2009年 7月の記事一覧

«Prev1 2 3... 5 6 7... 17 18 19Next»
09年07月21日 13時10分00秒
Posted by: takeuchiconsult
お金というのは紙幣・貨幣だけではないです。
収入印紙・切手・クーポン券類の棚卸されていますか?

紙幣・貨幣を大事にするのは当たり前。
それと同等の価値のあるものを大切に扱わないといけません。

レジの中のお金、1日3回くらい、チェックして下さい。
汚れた紙幣や破れた紙幣を下にしていますか?
同じ方向に向いていますか?

レジの中のお金の管理状況を見れば、その企業の状態がわかると言われるくらいです。

さらに、利益の出ている会社は、お金と同等の価値のあるものもしっかりと管理されています。

例えば、領収書の発行は、どなたまで発行可能かルールが決まっていますか?
あるいは収入印紙は、どこに保管されていますか?各部署や個人の引き出しの中に入っていませんか?入出帳作っておられますか?

また、金券やクーポン券、割引券なども毎月棚卸していますか?管理者が決まっていますか?

このことは、すべて会社の躾・マナー状態の現れです。

業績を上げようとか、会社を再生しようと思っても肝心のことが出来ていないとお金は出て行くばかりです。

できて当たり前。
出来ていないのならば、早急に仕組みではなくて、癖づけから直さないといけません。

実行支援の現場でもこのような当たり前のことを幹部会議で取り上げています。
これが出来ていない会社は、どんな手を打っても改善は難しいでしょう。

お金を大事にする会社だけが、利益を出されます。
個人で商売をしているのではないので、みんながそういう気持ちで仕事に取り組まないといけません。

風土は、やはり小さな躾・マナーから出来上がるものだと思います。
是非、幹部会議の議題にして下さい。
まずは、それができているかどうか、チェック・確認お願いいたします。
09年07月21日 11時10分00秒
Posted by: takeuchiconsult
今の状況のままで、プロに頼めば、利益の出る状態に返還してくれるということはないです。それは、再生が必要ではない通常の企業様の場合です。
何の痛みも伴わず、売上や利益が出る訳はないです。

再生が必要と言うことは、どこか根本的にメスを入れなければならないところがあるということです。自分ではメスを入れたくない、入れれないところがあるはずです。痛いのがわかっていてできない。

でもこの痛みを伴って初めて再生がスタートするのではないでしょうか?

具体的には、下記の順でカットして行きます。

ステップ1 不採算部門のカット
ステップ2 経費カット
ステップ3 人件費カット

まずは、極力、損益分岐点を下げ、利益を出すことに注力します。

これを行わずに、事業の再生を行えない訳ではないですが、景気が悪くなったり、業界動向が悪くなったりすると途端に業績は悪化します。早めに施術することが大切です。

特に、オーナーが嫌がるのは、人件費のカットです。適正な人員、業界平均の人件費に戻す必要があるのですが、情がからみなかなかできません。外部の方に背中を押していただいてやっとという感じです。

しかし、経費の中で人件費が大きいのは事実です。ここにメスを入れるとかなり効果が出てきます。逆に、ここにメスを入れずになんとかできないものかとお考えになられますが、良い機会だと思われ一気に進めないと、また同じような状況が来た時に決断できないのでは?

それとまずは経営者自らが痛みを伴うことです。それができないと示しが付きません。

痛みを伴うとは、企業そのもの、経営そのものに痛みを伴うという意味以上に、経営者がまず痛みを伴わないと再生がスタートしないということではないでしょうか?

そのような姿勢をいち早く示された方から、再生されて行くようです。
09年07月21日 08時09分00秒
Posted by: takeuchiconsult
【事業案内】事業再生のコンサルティングの活動内容

第一段階 可否判断
必要な数値資料を提出いただき、企業の再生の可否判断と伸びしろをご提案させていただきます。
【可否判断内容】
★企業にとって再生能力があるかどうか?
★精査して再スタートした場合、どれくらいの伸びしろがるのか?

第二段階 実行支援
可否判断の結果より、今後の再生可能と判断した場合、実際の実務レベルに落とし込んだ形の実行支援に入らせていただきます。
実現可能な数値計画の策定を元に、種々の対策を打ち、経営改善を図ります。
【実行支援内容】
★損益分岐点を下げるための諸施策の実施
★業績を上げるための活性化プランの実施

※債務関係に対する対策、銀行対応に対する対策などもパートナー契約を結ばせいただいているコンサルタントの先生や士業の先生と一緒に解決させていただいております。

私の活動範囲は、事業の可否判断と現場での実行支援がメインです。その他の領域につきましては、プロの先生方にお任せ致しております。


最近、実際によく依頼のある案件は、入口の段階での可否判断を客観的に診断してほしいというものです。
最短で3週間から1ヶ月でご報告させていただいております。

その報告結果に基づいて、方向性を吟味していただき、第二段階の実行支援へ
と進んで行きます。実行支援は最低でも半年から1年はかかります。

銀行さん、ファンドさんなどと一緒にモニタリングなども同席させていただいております。(この場合、立場上、依頼主のクライアント側として出席させていただいております。)

注:料金につきましては、活動日数や内容によっても異なってきますので、まず一度お伺いさせていただき見積もりを出させていただきます。
09年07月21日 07時35分00秒
Posted by: takeuchiconsult
皆さん、あれこれと戦略を練っておられます。
当然経営者なので、良い意味欲張りです。自分の夢を少しでも実現したいと思っておられます。

特に、今順調の方ほど、さらに次のことがやりたくなるものらしいです。

ところが今、結構順調で忙しくしておられるのに、また新しいことができるのかどうかこちらは不安です。

中小企業や個人企業では、新しいことを5つやろうと思えば、まず先に止めることや他の方にやっていただくことを3つ決めなさいと言われます。

今の状態にプラスしてまた新しいことをやるとなると、後は自分の体を壊すだけです。

だから個人商店に近い方ほど、このことをまず最初にアドバイスさせていただいています。

「社長、何か止めて下さい。あるいは人に仕事を少し譲って下さい。」
と・・・

できる社長ほど何でも自分でなさりたがります。
わかるんですが、それでは組織が作れません。

それに新しい事業をしたいと言う場合は、必ず、時間を取っていただきます。
この新しい事業のことしか考えない時間を取っていただきます。

お店の休業日が決まっているなら、それ以外に月2日、じっくり考える時間を設けていただきます。営業を行いながら、閉店後新しい事業の準備を少しずつやるというのはわかりますが、できれば日中やらないと業者の方と会うこともできません。

自分の頭の中も営業後では回らないのではないでしょうか?

1日、営業日を潰すのがもったいないと考えているうちはまだまだだと思います。良い商品、良い事業にしたいとお考えなら、時間を作ることがまず先です。没頭できる時間を作るべきです。

1か月のカレンダーの中で、ぼーっとして何か考える時間、作っていますか?
意図的にそういう時間を作って、頭の中をリフレッシュすることです。

力を入れてみたい事業があるなら、まず時間を作る余裕をまず作ることです。
時間を作れない方は、良い仕事はできないでしょう。

仕事癖よりも意外と時間を作る癖の方が難しいかもしれません。

時間を作るということをいつも頭の中に入れておいた方が良いような気がします。
09年07月21日 06時34分00秒
Posted by: takeuchiconsult
雨が降ってきました。
お客様は来てくれそうにないです。

えっ!どうしよう・・・

まず、夕方から入るアルバイトさんへの連絡が大切です。
「雨が降ってきて足元が悪いので、今日はご自宅でゆっくりとされて下さい。」
とシフトに入らない旨の電話を入れる。

仕事がないのにバイトさんに来ていただいてもコストがかさむだけです。このことは店を預かる店長は理解しておいて下さい。

しかし、雨はいつ降ってくるかはわかりません。天気が良くてもお客様の入りが悪い時は多々あります。

暇をもてあそび、ぼーっと突っ立っていても困ります。
急に暇になっても何もできない、やることがないなぁというのが実情です。

だから、雨の時や暇な時に何をするかを決めておくべきです。
お客様の入りが少ない時には、何をしようか頭の中でシュミレーションされていますか?

暇な時は、人時生産性が下がるのは当然です。売上がないのですから・・・
でも仕事です。売上がないから何もしないでは店長失格です。

あらかじめ、暇な時の作業を作っておきましょう!
意外とこのことは大事なんです。忙しい時の作業指示は、店長クラスになると誰でもできます。


しかし、暇になると動きが鈍くなります。それも全くお客様がいないならまだいいのですが、いつもよりかなり少ないという状況の場合、どうするか判断に悩まれます。

あるいはミーティングの段階で、暇な時やってほしいことをスタッフに伝えておくことです。

いろんな状況が生まれるのがお店です。いつも同じということは稀です。こられるお客様もいろんな方が来られます。

いつも頭を柔軟に、動きを軽く・機敏に対応しないといけません。

暇な時の前準備が、忙しい時の数字に跳ね返ってきます。だから暇な時、手を抜かないでください。必ず、売上に現れてくるということを理解して、早めに対応策を練っていて下さい。
09年07月21日 06時08分00秒
Posted by: takeuchiconsult
事業のデューデリを行って、再構築を図ります。
極力利益が出るように、あれやこれやと考えます。

しかし、見直しが出来たとしても利益改善はほんのわずかが実情です。

実際には、財務の再生を図らないと意味がないです。
財務体質の改善こそが企業再生につながると思います。

帳簿上での利益ではなく、実近の資金繰り表の改善を図らないと事業の継続は難しいです。

財務を強くするには、出て行くお金を絞ることです。

特に大事なのは、銀行への支払いです。元本と金利でいくら払われていますか?

それに見逃してはいけないのは税金です。税金はどんなことがあっても支払わないといけません。未払が発生すると差し押さえをくらいます。だから支払う順番は、税金が一番先になります。支払を計画的に進めないといけません。


それに、財務を強くすれば強くするほど、企業は強くなります。
外部からも認められます。

売上が上がっているからと言っても誰も認めてはくれません。財務体質が評価の対象です。表向き業績が良さそうでも中身はわかりません。逆に、業績が悪くてもしっかりと利益を出されているかもしれません。

事業の再生は、経営者の方はプロですから、どこを縮小しどこを伸ばせば良いかご存知のはずです。あと一押しの決断がなかなかできないだけです。良い決断をされるとまた軌道に乗る可能性は高いと思います。

しかし、財務は体質です。なかなか変えれないもののようです。外部の方にメスを入れてもらい、施術しないとできない方が多いようです。

やはり財務財改に強いプロの方と上手にお付き合いされることをおすすめします。

事業の再生はできても財務の再生は着手できない、決断できないという場面によく遭遇します。財務改善ができて初めて再生だと思います。

過去の経験則が通じない場合もあります。プロの方の意見を聞いて、あるべき姿に近づける努力が必要です。

業績の良い会社だけでなく、財務に強い会社を作って再生されることも一考の余地有りだと思います。
09年07月21日 05時33分00秒
Posted by: takeuchiconsult
どんなに素晴らしい学歴をお持ちの方でも苦戦されるのが経営。

どの学校へ行ったなんか、関係ないのではとつくづく思います。
逆に情熱を持って一所懸命に頑張っておられる方ほど成功されているような気がします。

優秀な新卒社員の方々は入社されていると思いますが、彼ら彼女たちがビジネスの世界で成功したかどうかは、おそらく40歳を過ぎてから判断されるのではないでしょうか?

良い学校へ行くことにより人脈という財産を築くことはできますが、成功は約束されていません。

本当に社会に出ると、自分で自分を守ったり、育てて行かないと誰も助けてくれません。

学歴に甘えている訳ではないと思いますが、夢と希望を持って励み、熱い情熱を持ち続けないと成功しないのでは・・・

いつしか夢が破れたり、緊張の糸が切れてしまうと、なかなか元の状態に戻すのはたいへんです。

熱い夢を語っていた自分はどこへ行ったのやら・・・
とならないように自分を戒めながら、尻を叩きながら、楽しくビジネスができれば理想だと思います。

今のような大不況期では、本当に学歴は関係ないような気がします。自分が生き残るだけで精一杯です。雑草や野良犬のようにたくましく生きて行かないと置いて行かれるのではと思います。

学友も大事ですが、ビジネスの世界で出会った人脈は、何事にも代えがたいです。過去の話ではなく、未来の話をするからだと思います。

伸びる方ほど、過去と現在の話が少ないです。あるいはされません。
いつも前を向いておられます。未来しか興味がないのでしょう。

学歴は当然、過去。
未来につながる話をいつもするように心掛けたいです。

09年07月20日 23時33分00秒
Posted by: takeuchiconsult
いつもクライアントの方にできるようにアドバイスをするのが経営コンサルタントの仕事だと思っていました。

しかし、最近、とある方から指摘を受けました。

「武内さん、できるつもり、やれるつもりにさせるのは逆効果の場合もあるよ」
と・・・

ほんの一瞬は良いかもしれません。事業の改善・改革につながり業績が少し回復するかもしれません。

でもその方ができるつもり、やれるつもりになって、そのまま進むとまた業績不振の時と同じ状況に戻ってしまいます。

仕事の本質を考えないといけないと思いました。

できるつもり、やれるつもりにさせるのは、愚策。
経営改善の本質をお伝えすることが、我々の役目ではとふと感じました。

でもこれって実際、難しい問題です。

できる方ほど、コンサルタント契約を延長されます。
私たちから見れば、この方なら大丈夫だろうという方から継続依頼がきます。

自分だけの判断では甘い。自分だけでできるなら今まで業績を伸ばしてきたはず。苦戦したのは、自分の甘さであることを肝に銘じておられるのでしょう。

どんな仕事でも自分一人で成功するなんてことはないと思います。いろんな方にお世話になっているはずです。常に周りの方のご協力がないと事業なんてうまくいかないとわかっておられる方ほど、事業を伸ばされています。

逆に私たちもできるつもり、やれるつもりでお伝えしない方が良い場合があるかもしれません。

まだまだお伝えしていないことや新しい改善策がどんどん出て来ますから、要注意して事業運営を行って下さい。
とアドバイスするのが良いかも?

しかし、最終的には受け取る側の姿勢にかかってくると思います。

できるつもり、やれるつもりにならない方の方が実は、伸びます、伸ばされます。

勘違いの起こらない伝え方が大事なのかもしれません。
09年07月20日 22時32分00秒
Posted by: takeuchiconsult
たまたま良くてもいつかは悪化する恐れのある会社があります。

それは、予算会議・予算責任のない会社です。

予算も現実的ではなく、現実とかい離しているようなものではダメです。
この予算管理こそが事業運営の上で一番大切です。

日銭を数えているだけでは事業ではないです。
予算を組み立て、どう運営して行くか、細部にまで計算が必要です。

会社の要諦は、予算にあると言っても良いと思います。

私もクライアント先にお伺いして、必ず確認させていただくのが、この予算の件についてです。トップだけが把握していたり、一部の幹部だけが把握している状態では企業運営ではないです。

また、計画はあっても予算責任がない組織体も良くないです。責任の所在のない仕事ほど、成果の上がらないものはないからです。

だから経営改善を行う場合も予算づくりと予算会議からスタートさせていただきます。

それと現実的な売上予算の作り方から始めます。
予算も売上だけでなく、粗利予算、経費予算、棚卸予算など肝となる部分をすべて予算化し、月次でチェック・確認できるようにします。

予算がないと現場は楽です。何のプレッシャーもないです。
しかし、そのような組織では人は育ちません。

責任感が生まれないからです。
予算というのは知らず知らずに責任感を植え付けます。自分の仕事に対してプライドが生まれてきます。

組織的運営をするならまず予算会議から・・・
その予算も現場の人たちの手で作られるようになると、一つの壁を超えたことになります。

自分で自分の予算を作れない方は、まだ半人前。
個人予算や個人目標が自然と作れる教育・指導が必要です。

責任感のある人材を育成するためには、良い意味である程度、予算で縛りをつけることも大事かもしれません。

どんな予算会議をされているか?
それで会社は決まるような気がします。
09年07月20日 21時31分00秒
Posted by: takeuchiconsult
止めること、やめることができない?

事業をスタートさせるのは実は簡単です。誰でもやろうと思えばできます。
しかし、今の事業を止めることは数十倍のパワーがいります。

それがなかなか決断ができません。
自分が言いだしてスタートした事業なら尚更。

あぁ・・・どうしようかと手をこまねいている経営者の方、多いです。

撤退ほど難しい選択はないです。

でも撤退の件だけは、経営者にしかできません。

どのような状態になるとクローズするか、それを判断するのが経営者の仕事。
前向きな判断は、現場の長の方でもできます。

しかし、赤字部門をすべてカットすれば健全な経営になるかと言えば、そうは行きません。事業はいろんな形でリンクしているからです。黒字部門だけ残せば、経営が成り立つなら皆なさっているはずです。

止め方が大切になってきます。

傷口が大きくならないように慎重な判断が必要です。
最終的には誰も助けくれません。自分で決めないと・・・

一番嫌な仕事かもしれませんが、経営者の仕事です。

早く決断して、新体制で臨む方が楽です。
決断が遅くなればなるほど状況は悪くなって行きます。

悩まれているなら、外部の方の客観的な意見や診断を参考にされても良いと思います。

背中を誰か押してほしい。
そんな思いではないでしょうか?

経営では止め方が一番難しいとよく言われます。
どんな止め方をするかで、今後の成否が決まるような気がします。
09年07月20日 20時30分00秒
Posted by: takeuchiconsult
どんなに苦戦していても経営者に夢がある限り、事業は続くと思います。
しかし、夢を失った時、事業は失速します。

夢を描き続けることが経営者の仕事かもしれません。

良い時ばかりではないのが経営。
わかっていても、いざそのような状況に陥るとなかなか脱出できない。

現場の改善にばかり目が行き、夢を忘れてしまいます。

夢を持たないと、モチベーションが上がらないのではないでしょうか?

小さな夢でも良いから持つこと、探すこと。
やりたいことを見つけないと事業は止まったままになります。

苦戦されている経営者の方は、皆疲労困憊です。
疲れておられます。
なんとか今の窮境状況を脱したい。その思いが強いです。

でも、この方なら現状を脱して、いずれまた軌道に乗せられるのではないかと思うのは夢を語っている方です。

「武内さん、うち今厳しいけど、この状況を脱したら、○○○○をやりたいねん。協力してや!」とおっしゃいます。現場は火の車でもいつか自分の夢をかなえてやろうと思っておられます。

どんなに苦しくてもその一言があると安心します。
その思いがある限り、潰れることはないでしょう。

中小企業は経営者の夢実現の場です。
その夢が描けなくなると、意味がなくなります。

今調子が良かったり、安定しても今後どうなるかわかりません。
胡坐をかく訳にも行きません。それを防ぐには、夢を描き続けることです。
守りに入り、今の事業で手いっぱいでは、良くないです。

夢を語る場を設けていますか?どなたかに話されていますか?
近くにそんな方おられますか?

どんなにきつくてもやっぱり夢の話が聞きたいです。
良い夢語って下さい。
それが、窮境を脱する一番の良薬になるかもしれません。
09年07月20日 19時29分00秒
Posted by: takeuchiconsult
こんなタイトルのチラシが新聞折り込みで、先日入ってきました。

「指定地域にお住まいの60歳以上のお客様対象」
とあります。

業種は、パチンコ店です。

具体的な内容等は明記されていませんでしたが、面白い企画だと思います。

新聞は若人たちは読まなくなっています。取らなくなっています。
だからいく新聞折り込みで集客しようと思っても若い人たちは来ません。

逆に我々の年代から上の方は、朝目が覚めると新聞の来るのが待ち遠しくてしようがないくらいです。ゆっくりと新聞を読みながら朝食を取ったり、コーヒーを飲んだりと一番リラックスできる時間です。

当然、60歳以上の方を対象とした企画を新聞折り込みで行うのは、ピンポイントで当たるような気がします。

それにますます今後、高齢化社会になっていきます。それに対応した企画が何か必要です。

いつも人でいっぱいだから、わたしたちは行けない。
若い人が多いので嫌だ、恥ずかしい。
という方もおられるのではないでしょうか?

ゆっくりとお歳を召された方のペースに合ったやり方で楽しんでもらう。
店のペースにお客様が合わせるのではなく、お客様のペースにお店が合わせることも今後大切なことです。

地域を大事にするということは、お年寄りを大事にすることの直結するような気がします。

だから売上や成果を気にせず、地域に根付いた販促になると思います。
しかし、実施する方は勇気がいると思います。

でも見ていて気持ちが良いです。
こんな企画どんどんやって行ってほしいです。

お店がお客様にペースを合わせる。
これも今後のマーケィングの大きなヒントのような気がします。
09年07月20日 18時28分00秒
Posted by: takeuchiconsult
昔、名刺まで経費削減を行っている会社へは行ってはいけないとアドバイスされたことがあります。

名刺までコスト削減を行っている会社は厳しいと判断されたらしいです。

でも今は、普通にコスト削減対象です。
やはり気になるのはカラー刷り。
1枚何十円とかかるでしょう。それを意味なく制作されると困ります。
役員以上とか、営業職だけとか決めた方が良いです。

また中小企業では、使わない方、いらない方の分まで無理して作る必要はないと思います。

実際どれくらいの金額が妥当か言いますと、1色刷りで15円以下が目安です。
印刷会社さんへ頼むよりも、「はんこやさん」など名刺専門に作ってくれるところの方が安くて早い場合もあります。

極力コストは抑えて意味のある使い方をすべきです。
だから名刺を持たせる人には、名刺の1枚当たりのコストを伝えて下さい。

名刺入れの中に眠ったままでも困りますが・・・

名刺に限らず、すべてのコストを出して見直すべきです。
全社挙げて、名刺のコスト削減を行っても数万円でしょう。でも同様のことをいろんな経費項目について調査を行い、削減化すれば、チリも積もればなんとやら・・・ということになります。

コストは経理担当者の方だけ知っている、聞きに行かないとわからないではなく、全社員の共通認識として教える必要があるように思います。

そうやって少しずつコスト意識を植え付けて行くべきです。
物を大事にする文化がないところはコスト高です。
買い替えや修繕・補修費が多くなるからです。

名刺でわかる企業文化。

あなたの会社の名刺のコスト、従業員の方はご存知でしょうか?

コスト削減を考えるなら、まずそこからスタートされてはいかがでしょうか?
09年07月20日 17時27分00秒
Posted by: takeuchiconsult
仕事はできますが、新たな人脈作りはできていますか?

おそらく業務的には何ら問題はないでしょう。
それだけ力がおありなので社長になられた訳ですから・・・

特に若い社長は、やる気満々!
皆を引っ張って行かれます。

でも大事な仕事が残っています。それも社長にしかできない仕事です。
会社を大きくするのは、技術や能力ばかりではないです。

器を大きくしようと思えば、お付き合い先の幅を広げないといけません。

前任の方と財産は財産として活用しながら、自分が今度は財産を残さないといけません。

会社にいろんな形で貢献されるでしょう。
それ以上に、前任者とは違う付き合い先を作って欲しいです。

そのことの繰り返しで、会社は大きくなっていきます。
同じ出入りの方とのお付き合いの繰り返しでは事業は縮小傾向になります。

特に景気の悪い時は、取引業者を絞り込みがちです。そうすると効率的にはなりますが、会社を育てるという意味ではどうでしょうか?

新たな付き合い先が必要です。取引関係が直接なくても良いです。
何らかの情報のやり取りができればそれで良いです。

新社長の課題として、毎月新しいお客様、知り合いの方の名刺が100枚は欲しいです。

そういう視点で事業を考えて行かないと、縮小均衡へと向かいます。
効率化するのは簡単。誰でもできます。付き合い先の幅を広げ、器を大きくする方がもっと難しいです。

最初からこの課題が見えている方は、伸びておられます。

お付き合い先という財産をどれだけ作れるか?

潰さず、小さくせず、大きくするためには、お付き合い先という財産を築いていかないといけません。

今、自分にしかできないことは何か?
それを日々考え続けることが大事なような気がします。

会社は社長の器以上には大きくならないと言われます。

形では表せない財産残して下さい。
09年07月20日 08時36分00秒
Posted by: takeuchiconsult
売上は良くて横ばい。
そうなると利益を出すには、原価を下げるか、諸経費を下げるか、人件費をカットするかになってきます。

原価、諸経費も下げ、限界に来ると人件費にメスを入れないといけない状況になります。

このことは、早めに全従業員の方に現状を伝えるべきです。その中で従業員の方にやっていただかなくては困ることをお伝えされてはと思います。

景気が悪く、仕事量が少なくなってくれば、仕事ができる人のところに仕事が集中します。自分の1日の仕事はこれだけだと決めて仕事をしている場合ではないです。

自分の能力を100%発揮して、さらに能力アップに努めていき、その姿勢を認められないと仕事がこなくなる可能性があります。

企業としても売上が下がるなら、労働時間を少なくして同等の仕事内容ができるようにしておかないとたいへんです。

人件費や給与といった形で、現場が管理するのは無理があります。現場で管理しやすいのは労働時間です。1日の労働時間をしっかりと管理することです。
売上に対してどれくらいの労働時間がかかっているか、まずはそこを改善すべきです。

従業員の給与をカットしたくない、できないのであれば、パート・アルバイトさんの労働時間をシビアに管理することが大切になってきます。

給与は時間に対して支払っているのではなく、仕事の内容と質・量に対して支払われています。まずは、そのことを理解していただくことです。

売上以上に労働生産性を測る指標が改善されているかどうかが企業生き残りの条件ではと思います。

単なる原価の見直し、諸経費カットだけでは会社は強くなっていません。
人時売上高や一人当売上高などが上がっていないと、会社が強くなっていないということです。

現場からはよく人が足らないという話が出てきますが、本当にそうなのかどうかは数値で表すしかないです。それに人を入れるとその分、今の従業員の方々の給与や賞与が下がるかもしれませんよと教えてあげた方が良さそうです。

企業の今一番の課題は、労働生産性の高い企業を目指すことのようです。

売上が下がっても労働生産性は上げて行く努力をしていかないと状況は何ら変わっていないということになります。是非、一度、メスを入れ労働生産性の高い職場を作られませんでしょうか?
«Prev1 2 3... 5 6 7... 17 18 19Next»