2010年 2月の記事一覧

10年02月24日 15時51分00秒
Posted by: takeuchiconsult
これが現実。
高学歴は、社会では関係ないです。意味がないです。
学歴で給与が上がるというのは聞いたことがないです。
社会では、能力です。

頭が良いだけでは使い者にならないとおっしゃる社長もおられます。良い学校を出ても社会に出ると関係ないそうです。資格も同じとおっしゃる方もおられます。

学歴や資格で飯は食えない!社会で通用できる力を自ら磨いて初めて学歴や資格が輝くとおっしゃいます。

有名校に入る勉強や資格を取る勉強は、猛勉強したはず。
でも社会に出たり、会社に入って猛勉強されていますでしょうか?

社会に出ることが終着駅ではないと思います。社会に出ることが出発点で、そこから自分を磨いて力を付けないといけません。

高学歴が自慢にならない時代。
人に認められて、世の中の役に立って初めて一人前。

成功されている方ほど、社会に出てからの努力が凄いです。
学歴や資格以上に自分を高めるためにひたすら努力されます。

それと、成功されている方の特徴は、自分に求められているものが何なのかが見えておられます。自分に期待されているものが何なのかが見えているので、周りから見ても良い仕事をしていると評価されます。

もうこの段階になると学歴や資格ではなく、自分の実力の方が高く評価されます。

何のために勉強するのか、目標はどこなのかがはっきりさせることです。
気を抜いた瞬間、成長は止まります。

自分の役割を常にしっかりと理解すること。背伸びしてもしようがないです。
良い仕事をしていると評価されるには、自分の立ち位置を見失わないこと。

どこの学校出られているのですか?と聞かれるうちはまだまだ。
仕事ぶりを見られて、良い仕事されますね。と言われるように絶えず努力することが必要だと思います。
10年02月24日 15時51分00秒
Posted by: takeuchiconsult
経営者の方の能力がなかったり、劣っているとは思えません。皆さん素晴らしい経営者です。

ところが、中小企業では、三代目になると必ず会社がおかしくなります。今まで通りの業績を維持できなくなります。理由は人でなくマーケットです。昔と同じビジネスモデルが通用しなくなっています。手を打たなくてはいけないのはわかっておられますが、何ら改革ができていないことが多いです。

一番変えたくないもの、今のままで行きたいと願っておられるのは、このビジネスモデルです。他のことはすべて変更可能です。実行しようと決断されれば今からでもすぐになさいます。

しかし、今までのやり方を変えるのだけはきついようです。わかっていてもできない。業界動向が、創業時とは大幅に変わっています。社長の椅子に座った瞬間、時流を読む目を持たないといけないと思います。

過去のやり方のままで未来永劫発展できることなんてないです。今をどう生き残るか、それを真剣に考えるべきです。

だから売上が下がっても良いと思います。あるいは意図的に踊り場を作るべきです。踊り場とは会社を整える時期です。業績が横ばいや微減でも、体質改善を図り、より強い会社にすることです。

右肩上がりの予算組みなんてもうあり得ない話です。それだけ外部環境の変化が激しいです。

固定費の圧縮で損益分岐点を下げるにしても限界があります。新しいビジネスを創造し続けないと生き残っていけません。でも年を取るごとに新しいことにチャレンジするのが慎重になります。

失敗をしても良いから、若いうちからあれこれと検討すべきです。会社がどうにもならなくってから、何かしようと思っても手遅れです。

世代交代される度に、世の中の変化が激しくなっています。変えないもの、変えて行かなくてはならないものを見極めて、その上で改革が必要です。

危機的な状況に陥るのはトップの視野が広がっていないことが原因のように思います。手遅れにならないためにも視野を広げる訓練を日々重ねる必要がありそうです。
10年02月24日 12時50分00秒
Posted by: takeuchiconsult
会議室にはお客様も上司も同席していたとします。
自動販売機は、会議室を出れば、数歩であります。
さてどうしますでしょうか?

自分だけお茶を買ってきて飲む訳にもいきません。自分と上司の分だけというのも気まずいです。

お茶が飲みたくなったら、皆の分まで買ってくることです。これができる社会人のあり方です。

自分だけ自販機へ行って隠れて飲むなんてことはできません。仕事中は常に周りの方を気にしながら自分はどうあるべきか考えることです。

資料のコピーの準備とお茶の準備が出来ない奴は、使えないと言われます。

それができてはじめて社会人です。仕事人です。
周りへの気遣いができないと良い仕事ができないということです。そんな単純なことできているから大丈夫と思わないで、いつも真剣勝負で気を抜かないことです。

周りへの気遣いができるようになったということは、余裕ができた証拠です。
お客様と上司への気遣い、いつかきっと評価されると思います。

私も若い時に、単純なことに魂を入れてやりなさい!と教えられました。
単純なものほど、実は差が出るものです。自分ではわかっていなくても上司からみると何点ぐらいなのかわかります。

お茶ぐらい自由に飲めばと思わないこと。
その時の行動で評価されます。

いつも見られているんだと思って意識して仕事をすることです。
マナーが出来ていないと能力があっても使ってくれません。

人事考課表にはない、日々の行動が大切です。
使ってもらえるようになるには、お茶の準備ができること、コピーの準備ができること。そこからがスタートです。
10年02月24日 12時49分00秒
Posted by: takeuchiconsult
会議で使われている資料見せて下さいとお願いします。
出てきた資料でその会社の状況がわかります。

どこまで数字が開示されているか?
普通は、売上ベースでの資料が多いです。利益や部門別利益が出ていません。
これではどこが利益を出していて、どこが不採算なのか把握できません。

予算数値もすべて売上ベースです。そのため話に出て来るのは売上の話ばかり。利益獲得の方法や諸経費削減の話が出てこないのです。当然、そういう環境では原価意識が生まれてきません。

今の時代、売上だけの会議をしていては会社は良くなりません。予算と言えば売上!そんな時代はもう終わっています。しっかりとした資料を作って会議に臨むべきです。

売上だけの議論に終始していませんでしょうか?
売上を伸ばす方法論だけでなく、利益を出す、営業利益を出す方法論を議論しないと意味がないです。

そのためにはまず資料作りからです。部門別や商品別に利益を出すこと。諸経費は固定費と変動費に分けること。また本社費や共通配布費などを算出すること。こういった下資料がないと良い資料が作れません。

また経理担当者からだけの数字ではなく、営業の方も一緒になって使える数字にするためにはどのような協力が必要なのかを議論することです。

より精度の高い、使える数字に変えて行くことです。
だから年々進化した資料になっていることです。

会議資料は社員教育のレベルを表しています。どんな資料で会議をしているかで社員の意識は変わります。

売上の議論をする場が会議では寂しいです。
幹部会議に参加している方は、各部門長クラスのはず。小さな会社の社長と同じです。営業利益まで管理出来ていないと本来の役割を満たしていないです。

企業再生では、まず会議資料の整備から始めることをおすすめいたします。
10年02月24日 10時18分00秒
Posted by: takeuchiconsult
中小企業では、店長で99.9%決まらないということがわかってきました。
店を預るのは店長ですが、経営は理解されていません。

結局、社長の指示で右往左往されている方がほとんど。
そのような状態で、店長で業績が決まるとは思えません。

その店長をコントロールする社長がやっぱり大事だと思います。厳しくて、現れた瞬間、現場がピリピリ。そんな会社がやっぱり伸びています。

現場に甘えは必要ないです。
店の数がどんなに増えても、やり手社長なら全店見られます。

社長の意気込みが業績に現れます。店長の成長を待っていては会社は潰れるのではというのが本音です。

社長が口うるさくて、避けられるくらいが普通。
ガンガン指示を飛ばさないと・・・

店長に任せたり、期待していて不況を乗り越えれるでしょうか?
このような時期だからこそ、陣頭指揮を執る社長の力が必要だと思います。

業績が少しでも下がると死活問題。
必死になって会社を守ろうとするのは社長だけ?

いざという時は他人に任せず、自分がやらないと・・・

そういう局面が今だと思います。
店長一人の采配では、業績アップが難しくなっています。社長の指示を従業員は待っています。

社長の指示で99.9%決まる時代。
もう一度現場に降りてこられませんか?それが業績回復の唯一の方策です。

店長は任せても優秀でも雇われた人です。
経営は、経営者にしかわからない部分があります。

今こそ、社長が立ち上がる時代ではないでしょうか?
店長よりも社長がクローズアップされる時代のような気がします。
10年02月24日 06時49分00秒
Posted by: takeuchiconsult
最近、なぜか受験生気分。
私にとって今年は一番勉強した年になりそうです。
やりたくない業種、不得手な業種の仕事が入ってきました。

断ることもできず、後は猛勉強。
どこまで通用するかはわかりません。でも一所懸命頑張っています。

成長するためには、自分で壁を作らないことと言われます。自分が得意とするものだけをやっていては伸びません。そのうち勉強もせず、過去の経験に頼るようになるからです。そういう意味では、今年は良い一年でした。

部屋の中には本が山積み。いつ倒れるかという感じ。必然的に読む本がいつもとは違っています。本棚の中が今までとは違う大きな変化が起こっています。
母親まで本のタイトルを見て、「どうしたの?」と言う始末。

新しいことを勉強し仕事に活かすコツは?
1日1時間、新しいことへの時間に使うことらしいです。

毎日決まった時間、そのことに集中することです。
それも飽きずにコツコツと・・・

簡単なようでこれが難しいです。
夜○時になったら、新しいことの勉強のために時間を使うんだと決めることです。意志の強い人でないと継続は難しいです。でも上手く行った時のことをイメージすれば、辛くはないはず。

夢や目標が明確にある方にとっては当たり前の話。
でも好きでもない、興味のあまりないものを勉強するのは結構つらいものがあると思います。

受験勉強で苦手科目を克服するのと同じです。
ただ今、赤ペンと付箋で格闘中です。

昔を思い出しながら、シクシクと。。。

でもどうしても勉強しないといけない状況になったことに感謝です。
自分を成長させるチャンスだからです。40歳過ぎて新しいことにチャレンジするのは結構難しいとされています。

否応なくという環境だから出来たのかも?

1日は24時間。どう使うかは個人次第。
1日1時間の使い方で、豊かさに差が出そうです。

いつまでも猛勉強していたいです。
10年02月23日 17時47分00秒
Posted by: takeuchiconsult
欲がなく、施す。
金は貯めても減ります。人は貯めても減りません。増える一方です。

お金は貯めるよりも使い方が大事だと言われます。
いただいた給与や月給、何に使われていますでしょうか?生活費にだけ充てているのは寂しいです。

人の宝を貯めるには、欲を出さず、施すことだそうです。
金の宝を貯める以上に、人の宝を貯めるのは難しいものです。

自分の生活を豊かにするためには、お金だけでなくこの人の蓄えがどれだけできたかで決まるような気がします。良い仕事をするにも人です。

何か困った時に相談できる人、何人おられますでしょうか?

例えば携帯電話の登録者数が最低300人以上いないとダメだと言われます。
友人、知人、親戚の方を除いて、仕事上のつながりのある方のアドレス数です。

金の宝が欲しいと思わる方もおられますが、きっと人で躓くことになります。金が欲しければ、人を大事にしないと貯まらないのでは?

人の宝を大事にする人が成功すると言われます。お金が好きではなく、人が好き。

もうそろそろ年賀状を書く季節になってきました。昨年よりも書く枚数が増えていますでしょうか?新しい出会いがありましたでしょうか?名刺は何枚貯まりましたでしょうか?

年を取るごとに人の宝の大切さが身に沁みます。
通帳の残高も大切ですが、人の宝が今年一年どれだけ貯まったか?

預貯金の目標金額は立てやすいです。しかし、人の宝の目標数値なんてありません。数字では表せないものです。

人の宝が貯まった分だけ豊かになるような気がします。

豊かさはお金だけでは計れないと思います。
10年02月23日 15時48分00秒
Posted by: takeuchiconsult
一番大きな命題です。
業績不振の理由が、旧態然とした組織です。何の意味もなく、ただ何となく並べただけの組織。それでは機能しないだろうと思うのですが、ところがこれを改革するのがまたたいへん。

現場からはいろんな意見が出てきます。まとめてみますと、皆さん自分を高く評価して欲しいということみたいです。

皆が社長では会社が成り立ちません。
誰かが交通整理をしないといけません。そのために調査診断、ヒアリングを行った後、案として組織図を提案させていただきます。

その時いつも思っていることは、認めてあげること。この要素が入っているかどうかです。

給与の大小ではなく、会社から認められているかどうか、それがモチベーションにつながります。

少しでも認めれているなぁと感じる組織を提案します。だから業界常識とは違う場合が多々あります。でもそれでモチベーションが上がり、業績が上がればそれで良いと思います。

組織は誰のために作るのか?目的は?
形だけの組織はもういらないと思います。組織を変更し、皆がイキイキと仕事をしてくれるなら外聞なんて気にしなくても良いのでは?

皆がやる気を持つ組織、それがポイントです。
例えば病院組織では、看護士の下に介護士が普通はあります。しかし、看護部看護課、看護部介護課としたり、介護部自体を独立して設けることもありだと思います。介護業務の地位向上になります。また介護関係の方の募集に強くなる可能性すらあります。

組織一つでやる気を持ってくれるなら安いもの。
そのためには、外のことを気にしないこと。

組織は従業員や職員がやる気を持って仕事をしてもらえるように作ることです。
皆が納得する組織を作れば、業績は伸びるのではないでしょうか?

個人的には、組織図づくりはそれくらい大事なものと認識しています。
10年02月23日 12時46分00秒
Posted by: takeuchiconsult
資料作りができないと連れて行ってくれません。
上司ごとに求められる資料が違います。それと精度が違います。単にコピーだけできても、少しでも曲っているとやり直し。

でも当然なんです。お客様にお渡しする大切な資料なんですから・・・

若いうちはわかりません。コピーの重要性を。。。

お客様のところで原本のコピーをお願いする。一見、悪くはないように思いますが、これでは仕事ではないです。

指示された本人が期日までに仕上げること。これが仕事です。
コピーという単純な作業ですが、ここに差が生まれます。それを上司の方はご存知です。

過去の経験上、どの程度の書類作成なら連れて行っても大丈夫か把握されます。
資料作りをしている本人はわかっていませんが、大事な一次試験です。

どんなコピーの取り方をするか計られています。「コピーお願い!」という一言に、いろんな意味が含まれています。

速さ、正確さ、綺麗さ様々な要素です。指示を出した上司の方の満足行くものであるかどうか?

無事、お客様に提出できるかどうか?いつも無理難題が降りかかってきます。でも上司の方もそれだけ必死なのです。お客様の前では真剣勝負。一切、愚痴を言えません。

その気持ちがわかった瞬間、一次試験卒業です。いつしか今度は、自分が査定する立場になっているでしょう。

単純作業を馬鹿にしていると成長しないと言われます。単純だからこそ意味を持たせるような仕事ができることが理想です。

今はもうなくなったと思いますが、私が新入社員の時はコピー取りでたいへんでした。少しでも曲っているとやり直し。いつしか罵声が飛んできます。

何でこんなに怒られるんだろうと思うことがしばしば。
でも徐々に上手くなって行きます。1回でピタッと完璧に近いものが出来上がるようになります。

それが当たり前のなのですが、うれしくなってきます。
そんな時、「明日一緒に行くぞ!駅に○時に待っとけ。」と言われます。

やった!連れて行ってもらえる。
初めてのお遣いと同じです。初めてお客様のところで仕事ができる。

でもその時は上司の気持ちはわかっていません。行き帰りの道中で今度は、レクチャーが始まります。それが一番の勉強です。自分の知らないこと、知りたいことを山ほど聞けます。

連れて行ってもらえるということは、お客様のところへ行って仕事とは何かというものを勉強するだけでなく、この上司の方からのレクチャーが一番勉強になります。

早く連れて行ってもらって下さい。新しい世界が見えてくると思います。
コピーは魂を入れて、真剣に・・・
10年02月23日 06時46分00秒
Posted by: takeuchiconsult
リスクを取りたくない。だから企画を出さない?

自分から進んで企画を出す人が少なくなったと皆さん悩んでおられます。企画を出すと責任を取って実施しないといけないのでやらない。これでは会社は伸びません。

自分で成長の芽を摘んでいるようなものです。
「武内さん、どうしたらよいのでしょうかねぇ。」とご相談があります。

若者が企画を出さなくなった理由な何なのでしょうか?
本人の問題なのか?社風の問題なのか?教え方の問題なのか?
すべての問題がこの事実を内包していると思います。

企画が上がらなくなるとすべてトップダウンになってしまいます。そのような環境の方が仕事がしやすいと思われたらたいへんです。トップがすべてをこなすことはできません。伸びている企業ほど、若手社員からの企画が自然と出てきます。

「これ、私にやらせて下さい。」とひとこと言わせるような環境を作ることです。
杓子定規にやっても意味がないですが、毎月何らかの提案を出させることです。会社が良くなることであれば何でも良いです。考えて仕事をする癖を付けさせることが大事です。

日々の業務をこなしているだけでなく、会社にとってプラスになることを提案させることです。

企画を挙げない人は、役職を付けないとか昇給させないルールがあっても良いと思います。役職者に期待していることは、この企画部分です。おそらく良い企画を今後提案してくれるだろうということで役職が付いています。

まずは幹部や管理職の立場の者が毎月、がんがん企画を考えることです。まとめ役の方がそんなに企画を出されても困るというくらい、企画を出してみられてはいかがでしょうか?

企業の業績低迷と企画の提出は比例関係にあるようです。企画の数が少なくなると会社は停滞し出します。時流の変化に対応するためには、新しいことにチャレンジするしかないです。

そのためには、毎日アンテナを張って日々新しい情報が入って来るようにならないといけません。

企画が出ないのなら出世は望めません。実際、そのような世の中になっています。今の給料では結婚できませんと若手社員の方がおっしゃいますが、それ以前に自分の考え方と行動を変えないといけないように思います。

大きな変化もなく、在籍年数を重ねると給与が上がるということはもうないです。企画!企画!常に何かを考えて会社に提案する。責任を取れと言われたらどうしようなんて思ないことです。たかだか一つの提案の失敗で会社は潰れません。

後ろ向きな姿勢の社員が会社を潰すのです。
企業の成否は、この企画にあるように思います。企画会議、是非とも実施されて下さい!不振からの脱出はここにヒントが隠されているかもしれません。
10年02月22日 17時45分00秒
Posted by: takeuchiconsult
この一言が言えるかどうか?

組織を変えても誰が責任を取るのか、その責任の所在が不明確だと意味がないです。

失敗は、組織全体の責任ではないです。トップが取るべきです。
リスクのない仕事はないです。誰かが取らないといけません。

部門ごとのリーダーがある程度責任を取られるかもしれませんが、最終責任はトップです。

トップのこの一言が大事です。
どんな小さな組織でも「好きにやってごらん。責任は私が取るから。」と言ってもらえればやる気が出ます。

責任を回避していては組織的運営は難しくなります。トップの一番の仕事は責任を取ることです。どんなに優秀な方でも責任を取る勇気を持たないと・・・

業績不振の企業へおじゃまさせていただきますと、この責任の所在が不明確ということが多々あります。業務内容ごとに責任の所在を明確にして、トップの方がどういう姿勢で仕事をされているか、それをいつも見させていただいています。

トップがどこまで腹をくくっておられるか?それで決まるような気がします。
責任は俺が取るから、自由にやりなさいと言って欲しいです。

役職が上がれば上がるほど責任は重くなってきます。業務内容が難しくなるのではなく、責任の重さです。

プレッシャーになるかもしれませんが、良い意味で責任を取ることが大事なようです。

従業員教育でも仕事の教える以上に、責任のあり方、取り方を教えることが大切です。

責任の取れる人がリーダーであって欲しいです。役職ではないです。
トップは最終責任を取れる人。いつもその責任について公言していること。

責任がマネジメント力を決めます。
部下が納得する一言。言えるように努力されてはいかがでしょうか?
10年02月22日 15時44分00秒
Posted by: takeuchiconsult
とある会社での話。
体調管理を一番の評価項目にします!と社長が宣言。。。

一瞬、えっ!と思いました。
体調管理のような当たり前の項目を評価項目の第一に挙げるとは?

会社側の意図は、サービス業であるのでお客様の前で最高のパフォーパンスができることが我々の仕事。いつも元気で明るく、笑顔の出ている状態を望まれています。だから業務成績以上にまず体調管理をしっかりとチェックさせていただきますとおっしゃいます。

なるほど・・・

次に、2番目の評価項目は、なんと部下の体調管理だそうです。自分だけでなく部下の体調管理も行って欲しいということです。

サービス業ではそうかもしれません。体調が万全な状態で営業を行うことが一番大事であって、それが出来ていない状態で営業をしている方がおかしいです。全員が体調万全ならもっと業績が上がっているはず。

欠席や早退の回数ではないです。日々の業務の中で体調管理ができているかどうか?常に翌日の営業のことを考えて行動する。深酒や夜更かしは厳禁!明日お越しになるお客様の顔をいつも思い描きながら節制をする。

つらいかもしれませんが、これがプロの仕事術です。

一旦、自分で決めたことは徹底的に守る。体調管理が出来ない人を管理職に就ける訳にはいきません。

わかっていてもできないのが体調管理。
体調管理は自分との闘いです。意識の弱い方では難しいです。
自分に勝って下さい。

病気をしない体を作ることがプロです。
風邪を引いたり、調子を崩すことがあるかもしれませんが、大きな病にしないように日々注意しておくこと。

その姿勢がいつしか、実を結ぶ時があると思います。

いつも笑顔で、病気もしたことがないような明るさで接客されると気持ちの良いものです。

体調管理を評価項目に入れられませんでしょうか?
10年02月22日 12時42分00秒
Posted by: takeuchiconsult
毎日会社に来ている?休みは?
休みを取りなさいと指示しないといつまでも取らない。本人は頑張っているつもりです。それにそのような人に限って夜も遅いです。

このような会社が儲かっていない会社の特徴です。休みも取らず、夜も遅く頑張っているからと言って何の自慢にもならないです。労働生産性で計ると低いという結果になります。

いつまでも仕事が片付かない状況は良くないです。理想は朝早くから仕事をしてなるべく早く帰社出来るようにすることです。朝型に極力変えないと、自然と夜が遅くなります。

夜遅くなると、なぜか本人は仕事をしている気分になります。それが続くと今度は休みも取らずに、出社しさらに仕事をしている気分になります。

会社とは、仕事とは何かを教えてあげる必要がありそうです。

仕事が出来る方ほど、休みの取り方が上手です。いつも自分のペースで仕事をされます。時には遅くなったり、休日出勤もありますが、1か月通して見てみると体調管理がしっかりとできています。

休みも取れないって本当でしょうか?横に居る訳ではないので、詳しい状況はわかりません。自己申告です。

そんなに仕事があるのでしょうか?仕事のやり方に問題がありそうです。
無駄な残業しない体質を作るべきです。そのためには、しっかりと日報を書かせることです。ところが忙しいと言って休みを取らない人ほどこの日報の提出状況が悪いです。

実は仕事のできる人ほど日報をきっちり書き、またその日報を業務に活かされます。例えば日報は、終業時間後に書かれますでしょうか?1週間まとめて週末に書かれますでしょうか?

出来る方は、月曜日の朝に1週間分のアポイントを先に日報に記入されます。その際に準備が必要なメモなども記入します。仕事が一つずつ片付けば、その都度記入です。後からだと忘れるからです。だから常に日報片手に仕事をされます。

休みの取り方や夜遅くまで仕事をしないようにするためには、日々の仕事の仕方を細かくチェックしてあげる必要がありそうです。原因は、そこにあるような気がします。

労働生産性を高めるには、日報などの単純なものからの見直しが必要です。
当たり前のことが当たり前にできると労働生産性は上がります。当たり前のことをイレギュラーにしないこと。それが大原則です。

夜遅くまで灯りがついていても何の自慢にもならないことをもう一度再認識されてはいかがでしょうか?
10年02月22日 06時42分00秒
Posted by: takeuchiconsult
でもそのような人を使える会社が素晴らしいと思います。
出来る人ほど、飛び抜けている人ほど癖があります。その癖や灰汁の強さが営業成績につながっています。

癖や灰汁を失くすと成績は下がるでしょう。
会社の業績がピンチの時、助けてくれるのがこのような人です。営業面では好き勝手にやってもらっても良いのですが、組織の中で協調性を持って仕事をしてもらおうと思うとこれがなかなか難しいようです。

特に、教育面でもっと人を育てて欲しいと思うのですが、出来る人ほど自分が基準になっていて、教えるのがどうも下手なようです。また教えるのではなく、下を使うのも下手な方が多いです。

営業数値を取るか?組織の一体化を取るか?難しいところです。
でもこの問題は組織の問題ではなく、社長の器の問題ではと思う時があります。

中小企業では、組織で勝つというのは大目標ですが現実的にはそうならないことが多いです。やはり一人のスーパースターに頼りがちです。社長自体、元はこのスーパースター上がりという会社が結構あります。だから余計に出来る人の気持ちがよくわかるようです。

出来る人は一匹狼だとか、人を使うのが下手だとか言っている場合ではないです。少しでも稼いでくれる人が欲しいです。組織にどうやって馴染ませるか、どうやって協調性を持たせるかよりもそのような方を活かすことを考えられてはいかがでしょうか?

出来る人に稼いでもらう。
綺麗な組織や理想とされる組織論を追いかけてもしようがないです。

中小企業では癖や灰汁のある人間をどう取り込むかです。社長の器を大きくすることを考えた方が得策かも?

出来る人間に気持ち良く稼いでもらうかどうかは社長次第です。そういう人も認めることができるのが中小企業の良さ。すべてが完璧に人なんていません。
癖や灰汁までも飲み込むような度量の大きさが必要ではと思います。

中小企業では経営書に書いてあるような組織論にはならないです。
個々人の長所をどう活かすか?それが大事です。

すべてを求めないのであれば、最高のパフォーパンスを期待できます。
組織論よりも個人のパフォーマンスを引き出すことを優先に考えた方が良い場合もあると思います。

稼いでくれる人の欠点を探していてもしようがないような気がします。
10年02月21日 17時41分00秒
Posted by: takeuchiconsult
旅は別世界へ案内し、癒すこと・・・のはずが。。。

旅は、日常空間から脱して、別世界を体験できるのが楽しみ。
ところが最近、お客様から変わった希望が出てきています。家で寝るのと
同じような布団や枕にして欲しいとおっしゃいます。

旅自体は異空間の体験なのですが、寝る時はいつも同じでないと嫌!
なんか子供みたいな我が儘にも聞こえてきます。

でもわかるような気がします。私もシャンプー・リンスなどは家で使っているものを小さな容器に詰めて持ち歩いています。ドライヤーも自分が使いやすいものを持ち歩いています。

浴衣は、着ません。ジャージ型のパジャマを持っています。
出張が多く、ホテルで寝ることが多くなると、どうしても疲れます。その疲れを簡単に取る方法は、まず自分の気に入った形のパジャヤで寝ることだと教えてもらいました。

ホテルの一室でも家と同じような空間を自分で作り、疲れないようにしています。

だからお客様が、寝る時は家で寝るのと同じようにして欲しいというのはわかるような気がします。

旅自体は、ハレの場なのですが、いざ寝る時は緊張せずゆっくりと休みたい。
旅は疲れるものです。いつもと違う動きをしている訳ですから、何かしら疲れてきます。

温泉に入ってゆっくりしたと思っても疲れています。疲れを取るのは睡眠をしっかり取ること。夜寝れないと次の日、もっと疲れます。

だから旅では寝ることが一番大事。
いつもと同じ時間に布団に入っても寝れないことが多々あります。そのことを経験されているからこそ、このような要望が出て来るのだと思います。

外を見ることは異次元の体験でも一旦部屋に戻るといつもと同じが良い。
これが旅を何度も経験された方の本音だと思います。

個々のお客様ごとに自分の家と同じようにくつろいでいただけることが大きなポイントのような気がします。

豪華なハレの場を作るよりも家と同じもの。リピーター作りのコツは、この辺りにあるのではないでしょうか?