前回に続いて私なりの会のあり方について述べてみる。人口の多い都道府県のマ
ンション管理士会は、その傘下に支部を設けて、支部単位で活動するのもよい。支
部はあくまで支部であって独立の団体ではない。

 相談会では仕事に結びつく営業活動は禁止されるが、マンション管理士会に依頼
があった仕事の紹介は必要だ。会員の名簿やホームページを会のホームページに掲
載してそこから、管理組合が自ら探すことをすすめるとか、不公平にならないよう
に、しっかりと定めておく必要がある。ただし、紹介したことによって、会自体は
一切責任を負わない旨を相手に示す必要がある。

 地方のマンション管理士会にいろいろな委員会を立ち上げる。先に見た研修委員
会、会員の懲戒を行う綱紀委員会、会長の選挙に備えて選挙管理委員会、マンショ
ン管理士の地位の向上を図る委員会、その他いろいろな委員会を立ち上げて活発な
活動をする必要がある。

 日管連や地方のマンション管理士会に、政治連盟みたいなものを作る。その政治
連盟の人たちは、管理士の地位の向上のために立法等の活動をするために、政治家
との付き合い(パーティ券の購入等)を日頃からしておくことも必要かも知れない。
その費用については、別途徴収する必要がある。

 大阪のマンション管理士会の場合、過去の経緯でこうなったとか言っているが、
確かに過去にはいろいろとあったであろう。しかし、未来に向けて改革をしようと
するときに、過去に縛られて身動きできずにいる人にはこの際退場してもらおう。

 私がこれまで述べてきたことは、すべてではない。また、会が整備されればすべ
て良くなるというものではない。会の整備はマンション管理士の地位向上のための
第一歩にすぎない。しかし、会の整備がひいてはマンション管理組合の信頼を得て、
管理組合の利益にもなると思う。

 もちろん、いろいろな点で異論があることと思う。しかし、この場合、陰でこそ
こそ言うのではなく、正々堂々と議論してほしい。議論することによって、より良
い方向に進むものと思う。そのきっかけになればと思い、①から⑥までのブログを
書いた。

 ※一般社団法人エースマンション管理士協会のホームページhttp://acemansyonkanri.law.officelive.com/

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/4i320vqvtdpv
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