前回の続きです。

ライフネット生命取締役副社長岩瀬氏が起業する際にどのようなことをしたのか?

彼が実施したことは以下の通り。

・現状の生命保険業界のビジネスモデルは時代遅れになっているのでは?
 →同業他社のビジネスモデルとサービスについて比較
・なぜこの業界は離職率が激しいのか?
 →アンケートを実施して結果を調べる
・自分ができることを前提にアイデアを出すか?
 →世の中が必要としている事は何かを探り当ててゼロベースで考える
・生命保険は自分で買いに来るのか?
 →きっと対面以外の売り方でもいいはず→調査(データと事実を確認)
・周りから新規参入についていろいろとダメだしされるが実際どうなのか?
 →ダメな理由ばかり突っ込むのではなくどうしたらうまくいくか正しい議論をする
・どれくらいの人が買ってくれるだろうか?
 →市場大きいが大手ばかりではあるがきっと好んで買ってくれる人はいるはず
・いくらでサービスを提供できるのだろうか?
 →消費者が納得して買う相場はいくらなのか調査してみる
etc...

上記のように岩瀬氏がいろいろと実施されていることがわかります。

彼が強く言っていたことは論理的かつ徹底的に比較することでした。

事前準備をできるだけたくさんしておいていざという時に備える姿勢が
さすがだと思いました。

一流のコンサルティング会社出身であるので何事ももれなくダブりなく(MECE)
ということでしょうか。

次回に続く

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