2011年 11月の記事一覧

11年11月04日 15時42分00秒
Posted by: takeuchiconsult
定着しない。飽きられる。
地域一番店の集合体なら、繁盛されていたと思います。
屋台で商売をしたい人が集まっただけでは、厳しいと思います。
力のある方が集まってこそ、成果が期待できるのではないでしょうか。

屋台というスタイルにすれば面白いのではと、皆競って開店されましたが、苦戦されているようです。

再活性化させるためには、もう一度商品の見直しからが必要でしょう。それと過度の期待をしないことも大事ではと思います。最初から何人も人が張り付いてする商売ではないです。

儲かっているところは、ほとんどが一人で対応されています。ドリンク類の提供が難しいなら、近くの自販機を案内したり、近所に設置のお願いに行くくらいで十分ではと思います。

屋台の商売ならできそうと簡単に思わないことです。今上手く行っておられる方は、今までかなり苦労されているはずです。何もなく順風満帆でここまで来られたという方は少ないでしょう。

屋台は繁盛するのでは?
屋台ならできるのでは?
という甘い妄想は描かない方が良いと思います。結構シビアです。
通常の店舗に比べて、成否がはっきりと分かれる商売です。

だからこそ商品に磨きをかける必要があります。屋台の商品は特徴を出すのがなかなか難しいですが、いつしかお客様はお気に入りの味を選ばれます。

そうなるまで、精進し続けることが大事です。隣の芝生は青く見えるものです。成功されているようだから、自分もやってみようというような安易な考えだけは持たない方が良いと思います。

ただし低投資でできるというのは、かなり魅力的です。だからこそ自信が持てる商品を作り上げることが鍵となります。

屋台で食べるというだけでなく、屋台で絶品の商品が食べれるというくらいのところに目標を置かれてはと思います。

食は投資の大小ではなく、最終的には味で決まるような気がします。

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11年11月04日 12時41分00秒
Posted by: takeuchiconsult
今あるのは、過去があるからこそ。先輩方が今の状況を作ってくれたのだと思います。

会社では過去は大切です。過去を知らずして、未来を作ることができないからです。

中小企業の場合、従業員の方に何も伝えていないこともあります。伝えてもあまり意味がないのではと思っておられるか、伝えることを忘れられているようです。

会社の歴史については節目節目で伝えて行った方が良いと思います。会社のことに興味を持っていただく、会社の過去のことを知っていただくことが社員教育の第一歩です。

会社は生き物です。順調に右肩上がり成長したり、事業継続をしている訳ではないです。今に至るまでにいろんなことが起こっているはずです。どのような状況下でどのようなことが起こり、どう対応したのかを説明することが勉強になります。

自分の会社のことを話すのは恥ずかしいなぁと思われずに、是非、話をされて下さい。これは経営者にしかできないことです。どうやって舵取りを行ってきたのか、従業員の方に知っていただくことが大切です。

同時に、経営理念やビジョンなどもどのように生まれて来たのか、文章化されたのかその辺りの意図も説明されてはと思います。

会社で決まったことについては、すべて意味があるはずです。言葉をそのまま覚えるのではなく、なぜそれが出来上がったのかを知ることが大切です。

未来に向かって良い仕事をしてもらうためには、過去をしっかりと教えることです。

社名や店名の由来はどこから来ていますか?
創業は何年ですか?
事業内容や取扱商品はどうなっていますか?

中長期経営計画書を作成することも大事ですが、是非、会社の歴史も整理されて発表されてはと思います。

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11年11月04日 11時27分00秒
Posted by: takeuchiconsult
何はいくらだったら買おうと思うか?お客様の立場になって考えてみることが大切です。逆に言うとその価格にしないと売れないということかもしれません。

マーケティング上大事なのは、この売れる価格を見つけることです。単に価格を見つけるだけでなく、商圏や立地、客層に合わせた価格を見つけて行くことです。

それともう一つ、「飛ぶ価格」というのがあります。何かと言いますと、通常の10倍~100倍売れるくらい効果がある価格です。反響率が異常に高い価格です。この価格も見つけると、集客効果絶大です。

ただし、どこまで安くするかが鍵です。最近よく大手居酒屋チェーン店さんなどで10円販促を行っているようです。一品しか10円にはならないのですが、集客目玉になると思います。

10円にすることでインパクトを与えようとされているのだと思います。実際には、10円にしなくても同等の効果がある価格を見つけられて、それで反響を見るのが良いと思います。

ただし、このお店、10円でなく無料でも良いのですが、販促企画の楽しさを出すためにあえて10円で実施されたのでしょう。

どの業界、どの業種においてもこの飛ぶ価格というのは存在します。お客様心理の中で、ある一線を越えると買わないと損をするというくらい購買意欲をそそる価格があるということです。

それも価格だけ追いかけてもダメです。商品や品番・型番などは、お客様認知の高いものでないといけません。

赤を切ったとしても集客効果が通常の10倍以上になるなら、やってみる価値はあると思います。

売れないから少しずつ安くして行っても在庫が残るだけです。企画を打つ時はお客様心理に立って思いっきりビックリするような価格をぶつけることです。

繁盛店はどこが違うかと言いますと、この売れる価格と飛ぶ価格を知っているということです。

反響率を上げようと思えば、価格に関する研究データが必要になってきます。安易な値付けではなく、意味のある値付けで反響率を上げられてはいかがでしょうか?

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11年11月04日 10時41分00秒
Posted by: takeuchiconsult
業界を盛り上げる、成長させる書き方が大切だと思います。欠点の指摘は記事になりやすいのかもしれませんが、それだけで終わって欲しくないです。

1件の不祥事で世の中のすべでの同業者の方が、苦労されます。直接、自分が行ったことでもないのに、長い期間苦労から脱せなくなることもあります。

常にさらに良くなるような指摘や改善を促すような見守り方が大切だと思います。そうしないと、あれもダメこれもダメということになってしまいます。

必死に努力をされて今の状況を築かれた方も多いと思います。たった一度の業界内の良からぬことで、評価が下がっては残念です。

逆に一度良からぬことが発生すると、業界がレベルアップを図り、今まで以上に良いものをお客様に提供できる努力が必要です。お客様が期待感を持つような取り組みを行い、反響を上げることが大事だと思います。

ダメなものをダメだと否定することは簡単です。でもそこから可能性が見えて来るような書き方をすることがプロの仕事だと思います。

皆、努力して少しでも良くなりたい、お客様に喜んでいただきたいという気持ちは同じだと思います。その気持ちを大切に見守ってあげることも大事ではないでしょうか?

ただし、業界内で良からぬことが起こった場合は、各社必死で汚点を拭うような改善・改革が必要です。そのことで業界内がまた再活性化されます。このことを繰り返して行くうちに、業界も企業も強くなって行きます。

業界で起こっていることは、自社で起こっていることだと理解して精進される企業が成長されます。

書く方も悪いことは悪いと指摘するだけでなく、良いことは褒めたり認めたりすることが大事だと思います。また良い取り組みに関しては、そのプロセスも評価してあげて欲しいです。

成長を期待するような目を持つことが、どんな場面でも大事だと思います。その心を持った人が、一人でも多く出て来ることが世の中を良くするような気がします。

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11年11月04日 09時26分00秒
Posted by: takeuchiconsult
このような質問も結構あります。経営コンサルタントを志望するのではなく、企業の中で経営コンサルタント的な仕事をしてみたいということだと思います。

調査・分析という仕事なら企業内でもたくさんあると思います。

ただし、経営者と一対一で事業の今後のことを考えたり、アドバイスをするということは難しいかもしれません。

経営コンサルタントの本来の仕事は、調査・分析よりも経営者の方が希望する内容のものを提案し業績アップにつなげることです。

まずは経営者の方からの依頼内容ありきです。それがないと動くことができません。押し売りのような形で提案しても上手く行かないからです。

だから、経営コンサルタントの仕事は、生の現場を見られないと本当のところはわからないのではと思います。

ただマーケティング面では、改善・改革や企画などの仕事は携わることができると思います。業務内容的にも経営コンサルタントの仕事と近いものができる
と思います。

大きな違いは、クライアント先の経営者の方や幹部の方の意に添うように提案することです。

もう一つ、マネジメント面の業務となると、その会社の幹部になられない限り難しいかもしれません。

それと会社の中での経営コンサルタント的な仕事というのは、その会社の中だけでの業務になります。経営コンサルタントは、多くの企業様のお手伝いをさせていただきますので、経験と事例の数が多いです。また、クライアント先からの依頼内容も多岐にわたり、企業ごとに組織文化も違うためにかなり勉強になり、成長スピードが早いと言われます。

でも会社の中で経営コンサルタント的な動きをして貢献することも大事であり、楽しいと思います。

後はそのような動きを会社が認めてくれるかどうか、そのような部署があるかどうかだと思います。

コンサルタント業務を社内で行うには、会社から信頼されている、評価されている人になることが第一ステップのような気がします。

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11年11月04日 06時25分00秒
Posted by: takeuchiconsult
何でも人任せでは人は育ちません。中小企業で教育現場に社長がいないところは少し不安です。「教育=社長の理念」だからです。

依頼があるのもうれしいですが、すべてお任せというのは、良くないと思います。外部の方に依頼するものと、社内で行うものを見分ける必要があります。

うちの会社は教育ができていないから、外部のセミナーに参加させるとか、外部から講師を呼んで来て勉強会を行おうとされます。実施されることについては良いと思いますが、1回や2回参加したからといって成長するものでもないと思います。

教育は継続して行うことが大事です。その中で、どうしても外部の方の力を借りた方が良いと思う時のみ依頼されるのが理想的だと思います。

同様にお金をかけてやる教育とお金をかけずにやる教育についてもきっちりと分けて考える必要があります。単純に、社内で行えばお金はかかりません。そのやり方が理想ではありますが、それでは教育の幅が狭くなります。

世の中の動向や一般常識も踏まえて、やはり外からの新しい風も必要です。その加減をどの程度にするのか、計画を組むことが大事です。

教育はお金をかければそれに比例して成長するということはないです。お金よりも従業員の意識が変わらない限り無駄になってしまいます。

また、トップが教育の重要性を認識されていない状況では成果が出ないでしょう。

ある一つの教育を行ったからといってすぐに成果は出ません。皆さん、いろんなやり方をなさって、少しずつ従業員の意識を変えておられます。教育時間を取ってもストーレートに業績に跳ね返る訳でもないです。

なぜ教育にお金や時間をかけるのだろうと自問自答することがあると思います。成果や結果を追いかけると、目先のことしか見えてこなくなります。

教育は、会社の未来を決めるものです。その未来が見えるようにするために、教育を行い伸びしろを作って行かないといけません。

お金をかけずに極力教育は行って行きたいというのも一理ありますが、外からの風も大切です。上手に使い分けをされて、自社における教育のあり方を考えられてはいかがでしょうか?

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11年11月04日 00時25分00秒
Posted by: takeuchiconsult
広告を出す側から考えてみますと、何らかの反響を期待するはずです。何もせずに待っていても顧客をつかむことができないので、広告にどうしても頼ってしまいます。

それも今の時代は、紙媒体だけでなくWeb上にも同様の広告を掲載しますという案内が多くなっています。

しかし、反響率はどうなのでしょうか?

個人的にも過去にセミナー開催の案内を新聞・雑誌に掲載した広告からは反響率がほぼ0に近かったです。その記事を見られた方から問い合わせの電話がかかってきたり、申し込みがあるということはなかったです。

直接お客様のところへダイレクトメールを発送し、後から電話営業というのがやはり反響が高かったです。

最近では徐々にWeb上からのメールでの問い合わせは増えて来ていると思いますが、期待されているような数字にはなっていないと思います。

いくらホームページなどを強化しても、Web上に広告を出したとしても思うように行かないです。情報が氾濫しているため、お客様は見たい情報しか見なくなっています。それと情報が氾濫したためにかなり勉強されています。あり来たりの情報を流しても反応しません。

もう他社に広告を任せるだけでは良くないような気がします。自社が、自分が、情報を流して行く時代になったような気がします。

ホームページは、あらかじめ会社名がわかっていないと辿り着いてくれません。
逆に、こちらから情報を流したい企業のサイトへ行き、丁寧な文章でメールにてまず案内をかける方が良いと思います。

またブログやツイッターなどで最新の情報を流し続けると、そこから反響があります。ブログやツイッターからは流した情報に興味がある方からの問い合わせですので、成約率も良いようです。

また今後様々な広告手法が生まれてくると思いますが、大事なのは自社発信・自店発信ではないかと思います。

他人に広告を任せるのではなく、自分で広告に変わるものを発信して行く時代になったような気がします。

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11年11月03日 22時24分00秒
Posted by: takeuchiconsult
業界内で問題が生じた場合は、良い機会だと思い、自社の商品や経営のあり方を見直すことが大切です。他人事で終わらせずに、早急に手を打つことです。

何の問題もなく推移するということはないと思います。いろんな問題が今後出て来る可能性があります。

危機管理体制を強化するだけでなく、経営のあり方そのものをもう一度考え直し、整備して行く必要がありそうです。

よく業界内で良からぬ問題が発生すると、自社にも大きな影響が及ぶのではと危惧されますが、それ以上に大事なことがあると思います。今少しくらい売上が下がったとしても、きっちりと見直しを図り体制を整えれば未来が見えてきます。

しかし、何も対策を打たずに、世の中の流れに任せておくとどうなるでしょうか?そうなるともう立て直しが効かなくなります。

それと消費者にとってはプラスになります。問題が発生すると各社、商品に対する基準が厳しくなったり、見直しを図られますので、より良いものが提供されることになります。

このことを繰り返すからこそ、企業は強くなり、お客様は満足する商品を手にすることができるようになります。

また業界内も再活性化されます。問題が生じた時は、逆に大きなチャンスです。対策をしっかりと打ったところと、何もしなかったところでは、1年後大きな差が付きます。

問題が発生した際には、業界基準のようなものを定めて、消費者に理解いただくことが大事だと思います。

何も知らされないまま商品だけが届き満足いただける時代ではなくなってきました。どのようなものを使って、どこで作られたのか、どのような経路でお客様の手に渡ったのかが明確にならないと良い商品とは言えません。

価格に対してもなぜこの価格なのか、それが説明できるよう準備すべきではと思います。

業界内で問題が生じた時、頭を抱えるのか、逆にチャンスだと思うのかで、結果は大きく違ってきます。

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11年11月03日 20時23分00秒
Posted by: takeuchiconsult
安いことが一番の戦略になっている時こそ、高付加価値・高単価商品を作る時だとよく言われます。少しでも景気が回復の兆しを見せると、今まで安さを前面に出していた企業や店が苦戦し出します。それにいつまでも安さだけでは満足されません。

また景気は低迷していても高付加価値商品を求めておられる客層が必ずあります。そのような方々への提案ができているかどうかも大きな課題ではないでしょうか?

景気が低迷している時は、次の好景気の準備が必要だと言われます。今回の場合、はっきりと好景気が見える状態にはならないかもしれませんが、良くなる兆候は見えてくるかもしれません。

そのための前準備が大切です。安く提供するだけでなく、お客様が納得するような高付加価値商品を作れるかどうかが鍵です。

企業としては、どのような状況下にあっても高付加価値商品づくりが大切です。それも業界の常識を覆すような高単価商品にチャレンジすることです。

売れる、売れないという視点で考えるのではなく、チャレンジするという視点を持つことです。高付加価値商品の開発を行うことは、企業や店にとって大きな力となります。

不況を打破するにはやはり新商品開発が必要です。それも今までとは違った視点で作られた商品が出て来ることを期待します。

この商品開発における意欲の差が、景気回復時に大きな差となって表れてきます。例えば、毎月商品開発会議を行っていますでしょうか?

いきなり作ろうと思ってもなかなか良いものはできないです。日々研究を重ねて初めて理想に近いものが出来上がって行きます。

大手ファストフード店もこの高付加価値商品を起爆剤として、見事復活されています。

安さに頼った経営は長続きしないと言われます。安さを徹底的に志向するなら、社内の仕組み自体も変化させて行かなくてはなりません。その仕組みづくも限界があります。

安さの次は、高付加価値・高単価商品の波がやって来ます。常に高付加価値商品を作り続けることが企業や店を強くするための経営戦略につながるのではと思います。

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11年11月03日 18時23分16秒
Posted by: takeuchiconsult
利益が出ないから止めたい。現場からはこんな意見が出てきます。
本当に大変です。12月28日からずっと徹夜。

個人のお店なら100個ぐらいが限界ではないでしょうか?毎年ノルマが増えて行き来ます。でも店で作れる個数には限界があります。そのような時、おせち料理をスタートした理由についてもう一度、原点に返る必要があります。

例えば、どういう理由でホテル・旅館のお節料理がスタートしたのでしょうか?
儲かる?利益が出る?からでしょうか?・・・
オーナーの気持ちはご存知でしょうか?

実際、おせち料理は通常営業のようには利益が出ません。通常営業であれば、外回りの営業も販促企画もいりません。それにおせち料理に使用する食材を通常営業で使用するものとは別に仕入れないといけません。おせち料理が終わった後、若干在庫が残ります。綺麗にピッタリということはないでしょう。

それでもおせち料理に力を入れられます。理由は、日頃のお客様への感謝の気持ちがあるからです。1年間利用いただいたお客様に、少しでも楽しい正月をして欲しいという思いから始まっています。手作りで心のこもった自店の料理で年賀を祝って欲しいという願いが込められています。

だからそこには、売上目標や利益目標という数値以上の意味合いがあるということです。商売ですから、目標販売個数は出さないと厨房が困りますが、1年間の感謝の気持ちが大事であることを再認識すべきだと思います。

おせち料理の販売個数を増やそうと思えば、毎年の販売実績を積み重ねる必要があり、いきなり数を売ると言うのは危険です。急に販売数だけで伸びても、お客様が納得しない限り翌年買ってくれません。

順調におせち料理を毎年販売されているところは、一定の固定客をお持ちです。新規は毎年2~3割くらい。後は固定客の数字が読めるようになっています。

この形が理想だと思います。ネットなどを活用して、販売個数だけを追いかけてもどこか歪が出て来ると思います。このやり方では、毎年新規顧客を獲得しなければならず、そのためのコストもかかってきます。

おせち料理は固定客や常連客への販売がベストです。販促を打たなくても営業に行かなくても、お客様から今年はどんなものが入るのですが、楽しみに待っていますという一言をいただけるくらいでないと作る方も楽しくないと思います。

ただし、ネットで1万円で買えるおせちも魅力です。魅力があるからこそ、きっちりと販売計画とおせち料理を自店が製造・販売する目的を明確にされてはと思います。無理や無茶は危険です。

商品は予約が入ったり、売れたらそれで良いというものではないです。特に飲食業の場合、次につなげる、また利用していただけることが店を強くしたり、販促費を下げることにつながります。

売るだけでなく、販売する目的が明確でないものは、お客様からの支持はいただけないのではと思います。

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11年11月03日 15時44分00秒
Posted by: takeuchiconsult
どの企業、どの店も残業を減らしてきています。昔に比べて時間的余裕が出てきているのではと思います。

余暇時間として楽しむのも良いですが、計画的に時間を使って行かないと伸びなくなるのではと危惧しています。

キャリア抱負なベテラン社員の方なら、残業が減っても上手に仕事をこなされ、逆に効率的な仕事の仕方を見つけられるでしょう。

ところが若手社員は、鍛えないといけない時期なのに、残業がなくなり早く帰社するように指示が出ると会社で仕事をすることができません。上司の監督の元、指示された仕事はできるようになっても、空いた時間を自分を鍛えるために有効活用できるかどうかは意志の強さにかかわってきます。

強い意志や目的志向がないと、仕事がない時には余暇として時間を使ってしまいます。

昔は、残業残業で夜遅くまで残って仕事をして自然と鍛えられて行きました。そのことがあるからこそ、今の地位があるという方も少なくないと思います。

この会社に残って仕事をする時間ですが、1年で計算すると何百時間、あるいは何千時間になるかもしれません。これが0になり、3年も同様な状況が続くとどうなるでしょうか?間違いなく若手の成長が止まります。

残業が減っても自分のスキルや能力を高めるために、自分で鍛えないといけないと思います。自己鍛錬を止めた時、成長は止まります。

おそらくですが、この傾向は続きそうな気がします。気を引き締めて、自分に厳しくしないと、将来が心配です。

いろんな面で豊かになろうと思えば、それだけでの努力をしないといけません。気付いた時には遅かったということのないように、残業が減ったら、その時間を何に使うのか考えないといけない時代が来たように思います。

今厳しく鍛えておけば、未来に夢が持てます。
空いた時間は、自分を高めるために使って欲しいです。

3年経った時、急速に伸びた人と変わらなかった人の差が大きく付くような気がします。

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11年11月03日 12時43分00秒
Posted by: takeuchiconsult
自社よりも大きい企業と付き合えるかどうか?
それが今のあなたの会社や個人の力です。

自分よりも力のある方と付き合えるかどうか?1年間でそのような方とのお付き合い先は増えましたでしょうか?

一番難しいのは、自分よりレベルの高い人や会社と付き合えるかどうかです。そのことを意識して仕事をすることが大事だと言われます。

また、常に仕事は小さくまとまらずに大きくするという発想が必要です。自分一人の力ではどうしようもないという壁にぶち当たる時があります。周りの人の協力を得ないと進まないということが起きてきます。

自分一人の考えで小さくなっていたものが、チームで仕事をしたり、部署を超えて仕事をすることで、より大きな仕事へと変わって行きます。

自分の力だけで処理しようとしないこと。いつも他の人の力を借りるともっと大きな仕事になるのではという視点が必要です。

リーダーになる人にとって大事なのは、自分ができる仕事を見つけてきてこなすだけでなく、取ってきた仕事を大きくすることが大切です。

大きな仕事が取れる方は、この発想をお持ちです。そのためには、社内外での人脈づくりが大事になってきます。

自分で処理せず、人を使えば仕事が広がり、大きくなると言われます。自分で処理しようとすると、どうしても自分の力相応の企業としか付き合うことができなくなります。

その壁をぶち破るためにも一人で仕事をしない、他人の協力を得ることを考えながら仕事をすることです。

それと常に大きな企業と付き合うためには、どのようなスタンスで、どのような仕事の仕方をしなければならないのかを考えることです。

1年間の成長度の評価は、売上や粗利ではなく、ひょっとするとどれだけ大きな企業と仕事ができたのかということかもしれません。

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11年11月03日 10時43分37秒
Posted by: takeuchiconsult
ちょっと最近気になることがあります。各種勉強会・研修会に参加させていただきますと、自社の商品を覚えていない、知らない人がいるということです。目先の業務に目が奪われ、基本的なことができていないようです。

教える側も作業しか教えていないので、このようなことが実際に起きています。

例えば、商品を覚えるとは、小売店の場合は、商品名、仕入原価、売価、粗利高(率)、在庫数などがわかること。
飲食店では、食材の産地・調理方法、商品名、おすすめポイント、原価、売価
などがわかること。

商品については会社や店が商品を覚える時間や勉強会を設けるのではなく、自分で空いた時間に覚えることが大事です。

良い仕事をしようと思えば、商品を知ることです。それも深く知ることによって、さらに成果は大きくなります。

上司の方も「商品を覚えなさい」とあまり言いたくないと思います。商品は覚えて欲しいというのが本音でしょう。

日々商品を覚えることを怠らないこと。担当外の商品であっても自店で扱っている商品のことを聞かれたら正確に答えることができるようにしておくことが大切です。

どのお店でも商品知識が完璧というところはあまりないと思います。もっと皆が商品のことを知ってくれれば業績は良くなるはずだと思っている方がほとんどだと思います。

昔は、店に入る前に商品を覚えるのが当たり前でした。それができていないと、上司や先輩から大目玉です。何度も叱られて嫌々でも覚えたものです。でもそれで鍛えられて行きます。必死に付いて行こうとすることで成長し、店の売上に反映していきます。

でも今は状況が違うようです。どのようにして覚えたら良いのか、どういう時間に聞いたら良いのか、そのことから教えた方が良いような気がします。

「覚えてきなさい」だけでなく、「覚え方を教える」時間を上長の方が取ってあげて、手取り足とり教える必要がありそうです。

商品を覚え、お客様に提案することができれば、お店の売上につながることも是非、教えてあげて下さい。

業績が悪ければ、もう一度、商品を覚えるというところに立ち返っても良いのではないでしょうか?

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11年11月02日 22時57分00秒
Posted by: takeuchiconsult
受講される方の気持ちが大事です。単にスキルアップを図るだけでなく、それを会社にプラスになるように還元しないと意味がないです。そのことを理解されているかどうかが鍵です。

何も考えず、会社からの指示で研修に参加している状態はあまり良くないです。研修の意味合いをきっちりと伝えて参加されるのが良いと思います。

例えば、
・自分自身のスキルアップ以外に、自分が習得したことを他の人にも伝える。
・自分自身が参加することによってモチベーションを上げ、それを組織に伝播させる。
・研修参加者に自分の名前が入っている理由を自分で探し、理解する。
・研修後、どう活かして行くのか、考えて参加する。
・研修を通じて、会社がどのようなサポートを行えば良いか提案する。
などなど・・・

会社としての狙いは、単に個人の方の成長を願っているだけではないです。参加された方が少しでも成長することによって、周りにプラスの影響をもたらすことを期待しています。

だから参加される方も厳選して選ばれた方が良いと思います。意識の低い方に参加いただいても効果は薄いと思います。しっかりとした目的意識を持った人が参加すべきです。

安易に研修会参加を促しても人は成長しないと思います。少しでも意識が変わって来たなぁと思うような人に対して参加を促すのが良い方法ではないでしょうか。

また、会社に感謝する気持ちを持つことも大切です。時間と費用をかけて研修会に参加させていただいているということを理解すべきです。そのような意識を持った人が参加され、いつしか会社に貢献してくれるとうれしいです。

研修会に一度参加させてみて、意識が変われば良いのになぁと思っておられるレベルでは、はっきり言って難しいと思います。

それと直属の上司の方の推薦が必要かもしれません。研修に参加することによって成長が期待できる人を推薦してもらって下さい。そうでないと会社からの一方的な参加要請になってしまい、良い結果は出ないのではと思います。

研修は個人の成長を願って行っているのではなく、会社全体の成長のことを考えて行っているということを従業員全員が理解できている会社は、時間と費用以上の成果を上げられるような気がします。

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11年11月02日 20時56分00秒
Posted by: takeuchiconsult
会社として対応することもこれからは大事かもしれません。

言葉は悪いですが、不健康なのは当たり前かも?
それに年を取れば、どこか悪くなってきます。皆、人に言えないような小さな病を持ちながら上手に生きておられると思います。40歳過ぎて健康診断で引っかからない方が不思議なくらいです。

個人的にも風邪は引きやすいし、お腹は下しやすいため、鞄の中には薬で一杯です。それに部屋には、ユンケルやサプリメント類でいっぱいです。クライアントの方々からいただいたものもありますが個人購入しているものもたくさんあります。

でも何とか元気です。大きな病気もしたことがないです。

ところが、それ以上に心配なのはストレスです。ストレスが貯まると病につながります。一番良くないのは、怒ること。自分の思い通りにならなくてイライラしてくると、必ず体調を壊します。

また会社の中では、会社や上司の指示と自分の考えが違っている時や取引先や関連業者の方と上手く行っていない時など、ストレスが貯まります。結局、全部を自分で抱え込んでしまい余計にストレスは貯まって行きます。

会社としてもストレスが貯まらないような施策が必要なのかもしれません。駆け込み寺のように、何かあれば話を聞いてあげるところです。

ストレスは、答えが見つかった時になくなるのではなく、今自分が思っていること、考えていることを誰かに聞いてもらった時になくなるとも言われます。

たまたまそのような上司の方がおられれば良いですが、皆日々の業務で忙しく、周りの目を配る余裕がない時もあります。

例えば、そのような悩み相談室を設けたり、定期的に健康診断ではなくストレス診断のようなものがあっても良いのではと思います。

健康診断は年1回ですが、ストレス診断は最低四半期に一度。あるいは上司から見て必要と思われる人は随時、診断を受けるような仕組みがあっても良いような気がします。

社員のストレスをできる限り軽減していくことも会社の大きな役割になってくるかもしれません。

社員を大切にした会社が伸びると言われます。健康診断の数値を気にするよりもストレスがどれくらい貯まっているかを診断してあげる方が良いのではないでしょうか?

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