2009年 7月の記事一覧

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09年07月16日 09時11分36秒
Posted by: takeuchiconsult
どのホテル・旅館でも料飲部、あるいはレストランは単体で見ると赤字続きです。

やはり、宿泊が一番儲かります。原価がかからず、諸経費も少ないです。
フロントで女性2人という光景を見ることがあると思います。

ところが料飲部は、人が多く、それに客数に合わせて配置と言うことがないようです。午前中から入店し、仕込みに入っておられます。必要最低人員から必要最低売上を出すと、かなりの売上が必要となってきます。

宴会と一般客の両方を取ろうとされているのだとは思いますが、利益ベースで考えるとどこかメスを入れないといけません。

例えば、ランチ営業。1日、2~3万円売れれば良い方でしょう。そのために朝早くから仕込みがスタートするのはどうでしょうか?

またシフトが、いつもある程度いっぱい入っています。朝から夜まで仕事をするのが当たり前の状況です。

お客様の数に合わせてシフトが組めていないのが一番の原因です。いつもピーク時対応ができるようにシフトが組まれ、仕込みも朝からスタートするとなると人件費だけでも負担が大きくなります。

大きな宴会に対応できるようになっています。しかし、昔のような100人以上の宴会はそんなにないはず。

利益の出る組み立てが必要な気がします。
そのためには、思い切って何かを止めることです。すべてフルゾーンでやって利益が出ない状態は良くないです。会社に負担を掛けるだけです。

少しずつ何かを削って行って、利益が出るようにしないといけません。
また、自社の得意分野と利益の出ているものは何かを分析することも大事です。

ところが、分析すると相対的にすべて利益が出ていないということもあります。
その場合は、根本的に料飲部やレストランのあり方を考えないといけません。
外部への委託が一番儲かるという結果が出ることもあります。

何でもかんでも自社対応しようと無理をして利益が出ていないことが多いです。また、部門別損益を出されていないために利益が出ているかどうかの判断ができないこともあります。

実は、料飲部単体で利益が出ていたとしても本社経費を配賦すると営業利益が出ないということも多々あります。

結局、利益が出ない大きな理由は、数値による分析が甘いということです。
通常の飲食店なら赤字が続くと退店です。毎月の利益額はすぐ出て来ます。
いろんな兼ね合いで、料飲部のみの利益計算ができていないことが原因です。

いち早く、数値分析ができる状態を作らないと、赤字を解消することはまず無理でしょう。数字で現状を知る。経営は、数字です。見栄でやっていては会社は潰れます。
09年07月16日 09時10分28秒
Posted by: takeuchiconsult
最近、私の家の近くの繁盛しているホームセンターへ行くと、駐車場を割いてまで駐輪場が増えています。約5割増しのような感じです。

圧倒的に自転車客が増えています。景気と関係あるのでしょうか?

おそらく車で行くと、車にたくさん積めるのでついつい無駄な買い物をしてしまう。それに自転車なら健康的!自転車は不景気でブームだとか・・・

商圏は小さくなっているのでしょう。必需品しか買わなくなっているかもしれません。自転車で行ける範囲が商圏のような感じです。

これではますます大型商品は出なくなります。
来店頻度を上げるための店内企画が大事になってきます。

また、食品スーパーなどでは、買い物かごを持たない主婦が増えているとか?
理由は、かごを持つとかごの中に商品を入れてしまいます。レジ集計すると予算オーバーが常です。

かごを持たず、素手で必要なものを持ってレジに行きます。これだと必要なものしか買えません。手に持てる量も決まってきます。あと一つお菓子を買いたいのになぁと思っても手がいっぱいなら諦めるしかありません。

だから賢い主婦は、買い物籠を持たないそうです。
そうすると買い上げ点数は減る一方です。

上記のとおり、自転車で買い物へ行くと、自転車のかごに入る量も必然的に決まりますので、無駄なものはますます買えなくなります。

この傾向はしばらく続くと思いますので、常に店内で毎日何かやっているということを伝えることが必要です。火曜市や日曜市などは必ず来てくれます。

どう節約するかで必死なのでしょう。

昔はどうやって駐車場を確保するかでしたが、今は駐輪場の確保の方が大切なくらいです。

自転車というキーワードでマーケットを考える必要があるかもしれません。

大阪は昔から自転車文化の町。
車で買い物から自転車で買い物に時代が戻ったような感じです。

自転車商圏をどうとらえるか?
賢い主婦との知恵比べが始まったようです。

09年07月16日 09時09分54秒
Posted by: takeuchiconsult
ルーティン的な事務処理をしている企業家はいらない!
とある書物に書いてありました。
同感です。

強引にも社内イノベーションを起こさないと、ジリ貧で出口が見つからないという会社が多いのではないでしょうか?

トップ自らがまず、ルーティン的な事務処理から脱しないといけません。
企業家は元々、イノベーションを起こすことを言うらしいです。

大きなイノベーションはいりません。自分の会社内で小さなイノベーションを起こすだけで良いです。

ところがそれがなかなか難しいようです。

でも意識してイノベーションを起こそうと思わないと、実現は不可能です。
守るだけでは時流の変化や不景気を乗り切れません。

実際にはどうすれば良いのか・・・
今、クライアント先にお願いしていることがあります。
それは、会社を良くすること、担当部署を良くするためのプランを役員や幹部社員にアイデアを出していただいています。

社外の方からのプランではなく、まず社内からのアイデアに改善・改革のヒントを得ます。それがイノベーションにつながれば最高です。

急に外部からの意見を入れれば現場からの反発もあるでしょう。だからまずは社内のアイデアを拾うのです。

イノベーションは急激な変化なので、外部からの客観的な意見やアドバイスが必要という意見もありますが、そうも簡単には見つからないと思います。

どんな意見を持っているか?
どういうことを考えているのか?

それを社内に尋ねるのも一つの手です。
またトップ自身も頭の整理をする時間が必要です。

どんな小さなネタでも良いです。
改善・改革に向けて実行したいです。

社内イノベーションが止まった瞬間、企業の業績は止まったり悪化するのではないでしょうか?

意図的に社内イノベーションを起こしましょう!
09年07月16日 09時09分01秒
Posted by: takeuchiconsult
料理は器と言われますが、どうすればセンスが上がる?

本を読むのは頭の体操のため、絵画を見るのはセンスを磨くため。
余裕のない仕事の仕方が一番、非効率で成長しません。

同じ職場内であれこれ考えても限界があります。人に聞いて勉強するものでもないです。自分で自分の感性を磨かないといけません。

料理の質以上にセンスや感性が大事です。それが磨かれてこないと、良い作品になりません。

器もあれこれと眺めたり、本や雑誌、カタログを見ていたのでは力がつきません。

自分で足を運ぶことです。それに活きた題材を見ないとセンスは磨かれません。

これは調理人さんだけの話ではないです。私も若い時に、忙しくしていると上司から「絵でも見てこい!」と言われました。

真意は、怖い顔して、焦っている私を見て心の余裕がないと良い仕事はできないよということを言いたかったのだと思います。

それ以来、忙しい時こそ、美術館へ足を運ぶようにしています。目の前の仕事しか見えていない状況が一番危険だからです。

センスや感性の磨き方は、現場だけでは無理なようです。全くの別世界の中で養うものかもしれません。

厨房や店にこもっていては良いものはできないでしょう。
たまには、外へ出ることも・・・

いつも美術館の案内には気を付けています。
今回は、京都国立博物館「妙心寺展」。
なかなか開催されそうにない展示です。

5月10日まで開催とか・・・

技術ばかりでなく、センスを磨かないと良い仕事はできないと思います。
09年07月16日 09時08分07秒
Posted by: takeuchiconsult
たまにこんな依頼がきます。
「武内さん、総務・経理の人と面談して下さい。」
という内容です。

総務・経理に不正がないかどうかのチェックや監査のためではないです。
会社の方向性を理解してもらうためです。

どの会社へおうかがいさせていただいても総務・経理担当の方はまじめで寡黙な感じです。目の前の仕事を黙々とこなされている方が多いです。

どこが悪いとは言えません。

ただ一つ、会社の方向性や問題点について認識していただき、より効率的に従業員が動けるように協力していただきたいのです。

総務経理担当の方に多いのは、往々にして自分の仕事を決めてしまうことです。今日はここからここまで・・・と・・・
イレギュラーは極力受けない。自分の仕事を自分で決めて坦々とこなす。
ベテランさんほど自分のペースをしっかりと守られます。

実は、間違っていないようでこれが問題なんです。
会社のために仕事をするのであって、自分のために仕事をするのではないです。
パートさんでも一緒です。会社の指示に従って仕事をしていただかないと困ります。

どんなことでも良いから会社にプラスになることなら積極的に手伝う。
手が空いたら、周りの人の仕事を手伝う。
仕事が一段落したら、上長に経過を必ず報告する。

そんなに難しいことではないと思うのですが・・・

この辺りのことをしっかりと教えて欲しいというのが依頼の真意ではと思います。会社の言うことを聞かない従業員が出てくると利益は出ません。

会社のことを考えて仕事をしてくれる人を育てるべきです。総務経理だからと言って任せっきりでは良くないです。

必ず月数回、会議や面談を行い、会社の考えていることを伝えて下さい。
いくら仕事ができても会社の方向性と違う方はご遠慮願うしかないでしょう。

自分の仕事は、自分で決めない!

悪い文化・風習が出来ないように注意して下さい!
09年07月16日 08時55分00秒
Posted by: takeuchiconsult
昨日もクライアントからの電話。
「武内さん景気はどう?少し株価は上がって来ているみたいですがこれからどうなりますか?」

「私もこれからどうなるかなんて大それた予測はできませんが、アメリカの決算気である9月にもう一度アクションが起こりそうな予感はします。
それと中小企業の出口はまだまだ先。
このまま横滑りでは・・・」
とお答えさせていただきました。

「それでどんな業界、業種が伸びていますか?忙しいのは武内さんだけ違うかぁ・・・」

「う~ん。」

忙しいのは事実です。今年に入り、ある方のお世話になり、仕事の入り方が半端でなくなりました。

理由を考えてみると、このような時には、経営コンサルタントが必要な方が多いのでしょう。困っておられるからこそ依頼があるのでは。。。

この不景気でも比較的伸びている企業は、お客様の困っていることを解消しているビジネスのように思います。

経営コンサルタントの仕事だけでなく、最近当たっている商品は、すべて悩み解消型の商品です。

口臭を防ぐ液体や加齢臭を防ぐ石鹸。
今まで目にしたこともなかったようなものがネットにバナー広告を貼っています。

人には言えないような悩みを解消してくれるビジネスや商品。
こういったものが今後出て来そうであり、伸びそうだと思います。

自分の自信のある商品を販売しようとするのも良いですが、これから企画するなら悩み解消商品がおすすめです。

困っている人や会社はたくさんあります。
そのような方の悩みを解消するビジネスを考えてみませんでしょうか?

そう考えるとビジネスチャンスはいくらでもありそうな気がするのですが・・・
09年07月16日 08時54分00秒
Posted by: takeuchiconsult
湯水のように経費を使って、赤字になっている。
でも立て直す側から見ると、その方がまだ良いくらいです。
使い方、成果の上げ方をご存知ではないだけかもしれません。

逆に、経費を使ったことがない会社の決算書きれいです.
販売促進費・広告宣伝費に接待交際費・旅費交通費、消耗品費などほとんど使っておられません。原価も業界水準だった場合、この状態で利益が出ていないとどうなるでしょうか?

損益分岐点を下げることができないのです。

新たに経費を捻出することができないと、
攻める、仕掛けることができない。
という厳しい状況になります。

会社を立て直す場合、2つの方向からアプローチをかけます。
一つは、当然損益分岐点を下げる作業に入ります。まずこれからです。
無理のない範囲で、損益分岐点を下げ、利益が出やすい状態を図ります。
しかし、正直言って、営業利益や経常利益を出すのは困難です。だから少なくとも償却前利益が、当面の目標になります。業界によっても異なりますが、この減価償却費の負担が大きすぎて資金繰りに苦戦されている場合が多々あります。

もう一つは、積極的に攻めて行って業績を回復させる方法です。ただし、内部の体制や商品・サービスの見直しだけでは限界があります。
そこから先、外へ向かって仕掛けていかなくてはなりません。その時、販促費が必ず必要になってきます。販促も打たずに、うまくお客様を引き付けれるなんて甘いことはないです。

だから、販促費を捻出する、出せる状態でないと困るのです。いくら損益分岐点を下げても利益が出ないのなら、売上を上げる作業が必要となってきます。

売上高に対して最低1%は販促費を使うべきです。多くても3%以内が限度です。
ほとんど販促関係にお金を使われていないとなると、どこかでお金を捻出しないといけません。そうするとオーナーの持ち出しになってしまいます。

昔ある社長からこんなことを教えていただきました。
「武内さんのような経営コンサルタントは、お客様のところへ行った時に、その会社が名刺までケチって安いものを使っていたら、行かない方が良いですよ。」
と・・・

今は名刺はどこでも安く作れますが、15年前の状況では、名刺までコストダウンを図っている会社は、コンサルタント費もでないよということをおっしゃいたいのだと思います。

いずれにせよ私ども立場から言わせていただければ、経費を使っていない会社よりも経費を使っておられる会社の方が立て直ししやすいです。

経費を極限にまで削って頑張っておられる決算書。
綺麗ですが、改革が難しいです。そのような会社は経営が下手なのではなく、ビジネスモデル自体の収益性が低下しているのが原因なのではないでしょうか?

そうするとアプローチ方法を変えないといけません。現状は別として新しいビジネスモデルにチャレンジする提案を・・・

その辺りの的確なジャッジを行わないと、一所懸命頑張っているのに結果がついてこないということに陥ります。

でも経費は、適度に、常識の範囲内で使って下さい!
09年07月16日 08時35分38秒
Posted by: takeuchiconsult
アフィリエイトだけでは・・・
ただ自分のブログやホームページにバナーを貼るだけ、これではページビューがあっても購買へはなかなかつながらなくなっているようです。

バナーを貼ってもらうだけで、自社サイトへ誘導として購買へ結び付けるのがだんだん難しくなっているのかもしれません。

SEO対策も同様のような感じがします。あるキーワードで上位検索されたとしても、そのキーワードで上位に記載されているだけで購買そのものに結び付くかどうか別問題です。

やはり理想は、利用・使用されたお客様が書き込みしてくれることです。
ホームページなどで「お客様の声」を設けてそこに書き込みをストレートに載せるのは良いと思います。お客様は商品やサービスを見て購入されているのではなく、このお客様の声の量と内容で判断されます。

もう一つは、利用・使用されたお客様のブログなどに直接書いてもらうことです。これが一番効果がありそうです。それもPVの多いカリスマブロガーさんや有名ブロガーさんに書いてもらうのが理想的です。

ブログ広告。
徐々に次のマーケティング戦略として浮上しそうな予感がします。

バナーを貼っているだけ、上位に来るだけでは意味がない時代になったようにも思います。過去を全否定している訳ではないですが、新しい販促手法が出てきたような気がします。

お客様が営業マンです。利用・使用していただいた方に次のアクションを起こしていただく。

例えば、自店のお客様でその状況をブログに記事投稿していただいたと確認できた場合は、クーポン券の発行やポイントを付けるなど、メリットのあるような仕組みを作られてはいかがでしょうか?

自店のお客様に自店をアピールしてもらう。
これも販促費0の効果的な方法です。

SEO対策にお金を使ってもなかなか思うような成果が上がらなかったという経験は皆さんあるはず。

そこからもう一歩踏み込んで、お客様に自社商品をアピールしていただくという手法が必要な気がします。

ネットの世界はスピードが速いです。旬の時に旬の戦略を打たないと意味がないです。常に柔らかい頭で判断することが必要です。
ブログ販促、真剣にやってみようと思います。
09年07月16日 08時34分16秒
Posted by: takeuchiconsult
先日、私のクライアント先でこんな質問が出ました。
「言葉で売ることを考えたいのですが、自社の販促物やホームページなど見直してくれませんか?」と・・・

いろいろ見させていただきますと、気になる点がいくつか出て来ました。
それは、
・体言止め
・業界専門用語
・綺麗過ぎる
・理路整然としている
・男性が書いたとわかる硬い文書
・遊びの部分がない
という点が見受けられます。

書かれていること、表現されていることは間違っておられません。すべて正しいです。しかし、見られたお客様の琴線に触れるかどうかは別問題です。

・もうちょっと聞いてみたい、知りたいとくすぐること
・当たり前のことなのに何か秘密があるのかなぁと思わせること

何かくすぐるような表現方法が欲しいです。それが言葉で売るコツです。

私も前職のセミナーの企画で同様のことを考えました。普通の表現方法では集客できない。だったら、何か一工夫して集客につなげないだろうかと・・・
そこで以下のように表現方法を変えました。

変更前:「店長研修セミナー」
 ↓
変更後:「なぜ車の汚い人は店長になれないのか?セミナー」

そうすると、集客がぐっとあがりました。正直、セミナーでお話させていただいた内容は同じです。トップページのタイトル表現を変えただけで、反響率が全然違いました。

だから「言葉で売る」という意味がよくわかります。

一か所表現を変えただけでも効果は違ってくると思います。
あまり硬く考えずに、ちらっと、お客様の心をひきつける疑問形表現を考えてみられてはいかがでしょうか?

それで、上手な表現方法ができるにはどうすれば良いか・・・
それは、何度も何度も繰り返し考え続けることです。本でも雑誌でも気になるフレーズがあったら書き止め、自社に当てはめて書き直してみることです。

私が本屋さんへ毎週2回は行く一つ理由が、このフレーズ探しです。
本を買う訳ではなく、このヒントなるフレーズを本のタイトルから盗んでくるのです。

自分で考えるなんて、かなり無理があると思います。
だから良い出来のタイトルを少し拝借してきます。それを後は応用するだけです。

常に、意識しておくことが大事だと思います。
すべてお販促企画の表現方法見直されても良いのではないでしょうか?
見直しされて、成果が上がることを祈っております。
09年07月16日 08時33分03秒
Posted by: takeuchiconsult
能力や技術をいくら磨いても一人で仕事を完結するわけではないので、限界があると思います。

こんなにレベルアップしたのに、満足のいく仕事ができていないと思うことがしばしば・・・

ところが仕事は独りよがりでは良い仕事ができません。
必ず周りの方との協調が大切です。

できる方は、自分の役割やポジションが明確に見えておられるような気がします。この仕事で自分の求められているのは何なのか、知っておられます。

他の方の役割の部分で自分が自信があったり、できたりしても、ジッとそのまま何も言わない。与えられた仕事を黙々と完成度の高いものへと誘います。

綺麗な仕事の仕方です。

他人の仕事ぶりや内容に対して一切否定や批判はされません。
自分の仕事を完遂することを第一義とされます。

能力や技術が高くても人に認められないと、依頼は来ないでしょう。
綺麗な仕事をする人にこそ仕事は来ると思います。依頼される側も即座に自分の役割を判断して、それに徹する。

このことがわかった時、仕事が順調に行くのではないでしょうか?

うまく行かないのは、自分に仕事が回ってこないからではなく、自分の役割を認識して仕事をしていないからだと思います。綺麗な仕事をする人には、必ず追加で仕事がきます。任せても安心だからです。

自分が逆の立場になった時、わかると思います。
だからそういう人間を目指さないと仕事はやってこないかも・・・

自分の役割が見えた瞬間、良い仕事ができるようになります。

では、自分の役割が見えるようになるコツは?

安易に返事をしないこと。
できないことはできないと言うこと。
また、できないことを見つけていくこと。

そうすると少しずつ見えて来るのではないでしょうか?

何でもできます。何でもやります。
と言う方ほど、信用性は低いと思います。

これだけは、あの人に任せようと思われるように自分を作って行くことが大事な気がします。

私も自分の役割を常に見つけながら仕事をして行きたいと思います。
09年07月16日 08時31分51秒
Posted by: takeuchiconsult
全く新しいターゲットの商品ならば、そのまま販売すれば良いでしょう。
しかし、もうすでに同様の商品が販売されている場合、どのような商品を出すのか?どのような販促企画を打つのか?

もうほとんど商品は出尽くしている感があります。
後発参入の方は、価格戦略に巻き込まれないようにしないといけません。

例えば、ネット販売の場合でも無料やサンプルの効果はないとは言いませんが、実際の購買に結び付くでしょうか?反響率はいくらくらいを想定されていますでしょうか?

安いから買ってくれるのではという戦略では長続きしません。自社商品に自信があるなら別の戦略が必要です。

特に同様の商品を何度も使った経験のあるお客様に販売する場合は、企画内容よりも商品そのものが大事です。

そのような場合ポイントとなるのが、お客様の声です。ダミーではなく、実際に使用された方の声です。これが集まってくると商品の反響率も上がってきます。

最初は身近な方や常連客にお願いするのが良いでしょう。しかし、そこからは自力で徐々に頑張らないといけません。

ホームページなどでも自社商品の声を書き込めるような仕掛けが必要です。
ブログなどに書き込んでいただいた後に、販促企画をお渡しされるのが良いと思います。

それと、先行花火が怖い!
いきなり売れ過ぎると、売れなくなるのも早くなります。

だから、時間をかけて少しずつ売っていく戦略が大事です。
大手商品では飽き足らないお客様を対象とした、品質重視の商品が今後好まれるような気がします。

購買経験を重ねたお客様への訴求方法です。
当然ながら、より本物です。

いつも商品を出す場合は、ターゲットとなる年齢層だけでなく、何回くらい同様の商品を使用されたお客様なのかイメージすることです。

くれぐれも線香花火にならないように気を付けて下さい!
09年07月16日 08時31分01秒
Posted by: takeuchiconsult
まずWebの下知識がないとおそらくWeb関連のセミナーを受けられても専門用語ばかりでおわかりにならないと思います。

逆にやさしいセミナーになると、ホームページの作成などになりこれも退屈だと思います。

今やっていることが最先端のことです、と言っています。
Web戦略と制作は違います。
できれば、Web関連の用語は、本や雑誌で入手され、わからないこと、知りたいことは身近な方に聞いた方が良いと思います。

また、Webに詳しくなったりしたとして具体的に何かできますでしょうか?
知らないことを知る程度で終わると思います。会社にプラスになることをしようと思えばどうすれば良いか考えないといけません。

あなたの役割は何ですか?
若い方は、ハマってしまいます。Webはやっていれば面白くなります。際限がありません。どんどん吸収されていきます。いつの間にか会社の本業の仕事以上に、Webのことが楽しくてしようがなくなります。でもこの状態は良くないです。

知ったり、勉強することと、会社がプラスになることは別です。

だから最初から目的を明確にされることをおすすめします。

自分が思っているような理想のセミナーや本なんてないです。
皆、いろんな情報を得られてやっと詳しくなっているのです。

それに教科書になるようなWebの先生がおられます。さらに、Web関連に詳しい人脈をお持ちです。そのような方からいろいろ情報を仕入れておられています。

日々の業務の中で少しずつ覚えていくのが良いと思います。その代わり、最低限の知識だけは自分で勉強しないといけません。

良い師匠や良い教科書と出会うのが理想的です。
早くそういう方を見つけられて、実践面で活かして下さい。

自分で思っているようなピッタリのセミナーや本はないです。
09年07月16日 08時30分11秒
Posted by: takeuchiconsult
やみくもに昨年対比103%とか105%の売上予算を組んでも意味がないです。
今のような状況では横ばいでもOKだと思います。

特に売上は100.3%とか100.5%というような数字で組み立てています。場合によっては昨対の数字を割ることもあります。

大事なのは、経費削減と原価低減です。各々最低1%ずつ改善したいです。
経費削減と原価低減は売上アップの3倍の効果があります。

まず経費については、小さなものを少しずつ改善していくと、大きなものが削れなくなります。だから経費削減の場合は、大きいものから手を付けることが大事です。二の足を踏まないようにして下さい。

原価についても1%改善しようと思ってやっていては改善できません。3%くらい改善するつもりで着手していないと効果は出ません。

思い切った改革ができるかどうか、まずそれを判断します。実際の改革には3年かけて計画的に進めるように絵を描きます。1年で、膿を出し切って正常化するのは難しいです。

それだけ急激に現場を変えると、悪い部分も必ず出て来ます。
だから計画的に3年くらいかけて実行されることをおすすめいたします。

でも経費削減項目の中で一番ウエイトを占めているのはやはり人件費です。金額だけ減らすと事業が回りません。女性比率やパート比率を上げていくことが大事です。また平均年齢も下げて行く工夫が必要です。

新しいビジネスモデルを再構築するくらいの勢いでやらないと、利益体質には
なりません。

新しいビジネスモデルとは、旧来のものとシステム以上に固定費、いわゆる人件費の掛け方・仕組みが大きく異なっていることです。

あるべき人件費の姿を描いてみて下さい。
その他の諸経費については、誰でもできます。無駄なものをカットすれば良い訳ですから・・・

少々痛みを伴う改革が必要な場合も出て来るかもしれませんが、それを避けているとまた同様のことが起こります。

あるべき姿に近づけることです。

今まではどれだけ売上を伸ばせる可能性があるかを検討していましたが、今はどれだけ経費カットできる余裕度があるかをチェック・実践しています。

分岐点を下げる!
これに注力して行かないと、状況は何ら変わりません。
3年計画で上手に、あるべき姿に近づけられてはいかがでしょうか?
09年07月16日 08時29分21秒
Posted by: takeuchiconsult
やきそばが1パック180円。
焼き鳥が1本60円。
ヨーヨー釣り50円。
野菜、均一100円。
安い!

いつになく多い祭りでした。
天気が良かったせいもありますが、やはり景気が悪く、お金の比較的かからない祭りに集中したのでしょうか?

それ以上に気になったのが、屋台の価格です。
例年に比べてかなり安い感じがします。

小中学生でも楽しめるような価格。
野菜も安く、お歳を召された女性の方が多かったです。

徐々にお金のかからないイベントや企画が伸びそうな気がします。神社仏閣巡りなども今後伸びるのではと思います。

祭りですから、それ自体儲けようと思っておられないと思いますが、この集客なんとか商売に結び付けたいと考えるのは私だけではないと思います。

景気が悪くてもこれだけのパワーがまだ残っているわけですから・・・

景気が悪いからと言って全く外へ出ないということはないです。集まる仕掛けさえすればまだまだ可能性があります。

定番だけでは、客数減です。何か魅力のある企画を定期的に実施して行く必要がありそうです。ファミリーレストランのランチでも日替わりが伸びているそうです。

変化が欲しいです。
自分が祭り気分になれる。お客様が祭り気分になれる。
そんな企画、考えてみませんか?

じっとしていて尻込みしていては、改善になりません。

祭りを体感して、頭を整理することも大事かなぁと思いました。
09年07月16日 08時28分43秒
Posted by: takeuchiconsult
一番企業でなくても固定費を下げ、分岐点を下げれば利益は出ます。
しかし、売上を伸ばして一番企業になったとしても利益化が出来ていないようであれば、意味がないです。何の一番なのでしょうか?

時代は大きく変わったような気がします。一番である意味が薄れてきているのではないでしょうか?

売上が一番になると当然業界シェアも一番になり、必然的に利益が出るという構造を考えていたように思います。

しかし、これって原価を下げることができるという意味であって、企業そのものの利益構造を意味しているものではありません。

どうも頭の切り替えが必要な気がします。売上至上主義だけでは経営はできません。今後の社内評価の基準も変えないといけないとも思います。

売上を作ってくれる人が一番評価が高かったですが、それではこの厳しい状況を乗り切れません。特に幹部社員の方は、売上を作ることだけが仕事ではないです。

まず、担当部門の利益をどう出すかが大きな鍵です。利益の管理をしないといけません。

売上を作ることが上手な方が、一番高い評価を受けていたでしょう。しかし、世の中のルールが変わったのかもしれません。利益を出す人が一番強化される時代です。

だから部門別損益計算が出ていないところは危険です。利益が出ているかどうかの判断ができません。そのため部門長も部門損益にまで意識が行っていないはずです。

営業利益の段階まで把握しているのが、幹部の仕事だと思います。
これからは利益管理のできる人が、幹部社員の条件になります。

売上ばかり追いかけて、ミスがあったりクレームがあったりというのでは困ります。会社としてどうやって利益を出していくかという仕組みやルールづくりが大切です。

また、利益が出るように部下指導も必要です。

売上だけ追いかけていた方は、時代に取り残されるかもしれません。
是非、利益管理のできる人になって下さい。育成して下さい。

もうすでに時代は変わっています。
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