あ行のお
「押し売りは良品を持たず」
頼んでもいないのに押しかけて来て、うるさく売る人は良い物を持って来ないの意です。

エレベーターの中やロビー周り、客室内にベタベタと販売促進ポスターを
貼っているホテルを見かける事があります。

販売促進ポスターだけでなく、キャンペーンの告知も含まれます。
いずれにしても、見てくれがよくありません。

御客様に何かをお伝えしたのは理解できます。
しかし、お客様は伝えて欲しいと思って居るのでしょうか?
現に、その何かをお知りにならなくても、こうして御来店されています。

つまり、その情報が無くても御来店くださっているのです。
こうして考えると、館内告知がそれほどに有効では無い事が分かるでしょう
もし、来店客巣を増やしたいのなら、館内でなく世間に向けるべきでしょう。

また、客室とも電話のやり取りに宣伝などを織り込んで話しているケースにも
出会いますが、それも"お客様が御買い求められた世界"を壊す事となっているのです。

お客様は、何かを伝えたいから電話してくるのです。
決して、ホテルの伝えたい宣伝を聞くためではありません。

そした、そんなにまで一生懸命に宣伝しないと売れない商品なら、
きっと改善が必要なのです。
根本的な問題の解決を考えた方が良いでしょう。


さて、感想はいかがだったでしょう?
「おもしろい」という方も「つまらん」という方もおいででしょう。

所詮は「当たるに然る」、つまりは当然極まりない事ですから
知っていられる方にとっては「全く詰まらん話」なのです。
もし「これは、面白い」と思ったら、それが問題点かもしれません。

では、また次回をお楽しみに・・・・ラブホテル繁盛請負人 平田壮吉