TG(交通発生源)とTGを結ぶ人々の行動線を「動線」といいます。
これには1本の「主動線」と複数の「副動線」があります。
「主動線」とは、TGの最も集中度の高い場所(例えば、大規模小売店の
玄関口・ショッピングセンター内フロアのエスカレーター昇降口・
大型交差点の横断歩道位置・駅の改札口)どうしを結んだ動線です。
「副動線」とは、一方のTGは裏口などのサブの出入口であったり、
規模の小さいTGであったりする場合をいいます。
主動線上に物件があればいいですが、ない場合、実は副動線のほうが
競合店がない等、条件が良い場合があります。
その一例が、一方が大型小売店の裏玄関で、もう一方がその駐車場で
ある場合です。
もともと、この動線上を行く人々は、その小売店に買物に来るお客ですから、
単なる通行人とは異なり、一人ひとりの購買意欲がひじょうに高いといえます。
したがって、一見すると少なそうに見える通行量であっても、十分なポテンシャルを
秘めているのです。
加えて、こうした場所は商店街の裏路地であったり、空き地であったりして、
賃料交渉がしやすい場所である場合が多いものです。
主動線ばかりに目をとらわれず、副動線にも物件がないか、探してみてください。

●ソルブのホームページはこちらからどうぞ
http://www.sorb.co.jp