2011年 2月の記事一覧

11年02月27日 11時30分00秒
Posted by: takeuchiconsult
最近どの企業現場へ訪問させていただいても就業規則以前のことが問題となっています。社会人としてのあるべき姿ができていない、守られていないとおっしゃいます。

時代が変化しているのである程度柔軟に対応することも大切かもしれませんが、でもひどいそうです。

まず、出社する際の服装。どんな服で出社しても自由。好きな服を着て出社とはいきません。会社へ出社するのですから、第三者の方から見られても恥ずかしくないような格好をして欲しいです。

このことを細かく文書にすると書き切れません。それにこれは就業規則で謳うべきものではなく、常識としてマナーとして当たり前のことです。

ではどうやって社内改革をするかと言いますと、管理者教育の場で細かいところまで落とし込んで話をさせていただきます。それを現場へ落とし込み、再教育という手順を踏んでいます。

でも指導してもなかなかやってくれないのですが・・・という答えが返ってきます。

就業規則で書かれていないものは守らなくても減給や降格などはないと思われては困ります。人事考課表の備考欄に、細部に渡ってその方を評価したコメントを書くようにして会社に申告するようにします。

そこから先は、部長以上の幹部の判断です。逆に、1回指導したくらいでは指導には当たりません。繰り返し繰り返し指導したという証が必要です。指導日を記入した書類もあっても良いかもしれません。

そうすると最終的に出て来る結論が、入社前にしっかりと社会人としての常識やマナーを会社が教え込んで、配属して欲しいという話が出てきます。

その通りだと思います。配属先の管理職の方に全責任を委ねるのは無理があります。会社としての対応が必要だと思います。

1時間や2時間では少ないでしょう。丸1日かけて教えても良いくらい。
それくらい常識レベルが低くなっているのも事実です。

また、乱れてきているなぁと思ったら早めに、研修会を開くことです。それもできれば外部の方に、一般的な社会常識を話してもらうことです。

マナーや常識のない会社だけは作らない方が良いと思います。
11年02月27日 10時30分00秒
Posted by: takeuchiconsult
いつも抽選は弱くて、当たったことがない!
お店側もなるべく常連さんに良いのを持って帰って欲しいと思っています。しかし、抽選なので希望通りには行きません。

でも抽選の概念を少し変えられてはいかがでしょうか?

「ハズレくじなし」というのはよくあります。さらにその上を考えてみませんか?

それは、お客様が欲しいものを当ててもらうのです。
「お客様だけ・・・」と言いながら当たりくじを引いてもらう
あるいは全部当たりくじでも良いのでは?

目的は、お客様に喜んでもらうこと、楽しんでもらうこと。
「当たった!うれしい」という言葉をいただくために、上手に設定されてみては?

引いてもらうことだけでなく、当ててもらうことです。
そうすると気分も良くなり、たくさん召し上がられたり、再来店されます。また、抽選会の期間中もう一度来られるかもしれません。

無差別に抽選会をして、喜ばれたのかどうだったのかわからないというのでは、やった甲斐がないです。

いつも来られているあのお客様を喜ばせてやろう!と狙い撃ちで、抽選会をした方が、店の営業にはプラスになります。

抽選会で盛り上げるコツは、お客様に喜んでもらうこと、それもいつも来ていただいている方に喜んでもらうこと。

良いものが当たるように・・・
お気に入りのものが当たるように・・・

だったらそのまま手渡しすれば良いのではという意見もありますが、抽選で当たったということにした方が盛り上がります。

そのまま渡すと、なぜ私たちだけがいただけるのですか?と疑心暗鬼になります。

抽選会も抽選するだけでなく、何か一工夫されてはいかがでしょうか?
11年02月27日 09時29分00秒
Posted by: takeuchiconsult
おそらくまず愕然とされると思います。学歴がすべてではないですが、自分の学歴と比較すると自分より高かったり、同じような方はおられません。規則やルールもあったりなかったりと・・・

中小企業では学歴はほとんど関係ないです。過去のキャリアも関係ないです。だから過去にどこで勤めておられようと、実績を上げておられようと評価の基準にはならないです。

大事なのは今の現状に自分が合わせて行くことです。自分が描いている理想の環境を作ろうと思ってもなかなかうまく行かないでしょう。

大手企業で勤められて、成功を収められ、実績を残したとしても中小企業で成功されるかどうかは別問題です。同じ経営であっても環境が全く違います。

中小企業には独特の企業文化があります。その中で自分をどう活かしていくのか考えないといけません。

それと現場のプロの方は山ほどおられます。そのような方の良いところを見抜き、モチベーションが下がらないように指導して行くことも大切です。

何も揃っていない中で業績を上げなければなりません。一人孤独感を味わうでしょう。

大手企業で当たり前のようにやってきたことができないこともあります。全く違う環境で仕事をすることを理解されてはと思います。

能力如何の問題ではなく、環境です。往々にして、大手で成功された方が中小企業で上手く行かないという話をよく聞きます。すべてを一から自分で組立てて行かないといけないからだと思います。

給与もそう高くないと思います。自分の仕事に対するモチベーションをどこに置くのかも課題になってきます。

昔は、以前勤めておられた大手企業の名前を聞いてびっくりしたり、そんな優秀な方がうちへ来てくれるのかと喜んでいましたが、今は違います。

評価は過去の実績ではなく、着任されてから半年、1年後の実績です。
目標を定めて成果を上げることが大事です。

そこからしか人物評価はできません。
会社も1年後を期待して、待つしかないです。

大手企業に勤めていたことが評価対象とはならない時代です。その辺りも理解した上で、採用を検討された方が良いのではと思います。
11年02月27日 08時28分00秒
Posted by: takeuchiconsult
どう見ても不正を行っているようには見えません。それに皆さん一所懸命。しかし業績は低迷されているという企業様が多いです。

勉強会や研修会に参加させていただいても真面目で良い人ばかり。気遣いもできていて本当に気持ち良く参加させていただいています。

でも業績が悪いなら原因を突き止めて改善・改革に当たらないといけません。この真面目な集団、一つだけ他社に比べて欠けているものがあります。それは、ガツガツ数字をやろうという姿勢です。

営業成績を伸ばすために貪欲に数字をやってやろう!そうでないと仕事なんて面白くない。会社のためではなく自分のキャリアアップと給与アップのために頑張るんだ!という人を見かけません。

なんとなく行政の仕事をされているかのごとく坦々と仕事されています。仕事モードを変えないといけません。予算達成がなぜ必要なのか、原価の意味は何か、そこからまず話を進めないといけない雰囲気です。

一所懸命は悪いことではないですが、目的がないというのは良くないです。会社を潰さないために個々人が高い意識を持って業務に当たっていただかないと数字は行かないでしょう。

それに会社全体がこのような雰囲気で、業績低迷は景気や業界動向のせいにしていると始末が悪いです。

現場を歩いていると、真面目な方が多くなったような気がします。でも、負けん気が強く、いつも周りとの競争意識が高く、少しでも他人より先に行こうとする人が少なくなっています。

そんなにガツガツやるのは嫌です。もう少し自分のペースでやらせて欲しいと言う方もおられますが、そのペースで仕事をされると会社は潰れます。

もっと稼いでやろうという意識を持って欲しいです。そこからしか、自分の生活を豊かにすることはできないのですから・・・

ちょっと危険な社風になっていませんか?
真面目が取り柄というのは、業績低迷時には危険です。前を切ってやろうという人が出てこない限り数字は行きません。

意外と真面目集団に火を付ける方が難しいかもしれません。真面目に仕事をしているので自分たちは間違っていないと考えておられるふしがあります。

一人でも会社の現状を認識し、数字に対しての意識と行動が生まれてくれば、伝線します。

一所懸命頑張っていると言えるのは成果が上がっている事が大前提です。これがプロの世界。努力に対して評価する訳にはいきません。結果を出す事、それしかありません。

真面目集団ほど落とし穴にハマっている可能性が高いような気がします。
11年02月27日 07時28分00秒
Posted by: takeuchiconsult
いろんな企業様へ訪問させていただいていますと、はっと気付くことがあります。

最初に訪問させていただいた際に、事業としての目標は何ですかとお聞きさせていただきます。その時、売上や年商ベースの答えは出てきますが、細部にわたって数値で目標を掲げられていないところがあります。

部ごとの数値目標もありません。目標がないということは、毎日一所懸命頑張るだけ。日銭商売をしているのと同じです。

組織や役職はあるのに、目標数値や方針がないというおかしなことになっています。調子の良かった時には、目標や方針がなくても稼いでおられたのでしょう。

業績が悪くなり出した瞬間、どこから手を付けて改革を行えば良いのか迷っておられるような感じです。

組織になった瞬間、小さな組織であっても目標と方針は必要です。それを明確にせず事業運営しようというほうがおかしいです。

業績不振の理由は、すべてこのことに集約されるのではないでしょうか?
部門ごとに数値目標を掲げていない会社では、個人の数値目標もありません。本当に真面目に一所懸命仕事をしているだけです。

しっかりと実現可能な目標数値を掲げ、そのためにどのような対策を打つのかそれを議論しないといけません。いくら法人だといってもやっていることは個人商店と同じでは改革は難しくなります。

目標はすべて数値に置き換える必要があります。そうしないと評価ができないからです。

一所懸命頑張っている会社が利益を出しているとは限りません。逆に一所懸命頑張っていない会社なんて今の時代ないと思います。

どう頑張れば利益が出て、社員の方も幸せになるのか、それを示す必要があります。社長の頭の中だけでわかっているというのは良くないです。

すべてを数値化!
誰が見ても儲かっているのかどうかがわかるようにすべきです。それと自分の担当している部署も儲かっているかどうか、そのためには部門別損益も出す必要があります。

経営はトップだけが知っている、幹部だけが知っているという状態から、全社員が知っている状態に変えないといけません。

日銭商売のような経営をされているところが苦戦されています。組織的運営は目標設定からです。社長の頭の中の数値データを是非、棚卸して下さい。
11年02月27日 06時25分00秒
Posted by: takeuchiconsult
最初は、メモも取らない、反発だけ。
これが普通です。その状況をトップの方はご存知の上で、私に依頼されます。
内容は、ズバリ!社員教育です。

末端の社員までトップが教えることができない状況や組織の場合、依頼がきます。「武内さん、社員教育お願いします。ただし、うちは何も教育してこなかったのでびっくりされるかもしれませんが、よろしくお願いします。」
といった感じです。

どの企業も社員教育で悩んでおられます。一人一人の力が付けば業績なんてすぐ回復できるという自信をお持ちです。でもそれができないから外部へ委託されるのでしょう。

ではどうやって人を変えるか?まずは、すぐに変えよう、変えてやろうと思わないこと。期限は1年。1年後、仕事に対する姿勢が変わっていればよしとします。

最初は皆、否定的です。何が起こるのか疑心暗鬼です。
ところが1年経つと成長する人、変わる人というのは、見ているとわかります。何が違うかと言いますと、メモを積極的に取る癖付けが自然にできるようなる人です。

逆に1年経っても成長していない人は、メモを取らない人たちです。

板書をしたことを手帳に書いて下さいと指導させていただきます。常に手帳を携行して、気の付いたことはメモって下さいとお伝えします。その繰り返しです。

私も今はパソコンにダイレクト入力をしていますが、若い時は、何でも気の付いたことは必死で手帳に書き込んでいました。一人前になりたいなら、メモ癖を付けなさいと言われたことを愚直に守ることにしたからです。

特別変わったことをしなくても人は育ちます。手帳を見ながら仕事をしたり、スケジュールを組んだりできるようになると自然に育って行きます。

聞いたことをメモる。気付いたことを書き留める。考えたことを記入する。
その繰り返しです。

私はわかっているからメモを取らなくても良いと思っている方は、そこで成長が止まります。

1年もかけてメモを取る癖を付けさせるだけと思うかもしれませんが、人には変なプライドが必ずあり、素直に受け入れないものです。そのプライドがなくなり、素直になった瞬間、成長が始まります。
11年02月27日 05時25分00秒
Posted by: takeuchiconsult
決められたことが守られないのには理由があります。それは罰則がないからです。悲しいことですが、それが現実です。

大人の世界なので、会社のルールは守って当たり前。上司から指摘される方が恥ずかしいくらいなのですが、守られません。

規則やルールはあってないようなものなのでしょうか?

これを守らないと給与から引きますよ、減俸しますよというくらい厳しくしないと守ってくれません。始末書も書けば良いというくらいにしか受け取っていないことが多いようです。

会社でルールがなくなればどうなるでしょうか?たいへんなことになってしまいます。当たり前のことが守られていないと管理監督に時間がかかります。これほど非効率なことはないです。

本人を呼び出して面談して指導しても明日からまた同じ。良い解決策は何かないですか?と相談があります。

業務面での相談よりも規則やルールを遵守できない部下指導で悩んでおられる管理職の方が多いです。

人事考課表や業績評価などには現れない、小さなことなのですが、それが今一番の悩み。どう指導すれば一人前の社会人になってくれるのか?

大手企業ではありえない話です。そのような人には仕事はまず行きません。自然と孤立して会社が面白くなくなり、辞めて行くのが普通です。

しかし、中小企業では元々人手が足りないため、ルールを守らない人でも手を借りたいくらいです。だから、どんなに業務態度が悪くても仕事が来ます。本人が反省し、理解する間もなく、またダラダラと仕事を始めることになります。

解決策として、罰則規定を明確に決めれば解決するでしょうか?

否。

規則で縛っても何ら解決しないと思います。

一番の理想は、そういう方に対しては社長が指導することです。直接厳しく指導して欲しいです。

それでも改善しようとしないのなら、退職勧奨も止むを得ないでしょう。

中小企業では、社長が規則であり、ルールです。罰則規定がないものは守らない会社にしたのは社長の責任です。

従業員に対して厳しく指導しないとこうなります。逆に中小企業では明文化された規則よりも社長の毎日の言葉が大切です。できるまで日々言い続けることが大事な仕事です。

上から順に厳しくしていくことが解決策になると思います。そんな小さなことは管理職に任せておけば良いと思わないで下さい。このことは社長にしかできない大切な業務です。
11年02月26日 23時24分00秒
Posted by: takeuchiconsult
おせちを販売する目的は何でしょうか?
この目的がはっきりしていないと、戦略が組めません。まずは、販売目的をどこに置くか、それが大切です。

それと、毎年やっているので、今年もやろうかでは販売数量は落ちて行くでしょう。少しでも早めに準備・企画することが大切です。

まずは販売目的を明確にすることです。
1.売上を取るため
2.おせちの販売から来店につなげる
3.おせちの拡販から自店の味を知っていただく
4.年に一度の大型企画商品としての位置付け
5.既存顧客への一年の御礼
6.外へ営業して売ると言う従業員教育の一環

次に、昨年以上に販売数量を増やすには?
1.単価を下げて数を売る
2.営業戦略をしっかりと立てる(スケジュールに落とし込む)
3.発売日・告知日を早くする
4.告知媒体を多くする
5.昨年買っていただいたA見込のお客様に確実に買っていただく
6.特徴を明確にする(お客様に伝わるような表現方法)

特に今年大事なのは、単価の見直しです。売りたい価格があると思いますが、お客様のニーズを把握した上で価格設定する必要があります。また競合他店との差別化を考える場合、量目を落としてでもニーズを優先しないといけないかもしれません。

自店の商品に自信があっても売上につながるかどうかは別問題です。だから単価や品数はその年ごとに変えても良いくらいです。

今まで2万円で販売したからそれを守らなければならないというルールはないはずです。柔軟に世の中の景気とお客様のニーズに合わせて作ってみられてはいかがでしょうか?

良いものを作っておられたり、暖簾のある店の商品ほど、少しでも安く感じれば販売数量が増えます。

販売目的が明確になれば、次は価格です。内容ではなくまず価格を決めないと戦略が立ちません。

どの価格で販売するか、それが大きく左右しそうな気がします。
11年02月26日 23時23分00秒
Posted by: takeuchiconsult
売上が低迷していて、来期も今期以上に低迷が予想されるなら、早めに手を打つ必要があります。

まずは、固定費の圧縮を想定しておかないと、赤字になります。しかし、人件費のカットや従業員数の削減といったところまでは考えたくないものです。

そういった場合、まず着手しなければならないのは、部の数を減らすことです。不採算部門の見直しが必要です。従業員数の削減を実際には行わなくても部の数を減らすことですスリム化を図ることが大切です。

昔からうちにある部署だからといって残しておくと何ら改革になりません。間接部門もよりスリムになるように統合化すべきです。

また、利益を生んでいない社長直轄の部署なども見直しが必要です。余計な部や課が組織図に載っていないようにすることです。

複雑化した組織では利益は上がりません。単純化、明瞭化が一番です。利益が出ていない時ほど、組織の縮小が大事です。

売上が下がるのを待っていては、赤字幅が大きくなるだけです。右肩上がりの時代なら組織が肥大化しても吸収できますが、今のようにマーケットが縮小している時代では、組織そのもののあり方を見直すことが大事です。

組織改革には、トップの英断が必要です。
予算会議は実施されていると思いますが、組織改革会議は行っておられますでしょうか?

組織をどうデザインするか、それが事業において一番大事なことです。組織に予算が付きます。組織のあり方を明確にしないと現実の数字に近づきません。

無理をした組織にしないこと。少人数で残されますか?赤字の部門そのままにされますか?

残す理由のない部署は、削減対象です。よく頑張っているでは理由になりません。やはり社長の英断が必要だと思います。

組織改革会議、四半期に一度は開催されて、組織と人事を見直すことが大切ではと思います。
11年02月26日 22時23分00秒
Posted by: takeuchiconsult
営業で差が付くのは何か?
今日お会いした方に、その日に御礼の電話を入れる。たったそれだけのことですが、大きな差となります。

えっ!今日会った人に、電話するんですか?
という質問が返ってきますが、プロの営業マンや成績の良い営業マンは、その日のうちに必ず電話をされています。

そこなんです。
何か変わったことをやっているのではないです。ただ電話を入れるだけです。

どうもそこで躓いている方が多いようです。自分で壁を作り、一歩前に出ることができていません。

特に老舗企業や繁盛店ほど胡坐をかいた商売をして、待ちの姿勢になっているのも事実です。

今の時代は、待っていては仕事が取れません。こちらから仕掛けることが大事です。その意識を営業マン全員が持たない限り、業績は上がりません。

電話をする勇気を持って下さい。特段変わったアプローチをする必要なんてないです。御礼の電話を1本入れれるかどうか、それにかかっています。

自分からお客様に電話をし反応を確認する。あるいは次回のアポ取りをしっかりと行う。その壁を破って下さい。

新規顧客を獲得するのは難しいです。今日会った人を顧客にする方が確率が高いです。電話をしないと他社に流れます。待っていると、いつかお客様から返事が来るだろうでは、良くないです。

攻める姿勢は電話から・・・

電話をするのが楽しくなったり、受注のきっかけは電話なんだと思った瞬間、成績は変わってきます。

上司の方から「電話したか?」と聞かれることのないように・・・

自分から自然とやる気を持ってかけて下さい。
それがクリアできると、仕事に対する姿勢に変化が出てきます。

くれぐれもお客様を逃がさないように。。。
あなたの意識が会社全体の営業成績を変えるかもしれません。
11年02月26日 21時22分00秒
Posted by: takeuchiconsult
自分たちがやりたい話で盛り上がっている。理想は自分たちがやってみたいと思うようなことを実現すること。会議になると、皆がアイデアを出して、やれる気になっている?

本当にこのような状態の会議が一番危険です。
今欲しいのは数字です。どうやって予算を達成させるかという議論をしているのに、自分たちのやりたいことで盛り上がっていたのでは困ります。

そのようなことがないように上長の方の指導・チェックが必ず必要です。若い人たちに会議を任していると、あらぬ方向に進む場合があります。それを上手に軌道修正するのが上長の仕事です。

モチベーションが下がらないようにやりたいこともある程度聞いてあげながら、本質は数字を上げること。

徐々に目先の数字を達成させるためには何が必要かという話になりだしたら本物です。会社は遊びで仕事をしている訳ではないです。売上を上げ、利益を出して皆に分配しないといけません。

会社本来のあり方を理解させる必要がありそうです。こういうズレが徐々に業績に影響してきます。何気ない会話かもしれませんが、そこに大きな問題が潜んでいます。

いつも何を考えて仕事をしているかです。
自分のやりたいことをいつかやってみたいと言うなら、数字に落とし込んで企画書を出すべきです。それでも目的は数字をやること。そのための手段の一つとして考えることです。

毎日、どうやって予算をクリアさせようかと思って一人一人が仕事をしていただかないと困ります。視点がズレている人が、社内にいませんか?

営業会議は、予算達成のための議論をする場です。そのような会議にならないように目を光らせるのも上長の方の役割。

数字が飛び交う会議をしたいです。そのような会議に参加したいです。
企画書をみながら議論をしたいです。

何も前準備もされていない会議を開くこと自体おかしいです。それはすべて上長の責任です。

空想や夢で稼げるなら苦労はいりません。
会議の前に会社とはどういうところかを教える必要がありそうです。
11年02月26日 20時21分00秒
Posted by: takeuchiconsult
集中して仕事をしたい時、携帯電話や社外電話を取っていては仕事になりません。しかし、電話はかかってきます。1回1回取っていると、すぐにお昼。午前中、何をやっていたのかなぁということになります。

30分や1時間、携帯電話を切って目の前の仕事に集中する勇気はないでしょうか?携帯電話は便利ですが、かかり過ぎると邪魔になります。自分で何らかのルールを決めて仕事にかからないと、効率が悪くなります。

1日の中で、自分の仕事に集中できる時間をまず作ること。その時間帯は、どんなことがあっても電話に出ない。周りの人との会話もしない。そういう時間が大切です。

またそのような時間を就業時間後、つまり残業して取ろうというのも良くないと思います。しっかりと就業時間内に、自分の仕事ができる時間を作ることです。

自分の仕事や雑用を片づけるために残業していたのでは、意味がないです。

もう一つ、電話をかける勇気を持って欲しいです。昔に比べて電話プッシュが弱くなったと感じます。朝、出社するとすぐにお客様のところへ電話するくらいの姿勢が欲しいです。

これも電話プッシュする時間帯を決めて、それに集中することです。例えば、朝9時過ぎから11時までは、お客様のところへこちらからお電話し、打ち合わせする時間にするという自分の中での決めごとを作ってみられてはいかがでしょうか。

できる営業マンはかかってくる電話本数の何倍も電話をかけられます。会社の電話が直接経費にならないのなら、かけた方が得です。自分の成績を上げるためには必要なことです。

電話プッシュも出社時にどこへ電話しようかなぁではなく、1週間分くらいの電話プッシュリストを作って、出社したら片っ端から電話をするのが理想です。考えている時間だけ無駄です。

同様にメールもその日名刺交換した方やお会いした方には、その日中に御礼のメールを送ることです。

自分の時間を作るためには即時処理が大事だからです。携帯電話に振り回されて自分の仕事がなかなか手に付かない方は、是非、切る時間を決めて下さい。ただし、電話プッシュする時間も決めて下さい。

くれぐれも携帯電話に合わせて仕事をしていることがないように・・・
11年02月26日 19時21分00秒
Posted by: takeuchiconsult
行けない理由は?
手が空いたら行こう!では絶対に行けないです。
営業へ行く日を自分で決めること。
どこへ行くのか行動表に落とし込むこと。
それを自分で決めて、自分で行動して成果を上げるのがプロの営業マンです。

だから上長の方も外へ行けない理由を聞いても仕方がないです。いつ外へ行くのかスケジュールを立たせることです。行動計画がなくて、朝からダラダラ仕事をして手の空いた時に外へ行こうというスタイルを変えるべきです。

1週間分の行動スケジュールを出させて下さい。外へ行くと決めた日に行かないと行けないものです。自分で強い意志を持って仕事をして欲しいです。だからすべて自己申告。自分との約束です。

プロは自分で企画して、自分で決めたことをやり通す人です。何ら難しいことをしている訳ではないです。自分に厳しく、自分といつも戦っています。

また、営業報告も誰といつ会ったかだけではなく、どんな会話をしたかも記入して欲しいです。そこからしか、営業状況を判断する術がないからです。

それに本当に忙しくて外へ行けないのなら電話して下さい。
あるいはブログやツイッターも活用して下さい。
やり方はいろいろあると思います。営業マンが机に座っていることが一番良くないことです。

外へ行かない、行けない営業マンほど会社にとって非効率なものはないです。そういう人を生まない組織を作らないといけません。すべては管理職の人の肩にかかっています。

厳しく言うだけでは何も変わりません。明日朝一番からの行動計画をまず出させて下さい。30分ごとにどんな仕事をするのか、どこへ行くのか記入させて
下さい。

朝出社して、そこから一日の行動を決めようとすること自体もうダメです。前日、あるいは1週間前から○○日の朝一番からの仕事が決まっていないといけません。

出社して、パンをかじって、缶コーヒーを飲みながら、今日は何をしようかなぁとぼーっと考えている若手社員はいませんか?

今日の仕事は、昨日のうちにスケジュール化する癖を付けて下さい。また、自分でAという仕事は何時何分までに終わらせるという時間もあらかじめ決めておいて下さい。

細かい話のようですが、できる営業マンの方は皆やっています。できる営業マンの真似をしないと成績は上がりません。

机に座っている時間を極力少なくするにはどうしたら良いか、それに気が付いた時、良い仕事ができるようになると思います。
11年02月26日 18時20分00秒
Posted by: takeuchiconsult
成功している人ならどんな人、どんな企業でも真似ても良いものでしょうか?最近ふと考えることがあります。

真似をしてはいけない人・企業があるのではと思います。
例えば、世の中に一人しかいないような人、日本で唯一の企業というのは完全にオンリーワンです。誰も真似できないからこそオンリーワンです。ということはこのような方の真似をすることは実際できないのでは?

だから真似るということは、真似る人や企業をみつけることが大切なのかもと思います。

自分が真似た方が良い人、真似るべき人を見つけることが成功への近道だと思います。できないのに希望だけ高いというのもどうかなぁと思います。

身近なところで、少し真似れば成果がでるのではという人や企業を見つけられてはいかがでしょうか?

今の自分の状態では、真似てはいけない人や企業があるかもしれません。だから真似る対象も自分のレベルに合わせて変えて行けば良いと思います。

中小企業が大企業の真似をしても上手く行きません。中小企業の良さを引き出すような形でモデル企業を探さないといけません。

どの企業のどこを真似れば良いのか、その判断が一番大事です。焦点を絞って真似る点を見つけ出すことです。

ライバル企業は見つかってもモデル企業がなかなか見つからないという方がおられます。それは商品やサービスに限定した場合だと思います。もう少し大きな目で経営という観点から見ると、必ずあるはずです。

真似るべき対象が見つかると成長が早くなると言われます。それが目標になるからでしょう。

ただ自社だけポツンと事業を行っているような状態ではないでしょうか?それが一番危険な状態です。ライバル企業もない、モデル企業もないとなると、お客様から見た企業価値はどこにあるのでしょうか?

ライバルやモデルがあって始めて、自社も輝いて来ます。
真似る対象、よく吟味して決めて下さい。オンリーワンを目指すのはわかりますが、その過程も大事だと思います。

真似ることが上手な人が、オンリーワンを作るのも上手だそうです。
11年02月26日 17時20分00秒
Posted by: takeuchiconsult
今すぐ成果が欲しい。
わからないでもないですが、今成果を欲しいとなると費用が高くかかります。
時間をかけて熟成させることもお考えになられてはと思います。

商品やサービスを売って、即売上につなげたいというのは、皆思うことです。新聞折り込みチラシや広告を出すとなると、かなりの費用がかかります。それに反響率や購買率は昔と違い読めなくなっています。読めなくなっているという意味も予想よりも低いということです。だからリスクは昔よりも大きいです。

逆に信用度が上がるのは、語ることです。自社のこと自分のことを語って相手に好きになってもらう、ファンになってもらうことが先だと思います。そうすると自然に商品が売れるようになります。

「社長の一言」と題して、業界のこと、世の中のことなど書かれてはいかがでしょうか?ただし、くれぐれも自社の商品やサービスの案内はほどほどにして下さい。

お客様が一番嫌がるのは、自社の商品やサービスのアピール。良いですよ、良いですよとコメントされればされるほど、引かれます。

信用が生まれるのはヒトからです。その信用を生むためには、自分がどんな人間で、どんなことを考えているのか情報発信する必要があります。そこでおすすめしているのはブログやツイッターです。

気軽に自分のことを書かれてはと思います。自分の事だけは書くのは嫌だという社長がおられますが、お客様に取って一番の興味はその企業の社長の考え方です。

そこで共感を呼ぶことが今一番大切なことです。トップや人が前面に来る戦略を考えないと商品やサービスは真似することが簡単にできます。自社の商品はオンリーワンの商品で誰にも真似できないと思っていても、いつしか自社の商品を超える物が出てきます。

人を売ると言ってもでも簡単なんですが・・・
自分の考えていることを毎日語るだけです。

ブログやツイッターに投稿できないのなら、社員の方に原稿を渡せばやってくれるでしょう。それに社員の方も社長の考えが知りたいと思っておられます。

俺の考えは会議でいつも話していると言っても紙に落としたものでないと理解・納得されません。だからここは一つ協力してあげて下さい。社員のためにも・・・

自分を上手に自己アピールできる方がこれから伸びそうな気がします。