2日に高校の学年全体の同窓会があった。3年前の前回は還暦記念ということで、
110人ほどの出席があったが、今回は、2割ほど減った。ゴールデンウイーク中で
都合の悪い人も多かったのかも分からない。

 我々は、戦後直後に生まれた世代で、戦争を知らない世代だ。戦後民主主義の申し
子といってもいい。その1年下から団塊の世代が始まる。

 1学年10クラス500人の同級生がいた。阪神タイガースが優勝し、隣の市役所
に村山や吉田がパレードでやってきたこともある。東京オリンピックを学校の授業中
に見た。マラソンの円谷選手は印象に残っている。ゴール寸前で抜かれて3位になっ
た。

 同窓会の度に、卒業以来始めて会う友がいる。面影を残している友もいれば、全く
残していない友もいる。互いに名札を示しながら、おぉ!と言って挨拶する。ただ、
それだけで参加した甲斐がある。

 現役でバリバリ仕事をしている友もいれば、既に悠々自適の生活に入っている友も
いる。働く意思を持っていながら、年齢ではねられた友もいる。

 これから、もっと下の世代がどんどんリタイアしていくが、もう働くのがいやだと
いうのであれば、それはそれでよい。後は年金生活をエンジョイすればよい。しかし、
まだまだ働きたいという意志のある人も多い。

 しかし、今の日本経済は、そういう人の雇用の確保ができるほど強くない。若い人
の雇用意欲を満たすこともできないのだから。

 いつか働きたい思う人が一生働くことのできる社会になっていくことを望みたいも
のだ。知恵を出し合って実現してほしい。

 同窓会の二次会はカラオケだ。半数が二次会に参加する。みんなまだまだ元気で、
年金生活で暮らすのは、日本経済としてももったいないような気がする。

 3年後の再開を約束して別れた。

 ※一般社団法人エースマンション管理士協会のホームページhttp://acemansyonkanri.law.officelive.com/

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