2009年 7月の記事一覧

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09年07月16日 06時42分36秒
Posted by: takeuchiconsult
従業員の方の一言。

本人は、幹部社員であることは間違いないのですが、ここまで腹をくくっておられるとは・・・

社長や幹部以上に窮境をご存じで、今、やらないと再生のチャンスを逃すのではと懸念されているようです。

それに一部の幹部社員だけが知っていても意味がない、全社員にある程度の傷みがあり、それを感じて欲しいと思っておられるのでしょう。

ある意味、同等の傷みを伴わないと社内が一体化しないのかもしれません。

窮状を脱出するのに、今までどおりとは行きません。

経営者の方は、従業員の給与をカットすることだけは手を付けたくないとお考えです。お気持ちはよくわかります。

でもこのような発言は、シグナルなんです。おわかりでしょうか?

まずトップや役員が自らの給与をカットしないと会社は動かないということです。やるならみんな全員では、経営責任はどこへ行ったのかということになります。

従業員の給与が業界平均に比べて高いというだけではなく、示すものを示せていないからズルズルと来ているはずです。

素晴らしい中小企業の経営者は、自分で自分を評価され、評価が悪ければ、自分の給与をカットされます。

社長の評価を社員や他の役員が行う訳には行きません。自分をきつく律する姿勢がないと会社はおかしくなります。社長の姿勢を見て、従業員は付いて行きます。

離職率の高い会社は、社長の責任のなさから来ているような気がします。
会社が・・・と言う前に、自分はどうされるのでしょうか?

幹部社員からのシグナル、敏感に反応して下さい。

シグナルを送ってくれているということは再生の余地有りです。
こんな素晴らしい従業員を誇りに思って下さい。

必ず再生されると思います。
身を切った時初めて、人は助けてくれます。
後は決断だけ、チャンスを逃さないように早めにジャッジすることをおすすめします。
09年07月16日 06時42分00秒
Posted by: takeuchiconsult
自分だけを守ろうとする社長では、おそらく誰も助けてくれません。

本音は自分よりもお客様よりも従業員を守る社長であって欲しいです。
いろんな経営者の方とお会いさせていただき感じるのは、いつも従業員の生活のことを口にされる方です。

時には自分の息子や娘をほっといてでも面倒をみられるオーナーさんがおられます。何らかの事故や病気で入院されても真っ先に駆けつけるのはオーナー。ご家族よりも先にです。

「ちょっと抜けて来るから・・・」
とおっしゃって夕飯を病院に運ばれます。

経営でおかしくなる兆候は、社長が自分だけを守ろうとする瞬間です。
会社が少々調子がおかしくなっても自分だけは守ろうとされます。

実際、お客様が会社を助けてくれる訳はないです。心の底ではそう思わないといけませんが、従業員が会社を助けてくれるのです。可愛くてしようがない。何とか幸せになって欲しいと懸命に育てておられる姿が大好きです。

会社が窮状に陥っても「従業員のことが心配です。こんな時期に再就職なんて無理でしょう。何とか経営を継続する方法はないですか?」と相談があります。

中小企業の経営者は自分を守ろうとすると破たんします。
守るべきは従業員です。

自分をどれだけ押し殺せるか?
人間自分が一番大事なのはわかります。
でもそれ以上に従業員のことをどこまで考えているか?

会社の一体感やいざという時の頑張りは、社長の従業員に対する姿勢で決まるような気がします。

従業員を思う気持ちが業績に表れます。
会社のことよりも従業員のことを話される社長がよくおられます。その方が頑張ってくれないと自社は伸びないとおわかりだからでしょう。

会社の数字のことは大丈夫なのかなぁと思うのですが、ずぅっと従業員の話。
従業員が好きなんでしょう。

窮状の時、助けてくれるのは従業員なんですから・・・
自分のことだけ考えないようにした方が良いと思います。
09年07月16日 06時41分25秒
Posted by: takeuchiconsult
いつも自分の中だけでもじもじ・・・

相談が実際にあるのは、銀行さんを通して。
直接、相談ってないです。

こちらにしては幸いなんですが・・・・

窮状に陥っている方から直接のご相談は意外とありません。
業績が今まで良くて、少し下がって来られた方が多いです。

窮状に陥るくらい厳しい状況になられる方は、何らかの原因があるのでしょう。
その一つが、他人に相談しないという癖です。

ブレーンの方や周りの方に相談するということがあまりないのではと思います。
いつも自分の中で解決されている感じがします。

調子が悪くなればなるほど、自分の中に閉じこもり、周りの方との情報交換や相談が減るのは良くないです。

本来ならばあちこち相談に行かれるのが良いのですが・・・

周りからどんなに良いアドバイスを受けてもこのスタンスを変えない限り、ずぅっと厳しい状況が続くのではと思います。

窮状に陥る会社は何らかの癖があります。
その癖を取り除かない限り、再生はありえません。

往々にトップの何らかの癖が業績に反映していることが多いです。
だから再生のために大事なのは、トップの行動を変えることです。

今までと同じことをやっていたのでは再生は難しいです。経営の中身よりもトップの行動です。

それと極力、自分の欠点を隠そうとしないことです。
全部さらけだして、何でも直接言って下さいという姿勢が欲しいです。

前職でコンサルタントをやっていた時のことを思い出します。
入社3年目、初めて一人で契約に行った若造の私にその社長はこうおっしゃいました。

「武内さん、今までのやり方が正しいのであればもっと業績が伸びているはずです。だから今までのことは置いておいて、武内さんの指導を真剣に受けたいと思っていますのでよろしくお願いします。」
とおっしゃいました。

私が何か凄い提案ができる訳ないです。でも自分を少しでも変えて行かないと伸びないということをその方は実感されていたのでしょう。

その当時その方の会社は、業績は伸びておられました。窮状でもなく、悪化でもないです。伸びている方ほど首を垂れる癖が付いているようです。
09年07月16日 06時40分48秒
Posted by: takeuchiconsult
昔は、金の成る木とは、売上高構成比が高く、売上伸長率の高い部門や商品を指していました。

ところが状況がやや変わってきているように思います。
売上が伸びているからといってそこを伸ばすだけで果たして良いのでしょうか?

売上が伸びても固定費が同じ、利益額が同じなら意味がないです。さらに売上を伸ばそうと思った場合、人を入れないといけないなら、逆に利益は出ないです。未来への投資でしかないです。

ということは、目を付けるところは、
利益額が伸びているところ。
経費や固定費の低いところ。
を伸ばすことです。

実際の伸びしろとはここのことを言います。
バブルに浮かれて売上だけを伸ばす発想というのは危険です。
評価価値から見ても利益額の高い部門や固定費の低いところが高く、単純に売上だけ伸びているところは評価されません。

昨年来、景気がかなり悪くなり、ものさしが変わったということです。
このことを把握した上で、数値を見られることをおすすめいたします。

伸ばす、伸ばすというのは売上のことだけではないです。
その他の要素の方が大事になってきています。

現場の意識から変えないといけません。
売上から利益へ・・・

その転換を図れたところが生き残っていくような気がします。

視点を変えて経営をしないとたいへんなことになります。
是非、利益重視で見れる目を養って下さい。
09年07月16日 06時40分13秒
Posted by: takeuchiconsult
当たる販促セミナーではなく、どうやって販促に頼らないか?それが鍵
販促手法を開発すればするほど経営コンサルタントは儲かる?
本当にクライアントさんのことを考えるならば、販促を止める手法をお伝えすることではないでしょうか?

自分も同じようなことをやっていたので、ふと思いました。
セミナーを企画するとどうしても集客したいです。表現も誇張したものになりがち。考えるのは自分のこと、会社のことが優先。

お客様のことを考えるなら、今の販促費を削って業績を上げる方法を提案しないと意味がないです。

どうやって当てるかよりもどうやって削るか?
そのことの方が、ニーズが高いように思います。

皆さん、販促を止めるとお客様が来なくなるとおっしゃいます。

でも同じ販促をいつまでも打ち続けるのでしょうか?

一番企業、一番店ほど無販促です。
だから利益率が高く、経営が安定化します。

無理な販促は、いつか無理がきます。

今私のクライアント先では、販促費を前年の半分にしてもらっています。
まず、そのことを宣言します。
現場からは大ブーイングです。

でも誰かが音頭を取って、販促費を削らないと会社の経営状態が悪くなってしまいます。

数が本数を少なくして、より効果的なものを考える必要があります。
当てることを考えるよりもまず減らすことが大事な場合もあると思います。
前年と同じ稟議が上がってきてものそのままOKを出さず、練り直した方が良いと思います。

当たる!当たる!ではなく、どうやって販促費を削って今の数字を維持するのかその具体的な手法を聞きたいと思っておられる方が多いのではとも思います。

販促に頼らない経営を目指すのが理想の経営だと思います。
09年07月16日 06時38分50秒
Posted by: takeuchiconsult
子供のような心をもった純粋な社員たち・・・

大人になると擦れて来る?汚れて来る?
純白な気持ちは徐々に曇りが出てきて忘れてしまう?

涙を流して不正を訴えに来た若い従業員の方々。
勇気を出されたのでしょう。
同じ立場だったら出来ていたかどうか自信がないです。

隠し通せば、出世するのでしょうか?
言わなければ出世するのでしょうか?

嫌な局面です。

個人的には、白黒をはっきりさせるつもりです。
ただし、従業員の方々を守ることを考えながら・・・

一所懸命頑張っているのに損をした気分。
モチベーションはガタ落ちだと思います。

知らぬふりをしてやり過ごすというのは、私の性に合いません。
不正の温床がある会社で伸びるところなんてないです。
一時的に良くてもすぐに襤褸が出ます。

経営コンサルタントの仕事は業績を伸ばすだけでなく、客観的な第三者の目で監査を行うことです。逆に、それを期待されているからこそ、依頼されるのです。

従業員の方々と親密になればなるほど、この手の話が飛び込んできます。

まじめで純真な方は、出世しないのでしょうか?
否!
是非、応援してあげたいです。

私もまだまだ子供。
不正が大嫌い!曲ったことが大嫌い!
すぐに上に向かってくってかかるのは小さい時と同じ。

でもこれも性分なので治りません。
別に間違ったことを言っているのではないので、やり方や言い方を変えて対応しようと思います。

純真な心を持っているからこそ、出世して欲しいです。
09年07月16日 06時38分10秒
Posted by: takeuchiconsult
クライアント先のビジネスホテルさんの状況をお聞きしていると、5月中旬以降数字が落ち込んできたという報告を受けました。

やはり・・・

今年の5月・6月くらいから地方都市では景気が悪くなるのではと予測していました。

嫌な予感が当たった感じです。
今回の不景気は根が深く、単純に回復といかないような気がします。

さらに、秋以降、アメリカ企業の決算後、今以上に悪くなる可能性があると思います。

まだまだ予断を許せません。

何らかの小さな情報がヒントになる時があります。
今まで、うちはあまり影響を受けていないようですが・・・
とおっしゃっていた会社が突然、数字が悪くなります。

ビジネスホテルの予約状況を見てみますと、1泊シングル5000円を切らないと予約が入らない。また、楽天やじゃらんなどで宿泊地の安い順に並べてそこから順に予約が入るようです。

ビジネスホテルでも価格が最優先です。
安くしないとはじかれます。
どうやって安さを訴求するかそれが大事なようです。

特に新規顧客を取りたいのなら、安いプランを作っていかないと、稼働率が悪くなります。

それで今後、夏までの状況ですが、6月・7月の苦戦しそうな予約状況とか・・・

そのため、安くして少しでもネット上でヒットするようにご提案しました。
箱ものビジネスは、稼働率が命です。

指をくわえて待っていたり、昨年と同じようなことをやっていたのでは、急激な売り上げダウンは必至です。

秋が来る前に、早めの対策をおすすめいたします。
09年07月16日 06時37分30秒
Posted by: takeuchiconsult
なんで関係のないお店がマスクを売るのぉ?

最近、緊急入荷マスクの案内がよく来ます。
ところがマスクとは全く関係のないショップです。

いくら何でも全く関係のないところがこんなに案内を出しても良いのでしょうか?

1枚もマスクが手に入らず困っておられる方がたくさんいます。

何らかのルートで買い占めて、それを販売しメールアドレスを獲得しようというのであれば心外です。

ちょっとやり過ぎでは?

何でも商売に結び付けるのは止めて欲しいです。

困っている方のために何か還元できるようなことはされないのでしょうか?

お客様のことを考えて何か良いことをすれば、きっとお客様にいつか助けてくれると思います。

危機的な状況になった時に、人間というのは姿勢が出て来るように思います。

もっと良い知恵を出し合えるようなネットの使い方があっても良いように感じます。

物を売らなくても、良い情報を流すことはできると思います。
積極的に皆が情報を流し合えば、良い世の中になるのに・・・

いつも経営は姿勢を問われます。
皆が苦しんでいる時に、儲けることを考えているようでは、先がないように思います。もうそんな時代ではないのでは・・・

身綺麗な経営。
それが大事です。

何でも売上が上がれば良いでは必ず行き詰ります。
そのプロセスを消費者は知っています。

私も良い情報が流せるようなものをネット上で作っていきたいと思います。
09年07月16日 06時36分50秒
Posted by: takeuchiconsult
仕事のできるパート・アルバイトさんがおられたとします。仕事ができることを理由に社員へ登用されますでしょうか?

間違いではないと思いますが、あともう少し要件を増やして欲しいです。

まず、会社のことが好きであること、会社の一員として一緒に頑張って行こうという人や夢や目標を持って上を目指す人でないといけません。

社員への登用は慎重に行い、将来性があり、会社を背負って行ってくれそうな方を選別する必要があります。
 
誰でも社員になれるのは良くないです。
特に仕事内容よりも会社の一員としてやっていく気概があるかどうかです。

お金をもらうためだけに仕事をするのであれば、その方はアルバイトかパートさんでしょう。

他の従業員の方とコミュニケーションを取ったり、一体化して仕事に取り組んだりと心構えの方が大事です。そういうことが当たり前のように出来る方を登用されて下さい。

自分のことだけを考えている方は社員とは言えません。自分が大事なのはわかりますが、お金をいただくためだけに仕事に来ているというような状況を作らないことです。

安易な登用で失敗されている会社もあるようです。
しっかりとチェック機能を効かせて下さい。

そのための評価診断シートも必要です。

後忘れてはいけないのは、面接・面談です。
書類審査だけでなく社長との一対一の面接を行って下さい。
じっくりと会社のことを話されて、本当に会社のために働いてくれる気概があるのかどうかを判断されて下さい。

幹部が社員とパート・アルバイトはどこが違うか言えますでしょうか?

これがあいまいだと社員への登用は甘くなります。
ということは幹部の意識統一が大事になってきます。

一度、幹部社員の方に同様の質問をされてみて下さい。
それがあなたの会社の現実を表しています。
09年07月16日 02時53分00秒
Posted by: takeuchiconsult
とある病院でのお話。
安田院長は私のクライアント先の院長先生です。
今後の医療経営についてどのようにお考えかお聞きしました。


面談ヒアリングさせていただき安田院長から以下のようなお話をいただきました。

素晴らしい院長の言葉から。。。
夢1 260名が宝!その人たちが不安にならないように・・・
夢2 ここに一つのコミュニティを作りたい
     ※死ぬまで面倒を見る老人医療体制づくり
夢3 地域の生活を考えた医療経営がしたい

医療と経営を両立させるのは難しいと聞いています。
単なる医療業務だけでは今後病院経営は難しくなると思います。

やはりトップの思いや夢実現のために運営して行かないと続かないと思います。
私企業と同じで、やはり大事なのはトップがどのように考えているかです。

初めてお会いさせていただいた時、
すごく大きな体の院長先生が、笑顔でニコニコとやってこられて
「よろしくお願いします。」
とおっしゃった時には、少しほっとしたのを覚えています。

ギスギスとした感じはなく、何とか今の病院周辺に地域に根差した医療経営がしたいとおっしゃっておられる姿勢に感激しました。

私は医療に関しては無知です。何も知りません。
でも何とか夢の実現のために経営面でお手伝いができればと思っています。

夢の現実の狭間で葛藤するのは皆同じではないでしょうか?
でもその夢はすぐに実現できるような容易いものではないはず。
じっくり腰を据えて、一生かけて作品を作り上げないといけません。

おそらくその作品も、完成時に評価されるのではなく、後世の人たちがやっと認めてくれるかどうか?

だから今自分でできることを精一杯やるしかないのではと思います。

院長先生でありながら宿直までこなされています。

職員の方々の面談ヒアリングをさせていただきましたら、皆、「院長先生の体が心配です。少し体を休める時間を取って欲しい。」とおっしゃいます。

皆さん、院長先生が好きなんですね。

夢、必ず実現させて下さい。
それを一番期待しているのは、職員の方々です。

良い夢を聞かせていただきました。後は、実現へ向けて動き出すこと。
一人で頑張られるのも良いですが、周りの方のお力を上手に借りられれば、夢に早く近づくのではと思います。

後世に伝え続ける安田院長の理想とする医療経営を実現されることを祈っております。

ホームページ・案内はこちらから
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医療法人博愛会 広野高原病院
神戸市西区北山台3丁目1番1号
TEL 078-994-1155(代)
09年07月16日 01時53分00秒
Posted by: takeuchiconsult
病院経営や医療の現場でも同じ。
笑顔が一番!

患者さんを癒すのは、的確な治療以上に笑顔が大切と言われます。
特に、付き添いのご家族の方の笑顔が一番大切とか・・・

いろんな企業診断の方法があると思いますが、私たちコンサルタントの目からすると一番気になるのは職員や従業員の笑顔です。

病院でも受付がすべてです。
そこで笑顔で応対したり、ほんの少し患者さんに一声かけているかどうか?
それを見させていただいています。

腕が良くて愛想の悪いドクターのところへ患者さんは行かれるでしょうか?
歳を取れば取るほどやさしくしてほしいもの。
やさしい言葉をかけてくれる病院へ足が向くのではないでしょうか?

一般の小売店やサービス業以上に、この笑顔がリピートさせます。
職員の意識を高めていかないと、つい忙しさの中に埋没してしまいます。

いつも笑顔で対応してくれる病院。
当たり前かもしれませんが、患者さんから見ると冷たいなぁ!
と思われているかもしれません。

病院経営の現場では何が一番大切なのか、明確なビジョンや方針が必要です。

結局行きつくところは職員の教育。
教育が出来ていないところは、患者の足が遠のいて行きます。

ご家族の方が、あの病院へ連れて行こう。
と思うのはどこで判断されるでしょうか?

ドクターの腕なんて、噂以外わかりません。
会ってもいない人を評価するなんてできません。

しかし、院内へ一歩入って、受付へと行く瞬間に何となくその病院の雰囲気がわかるのではないでしょうか?

ドクターや職員の方々が患者さんに一声かけて、大事にされている風景を見れば、それで十分。

この病院に、うちの親を診てもらおう。
となるはずです。

技術も大事。でもそれ以上に大事な物があるような気がします。

院内に落ちている笑顔、拾ってみたいと患者さんは皆思っておられます。

リピーターづくりは、やはり笑顔づくりからだと痛感いたしました。
09年07月16日 00時29分00秒
Posted by: takeuchiconsult
よくあるご相談です。

売上や集客目的に使ってはいけないのはもちろんのこと。
でも目的をどこに置くかが大事です。
ただあれば良いというものではないです。

「作ったのですが見ていただけませんか?どこが直すとところがありますか?」
と・・・

ところが、ホームページの制作という観点では、かなり遅れています。
特に遅れているのは、SEO対策です。

場所と何が強いのかを明確にして、作り込まないといけません。

だから、例えば、単純に病院名を入れるのではなく、どの町のどこにある何が専門の病院なのかが分かる方が有利です。

タイトルを変える(これが味噌)
例、誤:「武内病院」→何の病院かさっぱりわかりません
例、正:「○○市○区の国道○号線にある ○○専門の病院」

総合病院ほどネットでは弱いです。総花的なホームページほどSEOは弱いです。実際には科ごとにホームページを持たれても良いくらいです。

それに副題としてどんな病院なのか、どういうことを考えているのかを一言で表したものが欲しいです。

あと必須のものは、

★その他必要な物
・Q&A
・患者さんの声
・スタッフ・職員の声
・ドクター一人一人の言葉
・入院病棟の部屋の写真やトイレや通路などの写真

患者の視点でやはり作り込むことです。
どんな病院なのかがわかり、安心感を与えるキャッチコピーや声が欲しいです。

また、メールでの問い合わせよりも電話番号です。
問い合わせの窓口を作るのは良いですが、夜中出ない限りメールではなく、即電話がかかってくるでしょう。

だからタイトルの下などに、大きく告知することです。
患者から見るとこの電話番号が一番大事なはずです。

売上目的に作ってはいけないとなると、どうやって見ていただくが鍵になります。そうすると、自ずとSEO対策に力を入れるべきです。

機材を並べても患者さんは安心しません。それは病院側の投資に対する自慢です。

策に溺れずに、院長がどんな病院経営を目指しているのか、どういう受け入れ態勢になっているのかを一言で書いて下さい。

自分の考えをまとめる場なのかもしれません。是非、良いものをお作り下さい。
09年07月15日 23時28分00秒
Posted by: takeuchiconsult
新聞発表はどこの数値?
中小企業の実情を表していないように思います。

よくこんな電話がかかってきます。
「武内さん、新聞では株価が上がったり、景気が少し良くなっているようなことが書かれていますが、私たち中小企業との実情とは少し違うのですが・・・」

その通りです。
新聞の景気動向が中小企業に反映されるのは早くて半年、普通は1年以上後からでしょう。

ところが悪くなるのは同じくらいのタイミングで悪くなります。
回復する方だけ、ズレます。
だからいつも苦労している感があります。

新聞発表されている事柄は大手企業の話が多いです。
それに経済指標そのものが大手企業の数値なので仕方ないかも・・・

新聞発表よりも現実の方が甘いということはないと思います。
良い方に違っていれば良いのですが、その逆。

いつまで待っても良くはならない?

それに中小企業では外部環境以上に内部環境の方が影響度が大きいからかもしれません。

新聞の内容に一喜一憂しているよりも自分の会社を守らなければなりません。
現実的なものに合わせないと・・・

新聞は世の中の流れ、経営は足元を見る。
業界の時流、地域の特性に合わせることです。

新聞で発表されてもあまり得したことがないと思われていませんでしょうか?
新聞の内容に自分が合わせるのではなく、自分の置かれた環境の中で精一杯努力する方が大切なような気がします。

「新聞を見る」と言いますがその通りだと思います。
見るくらいでちょうど良いくらい。
新聞発表に惑わされないようにすることも大事かも・・・・
09年07月15日 22時28分00秒
Posted by: takeuchiconsult
銀行の悪口を言っていて大丈夫でしょうか?
正直、銀行にお世話にならないと事業が回らないと思います。

事業をスタートした瞬間、銀行とどう付き合っていくかが大事です。
借入0で事業を継続できれば良いですが、そのような方は少ないと思います。

上手に経営されている会社ほど、銀行との関係が良好です。

借入の額が大きくなればなるほど、関係がぎくしゃくしたり、敵対視するのは良くない傾向です。

さらに進むと銀行の顔を見て経営するようになります。
これは避けたいところです。

でも良い意味、チェック・監査など銀行からの客観的な意見を言ってもらえれば経営もうまく行くはず。常識的な範囲で、アドバイスをいただけると思います。

業界平均の数値はお持ちなので、自社のどこがイレギュラーであるかはすぐ指摘されるでしょう。

真摯に改善に努めるのが一番。
こちらから、毎月報告に行くくらいの姿勢があっても良いかも?

事業の成否は、ある意味、銀行の協力関係如何に関わってきます。
どういうお付き合いをして行くのか?

愚痴を言っていてもしようがないです。
長い目で見れば今の支店長クラスの方とのお付き合いだけでなく、次世代の優秀な若手の方を育ててあげることも大事です。

いつかお釣りがくると思います。

社内だけでなく、社外の若手の育成が、会社を強くします。
敵とは思われず、どうやって良好な関係を築いて行くのか?
業績の良いところほど、外部の方とのお付き合いが上手です。

いつもお世話になっているという気持ちを持つことが大切ではないでしょうか?

これも経営コンサルタントの目です。
業績の良いところほど、銀行とのお付き合いが良好のようです。
09年07月15日 21時27分00秒
Posted by: takeuchiconsult
いつも聞かれます。
「武内さんのところは社員はいらないのですか?」と・・・

会社、事業というとすぐに社員数。
これでは新しいビジネスモデルを構築することが難しくなります。

社員として雇用しなくてよいビジネスモデルを考えることです。

社員が全くいなくて良いというのではなく、幹部や幹部候補生以外は、社員にしないビジネスモデルが大事だということです。

企業を社員数で評価する時代は終わったように思います。
中身の問題です。見栄の数値では意味がないです。

これからの雇用を考えると、おそらく中小企業は、幹部候補生しか社員にしないでしょう。幹部候補生以外の方は、それ以外の雇用形態で雇用されると思われます。

それくらい社員になるハードルが高くなると思います。学校を卒業すると自然と就職が決まるなんてことはないでしょう。また、社員として雇用されるかどうかもわかりません。

3か月の見習い期間ではなく、3か月や半年で今後幹部候補生になるような人物かどうか図られます。

かなりの自己研鑽を行わないと、企業側が受け入れてくれなくなるでしょう。
能力と会社に対する愛社精神を問われます。

社員になろうと思えば、自分の最高の能力を発揮するだけではダメ。
その会社や社長、従業員すべてが好きで好きでしようがないくらいに愛着があるかどうか・・・

逆に企業側も幹部候補生しか社員にしないと決めれば、トップや会社の姿勢を明確にしたり、職場環境を整備して行く必要があります。

従業員から好かれる会社、好かれる職場にしないといけません。
でもそうすることによって、さらに強い企業が生まれます。

雇用に対する考え方が徐々に変化して行くような気がします。
綺麗な三角形のピラミッド組織にこそ弱点があるかもしれません。

幹部候補生が多い企業こそ業績を伸ばしそうな予感がします。
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