2009年 11月の記事一覧

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09年11月15日 09時55分00秒
Posted by: takeuchiconsult
商品は傷があると売れない時代から、傷があるものほど売れる時代へ。
ちょっと変な時代?

今までは少しでも傷があると売れませんでした。(当然ですが・・・)

今は不況で訳ありで安い方が売れます。
使用するに際して障害にならないもの、気にならないものは安い方を選びます。

定番品よりもワケあり商品の方が先に完売しているような感じです。

ということは、ワケあり価格だと買ってくれるということです。
商品の状態よりもその価格に注目したいです。
今のワケあり価格が、お客様ニーズの価格なのかもしれません。

そういう価格の商品を集めるか、作らないと集客に結びつきません。
意図的のそのような商品やコーナーを上手に作っていく必要がありそうです。
特に、不良在庫化しているものなど、チャンスではないでしょうか?
1年以上回転しなかったものは現金化するなどのルールを作って・・・

逆に、1年以上回転しなかったものは、お客様から見るとワケありなんです。
デザインが気に入らなかったのか、価格が気に入らなかったのか、その他の理由なのか、何らかのワケがあるはずです。

ということは、1年経って、同じ状態で販売していても売れないでしょう。

お店側から見てワケありの商品は、それなりにプライスを付け替えるなどして自然に売れていくでしょう。

大事なのは、お客様から見てワケありと感じている売れない商品です。
これを敏感に察知して、対策を打つことです。

無関心ではなく、ワケありと感じてくれているなら、少し工夫すると気にとめてくれるかもしれません。

ワケありには2つの意味合いが含まれているような気がします。
お店にとってのワケあり。
お客様から見てのワケあり。

これをうまく商売に活かすのがプロの世界ではないでしょうか?
09年11月14日 09時54分00秒
Posted by: takeuchiconsult
大手チェーン店でも大幅な価格変更を行い、再スタートを切られようとされるところが出てきました。

今の価格では時流に合わず、価格変更を行い時流に合わせる?
これも一つの戦略だと思います。

今までの思い入れもわかりますが、限界点を超えて来店客数が減ると商売になりません。少々の販促を打っても効果がない場合があります。価格体系自体がお客様のニーズに合っていないのです。

今日も新聞折り込みに「価格大幅値下げしました」というチラシが入っていました。

業種は焼肉店さんです。チラシの内容を見ると、すべて1000円以下のメニューにされています。

自分のこだわりや思いよりもお客様のニーズを最優先されたようです。

しかし、問題は仕入です。すべてを見直さないといけません。
従来の食材とポーションでは赤字になります。仕組みそのものを変更が必要です。

でもよく決断されたと思います。早い決断が良い方向に向かわれるのを祈ります。

業態自体が認知されない、支持されないならば、大きな決断が必要でしょう。良くないのは、手を打たず、ダラダラと業績が悪化していくことです。

このような業態変更、ますます増えそうな予感がします。
待つのか?変えるのか?
悩やみは尽きないと思います。

こういった時、一つの決断方法ですが、ある一定ラインを決めることです。
この数字を切ったら、変えようというラインです。

何も決めないままダラダラが一番良くないです。
最低ラインの数字を算出してみられては?

今後、決断が難しい局面が来ると思います。
その時、どうされか?
今後10年を決めるような決断です。
必ず、数値に裏付けされた決断をおすすめいたします。
09年11月13日 09時53分00秒
Posted by: takeuchiconsult
事業のデューデリを行って、再構築を図ります。
極力利益が出るように、あれやこれやと考えます。

しかし、見直しが出来たとしても利益改善はほんのわずかが実情です。

実際には、財務の再生を図らないと意味がないです。
財務体質の改善こそが企業再生につながると思います。

帳簿上での利益ではなく、実近の資金繰り表の改善を図らないと事業の継続は難しいです。

財務を強くするには、出て行くお金を絞ることです。

特に大事なのは、銀行への支払いです。元本と金利でいくら払われていますか?

それに見逃してはいけないのは税金です。税金はどんなことがあっても支払わないといけません。未払が発生すると差し押さえをくらいます。だから支払う順番は、税金が一番先になります。支払を計画的に進めないといけません。


それに、財務を強くすれば強くするほど、企業は強くなります。
外部からも認められます。

売上が上がっているからと言っても誰も認めてはくれません。財務体質が評価の対象です。表向き業績が良さそうでも中身はわかりません。逆に、業績が悪くてもしっかりと利益を出されているかもしれません。

事業の再生は、経営者の方はプロですから、どこを縮小しどこを伸ばせば良いかご存知のはずです。あと一押しの決断がなかなかできないだけです。良い決断をされるとまた軌道に乗る可能性は高いと思います。

しかし、財務は体質です。なかなか変えれないもののようです。外部の方にメスを入れてもらい、施術しないとできない方が多いようです。

やはり財務財改に強いプロの方と上手にお付き合いされることをおすすめします。

事業の再生はできても財務の再生は着手できない、決断できないという場面によく遭遇します。財務改善ができて初めて再生だと思います。

過去の経験則が通じない場合もあります。プロの方の意見を聞いて、あるべき姿に近づける努力が必要です。

業績の良い会社だけでなく、財務に強い会社を作って再生されることも一考の余地有りだと思います。
09年11月12日 09時52分00秒
Posted by: takeuchiconsult
これは病みつき!
何か知りたい言葉があると徹底的にGoogleで検索。

最近は、本を読む時間よりもブログを読む時間が増えています。
それも法関係です。

本を読むよりも情報量が豊富です。
それに一つのキーワードに対して、それぞれのプロの方がコメントを書かれていますので非常に参考になります。

本の場合、一つのキーワードがわからなければ、また他の本を探さないといけません。この繰り返しです。

しかし、ネット上では、情報が溢れ返っているくらいあります。
昔のように、出版のためにネタを取っておくなんてことはありません。
答えや知りたい情報がすべてネット上に転がっています。

逆に考えますと、法関係の書籍は書いても売れない。それに出版自体で儲けようなんて方は少ないんだと思います。現状をありのままにブログで伝えるのが賢明なのでしょう。ホームページよりも有効なやり方だと思います。

それと法という軸は、誰が書いても主観やブレがありません。だから差別化しにくく、より具体的にわかりやすく解説するしかないのではとも思います。

経営やマーケティングの世界では、ブログで調べるという習慣はまだないのではないでしょうか?やり方や着手の方法が千差万別。それに経営理念の好き嫌いまで含めるとほんと、凄い数になります。

でも充実することは大切です。ますます進化しそうです。
ブログの記事で実際に勉強するという方も増えてきそうな気がします。

書くのはたいへんですけど、読むのは楽しいです。
キーワードで検索できるというのは、凄いことだと思います。
別にポータルサイトなんていりません。
自分の知りたい言葉を入力すれば良いのですから、いらない情報は引っかかってきません。

もっといいなぁと思うのは、儲けようという匂いがしないことです。これ以上知りたい方は、お金がかかります。というふうになっていません。これも先ほどの理由と同じで、法という軸がしっかりとあるから、出す出さないということは文脈上できないからだと思います。

書かれている方には、本当に感謝しています。
ありがとうございます。
09年11月11日 09時52分00秒
Posted by: takeuchiconsult
ネット上に情報を少しだけ流し、そこから先は会員になっていただくと知りたい情報が取れますよ。
というのは、少し古いビジネスモデルのような気がします。

官公庁の文書なども今ではネット上からpdfで取り出せます。

公開度を上げることが必要な気がします。
いろいろと諸事情はあるかと思いますが、時代が変化したのでは・・・

情報を出せば出すほど信頼感が上がり、そこから受注につながります。

わざわざ会員にはなりたくない。少し見たいだけなのに、という方もおられると思います。

会員の数を増やして、入会金をいただき、それを資金繰りに回せば楽になるかもしれませんが、それが一番危険です。資金繰りのための会員を募ることになります。

お客様が縛られるのを嫌がっておられるように思います。
それに単なる情報レベルでは、もうネットで十分です。

情報を流す側としては大切なものかもしれませんが、いただく方になってみるとそうでもない場合があります。どこまで情報公開度を上げるかが大きな差別化戦略のような気がします。

知ったこと、経験したこと、勉強したことは嘘偽りなくすぐに公開する。
大きな期待をかけずに地道に日々それを繰り返す。
必ず信用や暖簾が上がってくるはずです。

ホームページなども見ても会社情報しか載っていないのは寂しいです。世の中がどうなっているか、業界はどうなっているか、自社の商品やサービス以外に動向まできっちり説明できているものが欲しいです。

お客様は商品やサービスだけを購入しているのではなく、情報も欲しがっておられます。

商品やサービスを売ろうと思えば、この情報公開度が今後大切になってくるような気がします。

特別なメリットがない限り会員にはなっていただけないでしょう。あるいは本当のファン客でないと会員にはなられないでしょう。

敷居を下げるには、鮮度の高い情報を流し続けることです。

情報の鮮度と質、公開度が企業戦略を大きく左右しそうな気がします。
09年11月10日 09時51分00秒
Posted by: takeuchiconsult
マネジメント(経営)とマーケティングだけでは解決できない問題が多々あります。

それは法関係です。

そこまで踏み込んでコンサルティングできる方も少ないのではないでしょうか?逆に言うと、これができると依頼は格段に上がるのでは?

私が尊敬する経営コンサルタントの先生(株式会社ニッサン・コンサルティング代表取締役 西口昌宏氏)がおられます。最初は、ただ凄いと感じました。あらゆる知識と経験を持たれているようです。それに触れさせていただくだけで感謝でした。

その方も私と同じく、高校生の頃から経営コンサルタントを志望されており、通常のコンサルタント業では限界が来るだろうと、新しいビジネスモデルをお考えになられたようです。

それがLAW(法)です。経営に法を絡めて提案できる新しいコンサルタント業務です。

おそらく、今後、法にまつわる案件が増えてくるのは間違いないです。法のことは専門家の方にお願いされて下さいと言うのではなく、積極的にクライアントの悩みを解決されます。

名刺にも「MANAGEMENT&LAW」と謳われておられます。


今年で私も経営コンサルタント20年目に入ります。少しでもクライアント様の業績が上がるように努めていますが、ひょっとするとやっていることは堂々巡りかもしれません。

法という一番大事なところから逃げ回っていたのかも・・・

何をするにも法が関わってきます。特に事業再生の案件では、必須です。
法は、経営コンサルタントに必要はない。プロに頼めば良いのだからという認識が変わってきました。

奥が深いです。

LAWという武器を身につけたいです。
資格を取らなくても知っておくだけでも大事です。

経営コンサルタント業や士業の方で苦戦されている方もおられると思いますが、LAWという武器、持っていた方が良さそうです。
09年11月09日 09時50分00秒
Posted by: takeuchiconsult
なるべく従業員の方には、知られたくない。
裏でそっと対策を打って、危機を脱したい。
できるなら守って欲しい。

わからない訳でもないですが、本当に危機的な状況下においては通用しないと思います。

より多くの社員と情報を共有化し、危機を脱出することが大事です。

トップだけで解決なさったというのを見たことがないです。
再生がうまく行くケースは、トップと従業員が一体となって頑張られる会社です。

すべてをガラス張りにして、危機をどうやって脱出するか本音で話し合い、行動に移されます。

恥ずかしいなんて言っておれる状況ではないと思うのですが、なかなか本音トークが出来ていません。従業員の方も悪いのは何となくわかっておられますが、どれだけ悪いのかはご存知ない場合が多いです。

潰してしまうよりも再生した方が皆のためになります。
そのためには、従業員の方の力が必ず必要です。

再生を本当に考えているならば、今の現状を従業員に早めに伝えるべきです。早く伝えられた方が再生は早いのです。隠すと遅くなります。出口が見えなくなります。

土俵際でどうするか?
皆で知恵を出し合って、対策を講じられるのがベストです。

ぐずぐずしていると取り返しのつかないことになります。
従業員の方を信じれなくなると、事業の再生はうまくいきません。

素直に協力していただくという気持ちを持たれてはいかがでしょうか?
従業員抜きにして、事業の再生なんてあり得ません。

再生に協力いただける方を少しでも味方につけて下さい。
自分だけ頑張っても必ず限界が来ます。

情報公開した時から再生は始まるような気がします。
09年11月08日 09時49分00秒
Posted by: takeuchiconsult
【事業案内】事業再生のコンサルティングの活動内容

第一段階 可否判断
必要な数値資料を提出いただき、企業の再生の可否判断と伸びしろをご提案させていただきます。
【可否判断内容】
★企業にとって再生能力があるかどうか?
★精査して再スタートした場合、どれくらいの伸びしろがるのか?

第二段階 実行支援
可否判断の結果より、今後の再生可能と判断した場合、実際の実務レベルに落とし込んだ形の実行支援に入らせていただきます。
実現可能な数値計画の策定を元に、種々の対策を打ち、経営改善を図ります。
【実行支援内容】
★損益分岐点を下げるための諸施策の実施
★業績を上げるための活性化プランの実施

※債務関係に対する対策、銀行対応に対する対策などもパートナー契約を結ばせいただいているコンサルタントの先生や士業の先生と一緒に解決させていただいております。

私の活動範囲は、事業の可否判断と現場での実行支援がメインです。その他の領域につきましては、プロの先生方にお任せ致しております。


最近、実際によく依頼のある案件は、入口の段階での可否判断を客観的に診断してほしいというものです。
最短で3週間から1ヶ月でご報告させていただいております。

その報告結果に基づいて、方向性を吟味していただき、第二段階の実行支援へ
と進んで行きます。実行支援は最低でも半年から1年はかかります。

銀行さん、ファンドさんなどと一緒にモニタリングなども同席させていただいております。(この場合、立場上、依頼主のクライアント側として出席させていただいております。)

注:料金につきましては、活動日数や内容によっても異なってきますので、まず一度お伺いさせていただき見積もりを出させていただきます。
09年11月07日 09時48分00秒
Posted by: takeuchiconsult
今の状況のままで、プロに頼めば、利益の出る状態に返還してくれるということはないです。それは、再生が必要ではない通常の企業様の場合です。
何の痛みも伴わず、売上や利益が出る訳はないです。

再生が必要と言うことは、どこか根本的にメスを入れなければならないところがあるということです。自分ではメスを入れたくない、入れれないところがあるはずです。痛いのがわかっていてできない。

でもこの痛みを伴って初めて再生がスタートするのではないでしょうか?

具体的には、下記の順でカットして行きます。

ステップ1 不採算部門のカット
ステップ2 経費カット
ステップ3 人件費カット

まずは、極力、損益分岐点を下げ、利益を出すことに注力します。

これを行わずに、事業の再生を行えない訳ではないですが、景気が悪くなったり、業界動向が悪くなったりすると途端に業績は悪化します。早めに施術することが大切です。

特に、オーナーが嫌がるのは、人件費のカットです。適正な人員、業界平均の人件費に戻す必要があるのですが、情がからみなかなかできません。外部の方に背中を押していただいてやっとという感じです。

しかし、経費の中で人件費が大きいのは事実です。ここにメスを入れるとかなり効果が出てきます。逆に、ここにメスを入れずになんとかできないものかとお考えになられますが、良い機会だと思われ一気に進めないと、また同じような状況が来た時に決断できないのでは?

それとまずは経営者自らが痛みを伴うことです。それができないと示しが付きません。

痛みを伴うとは、企業そのもの、経営そのものに痛みを伴うという意味以上に、経営者がまず痛みを伴わないと再生がスタートしないということではないでしょうか?

そのような姿勢をいち早く示された方から、再生されて行くようです。
09年11月06日 12時47分00秒
Posted by: takeuchiconsult
同じ地域に日数を開けずに2回入れる?

最近、飲食店さんのチラシで気付きました。
今まではタブーだった、同一地域に日数を開けずに2回チラシを入れておられます。

なんとなくわかるような気もします。
商圏範囲が狭まっています。広域から人を呼ぶことはかなり難しくなっているようです。むやみに商圏を広げるよりも足元のお客様をしっかりと確保することが大事です。

それに1回チラシを入れても見ていただけているかどうか?
2回入れて、確実に見ていただく。
良いかもしれません。

地域を限定して、間髪入れずに2回入れる。
確実性は上がると思います。それと販促費が以前よりも下がるなら理想的です。

やや不安なのは、反響率です。
以前のように、チラシを入れればお客様が来てくれるということはないです。
今の若い人たちは新聞を取りません。すべてネットや携帯で済ませています。

だから以前よりも配布エリアを限定化し、チラシ販促費を削減し、その分他の販促に使われるのが良いのではないでしょうか?

むやみやたらにチラシだけ巻けば良いという時代ではないと思います。それと販促内容もいろいろ検討する余地があります。チラシだけに頼らず、あらゆる仕掛けが必要です。

でも今回の場合、チラシの巻き方自体を研究されているようで、少し興味を引きました。欲張らず、このエリアからなら来ていただけるだろうという範囲に絞り込んでチラシを入れられておられます。

往々に、ここもあそこも、あの新聞にもと欲をかきがちです。
オープン販促ではなく、年間通しても季節の案内販促であれば絞り込むことも大切かもしれません。でも、ご来店されているお客様のデータに基づいて検討することが大事です。過去データの分析です。

チラシが効かないのではなく、少ない経費で反響率をどう上げるかを考えることが大切ではと思います。時代に合わせて対応していかないといけないと思います。
09年11月05日 09時47分00秒
Posted by: takeuchiconsult
例えば、ブライダル事業の場合、予約が入るとほぼそのまま挙式まで進みご入金いただけます。それもお祝いごとなので、未入金はほとんどないとか・・・
入金も挙式後2週間とか15日後にきっちりと入ってくるようです。

ということは、相対的にブライダル業界は儲からないと言われていますが、これだと資金繰りには貢献しそうです。

しかし、一つ落とし穴があります。この予約、何らかの事情でお客様からキャンセルが入った場合、見込んでいた売上が入ってこなくなります。

予算を作成する際に、ブライダル事業の場合、3ヶ月先まではほぼ硬過ぎるくらいの数字が読めている感じです。

それがいきなりキャンセルとなると、今さらすぐにその数字を埋めることはできません。お客様があることですから、いくらディスカウントしても空き日がすぐに埋まることはないでしょう。


意外とこのキャンセルの把握大事だと思います。年間何件くらいあるでしょうか?

お客様の何らかの都合でキャンセル、延期というのなら良いですが、そのことだけがキャンセルの事情でない場合もあるようです。面談・面接の際に、お客様が納得が行かず、他の挙式場を回ったり、プランナーさんに相談したりと満足行かず変更というのもあると思います。

1回のクレームが徐々に傷口を大きくして行きます。キャンセルが入ってもそのままにしておいてはたいへんです。どのような理由でキャンセルになったのか、お客様から上手にお聞きすべきです。

相対的に、キャンセルの多いところは、事業は伸びないと言われています。
しかし、全くのゼロというのもないでしょう。その対応を上手にフォローしているかどうかです。

それにこのようなご時世です、1件でもキャンセルが入ったらたいへんです。これぐらいやっておけば良いだろうではなく、入金されるまで全力でお客様に努めるべきです。

売上アップ会議は実施されていると思いますが、キャンセル率低減会議は実施されているでしょうか?

キャンセルがあってもそれ以上に受注すれば、穴を埋めれると思っておられるでしょうか?このことが一番危険なんです。

伸ばすこと以上に、流れることを止めて下さい。それができない企業は、いつも苦戦されます。

09年11月04日 09時46分00秒
Posted by: takeuchiconsult
先日、近所の酒ディスカウンターさんが売場変更をされていました。
いつもの場所に焼酎がないのです。

店の方にお聞きすると、壁面へ移動されています。ということは壁面一面が焼酎です。凄い!

酒販店が、何でも屋であったり、酒屋である事の方が危険なのかもしれません。
思い切って焼酎屋になるくらいの勢いで、品揃えをし、売場を広げることも必要かも?

しかし、何となくわかります。いきなり売場を広げようと思ってもその売場を埋めるだけの商品がない?

でもスペースをまず確保して、徐々に増やされたら良いと思います。
賞味期限が短いものでもないですし・・・

後は、焼酎が揃っている、増やしたということをどうやってお客様に伝えていくかです。焼酎だけのチラシを打つ訳にもいきません。

でも飲食店さんも焼酎は欲しいと思います。

地道に手作りチラシをポスティングなどをして、徐々に増やしていくのも良いかもしれません。また、近所の飲食店さんにはリストを作成して営業回りも良いかも?

とにかく何でも屋と総合大型店は魅力がないと感じられる時代になりました。何かに突出していないと、認知されません。それも圧倒的に突出していることです。

どの業種・業界でも同じだと思います。絞り込んで何で勝負するか?
あれもあります、これもできますでは、差別化になっていません。
セグメントした中で一番を目指さないと・・・

その答えが見つからず、苦戦されているのではないでしょうか?
それと自信を持っておすすめできるほどのものではないと思っておられるのかもしれません。でも、何か一つ磨き込みをかけていかないと店は廃れていくと思います。

従来のやり方のままで、通用するなんてことはないと思います。
時代とともに変化させることです。

変わった方が生き残るような気がします。
09年11月03日 09時45分00秒
Posted by: takeuchiconsult
できそうでできないのが、支出を抑えること。
支出を抑えるくらいなら売上を上げるという方もおられるかもしれませんが、それは二流の経営者らしいです。

売上を上げる以上に支出をどう抑えるかが鍵です。
経営者として成功するかどうかは、これで決まると教えてもらったことがあります。
行け行けドンドンではいつか詰まります。

それに行け行けドンドンのタイプの方は、経営者には向いていないとお聞きします。

経営とは売上を伸ばすだけでなく、どうやって入りと払いを調節するかです。
どちらに偏り過ぎても良くなく、バランスが大事です。

出るものを抑える目を持つことです。常に絞り過ぎず、絶えず絞り続けることです。出て行くものを抑える癖付けができていないと、景気が悪くなった瞬間、業績も悪化します。

今大事なのは、早急に販売管理費を10%削減することです。10%出来なくても努力目標に掲げると、いくらか削減できるのではないでしょうか?その際、一番手を付けたくないのが人件費です。人件費をカットしないためにも他の諸経費を削る努力をしないといけません。

これを経営者の判断でなさるか、社内プロジェクトチームを組んでやるか、企業によって意見が分かれると思います。

ただどの会社も同じですが、経費を削減すると満足のいく営業ができないという不満が出てきます。ある程度の売上を上げるには、ある程度の経費は必要だという考えの元に動かれています。

経費ありきの考え方が一番危険なんです。
経費をゼロにして、できないかどうか検討すべきです。

会社のお金だからできることであって、個人事業だったらできないはず。
逆に個人事業の方は日々絞り込んでおられるので、これ以上出るものを抑えることはできないくらいではないでしょうか。

出るものを抑えるコツは、従業員全員に「会社のお金」と思わせないことです。一事業主の感覚で経営管理をしていただかないと困ります。

自分のお金は大切にしますが、会社のお金は理由があれば使っても良いでは困ります。やはり、最後は躾の問題なんでしょうか?

トップが率先して出るものを抑える訓練が経営には必要な気がします。
09年11月02日 09時44分00秒
Posted by: takeuchiconsult
体は敏感です。歳を取ればますます時候の変わり目は体調を崩しやすくなります。

会社も同じで、時流が変わる時は、体調がおかしくなります。
景気の良い時と悪い時では、経営法が異なります。

しかし、この景気の変動があるからこそ会社経営は整ってきます。

季節感があった方が、何かにつけて楽しいです。それにマーケットも大きくなります。

どの季節にも対応できるように体質強化と訓練が必要だと思います。

季節の変わり目によく風邪を引く会社は、体質改善が必要です。
特に今回は、体質改善だけでは済みそうにないです。大きな時流の変化が来ています。

今まで体を鍛えてきた会社は、そこそこ耐えれそうです。
しかし、これといってトレーニングをしてこなかった会社はたいへんです。

日々、体を強くすることが大切だとつくづく思います。
風邪も引いてからやっと、体を大事にしようとか体を鍛えようと思い始めます。

だから社内教育が大切になってきます。少しずつ社員を強くする努力をされていますでしょうか?

時流は、業績拡大から分岐点を下げる経営へとシフトしています。
季節は変わるものですから、その時々に合わせて乗り越えないといけません。

会社経営もアコーディオンのように、広げたり縮めたりすることです。
広げっぱなしということはないはずです。

季節の変化を楽しめる経営が理想ではと思います。

楽しみながら経営をする。
次の季節が来るのが楽しみ。

そのようになりたいです。

どんな季節にでも対応できる経営体質作りが大事だと、風邪を引いた時につくづく思います。
09年11月01日 09時41分00秒
Posted by: takeuchiconsult
経営理念も必要?

中小企業では、すべてが満点なんてことはないです。
得手不得手が明確になっているのが普通です。

何でもできる会社なんてないです。
逆に大手企業と同じようにすべてを整えようとされる方もおられます。

目指すのは良いですが、整うでしょうか?
何らかの事情があるために、整えることができないのであって、できるのであればもうすでに飛躍されて大きくなっておられるはずです。

それに満点の会社を作ろうとされますが、これも無理があると思います。
実際の事業の世界では満点なんて必要ないです。満点が必要なのは、学校だけです。

自社の強みと弱みをつかみ、出来る範囲で一所懸命頑張るのが賢明です。
それに事業では上限はないです。100点が満点でもないです。いくら点数を取っても良いです。

よく「武内さん、うちの会社、経営理念がないのですが、あった方が良いですか?」という質問があります。

別になくても良いと思います。事業をされていて必要だと思った時に掲げれば良い訳で、作ったからといって業績が上がる訳でもないです。それに、外部の方からアドバイスされて納得していないものを作っても意味がないです。

すべてが理想の会社というものがあって、それに近づけようとされるからです。
穴があるのは当たり前です。できていないところを埋めようとしてもなかなか上手に埋まらないと思います。

逆に、無理して埋めると歪みが起こる場合もあります。

大事なのは、自社の強みを伸ばすことと今後のマーケットを予測することです。
点数や理想にとらわれず、自社の強みを如何に伸ばして行くか?あとどれだけ伸びそうなのか?そこに注力されるのが良いのではと思います。

あれこれ考え過ぎても良くないです。
どんな会社を作られたいですか?

満点の会社ですか?
業績の良い会社ですか?

人それぞれ思いは違うと思います。
でも事業として一番大切なものは何なのか、考える必要があると思います。

会社は絶対に潰さないこと、継続させることです。
自分のことを知り、身の丈に合った経営が一番ではと思います。
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