「金太郎飴になれ」
≪いつでも、どこでも、誰にでも、ちゃんとしてると思われる運営を心がけましょう≫
の意です。

なんだか、当たり前の話に聞こえませんか?

そうなんです。
これが当たり前なんです。

でも、本当にしっかりと出来ているか?と言うと・・・
これが中々出来ていません。

普通に≪ちゃんとしてる≫んじゃないのです。
≪いつでも、どこでも、誰にでも、≫なのです。

ここだけキレイでも、他が汚れて居ては駄目。
逆に「この部屋は薄汚れてますが、お隣の部屋は綺麗です」も同じです。
お客様には、見えません。

また、「昨日はキレイだたんだけど・・・」も通じません。
今日のお客様には、今日の事しか見ていただけません。

お料理にしても平日だけは、お待たせしないけど、休日は・・・
これも駄目なのです。

いつ見ても、どこを見られても、ちゃんとしていないと、
いつまでも繁盛する事はで来ません。

これは言い換えれば、

≪ムラ無く、無理なく、無駄も無く≫って事なんです。

普段から不断の努力で、お客様に≪駄目≫を感じさせないようにしないと
繁盛を継続する事は出来ません。

たった一回のミスで、お客様を失う事もあります。
そうすると、実は莫大な売り上げ損失となるんです。

たいていのお客様は、気に入ったホテルが決まると
月に3回以上通ってくださると言われています。
つまり、年間だと3回×12回=36回です。

また、平均して4年間程度継続して通ってくださるようです。

なので・・・・・

もし、せっかく気に入っていただいたのに
1年目のある日に何かのミスで、嫌われちゃうと・・・・・

36回×(4-1)=108回ですから
1回に6千円使っていただけるとして64.8万円です。
これは1組を失うと出る損失額と言う事です。

もしこのような事が、週に1組起きていたら・・・

もし、貴方のホテルが20室で回転数が3回だとすると
20室×3回転×7日間=420組ですから
この1組は0.23%と、僅かなのですが・・・・・

1年は52週として計算すると
64.8万円×52週=3369.6万円≒3,370万円です。
これは、1年ですから・・・

もし3年も放置すると、・・・1億円の売り上げが消える事になります。

ね。大変でしょ。

いつでも、どこでも、誰にでも・・・これを普遍と言います。
いつも、この普遍のおもてなしを心がけましょう。

そうすれば繁盛継続が約束されます。


さて、感想はいかがだったでしょう?
「おもしろい」という方も「つまらん」という方もおいででしょう。

所詮は「当たるに然る」、つまりは当然極まりない事ですから
知っていられる方にとっては「全く詰まらん話」なのです。
もし「これは、面白い」と思ったら、それが問題点かもしれません。

では、また次回をお楽しみに・・・・ラブホテル繁盛請負人 平田壮吉
http://www.hos-spiral.com