2009年 9月の記事一覧

09年09月14日 06時25分00秒
Posted by: takeuchiconsult
花火大会&ビアガーデンでの支店長の一言。
意味がわかりますでしょうか?

これが現代の評価基準だとか・・・

携帯電話の電話番号登録数の話です。
概ね50か500以上だそうです。

500以上ある方はOK!ある程度の人柄の良さを認められている証拠だとか。

逆に50や100程度では問題。
それくらいの人脈や人付き合いをしていないのかと思われます。
支店長曰く、500くらい登録数のない奴は、営業なんてできないと・・・
それですべてわかりますよ!と・・・

含蓄のある話で、納得。。。

実際には分岐点は300だとか・・・
それ以下なら、今後営業成績を伸ばすのは難しいらしいです。

現代の評価基準のようで面白い話をお聞きすることができました。

いつも飲み会になると横に座らせられます。うるさ型かあるいは役職が上のため近寄りがたい雰囲気があるのでしょう。そのため行員ではなく、私がいつも横の席へ・・・

人生の大先輩。
いろんなご経験をされています。
若い人たちにはその素晴らしさが見えないかもしれません。

口うるさいおやじが、肝の話をされます。聞き耳を立てながらいつも勉強させていただいています。

こういう方のお話を伺えることが私の人生の中での一番の幸せだと思います。

だからこそ、あんなに綺麗な奥様を射止められたのでしょう。

人間としてのあり方や奥深さをいつも勉強させられています。
小さな視点が、大事な評価の対象になることを実感いたしました。

どのように見るか、意識して物事をみないと、目の前の大事な事柄を見落としてしまいます。

お酒を飲みながら、酔った素振りで、アドバイス。
人生の後輩たちに何か知ってほしい、社会の役に立って欲しい一心なのだと思います。

ありがとうございました。
本当に良い人生の先輩であって下さい。

感謝しております。
四国銀行 鳴門支店 竹内支店長様。
お綺麗な奥様も。。。
09年09月13日 15時24分00秒
Posted by: takeuchiconsult
先日、折角あった依頼案件を断ってしまいました。それも2件。
必ずしも100%無理という訳でもないですが、数年は苦戦必至。

自信がないのなら受けないこと。
そのスタンスが大事だと思います。

仕事が出来る方ほど、仕事を上手に断っておられるように思います。
私も周りの方から、無理して仕事を取らないようにと注意を受けています。自分の身の丈以上の仕事なんてできないのですから、初めから断れる力を付けておくべきだと思います。

数字が欲しい、お金が欲しい時はどうしても無理な仕事の取り方をするものです。ところが無理に受けた仕事は、通常の業務の3倍以上の労力がかかるはず。

その仕事を受けたが故に、今度は新しい仕事が受けれないという悪循環に陥ります。

だから断ることができるスタンス、判断が大事です。
自分のできることできないことを明確にすること。

それと断るにしてもビジネスなので、自分で処理しなくても良いはず。
他の方に処理してもらうことができるかもしれません。

「この案件はできません。」ではなく、相手が納得のいく断りの仕方が大事です。
依頼主は何とかなるのではと思っているはず。できないのではなく、その理由も説明する必要があると思います。

でも自分のスタンスをどう持つかが一番大切なような気がします。

「できます、できますは嘘の返事。」と言われます。
「何でもやります。」という人ほど、信ぴょう性に欠けます。

仕事の出来不出来は、断ることができるかどうかではないでしょうか?

断る力を付けた瞬間、仕事が入って来るような気もします。
09年09月13日 10時24分00秒
Posted by: takeuchiconsult
綺麗な数字の羅列。
これで良いのかなぁと思います。

銀行と私の目では見る視点が違うような気がします。

償却前利益がどれだけあるか?キャッシュフローがどれだけあるか?
それだけで事業価値を判断するのは寂しいです。

やはり事業は生き物です。
計画書の中の数値でもその根拠がないと意味のないものになるのではと思います。

数表の見方もいろいろあると思いますが、私の場合、右下の最終的なキャッシュフローよりも上から順に詰めていきます。

だから売上・原価率・販売管理費の順になります。

綺麗にまとまっている数字ほど要注意です。
作られた数字では、何の意味もなしません。

売上を予測することは難しいですが、その根拠を明確にする。時には、ダウン予測もあると思いますが、その場合はどれくらいの落ち幅で、限界ラインはどこなのかを予測する。

原価率も一番ブレやすい数値ですが、どのような対策を打って下げて行くのか、それを具体的な実践項目に落とし込む。

販売管理費については、各種目別に変動費・固定費にまず分けて分析する。
さらに種目別に見直しを図り、今期・来期の削減予定表を作成する。

そうすると自ずと営業利益は出てきます。
出た利益をどう配分・再投資するかは、次の課題。

数表の上から順に詰めていかないと、最終的な利益を把握することも難しいのではと思います。

それともう一つ、この数値には、会社としての戦略案が裏付けされていないと機能しません。まずは戦略ありきです。

どういう戦略で事業運営するのか、そこが大事です。
数値の羅列だけでは、付け焼刃の作業になってしまいます。

数字に戦略を意味づける。
そういう報告書を作って行きたいと思います。
09年09月13日 06時23分00秒
Posted by: takeuchiconsult
土佐高の野球部でキャプテン。
監督に鍛えられたとおっしゃる顔には笑顔。

いつもニコニコ、ビール好きの先生とご一緒させていただくと勉強させられることがいっぱいあります。

普通は、社労士の先生は仕事がないそうです。
ところが、近藤先生は高知ではピカイチ!県外からの仕事も依頼もあるとか・・・

理由を、私なりに検証してみました。
まずはクライアントとの関係。
いつも低姿勢で、経営者側、従業員側というのではなく、素直に全員の方々の話を聞かれます。分析はその後・・・

そこから労務に関する諸問題をすべて解決されて行かれます。

実際、今企業の現場で一番多い問題がこの労務関係です。オーナーもどこへ頼べば良いのか迷っておられます。

売上や事業規模は大きくなっても人事労務は昔のままというところが多いです。内部を再整備するという意味でも社労士の先生に一度診断していただき、就業規則や評価制度、給与体系など実情にあったものに見直されることをおすすめいたします。

先生方に悪いですが、全国の業界別のデータをお持ちです。本に書かれているものや行政から出されている数値よりも現実的な数値をご存知です。辞書代わりに使われるもの良いのではないでしょうか?

社労士の先生はやはり、人事労務のコンサルティングまで出来る方が良いと思います。一歩突っ込んで、社内の総務系の仕事を委託するくらいの方でないと、表面的な改善提案で終わってしまいます。

こんな時期だからこそ、社労士の先生のお力を借りられてはいかがでしょうか?

また近藤先生の場合は、先輩がまた良い。。。良すぎます。
四国で一番腕が立つと評判の㈱ニッサン・コンサルティング・西口昌宏社長の元で仕事をされています。。

しかし、軍隊のような土佐高の序列。
素直に鍛えられている姿を見るとやはり土佐高出身。
上下関係は厳しいようです。

その厳しさが仕事にも伺えます。
本当に良い仕事をされます。おすすめの社労士の先生です。


社会保険労務士 近藤事務所 近藤武志
〒780-0026
高知市秦南町2丁目30-26
TEL 088-854-7032
09年09月12日 15時22分00秒
Posted by: takeuchiconsult
再投資ができるくらいなら、どの企業も再生されているはず。
投資が出来ないからこそ再生案件に載ってくる。

限られた経営資源の中でどうするか?
非常に厳しい現実があります。補修や改修は計画的に行わなくてはいけないのにできない。それに突発的な物が発生する。

これでは経営は厳し過ぎます。でもこれが現実です。
選択と集中なんて言ってられません。

再投資が必要とわかっていながら、ストップの状態です。
その中でまず営業利益が出る状態にしないといけません。

当然そのためには固定費の圧縮が一番効果的です。
ところが一旦着手し、圧縮し切ると、もうこれ以上は無理という
限界ラインにきます。

そうすると次は、原価率の見直しです。少しでも利益率が上がらないかどうか、仕入れ業者との交渉や売価の見直しなどに入ります。

これもある程度限界があります。

本当の意味での再生はここからです。事業を軌道に乗せるための施策を打って行かないといけません。しかし、投資はできないのです。少しばかりの補修・改修で維持しながら、業績を回復させる必要があります。

また人の面で、教育を施しながら強くしていくことも必要です。

兎に角、お金がない中での活性化策を要求されます。
地道に毎月、いろんな施策を打ちながら少しずつ業績を回復させていくような感じです。

返済が普通にできるようになるまでには数年かかるでしょう。
実際、再投資できるだけの余力を付けることができるかどうかも疑問です。

今が大事。ショートさせないこと。

初めから再投資は無理だと思ってお手伝いに入っています。
余力が出来ると、銀行から返済に回すように催促が来るでしょう。

だから地道回復させる道を探ることです。
でも投資ができないとわかっているなら、後は前に進むだけ。
皆の意識を一つにすることも可能ではないでしょうか?

投資ができる状態を再生とは呼ばないようにも思います。
やはり企業再生は再投資ができない中での事業再生が多いではないでしょうか?
09年09月12日 10時21分00秒
Posted by: takeuchiconsult
宴会プランの企画・作成は、どのホテル・旅館も男性が中心。
それに宴会という言葉自体、男性客対象の商品と思われがち。

しかし、売上はどこも減少傾向。
企業が利用しなくなっているからです。

ところが世の中でお金と時間が余っているのは、女性です。
特に、高齢の方ほど裕福です。

そのような方への提案ができないものでしょうか?

男性の宴会のように人数は集まらないかもしれませんが、女性の方が各種会合が多いのは事実です。

女性の方をターゲットとした商品作りが大事です。

例えば、ドリンクもビールや日本酒、焼酎ではなく、女性向けのカクテルなどオリジナルで作る必要があります。

また、最後の締めもご飯ものや麺類ではなく、スイーツで締めるくらいの一工夫が欲しいです。

それは、スイーツプランなど、スイーツをメインにしたプランを作った方が人気が出るかもしれません。

男の視点で商品作りをすると限界を感じます。
お越しになられている方を見ると、あんなに女性客の方が多いのに、何もしないのはどうでしょうか?

マーケティングのコツは、女性の視点で組み立てること。
それを商品の中にどう盛り込むかが鍵です。

男性担当者だけで会議・ミーティングを行っていませんか?

女性がいない会議・ミーティングなんてありえないです。

すべてにおいてレディースプランをどう増やしていくかが今後の大きな課題のような気がします。
09年09月12日 06時20分00秒
Posted by: takeuchiconsult
事業の価値は単純。
キャッシュフロー創出力の有無。

いざとなったら売却すれば良い、その時の資産価値はいくらか?
それでは事業ではないです。

事業の本来の意味は、キャッシュを生み出しながら、会社も従業員も潤い、次の投資を行うもの。

そうするとそのキャッシュフローを生み出す源泉となっている従業員価値も大事になってきます。業界通例と比してどうなのか?客観的な判断が必要になってきます。

事業を資産に置き換えるとどうなのかという視点だけでは良くないと思います。事業は継続することに意義があります。継続の中からどれだけキャッシュを生み出すことができるのか?

やはり価値判断する時は、その根拠となる数値が欲しいです。

キャッシュを生み出すことのできる体制や仕組みになっているか?
あるいは適正な原価や販売管理費になっているかどうか?
また支払いサイトなども業界通例どおり行われているか?

決算書の数値だけでは判断できないこともあります。そこまで踏み込んで分析をしない限り、価値評価は難しいと思います。

事業価値をどうとらえるかは視点によって違ってくると思いますが、私のような現場の実行支援型のコンサルタントは、キャッシュ創出能力で判断しています。

オーナーさんからの依頼もこのことが中心です。
売上の規模や社員数ではなく、キャッシュリッチの会社であるかどうか?
中小企業では、それが一番大事なはずです。

借入の額自体もそれほど気にすることはないと思います。事業が継続でき、キャッシュを生み続ける可能性があるのなら、必ずチャンスが出てきます。

キャッシュを生み出せなくなった瞬間が危険信号です。

毎年、決算書の中の現預金の残が増えていること。
売上が伸びていても現預金が増えていないのであれば意味がないです。

あまりお金、お金と言うと綺麗ではないかもしれませんが、現場の実行支援ではそれ以外あり得ないのです。

事業価値=キャッシュ創出力。
そう言っても良いような気がします。

09年09月11日 15時19分00秒
Posted by: takeuchiconsult
この出口がなかなか見つかりません。
言えることは、今頑張って少しでも成果を出すこと。

成果を出した向こうに何があるのかは誰もわかりません。

本当に出口が見つからないのです。どうなるか予想ができないのです。

計画書は計画であって、計画通りにいきません。
予測が当たらないのが普通です。

銀行さんからは、来期の計画を出して下さいと言われます。当然なのですが、読めないのです。

外部環境の変化が大きく、それに内部環境も経営改善しても昨対を落としているところがほとんどではないでしょうか?

どこまで下がるのか読めません。
まず下げ止まらせるところを読む。

そこから先です。
補修・改修やリニューアルなど次の投資も必ず必要になってきます。しかし、その数値を読み込めないのが実情です。
今で手いっぱい。次の手が打てない。

皆さん資金繰りがきつくなっています。

5年後、10年後の明るい未来図を描ければ良いのですが、そう甘くはないです。

力不足なのか、まだ入り口でうろうろしているような気がします。

将来が見えないと、モチベーションを上げて今を上手に乗り切ることが難しくなります。少しでも先が見えるようにしたいです。

それと、経営者の方にお聞きすると、どうされたいのかも見えないとおっしゃる方もおられます。
本当に見えないんだと思います。

でもとりあえず、今を一所懸命頑張って行きながら、出口を見つけることが仕事なのかもしれません。昔に比べて、1件当たり依頼期間が長くなっています。どこも長期戦です。半年や1年では結果が出ないのではないでしょうか。

結果は今ではなく、5年後、10年後。
その時会社はどうなっているのか?

先の見える出口を見つけていきたいと思います。
09年09月11日 10時18分00秒
Posted by: takeuchiconsult
まず自分が絶対に怒らない。
それがコツ。
自分が怒った瞬間負けです。

顔に出してもダメです。
それが交渉には大事なこと。

自分のことよりも相手の受け取り方を考えること。
自分が先に怒ってしまっては、もう負けです。

それとどんなことがあっても相手を怒らせないこと。
相手を怒らせると交渉にならないです。

自分が先に怒る方の特徴は、自己顕示欲が強い方です。
自分がどう考えているかよりも相手がどうか考えているかの方が大事です。
それをどうやって引き出すか?

交渉術は、相手の気持ちや意見を引き出すことです。

いつもじっと我慢して、自分の言いたいことを言わないこと。
相手の言いたいことを言わせること。

それが経営では大事なことです。
銀行さんにもこちらの腹をわからせないように、考えていることを言わせる。
そうすると必然的に主導権を握れることになります。

伝え上手ではなく、やはり聞き上手がベストです。

常日頃から自分の腹を知られないようにする訓練も必要かもしれません。
交渉術を上げて行かないと、経営上手にはなりません。

皆さん口では言いませんが、業績の良い会社の社長ほど交渉が上手です。
商品やサービス以上に、経営者は交渉術の腕を上げる必要があるように思います。

特に、銀行との駆け引きの場では大事です。
身に付いた瞬間、業績も上がっているのではないでしょうか?
09年09月11日 06時17分00秒
Posted by: takeuchiconsult
自分の興味のある本はすぐに買って読むと思います。
いつしかある分野については詳しくなります。
本棚にも同じようなジャンルの本が並んでいるのではないでしょうか?

ネクタイも同じです。自分で気にいって買ったものは、同じような色柄が衣装ケースの中にあります。

どうしても主観的に選ぶと偏りが生じます。
ネクタイならまだ良いですが、実務レベルのキャリアップの話となると問題有りです。

中には、自分の気に行った本しか読まないという方もおられるでしょう。人から薦められた本は、なかなか買って読まないものです。

ところが他人から推薦された本を読むと幅が広がります。自分では絶対に買わなかっただろうと思うような本もあります。

だから極力薦められた本は、素直に読むことをおすすめします。それが人間の幅を広げるような気がします。

他人に意見を素直に受け入れることも大事です。理想は自分で気に行ったものが半分、後半分は推薦本が良いと思います。少なくとも月間の読書量の20%以上は推薦本でないと趣味の世界に入ってしまうのではと思います。

「○○の本、読んで見た?」
と聞かれた、素直に本屋へ行くか、ネットで購入。

自分の興味の分野でないものは読みづらいのは当然ですが、いつしか新しいヒントはそのような本に隠れています。

食わず嫌いが一番ダメだと言われます。
何事も否定しないこと。相手の目線に合わせる訓練も必要です。

「どんな本を読んでいますか?」と聞かれてどのように答えられていますか?
その答えに自分の人間としての幅がわかるように思います。

常に素直に・・・
他人のアドバイスを素直に受け入れることができる人になりましょう。

どんなに自信があっても自我が強すぎると協調性に欠けることも出てきます。
他人の意見を聞く!活かす!
それが成功の秘訣のように思います。
09年09月10日 15時16分00秒
Posted by: takeuchiconsult
昔は、お国のために働く。

最近は、会社のために一所懸命働いている方が多いと思います。
愛社精神が強い会社ほど好業績を残しているような気がします。

ところが企業側も徐々に気付いてきています。
会社のためだけに一所懸命では、結局プラスになっていないのではと思うようになっています。

自分のために、自分をスキルアップ、キャリアアップしようとする姿勢が有る方を望んでいます。

決して会社のためだけに働いて欲しいとは思っていないのではないでしょうか?何の目標もなく、ただ業務を遂行しているだけでは、個人も会社も不幸になってしまいます。

自分のために何かしようという労働意欲が欲しいです。

会社のためだけに働いているのでつまらないと思います。
会社を通じて自分を豊かにしていかないと・・・

会社のことが心配なのはわかりますが、それ以上に自分の将来をどのように考えているのか?その答えを見つけるために毎日一所懸命働くのではないでしょうか。

会社、会社と会社中心の生活になるのはわかりますが、自分をもっと豊かにするためには、何をすれば良いのか?考え直す時間があっても良いのでは思います。

我武者羅に頑張るというのもわかります。
でもスキルアップのない頑張りは虚しいです。自分を豊かにするためのスキルアップを考えて欲しいです。

働くということは、もう会社のためではなく、自分のためなんだと発想を変えても良いのではないでしょうか?

会社と個人の関係も時代と共に変化しています。
会社の中で個人の能力を最大限活かし、個人が会社を有効に活用できるような労働観が出てきているようにも思います。

会社頼みではなく、自主的に会社を活用する。
そこから自分を豊かにして行く。

会社のためから自分ため。
さらに良い仕事をするためには、そのような価値観を持たないといけないように思います。
09年09月10日 10時15分00秒
Posted by: takeuchiconsult
あるネット上のワインショップでワインを買うと、
「あなた様の声を聞かせて頂けませんか」というアンケート用紙が商品と一緒に入っていました!

アンケートに答えてFAXで送るみたいです。そうすると「送料無料券」の特典がいただけます。

ワインなど商品の到着状態が気になるものは、その場ですぐに店へ連絡に入れます。少しでも気に入らなければ、何らかの形で問い合わせすると思います。

ところが自分の大事な商品を扱っている店に、今以上に良い店になって欲しいと思っているお客様は、良い意見を述べられます。

でもその意見を引き出すためには、そうしたくなるような日々の取り組みが必要です。

こちらのお店では、テイスティングノート(ワインを評価する表)と美味しくワインを飲む方法のペーパーが入っていました。これは、ワインをネットで買い出して初めてのことです。

購入したワインのコメントが入ったものはありましたが、このような気遣いされたものはないです。本当に良い状態でワインを届けたい、お客様により利用いただけるサービスを充実されたいと思っておられるのでしょう。

ホームページやブログの問い合わせ窓口だけでは、クレームが来るだけです。

本当の意味でのファン客を作るには、商品に対する意見をお客様からいただけるようにしないといけません。

おまけで商品を差し上げたり、値引きをしたり、ポイントを付けるだけでは、店自体成長していないことになります。

それと、アンケートには、ホームページでご意見を紹介しても良いかどうかのチェックボックスもありました。個人情報のこともチェック管理されているようです。

お客様の声は、クレームだけでなく、お客様の店や商品に対する良い意見をどう集めるかです。

まず今の状態に満足いただき、さらに良くなって欲しいと思っていただけるかどうか?

最終的には、商品そのものの価値が一番大事になってくると思います。
ネットでも特典重視の集客から商品・サービスの発展系へと進化しているような気がします。
09年09月10日 06時14分00秒
Posted by: takeuchiconsult
銀行は約定返済が止まれば、内部留保できるだろう。
その資金で再投資ができるはずだと思われているようですが・・・

実際の現場は火の車のことが多いです。
それにいつまでも止めていただける訳でもないですから、少なくても1年以内に立て直さないといけません。

事業ですから表面的に売上が伸びたからと言って、手元にその分だけ残るということはないです。支払いなどに使用するため、現預金が通帳に思ったほど残っていないです。内部留保できるほど余力がない場合の方が多いです。

経営数値の羅列だけでは分からない部分があります。

数値以上に実情がどうなのか把握していないと良くないです。

約定返済が止まった瞬間、計画的に内部留保を進める方はいないでしょう。それに実際、そのようなことはできないです。今がたいへんなのに、溜める余裕なんてないはずです。

1年かけてまずは、単年度黒字化、営業利益が出る段階まで持って行くことが第一条件だと思います。

その1年間に次の投資分まで、留保できていることはほとんどないです。
さらに事業では大きな壁があります。1年間良い数字を出した場合、2年目以降の数値をどうするかです。

2年連続昨対クリアできるとなると本物です。しかし、それがかなり難しいです。
時流の変化も早く、新しい対策を打ち続けないといけません。それに店舗の補修・改修なども必要です。

だからお金は余りません。残っていないです。

返済余力が本当に付くまでは、少なくても3年はかかるのではないでしょうか?

事業主の方は今を必死で生きておられます。目先のことで頭がいっぱい。
長期的な計画など、組むことができません。

だからこそ計画的に、1年目、2年目、3年目と売上だけでなく、銀行との関係の計画を想定しておくのが良いと思います。

お金は余りません。どこかへ消えていきます。
内部留保を意図的にできるようになれば、再生は可能ではないでしょうか?
09年09月09日 15時14分00秒
Posted by: takeuchiconsult
評価シートの項目だけでは評価できない部分があります。
特に最近思うのは、まじめで一所懸命頑張っているのですが、これからどう思っているのかわからない方が多いことです。

真面目だけが取り柄?
それも悪くないのですが、若い方は今後会社にどう貢献し、どうされたいのか、もっと大きな夢を持って欲しいです。

だから5点法や3点法で採点しても出てこない部分があります。

どんな向上心を持って仕事に望んでいるのか、それを言葉にして自由に書いて欲しいです。

評価制度というと採点というイメージがあります。出来ているかいないか、点数で表す。そうすると個人の思っていることは現れない場合があります。

学校の試験では、論文など自由研究の発表がありますが、社会人になると、結果がすべて、評価は数字で表されるようになります。個人の思いや考え方などは基本的には評価制度の中には組み込まれません。

でも学校と同じで点数だけ良い人が、会社に貢献したり、良い人であるとは限りません。特に若い人の評価をする場合、これから会社を背負ってくれるような人材であるかどうかを評価しないといけません。

そこに向上心を持って仕事をしているかどうかの判断が必要になってきます。
上長からの評価だけではなく、これからの人生についてどう考えているのか、それが知りたいです。評価してあげたいです。

実際、数字だけの羅列で評価して良いものかどうか迷っています。

数字では表れない向上心を評価したいです。
そんな人に残って欲しいです。

だから評価制度は点数評価ではなく、行間を読むことが大切になってきます。
会社の意図するところは何なのかが明確になっていないといけません。

完璧なシステムにこそ落とし穴があります。
向上心を持って仕事をしている人をどのような形で評価しいていくのか、企業にとって大きな課題です。

出来の良い人はいらないかもしれません。でも向上心のある人は欲しいです。
前向きに自分を磨いて、もっと上を目指そうとしている若者をサポートするような評価制度を作りたいです。

自分の思いを言葉にする評価制度の項目もあっても良いような気がします。
09年09月09日 10時13分00秒
Posted by: takeuchiconsult
どの企業でも人の入れ替わりがあるのが普通。
10~20%人は最低入れ替わっています。

全く変動なしの企業の方が少なく、逆にその方が問題です。
上長が教えることをしなくても良くて、成長していないかもしれないからです。

ところがもっと問題ないのは、優秀な社員から辞めて行く会社です。
理由は当然いろいろ出てきますが、結果的に退職されると会社としては大きな損失になります。ツキのない状態です。

会社としてもいろんな局面があると思いますが、退職者の出方で状況がわかってしまいます。

優秀な社員が満足行かない理由がどこかにあるはずです。膝詰めで話を聞く必要があります。

でも本人が決心していたり、会社に対する不満を言わない場合が多いです。
だから会社としてその理由を考えないといけません。

理想は、あまり出来の良くない方が、会社の方向性やスピードに付いていけなくて辞めて行くような会社です。

優秀な社員が辞めると、その方の替わりがおらず、業務に支障をきたすのと、後任者が育つまでの教育期間が必要になってきます。

それが一人、また一人と出て来ると、会社として機能しない場合も出てきます。

会社が面白くないと思う何かがあるはずです。特に自分の能力を発揮できないのではと思った瞬間、転職を考えるでしょう。

辞めて行く時は、いろんな理由を言います。とりあえず辞めて他の職場へ行きたいのですから・・・

優秀な方ほど給与の問題ではなく、自分の能力をもっと活かしたいと考えておられます。会社の方向性や将来よりも自分の将来を自分なりにプログラムされています。

しっかりされているからこそ、自分の将来を真剣に考えられています。

優秀な社員に卒業されたらたいへんです。
企業の損失は、お金ではなく人の流出です。それくらい中小企業は人で業績が左右します。

優秀な人が辞めると、向こう3年間苦戦します。
優秀な社員が辞めるということは、会社が進化発展していない証拠かもしれません。