相続において、不動産の共有はタブーです。

遺産分割をするのに、現預金がなく不動産だけの場合、
家などの不動産をとりあえず共有名義で
相続することが少なからずありますが、
後々のことを考えると共有は避けた方がいいでしょう。

売却することを双方が納得して、
相続税申告の期限を守るためのものならまだしも、
売却せずにどちらかが住むのであれば、
なおさらかもしれません。

共有名義にした時の
デメリットを下記に上げてます。

●売りたくても売れない
●売却価格で同意をとる必要がある
●「お金の要りようが出来、売却したい」と言い出す可能性がある。
●同居していない場合は賃料を要求されることもある
●建替えやリフォームが出来ない
●固定資産税や修繕費を請求しづらい
●次の相続の時にも同意がいる

などなどがあります。

あくまで、遺産分割できずに、
仕方なく共有名義でその場を乗り切った場合ですよ。

実際に、自分たちの一存で、
売却が出来なく困っているケースは、
たくさんありますので、
そのような可能性がある場合は、
事前に対策をする必要があります。


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