「屑は屑」
≪まずいラーメンが大盛りになっても、誰も食べない≫の意です。

同じ様に、魅力の無いホテルがダンピング売りしても、流行りません。
汚い部屋で長いサービスタイムを開催しても、やっぱり流行りません。

確かに部屋は多少埋まるでしょう。
でも、売上金額を稼働時間で割ってみれば、1時間あたりの稼ぎがわかります。

あるホテルでは「宿泊は、夕方7時から翌日夕方の4まで21時間制」って
宣伝していましたが、余程暇なのでしょう。

中には、宿泊料金が2900円というホテルもありました。
コレでホテルビジネスと言えるのでしょうか?

冷凍食品丸出しの無料ランチを出しても、誰も喜びません。
そんな物は、恋人同士でデートの時に食べたいですかね。

基本的な魅力または価値をもてないホテルは、安売りしかないのですが
何処まで行っても≪屑≫ですから、収益を生む事は出来ません。
そればかりか、修繕積み立ても出来ませんから、どんどんと荒れ果ててしまいます。

この道を進んでは、行き着くところは「破綻して閉鎖」しか有りません。

基本的な魅力とか価値を生み出すためには、お客様の心理を理解する必要があります。

儲ける事ばかり考えていると「お客も安いのが一番嬉しい筈だ」と思ってしまいますが
お客様のニーズは、それだけではないのです。

お客様の価値観を馬鹿にしたような運営展開は。確実に破綻します。

お客様の気持ちを大事に、してくださいね。
ソレこそ、利益に上がるホテルへの第一歩です。


さて、感想はいかがだったでしょう?
「おもしろい」という方も「つまらん」という方もおいででしょう。

所詮は「当たるに然る」、つまりは当然極まりない事ですから
知っていられる方にとっては「全く詰まらん話」なのです。
もし「これは、面白い」と思ったら、それが問題点かもしれません。

では、また次回をお楽しみに・・・・ラブホテル繁盛請負人 平田壮吉
http://www.hos-spiral.com