どこのラブホテルでも良く見かける「サービスタイム」ですが
実は、コレって怖いのです。

怖いといっても、経営者にとってですが。
利用者の方にとっても、まるで無関係ではありません。

先ず、ラブホテルがビジネスとして「儲かる」のは
１日に何回も回転させて料金が取れるからですよね。
　
お客様にとっても、利用時間が限定されないで、
いつでもチェックインしていつでも帰れるって事が魅力でしょう

なのに、なのにです。
長時間のサービスタイムの設定は、コレに反します。

確かに「平日の昼間は暇だから、ちょっとでも入ればいいんだ」との声も無視できません。
しかし、本当にそうでしょうか？
また、「いっぺんに掃除するから、人件費も無駄にならないよ」とも言います。
それで良いのでしょうか？
他にも「ウチのお客様は、一日ゆっくりと休んでるよ。それが魅力だよ」とも
でも、お客様は、みんなそうなのでしょうか？

第一、ラブホテル経営の一番の魅力である「一日に何回も回転する」は大丈夫ですか？

それに、お客様も「僕たち、そんな長時間も居ないのに・・・・、その料金ですか？」と
感じる方は居ないでしょうか？

お客様は、多種多様ですよ。
貴方のホテルは、「安くって、一日中居られる楽チンホテル」になっていませんか？

「今時は、そうでもしないとお客様は来てくれないよ」と思っていますか？
「利用時間が長いのは、お客様が満足してるからだ」と思っていますか？
「今は、少子化でお客様が減ってる」と思っていますか？
「最近は、レンタルハウスでＨしちゃうからホテルはヒマだ」と思っていますか？

だから「サービスタイム」ですか？

現在、多くの人が夜働いています。
そればかりか夜しか働けない業種も増えています。
休日が稼ぎ時という仕事もラブホテルばかりじゃありません。

つまり、昔とは違って“昼は仕事”“遊びは夜”“遊びは週末”とは限らないのです。

言い換えれば、平日の昼間しか休みが取れないほとも増えています。
夜働く人にとっては、昼しか遊べないのです。
週末働く人達の休日は、平日です。

もう少し言ってしまうと・・・・
平日の昼間しか遊べない人たちが来る時間帯を安く提供して儲かりますか？
とも言える時代です。

また、むりやり大盛りの時間帯を提供しているサービスタイムは、今の時代に魅力的でしょうか？
“必要なものを必要なときに必要な分だけしか欲しくない”現代人に、受け入れてもらえますか？

もう、「平日昼間はサービスタイム」で「週末休日は割増料金」という時代ではないのかもしれませんよ。

これからのラブホ経営では、この辺をちょっと考えたほうがいいでしょうね。

平田は、タイムシェアシステムをおすすめしていますよ。
　
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