糖尿病は、インシュリンの作用不足のために、糖代謝やタンパク質代謝に異常を生じ、
慢性的な高血糖の結果、特有の糖尿病合併症をもたらす病気と定義されています。
特に問題を起こしやすく、最悪の場合は失明に至る糖尿病網膜症、透析が必要になる糖尿病腎症、
足の切断などの糖尿病神経症を糖尿病3大合併症といわれています
糖尿病の合併症は発症した時点で既に手遅れです。
ゆえに、余ったブドウ糖が尿から流れ出る状態が慢性的に定着するまでに、手当て手立てを講じねば。
その最大の治療手段こそ、食事療法なのですよ。
糖尿病の食事療法として、今まで日本では、「男性が1600Kcal,女性は1200Kcal」というように
画一的なカロリー制限が勧められてきました。
しかし、糖質・タンパク質・脂質の3大栄養素のうち、血糖を急上昇させるのは糖質のみ!
糖尿病の人が糖質を摂取すると、血糖が200mg/dl以上の異常高値になりますが、
タンパク質や脂質を摂取しても、血糖値はほとんど上昇しないのです。
だったら、カロリーそのものよりも、その質に注目し、でんぷん・糖質をカットすべきですね。^^
人体に蓄積されているエネルギー源として、脂肪とグリコーゲンがありますが、
例えば体重50kgで体脂肪率20%の普通の人では、脂肪が9万Kcal、グリコーゲンが千Kcalで、
圧倒的に脂肪の蓄積が多いのです。
人間は、日常的には脂肪を燃やして生活し、いざ激しい動きをするときに、
非常用として1000Kcalのグリコーゲンを利用していたのです。
生理学上、人間は、安静時や軽い運動時に、心筋・骨格筋は脂肪酸をエネルギー源としていて、
激しい運動時や糖質を食べて血糖が上昇した時のみ、ブドウ糖をエネルギー源としているのです。
灯油で走るエンジンに、ハイオク・ガソリンでターボ回すようなもんですね?(笑)
しかし、現代のように三食、主食として米飯、パン、麺類等のでんぷんを食べ続け、
糖類のたっぷり入った飲料や菓子類をよく摂取しているような食生活だと、
血糖が急激に上昇し、食事の度に多量のインスリン追加分泌を必要とし、脂肪酸は燃えなくなります。^^;
余剰の糖質はインスリンによって脂肪に変換されて、体内に蓄えられます。
インスリンが肥満ホルモンといわれる所以ですね。
私の腹部にある貯蔵庫には、古米、古々米、古々々々・・・・・ぞぞっ。。^^;;;
肥満に傾けば、細胞のインスリンへの抵抗性が増し、自分のインスリンの効きが悪くなります。
そして永年に亘り、絶えずインスリンを多量に出し続けてきたすい臓は疲弊し・・・
遂に糖尿病が発症るのですぅ。><
「糖尿病を発症した人は、インスリンを分泌する膵臓のβ細胞がすでに、4分の1死んでるもんね。w」
(と、古くからのお付き合いある、康ちゃんは言うのよ。^^;)
血糖値を上げない、糖質制限食以外に、この慢性膵不全ともいえる徐々に進行するβ細胞の死滅を
予防する方法は他にないでしょう。
でんぷん・糖質の摂取を極小値に抑えれば、追加分泌のインスリンは必要ありません。
そうなればすい臓にも優しいし、肥満ホルモンであるインスリンの分泌がなければ、日常的に脂肪が良く燃えて、
ダイエットにも効を奏します。
そもそも、約400万年の現代人類の歴史上、食生活の基本は、木の実・魚介類・野菜・動物などであり、
農耕が定着して穀物の大量生産と貯蓄が可能になり、徐々に穀物食が一般化してきたのは、たかだか4000年に過ぎません。
つまり、でんぷんを主食としてきたのは文明以降であり、ここから生活習慣病やガンの発症が同時に始まるのですが、
それまでの399万6000年間は、世界中どこにも穀物を常食とはしていなかったのです。
日本に於いては、先土器・縄文時代に穀物を常食しておらず、弥生期以降ですので、でんぷん主食の歴史は約2500年に過ぎません。
400万年の人類の歴史を、40歳の誕生日を迎えた人間に喩えると、でんぷんを主食にした生活は40年の千分の一で、
14日と14時間24分間。わずか2週間の習慣が、ガンや糖尿病,高脂血症などの生活習慣病を作り出したわけです。
だったら、戻ろう。古(いにしえ)の美(うま)し日本へ、縄文の頃へ。^0^
縄文時代以前は、菓子やパン、麺類はむろんのこと、白米などの穀物も、甘い果物などもありませんでした。
木の実、野草、肉、魚、卵、昆虫などが古代に生きる人々の定番メニューです。
炭水化物(結果として糖質になる)を大量に食べているのは、現代人のみであり、ブドウ糖だけをエネルギー源として増殖するガンという病気は、
炭水化物(糖質)の摂取がほとんどなかった縄文人以前の祖先の身体から見つからない所以ですね。
糖質を極力摂らない食事こそ、人類のパワー・フード。
生活習慣病の最も効果的な予防と治療の食事療法なのです。^^
慢性的な高血糖の結果、特有の糖尿病合併症をもたらす病気と定義されています。
特に問題を起こしやすく、最悪の場合は失明に至る糖尿病網膜症、透析が必要になる糖尿病腎症、
足の切断などの糖尿病神経症を糖尿病3大合併症といわれています
糖尿病の合併症は発症した時点で既に手遅れです。
ゆえに、余ったブドウ糖が尿から流れ出る状態が慢性的に定着するまでに、手当て手立てを講じねば。
その最大の治療手段こそ、食事療法なのですよ。
糖尿病の食事療法として、今まで日本では、「男性が1600Kcal,女性は1200Kcal」というように
画一的なカロリー制限が勧められてきました。
しかし、糖質・タンパク質・脂質の3大栄養素のうち、血糖を急上昇させるのは糖質のみ!
糖尿病の人が糖質を摂取すると、血糖が200mg/dl以上の異常高値になりますが、
タンパク質や脂質を摂取しても、血糖値はほとんど上昇しないのです。
だったら、カロリーそのものよりも、その質に注目し、でんぷん・糖質をカットすべきですね。^^
人体に蓄積されているエネルギー源として、脂肪とグリコーゲンがありますが、
例えば体重50kgで体脂肪率20%の普通の人では、脂肪が9万Kcal、グリコーゲンが千Kcalで、
圧倒的に脂肪の蓄積が多いのです。
人間は、日常的には脂肪を燃やして生活し、いざ激しい動きをするときに、
非常用として1000Kcalのグリコーゲンを利用していたのです。
生理学上、人間は、安静時や軽い運動時に、心筋・骨格筋は脂肪酸をエネルギー源としていて、
激しい運動時や糖質を食べて血糖が上昇した時のみ、ブドウ糖をエネルギー源としているのです。
灯油で走るエンジンに、ハイオク・ガソリンでターボ回すようなもんですね?(笑)
しかし、現代のように三食、主食として米飯、パン、麺類等のでんぷんを食べ続け、
糖類のたっぷり入った飲料や菓子類をよく摂取しているような食生活だと、
血糖が急激に上昇し、食事の度に多量のインスリン追加分泌を必要とし、脂肪酸は燃えなくなります。^^;
余剰の糖質はインスリンによって脂肪に変換されて、体内に蓄えられます。
インスリンが肥満ホルモンといわれる所以ですね。
私の腹部にある貯蔵庫には、古米、古々米、古々々々・・・・・ぞぞっ。。^^;;;
肥満に傾けば、細胞のインスリンへの抵抗性が増し、自分のインスリンの効きが悪くなります。
そして永年に亘り、絶えずインスリンを多量に出し続けてきたすい臓は疲弊し・・・
遂に糖尿病が発症るのですぅ。><
「糖尿病を発症した人は、インスリンを分泌する膵臓のβ細胞がすでに、4分の1死んでるもんね。w」
(と、古くからのお付き合いある、康ちゃんは言うのよ。^^;)
血糖値を上げない、糖質制限食以外に、この慢性膵不全ともいえる徐々に進行するβ細胞の死滅を
予防する方法は他にないでしょう。
でんぷん・糖質の摂取を極小値に抑えれば、追加分泌のインスリンは必要ありません。
そうなればすい臓にも優しいし、肥満ホルモンであるインスリンの分泌がなければ、日常的に脂肪が良く燃えて、
ダイエットにも効を奏します。
そもそも、約400万年の現代人類の歴史上、食生活の基本は、木の実・魚介類・野菜・動物などであり、
農耕が定着して穀物の大量生産と貯蓄が可能になり、徐々に穀物食が一般化してきたのは、たかだか4000年に過ぎません。
つまり、でんぷんを主食としてきたのは文明以降であり、ここから生活習慣病やガンの発症が同時に始まるのですが、
それまでの399万6000年間は、世界中どこにも穀物を常食とはしていなかったのです。
日本に於いては、先土器・縄文時代に穀物を常食しておらず、弥生期以降ですので、でんぷん主食の歴史は約2500年に過ぎません。
400万年の人類の歴史を、40歳の誕生日を迎えた人間に喩えると、でんぷんを主食にした生活は40年の千分の一で、
14日と14時間24分間。わずか2週間の習慣が、ガンや糖尿病,高脂血症などの生活習慣病を作り出したわけです。
だったら、戻ろう。古(いにしえ)の美(うま)し日本へ、縄文の頃へ。^0^
縄文時代以前は、菓子やパン、麺類はむろんのこと、白米などの穀物も、甘い果物などもありませんでした。
木の実、野草、肉、魚、卵、昆虫などが古代に生きる人々の定番メニューです。
炭水化物(結果として糖質になる)を大量に食べているのは、現代人のみであり、ブドウ糖だけをエネルギー源として増殖するガンという病気は、
炭水化物(糖質)の摂取がほとんどなかった縄文人以前の祖先の身体から見つからない所以ですね。
糖質を極力摂らない食事こそ、人類のパワー・フード。
生活習慣病の最も効果的な予防と治療の食事療法なのです。^^