か行のか
「神の声には、仏の顔」
≪クレームを言ってくださるお客様には、仏様の様な心と顔で対応せよ≫の意です。

自分達が気が付かなかった不備を指摘してくださるお客様は、神様のような存在です。
それなのに、不備を指摘されると「わかったよ。うるさいな」「俺のせいじゃない」
の様な顔になる従業員が居ます。

それでは、せっかく教えてくださる御客様に失礼です。
自分達が気がつかなかったのですから、叱られるのは当然です。
お客様は〔快適なひと時〕を御過しになる為にお金を払うのです。
不備があれば、誠心誠意お詫びしましょう。

確かに、お客様の中には〔鬼の首をとったよう〕に尊大な方もいます。
また、〔烈火のごとく怒り〕〔鬼神の形相〕になる方もいるかもしれません。
しかし、元はといえば、こちらのミスです。

お叱りをいただいたときには、そこのところをしっかりと胸に抱いて、
全てを受け入れる寛大な心をお持ちになる仏様になったような気持ちを持って、
感謝と尊敬を忘れずにお言葉を頂きましょう。

さて苦情の事をホテル業界では「コンプレイン」と呼びます。
詳しくは書きませんが、セザール・リッツの「お客様は常に正しい」を
心において、お客様の真意、苦情の原因を探りながら、お客様の怒りを静めましょう。

それが出来るようになれば、従業員たちからも尊敬されるでしょう。


さて、感想はいかがだったでしょう?
「おもしろい」という方も「つまらん」という方もおいででしょう。

所詮は「当たるに然る」、つまりは当然極まりない事ですから
知っていられる方にとっては「全く詰まらん話」なのです。
もし「これは、面白い」と思ったら、それが問題点かもしれません。

では、また次回をお楽しみに・・・・ラブホテル繁盛請負人 平田壮吉