気如何に関わらず、極限まで絞り込むことです。今までの甘い経営体質が危機を招いていることが多いです。

昨対の売上対比が80%になっても利益が出るくらいにすることです。

売上拡大や規模の拡大のみが経営ではないはず。今大事なのは、損益分岐点を下げることです。

元気の出るという意味はおそらく、売上を伸ばしているところをイメージされていると思います。逆に、実際に利益を出している、工夫している企業の情報は表には出てきません。

内容自体が派手でないことと、社内努力のものであったり、公表数値に含まれない、あるいは言いたくない部分もあるため外へは出てきません。

外へ言いたくてしようがないような良い話ではなく、社内でコツコツと頑張って元気が出るような話を考えられませんでしょうか?

元気が出るというのは売上の話だけではないはず。
経営として頑張っておられるところの話です。だから今は上手に損益分岐点を下げている企業から学ぶべきです。

あまり情報として上がってこないところが、努力して経営改善されているかもしれません。外を気にせず、中を強くされてはいかがでしょうか?
09年10月16日 17時24分00秒
Posted by: takeuchiconsult
理想の商品やサービスには三態あると言われます。

・お客様が喜ぶ商品・サービス
・利益の取れる商品・サービス
・従業員が自信を持って売れる商品・サービス

このどれか一つ欠けても駄目だとあるオーナーさんに教えていただきました。

お客様が喜ぶ商品やサービスだけではダメで、当然利益が出て、従業員も自信の持てるものでないといけないということでしょう。

特に最近気になるのは、利益の出ている商品・サービスなのかどうかということです。

粗利がいくらあるから大丈夫と思ってもそこから1商品当たりの販管費を引いてみて下さい。利益は出ていますでしょうか?

これはどの商売にも言えます。原価が低いとか粗利が高いと言ってもそこから実際かかる販管費を引くと儲かっていないということが多々あります。

だからきっちりと利益の出るような組み立てをしないといけません。
尚且つ、お客様に支持してだけるように進化・発展も大事です。

商品やサービスは作り上げていくものです。ただ単に販売して納得していただくだけでは商売になっていません。

それに自分の考えている商品やサービスに近づいていますか?
理想を持って商品・サービスづくりを行っていますか?

流されている状況が一番危険です。
どこへ向かっているのか、自分の理想とするものをしっかりと持つことです。

どうありたいのか?
どんなものを作りたいのか?

結局、思いのないものはお客様からも従業員からも支持されず、利益の出ない商品になってしまいます。

日々作り込み、理想に近づけて行くことです。
思いが薄れた瞬間、売れなくなります。

思いを強く持ち、実現化させる夢をいつも描くことが大切なようです。
09年10月16日 16時23分00秒
Posted by: takeuchiconsult
ネットのサイトを見ていると、人気のスイーツの店がありました。
買ってみたくなるような美味しそうなスイーツが並んでします。
どこのお店が出しているのだろうかと企業概要のところをクリックすると、会社概要が書いてあり、「実店舗はございません」とあります。

以前もこのようなお店があったことを覚えています。
実店舗を持たず、ネットだけで販売しているお店です。

理由は、実店舗では売れる数が限られています。店には商圏というものがあり、足元の人口に売上は比例していきます。そのため、立地により概ね売上の予測ができたり、上限が決まってきます。

逆にネットでは商圏というものがなく、日本中がマーケットになります。

ただ不安だと思います。実店舗持っていないところがいきなりネットだけで勝負しよういうのは・・・

でも軌道に乗ってくるとこちらの方がはるかに効率的です。ネットでの購入ですからお客様の購買履歴がバッチリとつかめます。メルマガで新商品や各種企画の案内を送るとリピートされます。

1万人のメールアドレスをコツコツ集めれば、そこから先は上手に誘導することが可能ではないでしょうか。

何らかの理由で実店舗を出したくない、持ちたくないという方もおられると思います。特に、商品そのものや価格などネットと実店舗で違いがあるのは、あまり印象が良くないです。そのため、明確に分けて出店ということもあるのでしょう。

もう店を持つというのは、実店舗のことだけを指す時代ではないようです。
実店舗は夢ですが、お金がかかります。
費用対効果を考えて、効率的に商売をしようとお考えなら、ネットショップも持つべきではと思います。

それと商品販売だけでなく、お客様のニーズを把握したり、情報をキャッチボールしたりすることができます。

不況でネットへの出店が高まっているとお聞きします。
実店舗にこだわらずに全く違った形での出店も有りではと思います。

逆にお客様としては、実店舗がないというのも魅力の一つになっているかもしれません。

ちょっと面白い傾向が出てきたのかも・・・・
09年10月16日 14時23分00秒
Posted by: takeuchiconsult
もうそろそろ新人さんが入ってきます。準備に追われているのではないでしょうか?

今年の新人には気合を入れて教え込んで、戦力化してやると思っておられる方も多いと思います。

でも面接時にこいつはと思っていても実際に会社に入ってみると、そうでもないことが多々あります。面接側の評価どおりにはならないことがあります。

やはり人間ですので、その方の環境や意識で変わってきます。それに学校を卒業したばかりの方は真っ白です。逆に言うと染まりやすいのかも・・・

どんな上長と出会い、どんな職場に配属されるかによって人生は大きく変わるような気がします。

よくいろんな経営者の方のお話をお聞きして学ばせていただいたのは、
「武内さん、面接時に大事なのは、優秀な人や能力の高い人入れようと思わないことですよ。」
とおっしゃいます。

どの企業も優秀な方、能力の高い方が欲しいはずです。でもそのような視点で採用してはいけないとおっしゃいます。

優秀な方や能力の高い方は、自社を評価して自分を高めることができないと判断すると次の職場へ移っていきます。会社を好きになる以上に、自分の能力を発揮できる職場を探されます。

「だから、一緒に長く仕事をしてくれそうな方を採用するのが賢い採用の仕方ですよ。」と教えていただきました。

長期雇用が一番のローコスト戦略です。能力が高くても1年や2年で辞められたら会社としては良くないです。

そんなに飛びぬけて高い能力を持っていなくても自社の環境に慣れていただき、その中で力相応の能力を発揮してくれればそれで良いらしいです。

能力が高くても自社の体質合わないことをされては困ります。
会社に合わせてくれる人。
一緒に長く仕事をしてくれそうな人。
を極力選ぶべきだそうです。

これが中小企業の身の丈に合った採用のあり方かもしれません。

採用は企業の特質が一番表れると言われます。
皆さんは、どのような採用基準で面接をされていますでしょうか?
09年10月16日 12時31分00秒
Posted by: takeuchiconsult
加盟店数が半分以下になり、機能しなくなったのでしょう。
商店街は空き店舗が目立ちます。目立ちすぎるくらいです。

私たちの子供の頃は、商店街が買い物の中心だったのですが・・・
それから駅前の大型量販店へと移り、さらに郊外へと立地が動いています。

スタンプ制度も今では3回貯まると還元できるものでないと、スタンプカードを持ってくれないとか。。。

商店街もスタンプも時代に合わなくなってきているのでしょうか?

街をあげて活性化しようとどの地域へ行っても躍起になっています。
その中でも繁盛している店は何かと分析してみると、やはり食関係が強いように思います。

それと美容室やエステなどの女性向けのサービス業が台頭してきています。商店街の中に美容室?と思われるかもしれませんが、元々商店街の利用率が高いのは女性客です。それもやや高齢の方が多いはず。その方向けに店づくりが必要ではと思います。

ところが昔風ではダメで、雰囲気は若い女性も行きそうで安いこと。
当たり前のことですが、それがポイントのようです。

やはり商店街の活性化は、高齢者の女性をターゲットとしてくくり直すことだと思います。

地域に根差した食品スーパーや生鮮食料品店を中心にして、美味しいスイーツのお店など、どれもこれも皆女性が好きなお店でまとめれば面白いと思います。

やはりファッションよりも食のようです。年を取ると服はいらなくなります。箪笥にたくさん入っていますので、交替に着れば大丈夫です。しかし、食べることは毎日しないといけません。必然的にこちらの方が需要は高くなります。

スタンプに頼る以上に、個々の店を強くしていかないと良くないのでは?
スタンプを押してもらえるから買おうなんて人はもういないと思います。

販促物に頼らずお客様を商品とサービスで引き付ける力が大事です。
結局、昔に逆戻りです。

良いものを提供し続けれる店が残るような気がします。
09年10月16日 10時21分00秒
Posted by: takeuchiconsult
中小企業ではよくあることです。

社長が決めたことがうまくいっていない。不採算になっている。

あまり気にせず、撤退することです。
だらだら続けることが一番危険です。

中小企業のオーナーほどプライドが高いです。
自分が決断されたことに責任を感じられています。

それはほんの麻疹のようなもの。
すぐに見直せば良いもののはずです。

朝令暮改は当たり前です。
それが中小企業の良いところでもあるのです。

決断の遅さこそが危機を招くのではないでしょう。

すべてがすべて100%成功するなんてことはないです。失敗したり成功したりの繰り返しです。そのとき、素直な気持ちで対処できるかどうかです。新しいことを始める際にもこのラインを切ったら撤退するからなと宣言すれば気が楽です。

古い事業ほどなかなか手が付けれなくなっているようです。
でもこのままダラダラとやる方がもっと危ないです。社長案件は、社長が決断しないと誰も意見を言えません。

失敗したことに恥じるのではなく、素直な気持ちになれなかったことを恥ずべきです。

社長案件が、社内で腫れものに触るようになっているようだと改善・改革の足かせになります。これを取り除くことが改善・改革の第一歩になります。

間違ったら、「間違っていました」と素直に言える心が必要だと思います。
それを自然に持てるかどうかで事業は違ってくるような気がします。

隠し事はしない。オープンな雰囲気で風通しの良い会社を作りたいと思われるならば、まず社長案件を正すことです。

中小企業でネックとなっている課題のほとんどが社長案件のようです。
09年10月16日 09時31分00秒
Posted by: takeuchiconsult
今百貨店の中で盛況なのは、食品・菓子売場だけ?

その他の階は、お客様はまばら・・・
ほとんどが地下の食品&菓子売場へ。

これでは百貨店ではなく食品&菓子の専門店のよう。

いろんな商品を扱っているのが百貨店であったのに、徐々に住関連が郊外の大型専門店へと移り、女性関連の商品だけが残っているという感じでしたが、それも路面の専門店へ取られるとなると、勢いを感じません。

最上階のレストランフロアーで食事をするのも楽しみの一つでしたが、それもパワーが落ちたように思います。

集客効果を狙って最上階の催事売場にまで、菓子や食品を並べて、シャワー効果を図ろうとしています。良い案だと思いますが、これではますます食品&菓子売場になってしまいます。

個人的にも家から一番近いなんば高島屋へは良く行きますが、食品か菓子を買うだけ。アパレル関連は隣の丸井へ行きます。

そのような使い分けをしている人が多いように思います。

徐々に百貨店の強みだったものが取られて行きます。
ところが百貨店の食品&菓子にだけは固定概念のような暖簾が付いているようです。

お客様が使い分けをし出したので、昔と同じようには戻らないでしょう。今現在の食品&菓子の勢いがある時に、次の戦略を構築しないといけないように思います。

高齢者の方が多くなり、歩くのが一番のネックとなります。多層階自体が好まれない時代です。

百貨店へ行くのが楽しみだった時代から百貨店へスイーツを買いに行く時代へ変化しているように思います。

2階から上へ上がることがあるのでしょうか?
新しい役割を見つけないと、生き残っていかないように思うのですが・・・
09年10月16日 07時21分00秒
Posted by: takeuchiconsult
どの企業様もリベートや支払手数料の見直しに着手されているのではないでしょうか?

それも削減の方向性で・・・
少しでも利益率を良くしたい思いで・・・

お気持ちはわかりますが料率を下げたからといって根本的な解決策にはなっていないような気がします。

料率を少しいじったからといって、大きく数字が変わるものでもないです。
それだったら、料率を逆に上げて、良い仕事をやってもらえないかと考えませんか?

三方得でないといけません。
お客様、委託先、自社。
この三つが互いに得したと感じるものを作るべきです。

特に委託先の方については、料率を下げる交渉以上に、今後新規受注を増やすための手段をお互いに考えあって伸ばすことです。そのあたりの見直しや検討がやや疎かになっているような気がします。

料率が上がっても何割、何倍も仕事が増えるならそちらの方が良いはずです。
どう伸ばすかという検討がなされていないような気がします。膝を突き合わして、本音で検討すべきです。

伸ばすことを考えないと後はジリ貧です。徐々に減っていくでしょう。

率の問題ではなく、仕事そのものの数が問題です。
減らさないように、伸ばすためにはどうすれば良いか?

今料率を下げる交渉をされている方が多いと思います。逆に料率を上げる提案をして、仕事量を増やされてはいかがでしょうか。

それとポイントは、すべて委託先の料率を上げるのではなく、ここはと思うところ3社以内に絞り込んでまず結果を出すことです。

その後、数値分析を行い、ビジネスをプランニングし、自社主導へ持っていくことです。

料率を下げるのではなく、上げてみませんか?
その場合、何が必要で、どのようなことが起こるか想定するだけでも価値があるのではないでしょうか?

すべてを削減、カットするのはビジネスでは非常識な発想だそうです。削減化の中でも上げていくもの増やしていくものが見えていないといけません。
何を上げるか?増やすか?
考えてみられませんでしょうか?
09年10月15日 22時20分00秒
Posted by: takeuchiconsult
成功することだけするのは経営では不可能。
多くの失敗をした人が成功すると言われます。

今のような大不況期には、過去の経験則が当てはまらないかもしれませんが、運よく成功を繰り返してきた人にとってはピンチかも?

大きく成功しなくても今の事業を維持できればそれで良いと思っておられる方も多いと思います。

表には現れなくても大なり小なり失敗を重ねておられるのが普通だと思います。
でも大きな失敗をして会社を潰すのは良くないです。

成功からは学ぶことがあまりないのかも・・・
小さな失敗の連続が事業を継続させる力になっているようにも思います。

意味のある小さな失敗は経験しておくことが事業運営では大切なことなのかもしれません。

成功されているなぁとかうまくいってそうな会社だなぁと思っても経営者の方は実際かなり今まで御苦労されています。顔に出されないだけで、苦労や失敗を糧に今の事業が成立しているはずです。

だからあまり失敗を恐れすぎて何もできていないという方が危険なのかもしれません。少し前を向いてチャレンジする姿勢が欲しいです。

経営計画書の作成の現場でも削減や縮小の話ばかり。
今はじっとしておいた方が良いという意見が大多数。

でも今は良いですが、その先は?
いつから攻勢に転じるのでしょうか?そのための仕掛けは今からやらなくて良いのでしょうか?

次の不況に勝つためにも今から小さな失敗を繰り返すことも大切ではと思います。

不況を乗り切るには、今までの失敗の数が役に立つはずです。
意味のある失敗を重ねませんか?それが事業継続のコツのようです。
09年10月15日 20時19分00秒
Posted by: takeuchiconsult
通常は、従業員に覚えさせるためのツールとしてお考えの方が多いようですが、それ以上にマニュアルを作ると見えて来るものがあります。

マニュアルを実際に作られた方ならおわかりだと思いますが、非効率なことをしていた部分が少しずつ見えてきます。

マニュアルづくりの意味は、この非効率な部分を是正することです。
もっと効率的にできないかと考えながら作りますので、良いものができます。

あまりおすすめでないのが、外部の方への委託です。綺麗なものは出来上がってきます。しかし、現実的に自分たちで使えるかどうかは別です。

それに上記のとおり、自分たちの非効率な部分を見つけて是正しないと良いマニュアルにはなりません。

手書きでも良いです。
まずは作業項目と注意点を列挙して下さい。
それから非効率な部分、変えたい部分を上げて下さい。

綺麗な使えないマニュアルはいりません。
それと基本事項以外は、各店別になると思います。客席も箱も全く同じ店を展開している企業なんて見たことがないです。皆まちまちです。

逆にできる店長さんほど自分でマニュアルを作りたがられます。マニュアルが欲しいのではなく、この非効率な部分を直したいとお気づきだからと思います。

それとマニュアルにも作成者の名前と賞味期限が欲しいです。
何年も前のものをそのまま使っているのはおかしいです。理想は毎年見直すことですが、それが無理なら2~3年に1回は見直されてはいかがでしょうか?

後ひとつご提案は、社長や幹部の方が中心となってお作りにならず、現場の方に作っていただくのが理想だと思います。社長や幹部の方は、会社の方針、ビジョン、絶対にやってはいけない社内ルールなど規則的なものを中心にお作りになられ、そこから先は現場の方に任せられるのが良いと思います。

マニュアル作りは書面に落としますので、お作りになる方はかなり力が付きます。是非、作られてみて下さい。完成したマニュアルが欲しいからではないです。今まで見えていなかったものや非効率な部分が見えてくるからです。

だからこそ、毎年作られて力を付けて下さい。
賞味期限の付いた、オリジナルのものを・・・
09年10月15日 18時19分00秒
Posted by: takeuchiconsult
最初に訪問した際には、必ず組織図を見せて下さいとお願いします。
その組織図を見せていただきながら、各役職もチェックさせていただきます。

ところが中小企業様の場合は、綺麗なピラミッドになっているなんてことはありません。ところどころ抜けていたり、社員ではなくパートさんで対応されていたりと色々です。でもそれが普通です。

完璧なピラミッドなんていらないと思います。それは自己満足の世界。

大事なのは理想の組織図と現場とのギャップをきっちりとつかむことです。
理想は追い続けてもキリがないです。それに理想の組織では人件費コストがかかります。穴埋めしているくらいがちょうど利益が出ます。やりくりしている状態がいいのかもしれません。

それともう一つ気になりますのは、幹部の方や上長の方の役割が明確で、役職に見合った仕事をされているかどうかです。また予算責任はどの方までが負っているのか確認させていただきます。

当然、最後は各役職、職務範囲のチェックと給与のチェックです。経験則から業界平均や都市別平均と比べてどうなのかを見させていただきます。

でもやはり企業は組織図で決まると言われます。どんな会社にしたいかというのは組織図に現れてきます。だから、近未来の組織図を経営者の方には書いていただきます。

なかなか答えが出ず、「今のままではまずいですか?」とおっしゃる方もおられます。それも良いと思います。別に大きくするだけが会社ではないですから・・・
それに会社が大きくなるのが見えないのであれば無理して書く必要はないです。

だから組織図をどこまで書けるかが、経営計画と同義になってきます。
いつも組織図を頭の中で描き続けて下さい。

個人経営ではないので、どう組織を動かすかが一番大事になってきます。
それもどこか欠けている状態で・・・

中小企業で完璧なピラミッドになっているところは人件費負担が大きく利益が出にくいのではと思います。欠けている状態でどう回していくかです。だから多能工のような人が何人も必要になります。一人3役できる方をいかに作るかです。

どういう組織図を描くかで経営は異なってきます。
それに考え方もその方次第です。何を優先されるか?

経営法は同じだったり似通ったりしていても、この組織図だけは会社ごとに異なっています。だから組織図は会社の凝縮版ではと思います。
09年10月15日 18時18分00秒
Posted by: takeuchiconsult
厚生労働省のホームページには、統計資料として出ています。例えばその数値と比較して評価できるでしょうか?

正直、いろんな諸事情がありますので、鵜呑みにそのまま参考にはできないと思います。数値データはあくまでも平均値であり、目標とする理想企業の数値ではないため、平均点より良いから大丈夫とは一概に言えません。

また、各業界ごとに新業態が出てきているはずです。そういった業態は過去の数値にとらわれず大胆な損益の元運営されていますので、非常に効率的です。古い体質が残ったままのところほど現実と理想のギャップが大きくなっています。

さて、よくあるご質問ですが、
「武内さん、うちの給与支給金額は、全国平均と比べていかがですか?」
と聞かれます。

ところがこの答えは一概に何とも言えないのです。

ますは、支給金額と仕事内容が一致しているかどうかです。
全国平均より高い支給金額でも中身の濃い、レベルの高い仕事をしていただいていればOKです。

逆に全国平均より低いからと言って、効率的ではなく社員の方がパートさんレベルの仕事をされていては困ります。

だから実際の数値以上に、仕事の中身を分析しないと意味がないです。良い仕事をして成果を上げていただけるなら、それに見合ったものを支給しても会社は大丈夫です。

具体的には、社員の方には少なくとも予算意識があり、仕事を自分で作り成果を上げることができるかどうかです。

自分の役割をしっかりと認識していただき、危機感を持って仕事に励んでくれているかどうかです。
会社のために何か貢献しようという姿勢が欲しいです。
何でも良いです。会社に対してプラスになることを考えてくれれば・・・

それができないならば、パート・アルバイトさんに切り替えた方が会社は得です。でもそうならないように社内での教育が大事です。

ということは支給金額の大小以上に、社員としての意識づけの教育があらゆる場面で必要だということです。

教育レベルの高い会社は、給与額が高くてもそれ以上の働きや成果を出してくれます。

私たちが診断させていただく際にも給与の金額だけでなく、教育の浸透度も評価の一つとして見ています。
09年10月15日 17時29分00秒
Posted by: takeuchiconsult
大事な仕事は午前中の11時までに終わらせる。
頭が冴えていますので、朝一番に企画書を書くと10分で終わりますが、夕方に連絡がありそこから作成すると1時間以上はかかります。

朝仕事を終わらせる癖を付けると昼からが楽です。
明日に回そうというのもなくなります。

通常、企業が業務を開始するまでの時間が一番捗ります。どこからも電話がかかって来ないので、一人で集中して仕事をこなしています。

逆に15時以降になると電話が・・・
多い時は、電話の連続で18時まで。
3時間ぶっ通しで電話は、疲れます。こちらから電話するのはほんのわずか、後は急にかかって来るという感じ。

朝型にした理由は、クライアントの企業様が業務を開始するまでにある程度のことをすべて終わらせておかないと、たいへんなことになると気づいたからです。

余裕を持って仕事をするためには、朝早く起きて、誰もいないところで神経を集中させるとどうも良い感じです。

「冬でも武内さん5時ですか?」と聞かれますが、「5時です。」たまに4時の時もあります。目が覚めたらそのまま起きることにしています。

元々あまり夜が強くないのでしょう。
残業して疲れた頭で考えても良いアイデアは出てこないと思います。朝起きた瞬間、目がパッチリと開いて、冴えまくっている状態で何かを考えるとすぐ答えが出てきます。

別に朝でなくても良いと思いますが、家族やクライアントから解き放たれて、一人で集中できる空間を作ることが大切だと思います。

それに何時間も集中することは無理ですから時間を切ることにしています。
だから、朝5時~9時までの時間を一番大切にしています。
この時間が私の時間です。

ぼーっとしている時もあります。
何かに集中している時もあります。

でも朝仕事を終わらせると本当に精神的に楽です。
朝型は自分のためでもありますが、クライアントに対応するためでもあります。

朝が終われば、いつ電話がかかってきても良いようにスタンバイ!

これからも早起き続けようと思います。
09年10月15日 17時23分00秒
Posted by: takeuchiconsult
こうも祝日が多いと稼働日数が少なくなります。
コンサルタントだけでなく士業の先生方も同じではないでしょうか?

稼働日数が減るということは、売上にも影響する?
大手になるほど数字が良くないような気がします。

昔と違って、毎月連休があり、祝日の日数が増えています。単純に土日祝日を除いた稼働日数が少ないのです。

稼働日数ばかりは変えることができません。しいて言うならば、土日祝日OKの業界や企業様を探すしかないです。

でもそんな都合の良いことはないです。

仕事のスタイルを変えないといけないように思います。
極力、平日にお客様回りする時間を取らないと以前と同じでは無理です。

この祝日の多さが、いずれボディブローのように効いてくると思います。

観光関係の業界も良いことばかりではなく、連休後半が苦戦というような話もちらほらお聞きします。

景気の悪化だけでなく、このような稼働日数の低下も業績を悪くしている一因ではと思います。

平日に中身の濃い仕事をするか、労働時間を増やさないと実質、昔の売上を維持することは難しいはずです。

平日の業務内容や労働時間の見直しを図り、平日やることと土日祝日にやる業務を分けて考える必要があります。

祝日が多くて余暇を楽しむ時間が増えたと喜んでおられる方もいらっしゃると思いますが、私個人はたいへんです。祝日はこんなにいりません。

1件でもお客様のところに多く訪問させていただき、お力になれればと思います。

本当に祝日対策、必要だと思います。
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