2011年 3月の記事一覧

11年03月09日 18時57分00秒
Posted by: takeuchiconsult
昔は何%アップ、ダウンなどの数値の羅列で作成していたような気がします。それにどちらかと言えば、今後成長するだろうということを見込んでの計画です。悪く言えば数字遊びになっていたかもしれません。

しかし今は、将来に関する不確定要素が多くなっています。
売上は本当に行くのか?
経費の圧縮は計画通りできるのか?
賞与はどうするのか?
などなど・・・その局面においていろんなことが想定できます。

不確定要素の数が多くなると、計画自体、あらゆるパターンで出さないといけなくなります。

何かを所与のデータとして固定することが難しいというのは、
例えば、「売上=単価×数量」で表されますが、単価(客単価)も数量(客数)も今までのように前年の数値を当てはめるだけでは精度が低く、実際には2つの数値がどう変動するのか読み込む必要があります。

だから売上計画自体、何のために作るのか、なぜ必要なのかをはっきりさせることです。それと以前よりも1年後の計画と実績の差異が大きくなっているのも事実です。

また伸ばす計画だけでなく、縮小の計画も考えないといけません。無理して作った計画では意味がないです。実情に合わせて書き直すことです。

そうするとこの計画書、3か月ごとや半年ごとに書き直して行かないと実際の数値に近付きません。1度作成したならば1年後の成果を見ようでは、おそらく意味をなさないのでは?

もうひとつ大事なことは、売上計画は、目標数値として作成するだけでなく、戦略が折り込まれているかどうかが大事です。計画の前に経営戦略です。

一つの方向性を示し、そこから計画数値に落とし込む作業が必要です。数値の羅列になっている計画書では、発展・成長が見えてきません。

どう事業をデザインするのか?それが見えて来るような計画書が必要だと思います。

それと目的をはっきりさせること。社内のモチベーションを上げるための目標数値なのか、銀行への提出用なのか、今後の方向性を出すための資料なのか、会社の現状によって違ってくると思います。

数字遊びになっている計画書だけは作りたくないです。綺麗な数字が並んでいても実現できるかどうかわかりません。作者の自己満足で終わらないように、注意して下さい。
11年03月09日 16時56分43秒
Posted by: takeuchiconsult
もう昔のようにランチで稼げるというのはないようです。
ランチから夜へつなげるというのも難しくなっています。

ランチはランチで戦略を組む必要があります。

一番良くないのは、何もしないことです。
自分の料理に自身があっても世の中は変化しています。また、人気店に行かなくなるのが最大の欠点です。やはり市場調査は大切です。これからも飲食業に携わる以上は、食べ歩きをし、動向を知ることが大事だと思います。

売上が落ちてきた原因は、商品そのもの以上に、気持ちの部分で何か昔のようにハリがなくなってきたからだと思います。

歳を取るとどうしても安定志向になります。自分の城を持つのが夢で、一所懸命頑張っていた頃はどこへ行ったのでしょうか?

城を持つと勉強しなくても良い、変えなくても良いという訳ではないです。常にアンテナを張って、情報収集と研究に努めないといけません。

皆、好んでこの業界で仕事をされている訳ですから、嫌いなことはないと思います。やっぱり気持ちだと思います。

それと目標数値です。飲食店では、月商200万円が第一目標です。家賃を払い、少し余裕があり、幸せになるにはこのくらい欲しいです。テナントの場合も同じです。

利益の出る状態がいくらなのか、損益分岐点も必ず出すことです。そうすると昼が下がったのか、夜が下がったのか、あるいは両方下がったのか見えてくると思います。

特にランチの場合、立地などにもよりますが、3年ごとに客層が変わるとも言われます。通行量調査などを行い、どのような方が通行しているのか調べるべきです。

それとランチは、変化が大切です。同じメニューでずっと勝負できるというほど甘くはないです。常に新しいメニューを研究し続けないといけません。

また周りに競合店も出て来るでしょう。その中でお客様のニーズに合ったものを出すことです。

過去3万円売った実績があるなら、力はあるはずです。1万円まで下がった要因は心にあるように思います。

美味いものづくり、人づくりが飲食業界の合言葉です。
是非、もう一度オープン当時を思い出されてはと思います。
11年03月09日 15時11分00秒
Posted by: takeuchiconsult
相手は、自分よりも人生経験豊富な方ばかり。。。

いつも素直な方であることを願っています。
それとお互いがぶつけ合うことが大切だと思っています。

生意気なのはクライアントの社長は折り込み済み。
こいつ生意気なこと言いやがって・・・というのは当たり前。
誰も言わないようなことを失礼ですが言うこともあると思います。

経験では勝てません。しかし、コンサルティングを依頼されている訳ですから何かを吸収し、切り口を見つけたいと思われているはずです。

そんな時ふと思うのは、自分の固定概念を破った時、違ったものが見えて来るのではと思います。過去の成功体験が邪魔して、なかなか自分の殻を破ることができない方が多いような気がします。

客観的な意見を言ってくれる人を探されている感じです。自分ではある程度わかっているのですが、背中を押して欲しい。良き賛同者になって欲しいといった感じです。

経験を語っても勝てないのはわかっています。だから、今の世の中の時流と社内の状況を正直にお伝えさせていただくことに徹しています。その部分だけは、ブレはないと思います。

う~ん、と言われながら腕組みされている風景をよく見ます。
特にそこまで悪いのかぁといった表情をされます。

でもこれは伝えないと行けない事実です。そのことを認識された上で、どうするかが大事です。

認識されると後は早いです。経営者の方ですから、やると決めたらスピードが上がります。

私の役目は、現状を正しくお伝えすること。自分の目で見たことや感じたことを正直にお伝えすることにあると思っています。

できるだけ早く気づいてほしいなぁというのが本音です。変化は気づきからです。

若造に言われなくてもと思わず、素直に受け入れられた方が業績を伸ばされているように思います。
11年03月09日 14時10分00秒
Posted by: takeuchiconsult
この前、ネット通販でつけ麺を買ったら、箱の中に商品以外に1枚の説明文が入っていました。

「お客様が御注文の際に負担していただいた通信費をお返しいたします。
ありがとうございました!次回もお待ちしております。」
とA4の紙になんと5円玉2枚が貼っています。

おそらく通信費の変換という意味だけでなく、これから御縁がありますようにとの願いもあると思います。

ネットで注文した際にも返信メールのタイトルが、
「よろこんでご注文を承ります!」とあります。

それと「追記」と表してすぐに2回目のメールがきます。領収書の確認メールです。

見逃しがちなものを丁寧に確認する。そうするとお客様は、この店ならしっかりしていて大丈夫だろうと安心します。

小さな小さなことかもしれませんが、商売は丁寧にすればするほど固定客化されます。特にネットの場合、お客様の顔は見えません。何を伝えるかそれが大事です。

商品そのもの以外に、何を伝えていますか?

商品力における競争は当然ですが、それ以外の部分でお客様にサプライズや安心感を訴求する仕組みや仕掛け、比重が高くなっていると思います。

5円玉2枚で売上が変わる訳ではないです。確認メールを入れるとリピート率が高まる訳でもないです。でもそれがこちらのお店の姿勢だと理解できます。

ちょっとした気の利いたサービス。
そこに差別化する要素があるような気がします。

大きな販促費をかけるよりも大事なものがあることを気付かされました。
11年03月09日 13時09分59秒
Posted by: takeuchiconsult
企業再生と言ってもいろんな局面があると思います。その時々で何が必要なのか判断が必要です。

収益改善を行い、金融支援を受ける場合と、金融支援云々以上に大きな戦略を考えないといけない場合とがあるように思います。

事業ですから、何とか収益改善を図らないといけないと皆頑張りますが、目先良くても2年先・3年先のことも視野に入れることが大切です。

ふと最近思うのは、この戦略の部分が見逃されているように感じることです。一段高いところから戦略を練り直すということが必要だと思います。

現場の収益改善だけでOKな時はまだ良いのですが、外部環境が悪化し大きな決断を迫られる場面も出てきます。そうなる前に、何らかの対策及びシュミレーションが必要です。

ところがこの戦略についてですが、なかなか良い答えが出ない場合があります。
良い戦略案があるなら窮状にはならないはずです。止めるべきもの新たに進出するものを踏まえて考え直さないといけません。

実際、社内で幹部会議を開いても出てこないのでは・・・

情報やデータ収集はできても決断は社長の仕事です。それと相談する相手も見つからないと思います。自分で決めないと前に進みません。

現場改善は、誰にでもできると思います。社内の方でも外部の方でも。
しかし、戦略構築というのは、今すぐに答えが出るものではないです。日々練っていないと良いものができません。

特に再生局面にある企業は、ほとんどの場合、業界動向が悪化しています。事業を縮小して再生できるという答えが見つかれば良いですが、それが無理な場合、新しい道を探さないといけません。

現場改善で追いつかないなら、戦略にメスを入れる時です。難しい課題ほど先送りしないこと。

年に1度の株主総会や役員会以外に、外部の有識者や専門家の方を入れて客観的に自社の経営と方向性に対してアドバイス・助言いただけるような戦略会議を開くべきではと思います。

社内で留めず、外部の方の意見も取り入れることが戦略構築につながるような気がします。
11年03月08日 15時45分00秒
Posted by: takeuchiconsult
体と頭をしっかりと休めることです。
時間を決めずに自由に休憩時間を取って良いことにするとどうなるでしょうか?

休んだり、休まなかったり。
時間もバラバラ。どこへ行ったのやらわからなくなります。

あるいは、指示もしていないのに休憩も取らずに仕事をする人がたまにおられます。会社のため貢献しているつもりでしょうが、良くないことです。1日中、集中して仕事をすることは無理です。どこかできっちりと休みを取ることが大切です。

休憩時間をきっちり取らないということは、仕事にも影響が出ます。けじめのない仕事の仕方になるからです。

休憩の取り方を見ていると、その方の仕事ぶりがわかります。できる方ほど休憩の取り方が上手で、他人から指摘されるようなことをされません。

業績が悪い会社ほど、休みの取り方が規則通りではなく、本人任せになっているところがあります。ということは、小さなことですが、管理が出来ていないということにつながります。

たかが休憩時間と思わない方が良いです。人事労務問題で一番大切な部分です。
ルーズなことをしているとすべてがルーズになります。

休憩をいつ取っているのかわからない若手社員がいるという報告をよく聞きます。休憩時間の取り方を教えないといけないのかもしれません。

個人的な話ですが、私の場合は、入社した時から上司や先輩と食事を共にし、いろいろ教えていただきました。それに昼食時間での話し合いで次の企画を考えたりしていました。

常に一緒の仲間ではなく、たまには違うグループに混ぜてもらったり・・・
日本ではこの習慣が人を育てるのだと思います。

休憩時間も活きた時間として使っているかどうか?
リフレッシュに情報収集。
人それぞれ使い方は違うと思いますが、規則通りに取ることです。

決められた時間に取らないというのは、会社の規則を破っているのと同じです。
正しい取り方をするように、指導することが必要だと思います。
11年03月08日 13時41分00秒
Posted by: takeuchiconsult
本来、企業で大事なのは、コーチングだと思います。教育では統一的なものを教えることや必要最低限のことを教えることができても個性を伸ばすことは本人の気づき次第になります。

でもまず先に教育ができていることが大前提です。社会人として、ビジネスマンとしての教育です。社内で仕事をしていれば覚えるだろうでは良くないです。時間と費用をある程度かけないと、自己流の人たちが出てきます。

世の中のあるべき姿、会社の基準を教えないと一人前にはなりません。特に中小企業の場合、教える人がいなかったり、時間的余裕がないというのが実情です。

でも意図的にそういう場を見つけて行かないと成長はないです。苦戦されている企業は、この教育に対して時間と費用を全くかけてこなかったことが原因というのがよくあります。

教育がある程度浸透すれば、次の段階です。コーチングが大事になってきます。
コーチングとは、画一的な人間を作るためのものではないです。コーチングされる側の個人の能力を可能な限り引き出し、それにより個人の問題解決を図ったり、スキルの向上を実現したりすることを目的とします。

だから画一的な教え方や統一的なやり方を押し付けません。これが一般的な教育との大きな違いです。個人を尊重し、個人の考える力を育てることが目的です。

自らの気づきを大切にし、個々の能力にあった指導の仕方をします。だから、社会人としてのスキルが身に付いている方が条件となります。

コーチングしたいと思ってもそのレベルに達していない人を教えるのはたいへんです。理解されず、成果も出ないと指導する方がめげてきます。

だからあまり最初から焦らず、教育で下準備をすることです。その中から卒業した人が出てくればコーチングして伸ばしてあげれば良いと思います。

教育研修などの依頼がよくあり、コーチングをお願いしますとおっしゃる方がおられますが、まずは現状認識・把握をさせていただきます。今は教育が大事なのか、コーチングを行うレベルなのか、それを知ることが第一です。

伸びそうな人、芽が出そうな人はコーチングがぴったりでしょう。あらゆることを吸収されます。そんな人がうちにもいないかなぁと思うのがオーナーの悩み。

でも諦めずに夢を持ち続けて下さい。社内のレベルが上がることによって、入社される方のレベルも徐々に上がってきます。事業は諦めた瞬間、業績が悪くなるものです。

教育とコーチングの使い分けができるレベルの企業を作って下さい。
11年03月08日 11時40分00秒
Posted by: takeuchiconsult
意味があるなら積極的にお金と時間は提供したいというのが会社の考え。

お金をどこまでかけるか?
目的は何か?
成果は見えるか?
と理詰めで話されても困ると思います。慰労会は仕事とは違い、懇親会の意味もあります。成果は?と言われても・・・

昔は当たり前のように各部署で、全社で催し物のようにやっていました。かなり大きなお金をかけておられたところもあると思います。今は景気が悪く、縮小か廃止。仕分けの一番の対象になっています。

しかし、会社の現状を考えると、昇給はなし、ボーナスもなし、逆に減給などもあった場合、かなりギリギリの状況が続いています。なんとかモチベーションを上げ、業績回復の糸口を見つけないといけません。

毎日、仕事をして家に帰るだけでは、良い仕事はできないと思います。日本では、夜のお付き合いやミーティングも大切です。逆にそのような場での情報が役立っているはずです。

そこで提案なのですが、上限の金額を決めて、社員が自由に使えるようにされてはいかがでしょうか?当然、常識的な範囲の中での話です。

成果は見えなくても息抜きは大事です。福利厚生がない会社というのは伸びません。小さな小さな食事会でも良いと思います。

仕事の話になると下を向くAさんが、飲み会や慰労会になると幹事に立候補されるってことがあると思います。人はいろんな良いところを持っています。お互いが理解しあえるだけでもプラスになると思います。

コミュニケーションの場を提供するのも会社の役割です。
ただし、どのような企画にするのかは練って欲しいです。安易に飲み会の負担を会社がするというのは良くないと思います。

でも社員の側も昔のように無制限に、あるいは何十万円の負担というのは認められないのも事実です。限られた予算の中で何ができるか考えて下さい。

良い課題だと思います。
誰かが手を上げて企画を練って欲しいです。

会社と従業員の良好な関係づくりは慰労会のあり方にあるのかもしれません。
11年03月08日 09時39分00秒
Posted by: takeuchiconsult
評価してあげたいです。そんなことを言うレベルになったのかと・・・
しかし、現実は景気がかなり悪いです。前年をクリアするだけも凄いことです。
誰かがプライドを傷つけずに、ブレーキをかけてあげることです。

それともう一つ大事なことがあります。その数字の根拠です。自分たちの目標設定が間違っておらず、実現可能な数字なのかどうか?ただ単に希望でその数字を出しているなら問題です。

昨年度の数字からはじき出すと可能な線は自ずとわかるはずです。いきなり昨年の2倍、3倍の予算を持ってきても信じることはできません。高い目標設定のため、途中でやる気を失われても困ります。

若手の勢いを上手にコントロールすることが上長の役割です。無謀な数字を出して来て会社に迷惑をかけるようなことをしてもしようがないです。

一つ一つ丁寧に予算の立て方を教えてあげて下さい。勢いで発表しないように
注意しないと若手が暴走します。

昔のように無理な予算を言い合って、競うという時代は終わっています。勢いのある人を評価してもしようがないです。結果ついてこないと意味がないです。

ただし、低い予算というのも良くないです。硬い予算の上に積み上げ。これが大事だと思います。モチベーションが下がらないように上手にこの積み上げを行って下さい。

それと熱くなっていますので議論をしてもしようがないです。どこかで線引きをしてあげて下さい。

若手が舞い上がらないように・・・
それが本当に気になります。

根拠のない数字を信じて、すすめる訳に行きません。だから、挙がってきた数字に対しては厳しく、努力に対しては評価してあげて下さい。
11年03月08日 09時31分00秒
Posted by: takeuchiconsult
役職が付いている方は皆ご存知。同じ道をおそらく歩んでおられると思います。
お客様からクレームをいただいてそれを処理できるようになったら一人前と言われます。

何かあったら私のところへ言いにきなさいと言っているといつまで経っても成長しません。

どこかで任せることも大事になってきます。それにクレーム処理の数だけ成長訳ですから、早めにぶち当たった方が良いと思います。

良い上司になり過ぎて、かばってばかりいると逆に若手が成長しません。

上長の方は、ある程度クレームが発生することを前提として業務を回す勇気が必要かもしれません。

お客様に迷惑をかけるのか、若手の成長に期待するのか、その辺りの判断が大切になってきます。

クレーム処理は、お客様の立場に立って物事を判断することができます。若手にとっては良い勉強になります。この経験を早く積み、他人のクレームまで処理できるようになると成長スピードは速くなります。

逆にクレーム処理ができない方は、次のステップに上がれません。それとこのクレーム数は、最初は業務量に比例して発生しますが、経験を積むと業務量に関係なく少なくなります。必然的にクレーム処理は若手や他人の処理をすることになります。

また役職者の条件としてもクレーム処理ができる人、若手のクレームを最後まで面倒を見ることができる人が理想です。自分の営業数値や部門数値を追いかけるだけでなく、クレーム処理を積極的に処理できることが要件です。

そういう方が会社を背負って行かれると思います。営業数字だけを追いかける人は会社全体のマネジメント能力が欠けている場合があります。いろんなケースがあり、個々人の夢や希望も違いますが、できることならこのマネジメント能力を高めて、部下からも信頼される人物になるのが良いのではと思います。

眠れない日々もあったはず。その経験が今の役職に付けてくれています。
誰もが通過しないといけない業務です。なるべく早く若手に経験させてあげ、もし発生すれば一緒になって処理をされるのが良いと思います。

お客様との信頼関係、部下との信頼関係もクレーム処理から築かれるように思います。
11年03月08日 07時39分00秒
Posted by: takeuchiconsult
給与は同じでも、特に決めごとが守られていないと許せない。
気持ちはわかります。

でも会社が自分の思っているようには変わりません。自分の頭の中を変えないといけません。

前職を引きずって就職される方は不幸になります。会社に変わって欲しい、レベルを上げて欲しいと思っても無理です。

自分が今の会社に合わせ、自分が何ができるのか考えた方が良いと思います。それに自分の想像通りの会社なんてそんなにないと思います。自分の力で今の会社を伸ばし、理想に近い形にしたほうが良いのでは・・・

自分が望む環境で仕事をしたいというのはわかります。しかし、すべてが整っているということは少ないでしょう。環境は自分で変えて行くものです。力があるなら余計に頑張って欲しいです。

それと焦らないことです。変えないといけないと思い、ついレベルの高いことを提案しても誰も付いて来ません。

今、会社にとって大事なことは何か?期待されていることは何か?という答えを自分で見つけることが大切です。

能力の高い人ほど、給与や報酬ではなく、会社のレベルを気にされます。でも本当にこれだけは急に変えることができないのです。

入って来た時はやる気満々だったのに、1週間も経つと元気がなくルーティンワークに徹している社員の方をたまに見ます。

でも大事な人材です。一声かけてあげて欲しいです。特にこのような方は会社の実情や数字を伝えれば伝えるほどやる気を持ってくれます。期待している事を伝えて下さい。

ただし、社長の出番です。社長自らがそのようなことをお伝えされて下さい。それに顔を見たら必ず声をかけて、現状を聞いてあげて下さい。

中小企業で大手企業のような仕組みや環境は望めません。それをわかっていて来てくれているはずなんですが・・・

大切な人材です。
他社で学ばれたことを自社に活かしてくれることが会社にとって財産になります。一つでも二つでもその方の持っている能力を引き出して下さい。引き出してあげることによって愛社精神が生まれてきます。

他社に逃げられないように!
社長が好きであれば、少々のことは我慢されると思います。
11年03月08日 05時28分00秒
Posted by: takeuchiconsult
世の中の流れや政治・経済の話、業界動向を説明してもピンとこない場合があります。自分の実入りが増えることでないとやる気が出ないかもしれません。教え方も工夫する必要がありそうです。

売上高を上げなさいと言っても自分がいつも使っている金額とは全然違います。金額が大きくなればなるほど実感が湧かなくなってきます。

目先の業務で手一杯。毎日一所懸命頑張ることに注力されています。この状態から何とか意識を変えて、モチベーションをさらに上げ、会社に貢献して欲しいです。

そのためには、自分の給料を後1万円増やすためにはどのような行動が必要で、会社の売上や利益ではどれくらいアップさせないといけないのか噛み砕いて説明してあげられてはと思います。

お金だけではないと思いますが、自分の生活が豊かになる身近な例をあげて説明されるのが良いです。小さな小さな気付きが業績に跳ね返ってきます。難しい話をしていないかどうか、無理な数字を言っていないか、もう一度原点に立ち返ってみられることも必要だと思います。

会社側の視点や社長の視点と従業員の方々の視点がズレている場合があります。会社や社長は当然、大きな目標をお持ちですが、従業員の方がそれを具体的にどのようなステップで達成させて行くのかその道筋が見えていなかったり、理解されていないことがあります。

大きな目標も大事ですが、従業員の方が少しでも生活が豊かになることも考えてあげることが会社にとってはプラスの影響を及ぼします。

伸びそうな若手に対してもどうやって給与を上げて行くのか、そのためにはどのような仕事を担っていかないといけないのかを教えてあげることです。役職が上がるとどのような仕事をしないといけないのかよりも、給与を上げたいなら何をしないといけないのかを教えてあげた方がピンと来るかもしれません。

教育現場では、何を教えるかよりも、少しでも気付いてもらうことが大切です。目線を常に従業員の方に合わせることです。

やっぱり少しでも多く給与をいただきたいというのが本音です。その期待にどうやって答えるかが社長の役割だと思います。
11年03月08日 00時28分00秒
Posted by: takeuchiconsult
売上を見ていませんか?
自分が興味のある数字を見ていませんか?

通常、営業会議と言うと売上会議です。売上の達成度を皆でチェック確認し合っていると思います。しかし、時代は売上重視から利益重視に変わっています。

売上が上がっているという報告を聞いても実際は営業利益が減っている場合だってあります。見るべき視点を変えてはいかがでしょうか?

営業利益がなぜ増えたのか、減ったのか?
そのことを中心に議論すべきです。ただし、その前提として月次の営業利益が出ていることが大事です。

もう昔のように目標売上を達成しているところが偉い訳でも自慢できる訳でもないです。考え方を変えた方が良さそうです。

そのためにはやはり議論するためのデータや帳票類の見直しが大切です。いつまで経っても売上数値だけで会議をやっているのはおかしいです。部門別の損益が出ていて、その数値を元にどこが利益を出したのか、利益が出た理由は何なのかを把握することです。

上司:「今月はいくらやるんだい?」
部下:「売上○○○○万円は、絶対死守します。」
といった会話をまだしていませんか?

会社全体が利益重視の考え方に変わらないと、何も変わりません。営業会議に参加させていただきますと、そのことが見えてきます。

当たり前のように売上を議論していませんか?間違っているのではなく、さらに先が必要だということです。

まだまだ日本の中小企業ではこの売上が重視されています。もう売上の大小で、企業を判断する時代ではないです。毎月キャッシュがどのくらい残ったか、それが大事です。外向けの数字を作ってもしようがないです。

中でコツコツを貯めるくらいの姿勢があっても良いと思います。
会議で営業利益を見る癖を付けないと、利益体質の会社にはならないと思います。
11年03月07日 21時38分00秒
Posted by: takeuchiconsult
皆、日報を書いて下さい、提出して下さいというと露骨に嫌な顔をされます。今手持ちの仕事がいっぱいあるのに、日報なんて書く時間がないと顔に書いてあります。日報を書く時間を割いてでも業務をこなしたいと思っておられます。

私もその口でしたから、よくわかります。日報は意味があるのかなぁと思っていました。

しかし、社会人になり経験を積んで行くと、周りや外部の方々で成功されている方を見たり、話を聞いているとどうも違うのです。できる方ほど、日報を上手に使っておられます。

では、どういうふうに活用されているかと言いますと、まず1週間のスケジュールを日報にあらかじめ書きこまれます。変更や追加があったとしても今決まっているもの、自分がやりたいと思っている行動を書きます。

1日終われば、そこに修正や追加を記入して行きます。さらに、自分なりの仕事上のコツやノウハウ、次の活かし方など気の付いたことは欄外にでも書き込みます。そうすると日報用紙は真っ黒です。本人にしか読めないし、何を書いているのかわからない状態です。でもそれで良いと思います。

日報は会社に提出するため、上司に提出するためでしょうか?
できれば、自分のために書いて欲しいです。自分の営業成績を上げるためです。他人にわからない字や書き方であっても良いです。

スキルアップさせるための手段として活用すべきです。誰かに教えられる訳でもなく、このことに気付いた瞬間、成長するそうです。

毎日業務が終わったら1日の行動を書き込むのが日報ではないそうです。まず書ける範囲内で先のスケジュールを書き込むことです。理由は、スケジュールを頭に入れることと、その前準備を頭の中でするためだと思います。

1日単位で仕事を区切って行うこと自体おかしいです。それとできる方ほど、先が見えていて、先まで日程が書かれています。

そうすると、最終的には、日報用紙そのものも変えないといけないかもしれません。1日単位の日報用紙では、同じことです。

用紙サイズは大きくなっても最低1週間単位のスケジュールが書き込まれるものが理想です。

それと、仕事ができる部署ほど、日報の形体について議論をされたり、変更されています。

嫌々書くのはもう止めましょう!
日報は自分のために書いて下さい。会社や上司のためにではないです。
手帳の中のスケジュール管理と日報の管理が一体化するようになるとますます効率は上がります。

日報のあり方に疑問を感じるようになった時、次のステップが見えるのかもしれません。
11年03月07日 19時22分00秒
Posted by: takeuchiconsult
何をすればホームページへの誘導ができるか?アクセス数が増えるか?
Web上では、これが一番の課題でした。

今現在の私の中での結果は・・・

ツイッターに軍配が上がりそうです。
1ヶ月も経たないのにホームページへの誘導が1番となっているところもあります。

人気のブログサイトよりもツイッターです。今年になって急に皆がやり始めたように思うのですが普及率が急に上がっているような感じです。

ツイッターの場合、フォローされると必ずその方のホームページやブログで確認するため、誘導率が高いのかもしれません。

ただしブログやその他のものが全くダメというのではなく、間口が一つ増え、その増えたものの当たりが良いと解釈した方が良いと思います。

ブログはブログで読者の方がおられます。SEO対策にもなりますので継続して書かれた方が良いと思います。

でもこれから良い意味での投資は、ツイッターにかけたいです。投資と言っても実質費用がかかる訳ではないです。時間だけがほんの少し必要なだけです。

それとブログのように記事投稿数に比例して、アクセス数が上がるという訳でもないような感じです。1日1回、好きなこと、感じたことを書くだけでも良いような感じです。

ツイッターの使用方法はいろいろあると思いますが、まず始めることが大切だと思います。それもできれば社内の各部署、各人が書くとホームページへのアクセスも増えて行くと思います。

出社するとパソコンのスイッチを入れて、まずツイッターへ投稿。
そんな風景が会社の当たり前の姿になるかもしれません。

癖付けのために良いかもしれません。
社内から、アイフォーンが欲しいとかipadが欲しいという声が出て欲しいです。

時代の大きな変化の時かも???
時代に取り残されないように私も必死にマスターしたいと思います。