2012年 7月の記事一覧
«Prev1Next»
12年07月26日 12時21分18秒
Posted by: kinokagaku
七曜というのは、子供も知ってる月曜から日曜の七つの曜日ですが、六曜とは六曜星の略で、六輝、孔明六曜とも呼ばれます。
日本では有名な暦注で、大安、仏滅などの日の吉凶や、友引の日に通夜や葬式を避ける風習は、この六曜日からきたものです。
三国志で有名な諸葛亮孔明が発案したと言う説があるのですが、これは疑わしく、後世のこじつけであるというのが定説となっています。
六曜が中国から日本に伝来したのは、14世紀の鎌倉時代末期から室町時代にかけてとされていますが、その名称や解釈・順序も少しずつ変えられ、
19世紀初頭の文化年間に現在の形になったものです。
当初は大安、留連、速喜、赤口、小吉、空亡と呼ばれていた時刻の占いから日の占いへと変遷したり、空亡が物滅、物滅が仏滅に変わってきました。
仏滅や友引という、仏事と関わり合いそうな言葉が多く使われていますが、全くの当て字に因るもので、仏教とは一切関係無いものなのですよ。w
幕末頃から、民間の暦にも記載されていたのですが、明治時代に入って、吉凶付きの暦注は迷信であるとして政府に禁止されたとき、
六曜だけは迷信の類ではないと引き続き記載されたのです。
六曜の日は、は先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口の順で整然と繰り返すものですが、旧暦の毎月1日の六曜は以下のように法則付けられています。
旧暦1月と7月の朔日(1日)は先勝。
旧暦2月と8月の1日は友引。
旧暦3月と9月の1日は先負。
旧暦4月と10月の1日は仏滅。
旧暦5月と11月の1日は大安。
旧暦6月と12月の1日は赤口。
要するに、定義としては、旧暦の月の数字と旧暦の日の数字の和が6の倍数であれば大安となります。
つまり、旧暦の月と日を足して6で割って、割り切れたら大安。^^
余りが1だと、赤口 。
余りが2だと、先勝。
余りが3だと、友引 。
余りが4だと、先負 。
余りが5だと、仏滅です。
しかし、新暦のカレンダーの上では、規則正しく循環していたものがある日突然途切れたり、同じ日の六曜が年によって、月によって異なったりします。
このことが不可思議な感じを与え、これが六曜の人気の要因の一つとなっているようですね。(笑)
月の満ち欠けや干支の陰陽五行などの根拠もなく、全くの迷信ですが、各六曜には、固有の吉凶・運勢が定められています。
勝負事に関する内容が多く、「縁起を担ぐ」意味合いから、元々は賭場の遊び人や勝負師などの間で用いられ出したものではないかと類推されてますが、
このためか公営競技の予想紙には、現在でも日付欄とともに掲載されていますね。w
月曜から日曜の七曜に日の吉凶がないように、六曜日にも本来は吉凶などというものは無いのですが、現在では縁起を担ぐ風習として、
結婚式や、政府の内閣組閣の日などの目出度い日には「大安」を選んだりしています。
ふうむ。。大臣達は、ギャンブラー?(爆!)
繰り返しますが、あくまで迷信の類で、レッキとした根拠はないのですが、風習として、六曜は現在も常識的に日を選ぶのに使われています。
そのことを、以下に述べておきましょう。
先勝 (せんしょう・せんかち・さきかち。さきがち)
「先んずれば即ち勝つ」の意味で、かつては「速喜」「即吉」とも書かれていましたが、万事に急ぐことが良いとされ、訴訟事よしともされています。
「午前中は吉、午後からは凶」とか、「午前中は吉、午後二時より六時までは凶」とかいわれます。
友引 (ともびき・ゆういん )
「凶事に友を引く。」と言う意味。「勝負無き日と知るべし」ともいわれ、古くは「留連」「立連」「流連」と書かれました。
勝負事で何事も引分けになる日、つまり「共引」とされており、現在のような意味はなかったものです。
「留引」は、現在あることが継続・停滞することを表し、良き事象なら継続を、悪き事象なら対処を、という「状況を推し量り行動する日」でした。
「流連」なんて、昔の遊郭なんかで「居続け」る意味で使われた言葉ですね。^^;
陰陽道では、「友引日」というのがあり、子の日は卯の方角、丑の日は辰の方角というように、ある日ある方角で事を行うと凶禍が友に及ぶとされる考えがありました。
特にその方向に向かっての葬儀は大変忌まれましたものです。
これが、六曜の「友引」と混同されたと考えられます。
「朝晩は吉、正午は凶、夕は大吉。ただし葬式を忌む」と」とも いわれますが、葬式を行うと、友が冥土に引き寄せられて死ぬという迷信があり、
友引の日は火葬場を休業とするのが基本です。
ただし近年では、火葬場での友引休業を廃止する自治体も増えているようですね。
よく、葬式が出ると、近所や縁者の中にも、また葬儀が営まれることがあるもので、縁起の意味合いからも、友引の葬式は避けられるものです。
尤も、仏教とは関係なく、浄土真宗などでは全く無視されています。
私の家も宗派は門徒ですが、門徒もの知らず?^^;
逆に慶事については「幸せのお裾分け」という意味で、結婚披露宴の引出物をこの日に手渡したり、発送したりする風習もあります。
先負 (せんぷ・せんぶ・せんまけ・さきまけ )
「先んずれば、すなわち負ける」と言う意味で「万事に平静であることが良し」といわれ、勝負事や急用は避けるべきとされます。
古くは「小吉」「将吉」「周吉」とも書かれました。
午前中は凶、昼過ぎから日暮れまでが吉といわれています。
仏滅(ぶつめつ )
「仏様も滅亡するような大凶の日」と言う意味で、古くは「空亡」「虚亡」「物滅」と書かれました。
これを全てが虚しいと解釈して「物滅」と呼ぶようになり、これに近年になって「佛(仏)」の字が当てられたものです。
字面から仏陀(釈迦)が入滅した(亡くなった)日と解釈されることが多いのですが、本来、全くの無関係ですよ。
釈迦の死んだ日とされる旧暦2月15日が必ず仏滅になるのは、偶然そうなっただけなのですから。^^;
この日は六曜の中で最も凶の日とされ、「祝い事・法事など、万事に凶」とされ、婚礼などの祝儀を忌む風習となりました。
この日に結婚式を挙げる人は少ないため、仏滅には料金の割引を行う結婚式場は多いですね。^^
「何事も遠慮する日、病めば長引く、仏事はよろしい」ともいわれます。
また『物滅』として「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」とされ、「大安」よりも物事を始めるには良い日との解釈もあるようです。
陰極まって陽となる、最悪から始めれば後は伸びてゆく限り。^^
要は、心の用いよう、気の配りようなのですよ。〔笑)
大安 (たいあん・だいあん )
「大いに安し」の意味で、古くは「泰安」と書かれました。
六曜の中で最も吉の日とされ、「何事に用いても吉、成功しないことはない日」とされ、特に婚礼や開店祝いなどの目出度い儀式は
風習として、大安の日に行われることが多いですね。
しかし、本来はこの日に何も行うべきではないとする説もあり、この点ではキリスト教やユダヤ教における安息日にほぼ相当するといえます。
赤口 (せきぐち・しゃっく・じゃっく・しゃっこう・じゃっこう )
陰陽道の「赤舌日」という凶日に由来するもので、これだけは、六曜の中では唯一名称が変わっていませんね。
「万事に用いない悪日、特に祝い事は大凶」とされ、
ただし「法事と午の刻(午前11時ごろから午後1時ごろまで)のみ吉で、それ以外は凶」といわれます。
この日は「赤」という字が付くため、火の元、刃物に気をつける日ともいわれています。
以上ですが、日取りは大事で、今後のために、当人の運気と便宜上、ベストの仕掛けを作りたいものです。
六曜とか、三隣亡とか、全く根拠のない迷信の吉凶ではありますが、大事な日であるからこそ、縁起を担ぐことも分かります。^^;
結婚式や葬式など、多様な人を招く会であれば、常識や風習を考慮した上で、気遣いすべきではありますからね。^^
現代の陰陽師、言霊によって寿(ことほ)ぎ、より佳き日取りとなりますよう、六曜をも考慮して、活用することもあります。
日本では有名な暦注で、大安、仏滅などの日の吉凶や、友引の日に通夜や葬式を避ける風習は、この六曜日からきたものです。
三国志で有名な諸葛亮孔明が発案したと言う説があるのですが、これは疑わしく、後世のこじつけであるというのが定説となっています。
六曜が中国から日本に伝来したのは、14世紀の鎌倉時代末期から室町時代にかけてとされていますが、その名称や解釈・順序も少しずつ変えられ、
19世紀初頭の文化年間に現在の形になったものです。
当初は大安、留連、速喜、赤口、小吉、空亡と呼ばれていた時刻の占いから日の占いへと変遷したり、空亡が物滅、物滅が仏滅に変わってきました。
仏滅や友引という、仏事と関わり合いそうな言葉が多く使われていますが、全くの当て字に因るもので、仏教とは一切関係無いものなのですよ。w
幕末頃から、民間の暦にも記載されていたのですが、明治時代に入って、吉凶付きの暦注は迷信であるとして政府に禁止されたとき、
六曜だけは迷信の類ではないと引き続き記載されたのです。
六曜の日は、は先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口の順で整然と繰り返すものですが、旧暦の毎月1日の六曜は以下のように法則付けられています。
旧暦1月と7月の朔日(1日)は先勝。
旧暦2月と8月の1日は友引。
旧暦3月と9月の1日は先負。
旧暦4月と10月の1日は仏滅。
旧暦5月と11月の1日は大安。
旧暦6月と12月の1日は赤口。
要するに、定義としては、旧暦の月の数字と旧暦の日の数字の和が6の倍数であれば大安となります。
つまり、旧暦の月と日を足して6で割って、割り切れたら大安。^^
余りが1だと、赤口 。
余りが2だと、先勝。
余りが3だと、友引 。
余りが4だと、先負 。
余りが5だと、仏滅です。
しかし、新暦のカレンダーの上では、規則正しく循環していたものがある日突然途切れたり、同じ日の六曜が年によって、月によって異なったりします。
このことが不可思議な感じを与え、これが六曜の人気の要因の一つとなっているようですね。(笑)
月の満ち欠けや干支の陰陽五行などの根拠もなく、全くの迷信ですが、各六曜には、固有の吉凶・運勢が定められています。
勝負事に関する内容が多く、「縁起を担ぐ」意味合いから、元々は賭場の遊び人や勝負師などの間で用いられ出したものではないかと類推されてますが、
このためか公営競技の予想紙には、現在でも日付欄とともに掲載されていますね。w
月曜から日曜の七曜に日の吉凶がないように、六曜日にも本来は吉凶などというものは無いのですが、現在では縁起を担ぐ風習として、
結婚式や、政府の内閣組閣の日などの目出度い日には「大安」を選んだりしています。
ふうむ。。大臣達は、ギャンブラー?(爆!)
繰り返しますが、あくまで迷信の類で、レッキとした根拠はないのですが、風習として、六曜は現在も常識的に日を選ぶのに使われています。
そのことを、以下に述べておきましょう。
先勝 (せんしょう・せんかち・さきかち。さきがち)
「先んずれば即ち勝つ」の意味で、かつては「速喜」「即吉」とも書かれていましたが、万事に急ぐことが良いとされ、訴訟事よしともされています。
「午前中は吉、午後からは凶」とか、「午前中は吉、午後二時より六時までは凶」とかいわれます。
友引 (ともびき・ゆういん )
「凶事に友を引く。」と言う意味。「勝負無き日と知るべし」ともいわれ、古くは「留連」「立連」「流連」と書かれました。
勝負事で何事も引分けになる日、つまり「共引」とされており、現在のような意味はなかったものです。
「留引」は、現在あることが継続・停滞することを表し、良き事象なら継続を、悪き事象なら対処を、という「状況を推し量り行動する日」でした。
「流連」なんて、昔の遊郭なんかで「居続け」る意味で使われた言葉ですね。^^;
陰陽道では、「友引日」というのがあり、子の日は卯の方角、丑の日は辰の方角というように、ある日ある方角で事を行うと凶禍が友に及ぶとされる考えがありました。
特にその方向に向かっての葬儀は大変忌まれましたものです。
これが、六曜の「友引」と混同されたと考えられます。
「朝晩は吉、正午は凶、夕は大吉。ただし葬式を忌む」と」とも いわれますが、葬式を行うと、友が冥土に引き寄せられて死ぬという迷信があり、
友引の日は火葬場を休業とするのが基本です。
ただし近年では、火葬場での友引休業を廃止する自治体も増えているようですね。
よく、葬式が出ると、近所や縁者の中にも、また葬儀が営まれることがあるもので、縁起の意味合いからも、友引の葬式は避けられるものです。
尤も、仏教とは関係なく、浄土真宗などでは全く無視されています。
私の家も宗派は門徒ですが、門徒もの知らず?^^;
逆に慶事については「幸せのお裾分け」という意味で、結婚披露宴の引出物をこの日に手渡したり、発送したりする風習もあります。
先負 (せんぷ・せんぶ・せんまけ・さきまけ )
「先んずれば、すなわち負ける」と言う意味で「万事に平静であることが良し」といわれ、勝負事や急用は避けるべきとされます。
古くは「小吉」「将吉」「周吉」とも書かれました。
午前中は凶、昼過ぎから日暮れまでが吉といわれています。
仏滅(ぶつめつ )
「仏様も滅亡するような大凶の日」と言う意味で、古くは「空亡」「虚亡」「物滅」と書かれました。
これを全てが虚しいと解釈して「物滅」と呼ぶようになり、これに近年になって「佛(仏)」の字が当てられたものです。
字面から仏陀(釈迦)が入滅した(亡くなった)日と解釈されることが多いのですが、本来、全くの無関係ですよ。
釈迦の死んだ日とされる旧暦2月15日が必ず仏滅になるのは、偶然そうなっただけなのですから。^^;
この日は六曜の中で最も凶の日とされ、「祝い事・法事など、万事に凶」とされ、婚礼などの祝儀を忌む風習となりました。
この日に結婚式を挙げる人は少ないため、仏滅には料金の割引を行う結婚式場は多いですね。^^
「何事も遠慮する日、病めば長引く、仏事はよろしい」ともいわれます。
また『物滅』として「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」とされ、「大安」よりも物事を始めるには良い日との解釈もあるようです。
陰極まって陽となる、最悪から始めれば後は伸びてゆく限り。^^
要は、心の用いよう、気の配りようなのですよ。〔笑)
大安 (たいあん・だいあん )
「大いに安し」の意味で、古くは「泰安」と書かれました。
六曜の中で最も吉の日とされ、「何事に用いても吉、成功しないことはない日」とされ、特に婚礼や開店祝いなどの目出度い儀式は
風習として、大安の日に行われることが多いですね。
しかし、本来はこの日に何も行うべきではないとする説もあり、この点ではキリスト教やユダヤ教における安息日にほぼ相当するといえます。
赤口 (せきぐち・しゃっく・じゃっく・しゃっこう・じゃっこう )
陰陽道の「赤舌日」という凶日に由来するもので、これだけは、六曜の中では唯一名称が変わっていませんね。
「万事に用いない悪日、特に祝い事は大凶」とされ、
ただし「法事と午の刻(午前11時ごろから午後1時ごろまで)のみ吉で、それ以外は凶」といわれます。
この日は「赤」という字が付くため、火の元、刃物に気をつける日ともいわれています。
以上ですが、日取りは大事で、今後のために、当人の運気と便宜上、ベストの仕掛けを作りたいものです。
六曜とか、三隣亡とか、全く根拠のない迷信の吉凶ではありますが、大事な日であるからこそ、縁起を担ぐことも分かります。^^;
結婚式や葬式など、多様な人を招く会であれば、常識や風習を考慮した上で、気遣いすべきではありますからね。^^
現代の陰陽師、言霊によって寿(ことほ)ぎ、より佳き日取りとなりますよう、六曜をも考慮して、活用することもあります。
12年07月26日 12時19分31秒
Posted by: kinokagaku
暦の中段には、「たつ」「のぞく」「みつ」「たいら」「さだん」などのひらがなが記されていますね。
これは、「十二直(じゅうにちょく)」といわれるものです。
「十二直」は一般に運勢暦の中段に書かれるため、単に「中段」とも呼ばれます。
「十二直」の「直」は、「当たる」という意味を持っていて、よく当たる暦注だと永い間信じられてきました。
日本に於ける「十二直」の歴史は古く、飛鳥時代〔592~628年)から、昭和の初期まで、かれこれ1300年あまりの間、
ずっと最も一般的な日々の吉凶判断でした。
「大安」「仏滅」「友引」などの六曜は、江戸時代末期から流行り始め、第二次世界大戦後に再び大流行して、今日の風習となったものです。
「祝い事はなるべく大安に」「仏滅には祝い事も法事もしない」「葬式は友引の日に出さない」などの風習は、「六曜」によるものですが、まだ歴史は浅く、
「十二直」は古くから永く使われてきた歴史あるもので、今でも、神社の神事や、地方の風習には、「十二直」が使われているものがあります。
例えば、今日でも建築業界では、上棟式(家屋の棟木を上げるにあたり工匠等が神を祀って行う儀式)には、「十二直」の
「たつ」「みつ」「たいら」「さだん」「なる」「ひらく」の日を選ぶことが風習になっています。
工事には、人身事故が起きないよう、また台風、土砂崩れ、地震などの自然災害に遭わないよう、匠も施主も心を合わせて祈るわけですから、
良き日を選びたいのは当然で、悪い日に施工して後でトラブルになっては大きな損害となりますからね。^^;
北斗七星は古代から畏敬の念を持って見られた星座の一つですが、この星の動きを吉凶判断に用いたのが「十二直」です。
柄杓の形をした北斗七星の柄に当たる部分(斗柄)が、北極星を中心にして天球上を回転することから、これに十二支による方位と組み合せて十二直を配当するのです。
信仰され、畏敬された北斗七星に由来するからこそ、「十二直」は1300年余りも永い間、日本人に信奉されてきたのでしょう。
十二直の始まりは「建(たつ)」です。
冬至の頃(旧暦11月)に北斗七星のひしゃくの柄の部分が真北(子)に向くため、この日を「建子」の月としました。
そこで旧暦11月節(大雪)後の最初の子の日を「建(たつ)」と定めたのです。
このように、十二直は、節月と日の十二支によって定めるもので、節月ごとに、
その月の夕刻に斗柄が向いている方位の十二支と、日の十二支とが同じになる日が「建」になるように配当します。
なにやら、霊験アラタカナ感じがするでしょう?〔笑)
旧暦 ・・・建(たつ)の配当日
11月節・・・大雪後の最初の子の日
12月節・・・小寒後の最初の丑の日
正月節・・・立春後の最初の寅の日
2月節・・・啓蟄後の最初の卯の日
3月節・・・清明後の最初の辰の日
4月節・・・立夏後の最初の巳の日
5月節・・・芒種後の最初の午の日
6月節・・・小暑後の最初の未の日
7月節・・・立秋後の最初の申の日
8月節・・・白露後の最初の酉の日
9月節・・・寒露後の最初の戌の日
10月節・・・立冬後の最初の亥の日
例えば、2012年8月の「建(たつ)」の日を出してみましょう。
今年は8月7日が立秋で、旧7月節となります。
旧暦7月節は、立秋後最初の申の日を探し、8月15日が最初の「建(たつ)」の日となります。
後は12日毎に巡りますので、8月27日が「建(たつ)」の日になります。
なお、12の節気の日には前日の十二直を繰り返します。
こうすることによって、1年たつと順々にずれた十二支が元の組み合わせに戻ることになります。
例えば、2012年8月7日の立秋は、前日の6日の十二直と同じ「定(さだん)」となり、2日「さだん」が続きます。
単純に十二直を繰り返すのではなく、こうして節気ごとに少しずつずれていくことが、十二直の吉凶の神秘性を生み出し、
それによって庶民の間で根強く人気があり続け、よく当たると信じられて来たのかもしれませんね。^^
さて、では、諸説ありますが、「十二直」の語と意味、吉凶を述べておきましょう。
十二直・・・読み・・・吉凶・・・意味
建 ・・・たつ・・・吉 ・・・物事を始めるのに良い日で、神祭り、棟上、衣服の着始めは大吉。ただし結婚、土木工事は凶。
除 ・・・のぞく・・吉 ・・・不浄や悪を除く日で、掃除、治療、種蒔きに吉。ただし婚礼、旅行、金貸しは凶。
満 ・・・みつ・・・吉 ・・・万物満ち溢れる日で、何事も控えめがよし。旅立、移転、婚礼、種蒔き、祝い事には大吉。土木工事、針灸を忌む。
平 ・・・たいら・・吉 ・・・万事を公平に分け与える日で、万事に用いて吉、婚礼は大吉。種蒔き、川溝掘り、土を掘ったり埋めたりする動土を忌み、犯せば災いありとされる。
定 ・・・さだん・・小吉・・・物事が定まる日で、売買、縁談、結納などの約束事や結婚の祝い事、種蒔きに吉。訴訟、旅行、動土は凶。
執 ・・・とる・・・小吉・・・万物を執りたつ(裁決する)日で、婚礼、種蒔き、五穀の取り入れ、井戸掘り、増改築に吉。旅行、財産整理、金銭その他の持ち出しは凶。
破 ・・・やぶる・・凶 ・・・この日に戦えば必ず傷つく日で、契約、交渉などの約束事は凶。神仏を祀ったり、婚礼や祝い事は大凶。訴訟や談判はよしとされる。(解せぬ。^^;)
危 ・・・あやう・・凶 ・・・何事も危険を伴う日で、万事に注意が必要。旅行、登山、開店、開業は凶。祝い事や祭礼は吉とされる。
成 ・・・なる・・・小吉・・・物事が成功する日で、婚礼、種蒔き、移転、普請、開業、祭礼に用いて吉。結納に大吉。訴訟、交渉ごとは凶。
納 ・・・おさん・・小吉・・・万物を取り納める日で、穀物や作物の取り入れ、質の取り入れ、買い物、新築などに吉。旅行、移転、見合い、婚礼、葬式は凶。
開 ・・・ひらく・・半吉・・・運気を開く日で、開業、出張、普請、結婚ごとに吉。葬式、便所造りなど不浄ごとは凶。
閉 ・・・とず・・・凶 ・・・閉じ込める日で、金銭収納、墓作り、便所作り、壁や襖の穴ふさぎなどは吉。旅行は凶。 開店や結婚など祝い事は全て凶災ありとされる。
旧暦を使っていた時代には、「十二直、このかしら字を覚ゆべし。たのみたさとや あなおひと」という歌があったそうです。
永い歴史の中で、よく当たると信奉され、日の選択に用いられて来た「十二直」ですが、日の作用や吉凶など、要は迷信に類することです。^^;
ただし、風習として儀式や当地のしきたり、人への気配りを重んじ、出処進退に心を強めたり、律として自分の生活や行動を守ることは、大事なことですね。
干支や九星、二十七宿などは、各々個人によって、日の選択に効果や作用が違うものですが、よく学習しないと活用が専門的で難しいものですから。^^;
よく学習してもなお、その日と行動の良否は、絶対的に判別することはできないものです。。
良い日に着手、実行しても、その人の因縁や諸々の複合要因によって、また実行の仕方によって、ことの成否は分かれるものです。
陰陽、吉凶、災福、いずれも糾える縄の如し。人生、万事、塞翁が馬。されど、後悔、先に立たず。^^;
要は気と心の用い方ですが、自他共によしと思える選択・決意が、大事だと思いますよ。
大事な日取りであるからこそ、無事成功を期して、色んな観点から考察し、縁起や風習も活用することが効果的ですね。^^
これは、「十二直(じゅうにちょく)」といわれるものです。
「十二直」は一般に運勢暦の中段に書かれるため、単に「中段」とも呼ばれます。
「十二直」の「直」は、「当たる」という意味を持っていて、よく当たる暦注だと永い間信じられてきました。
日本に於ける「十二直」の歴史は古く、飛鳥時代〔592~628年)から、昭和の初期まで、かれこれ1300年あまりの間、
ずっと最も一般的な日々の吉凶判断でした。
「大安」「仏滅」「友引」などの六曜は、江戸時代末期から流行り始め、第二次世界大戦後に再び大流行して、今日の風習となったものです。
「祝い事はなるべく大安に」「仏滅には祝い事も法事もしない」「葬式は友引の日に出さない」などの風習は、「六曜」によるものですが、まだ歴史は浅く、
「十二直」は古くから永く使われてきた歴史あるもので、今でも、神社の神事や、地方の風習には、「十二直」が使われているものがあります。
例えば、今日でも建築業界では、上棟式(家屋の棟木を上げるにあたり工匠等が神を祀って行う儀式)には、「十二直」の
「たつ」「みつ」「たいら」「さだん」「なる」「ひらく」の日を選ぶことが風習になっています。
工事には、人身事故が起きないよう、また台風、土砂崩れ、地震などの自然災害に遭わないよう、匠も施主も心を合わせて祈るわけですから、
良き日を選びたいのは当然で、悪い日に施工して後でトラブルになっては大きな損害となりますからね。^^;
北斗七星は古代から畏敬の念を持って見られた星座の一つですが、この星の動きを吉凶判断に用いたのが「十二直」です。
柄杓の形をした北斗七星の柄に当たる部分(斗柄)が、北極星を中心にして天球上を回転することから、これに十二支による方位と組み合せて十二直を配当するのです。
信仰され、畏敬された北斗七星に由来するからこそ、「十二直」は1300年余りも永い間、日本人に信奉されてきたのでしょう。
十二直の始まりは「建(たつ)」です。
冬至の頃(旧暦11月)に北斗七星のひしゃくの柄の部分が真北(子)に向くため、この日を「建子」の月としました。
そこで旧暦11月節(大雪)後の最初の子の日を「建(たつ)」と定めたのです。
このように、十二直は、節月と日の十二支によって定めるもので、節月ごとに、
その月の夕刻に斗柄が向いている方位の十二支と、日の十二支とが同じになる日が「建」になるように配当します。
なにやら、霊験アラタカナ感じがするでしょう?〔笑)
旧暦 ・・・建(たつ)の配当日
11月節・・・大雪後の最初の子の日
12月節・・・小寒後の最初の丑の日
正月節・・・立春後の最初の寅の日
2月節・・・啓蟄後の最初の卯の日
3月節・・・清明後の最初の辰の日
4月節・・・立夏後の最初の巳の日
5月節・・・芒種後の最初の午の日
6月節・・・小暑後の最初の未の日
7月節・・・立秋後の最初の申の日
8月節・・・白露後の最初の酉の日
9月節・・・寒露後の最初の戌の日
10月節・・・立冬後の最初の亥の日
例えば、2012年8月の「建(たつ)」の日を出してみましょう。
今年は8月7日が立秋で、旧7月節となります。
旧暦7月節は、立秋後最初の申の日を探し、8月15日が最初の「建(たつ)」の日となります。
後は12日毎に巡りますので、8月27日が「建(たつ)」の日になります。
なお、12の節気の日には前日の十二直を繰り返します。
こうすることによって、1年たつと順々にずれた十二支が元の組み合わせに戻ることになります。
例えば、2012年8月7日の立秋は、前日の6日の十二直と同じ「定(さだん)」となり、2日「さだん」が続きます。
単純に十二直を繰り返すのではなく、こうして節気ごとに少しずつずれていくことが、十二直の吉凶の神秘性を生み出し、
それによって庶民の間で根強く人気があり続け、よく当たると信じられて来たのかもしれませんね。^^
さて、では、諸説ありますが、「十二直」の語と意味、吉凶を述べておきましょう。
十二直・・・読み・・・吉凶・・・意味
建 ・・・たつ・・・吉 ・・・物事を始めるのに良い日で、神祭り、棟上、衣服の着始めは大吉。ただし結婚、土木工事は凶。
除 ・・・のぞく・・吉 ・・・不浄や悪を除く日で、掃除、治療、種蒔きに吉。ただし婚礼、旅行、金貸しは凶。
満 ・・・みつ・・・吉 ・・・万物満ち溢れる日で、何事も控えめがよし。旅立、移転、婚礼、種蒔き、祝い事には大吉。土木工事、針灸を忌む。
平 ・・・たいら・・吉 ・・・万事を公平に分け与える日で、万事に用いて吉、婚礼は大吉。種蒔き、川溝掘り、土を掘ったり埋めたりする動土を忌み、犯せば災いありとされる。
定 ・・・さだん・・小吉・・・物事が定まる日で、売買、縁談、結納などの約束事や結婚の祝い事、種蒔きに吉。訴訟、旅行、動土は凶。
執 ・・・とる・・・小吉・・・万物を執りたつ(裁決する)日で、婚礼、種蒔き、五穀の取り入れ、井戸掘り、増改築に吉。旅行、財産整理、金銭その他の持ち出しは凶。
破 ・・・やぶる・・凶 ・・・この日に戦えば必ず傷つく日で、契約、交渉などの約束事は凶。神仏を祀ったり、婚礼や祝い事は大凶。訴訟や談判はよしとされる。(解せぬ。^^;)
危 ・・・あやう・・凶 ・・・何事も危険を伴う日で、万事に注意が必要。旅行、登山、開店、開業は凶。祝い事や祭礼は吉とされる。
成 ・・・なる・・・小吉・・・物事が成功する日で、婚礼、種蒔き、移転、普請、開業、祭礼に用いて吉。結納に大吉。訴訟、交渉ごとは凶。
納 ・・・おさん・・小吉・・・万物を取り納める日で、穀物や作物の取り入れ、質の取り入れ、買い物、新築などに吉。旅行、移転、見合い、婚礼、葬式は凶。
開 ・・・ひらく・・半吉・・・運気を開く日で、開業、出張、普請、結婚ごとに吉。葬式、便所造りなど不浄ごとは凶。
閉 ・・・とず・・・凶 ・・・閉じ込める日で、金銭収納、墓作り、便所作り、壁や襖の穴ふさぎなどは吉。旅行は凶。 開店や結婚など祝い事は全て凶災ありとされる。
旧暦を使っていた時代には、「十二直、このかしら字を覚ゆべし。たのみたさとや あなおひと」という歌があったそうです。
永い歴史の中で、よく当たると信奉され、日の選択に用いられて来た「十二直」ですが、日の作用や吉凶など、要は迷信に類することです。^^;
ただし、風習として儀式や当地のしきたり、人への気配りを重んじ、出処進退に心を強めたり、律として自分の生活や行動を守ることは、大事なことですね。
干支や九星、二十七宿などは、各々個人によって、日の選択に効果や作用が違うものですが、よく学習しないと活用が専門的で難しいものですから。^^;
よく学習してもなお、その日と行動の良否は、絶対的に判別することはできないものです。。
良い日に着手、実行しても、その人の因縁や諸々の複合要因によって、また実行の仕方によって、ことの成否は分かれるものです。
陰陽、吉凶、災福、いずれも糾える縄の如し。人生、万事、塞翁が馬。されど、後悔、先に立たず。^^;
要は気と心の用い方ですが、自他共によしと思える選択・決意が、大事だと思いますよ。
大事な日取りであるからこそ、無事成功を期して、色んな観点から考察し、縁起や風習も活用することが効果的ですね。^^
12年07月23日 18時03分23秒
Posted by: kinokagaku
三隣亡(さんりんぼう)とは、よくカレンダーに載っていますが、縁起の悪い日として有名ですね。^^;
三隣亡は、八専や三伏、犯土、不成就日、一粒万倍日などとともに、選日(せんじつ)の一つです。
選日とは、暦注の中で六曜・七曜・十二直(中段)・二十八宿・九星・暦注下段以外のものの総称です。
撰日とも書き、また、雑注ともいいますが、そのほとんどは、十干十二支の組合せによってその日の吉凶を占うものです。
ただし、三隣亡については、その法則性は後で述べますが、干支の組み合わせも意味合いも、「三軒まで災いが及ぶ」というほどの理由や根拠が全く見当たりません。
三隣亡の由来も全く不明で、いつ頃から三隣亡の慣習が始まったかも判明してはいないのです。^^;
まさにお化けのような選日ですね。(笑)
実際、三隣亡は、江戸時代よりも前の古い暦注解説書には書かれておらず、江戸時代になってから見られるようになりました。
江戸時代の暦注解説書には、「三輪宝」と書かれ、「屋立てよし」「蔵立てよし」と注記されていたことが分かっています。
それって、現在とは全く正反対で、「凶日」ではなく「吉日」の意味で用いられていたことになりますね。w
真偽はあくまで不明ですが、江戸時代のある年に暦の編者が「よ」を「あ」と書き間違え、それがそのまま「屋立てあし」「蔵立てあし」と伝わってしまったのではないかという説があります。
三輪宝とは、「天」「地」「人」の三点(三角形)の中央に宝が位置することを意味します。
お結びの心だなあ。(笑)
後に、「三輪宝」が凶日では都合が悪いということで、同音の「三隣亡」に書き改められた経緯があるようです。
「三隣亡」(三件隣まで滅ぼし日)と表記されるようになってからは、この日に建築すれば、隣3軒まで火災が及ぶという俗信が生じ、棟上などの建築事は避けられるようになったものです。
山形などでは、この日家を建てると「向こう三軒両隣は滅びて、その家だけが栄える」なんて言われている地方もあるそうです^^;
まさに、言霊(ことだま)恐るべしですね。(ワラ)
いうなれば、典型的な迷信になりますが、仏滅・大安などの六曜とともに、今だに多くのカレンダーには記載されていますし、
棟上げ、屋立て、土起こし等は大凶とされています。
よって、建築業などでは今でも、安全無事とお施主さんの繁栄を願うため、着工日を選ぶのに、選日の「三隣亡」などは避けるのが常識となっていました。
地方や地域によっては常識として定着している歴史的風習があることですし、また縁起の悪いと言われる日に大事なことは避けるが良いという
常識的な世間知からも、建築ごとや引越し以外にも、三隣亡には結婚式などの祝い事を避ける向きがあるようです。
知らぬが仏で、無知なのに「大丈夫」と根拠なく言うのではなく、謂れと根拠を知った上で用いるのは、天地雲泥の差ですね。〔笑)
では、講座外、法則講座とうことで。(笑)
三隣亡の日取りは二十四節気を元にした節切りによる節月と特定の日の十二支の組み合わせから求めることができます。
節気から次の節気の前日までの間を1か月とする月の区切り方を節切り、その月を節月といいますが、節月は旧暦の月とは異なります。
三隣亡が巡ってくるのは、旧月1・4・7・10の節月は、亥の日。
旧月2・5・8・11の節月は、寅の日。
旧月3・6・9・12の節月は、午の日となります。
例えば、2012年8月は、7日が立秋で、旧7月節となります。
すると、7の節月は亥の日が三隣亡に当たり、8月7日以降、旧8月節の白露となる9月7日までは、亥の日の8月18日、30日が三隣亡となります。
三隣亡は、八専や三伏、犯土、不成就日、一粒万倍日などとともに、選日(せんじつ)の一つです。
選日とは、暦注の中で六曜・七曜・十二直(中段)・二十八宿・九星・暦注下段以外のものの総称です。
撰日とも書き、また、雑注ともいいますが、そのほとんどは、十干十二支の組合せによってその日の吉凶を占うものです。
ただし、三隣亡については、その法則性は後で述べますが、干支の組み合わせも意味合いも、「三軒まで災いが及ぶ」というほどの理由や根拠が全く見当たりません。
三隣亡の由来も全く不明で、いつ頃から三隣亡の慣習が始まったかも判明してはいないのです。^^;
まさにお化けのような選日ですね。(笑)
実際、三隣亡は、江戸時代よりも前の古い暦注解説書には書かれておらず、江戸時代になってから見られるようになりました。
江戸時代の暦注解説書には、「三輪宝」と書かれ、「屋立てよし」「蔵立てよし」と注記されていたことが分かっています。
それって、現在とは全く正反対で、「凶日」ではなく「吉日」の意味で用いられていたことになりますね。w
真偽はあくまで不明ですが、江戸時代のある年に暦の編者が「よ」を「あ」と書き間違え、それがそのまま「屋立てあし」「蔵立てあし」と伝わってしまったのではないかという説があります。
三輪宝とは、「天」「地」「人」の三点(三角形)の中央に宝が位置することを意味します。
お結びの心だなあ。(笑)
後に、「三輪宝」が凶日では都合が悪いということで、同音の「三隣亡」に書き改められた経緯があるようです。
「三隣亡」(三件隣まで滅ぼし日)と表記されるようになってからは、この日に建築すれば、隣3軒まで火災が及ぶという俗信が生じ、棟上などの建築事は避けられるようになったものです。
山形などでは、この日家を建てると「向こう三軒両隣は滅びて、その家だけが栄える」なんて言われている地方もあるそうです^^;
まさに、言霊(ことだま)恐るべしですね。(ワラ)
いうなれば、典型的な迷信になりますが、仏滅・大安などの六曜とともに、今だに多くのカレンダーには記載されていますし、
棟上げ、屋立て、土起こし等は大凶とされています。
よって、建築業などでは今でも、安全無事とお施主さんの繁栄を願うため、着工日を選ぶのに、選日の「三隣亡」などは避けるのが常識となっていました。
地方や地域によっては常識として定着している歴史的風習があることですし、また縁起の悪いと言われる日に大事なことは避けるが良いという
常識的な世間知からも、建築ごとや引越し以外にも、三隣亡には結婚式などの祝い事を避ける向きがあるようです。
知らぬが仏で、無知なのに「大丈夫」と根拠なく言うのではなく、謂れと根拠を知った上で用いるのは、天地雲泥の差ですね。〔笑)
では、講座外、法則講座とうことで。(笑)
三隣亡の日取りは二十四節気を元にした節切りによる節月と特定の日の十二支の組み合わせから求めることができます。
節気から次の節気の前日までの間を1か月とする月の区切り方を節切り、その月を節月といいますが、節月は旧暦の月とは異なります。
三隣亡が巡ってくるのは、旧月1・4・7・10の節月は、亥の日。
旧月2・5・8・11の節月は、寅の日。
旧月3・6・9・12の節月は、午の日となります。
例えば、2012年8月は、7日が立秋で、旧7月節となります。
すると、7の節月は亥の日が三隣亡に当たり、8月7日以降、旧8月節の白露となる9月7日までは、亥の日の8月18日、30日が三隣亡となります。
12年07月11日 13時52分54秒
Posted by: kinokagaku
原子が電子を失うと、陽子のほうが多くなるので、全体としては電気的にプラスに帯電します。
反対に、原子が電子を獲得すると、電子の数が増えるため、マイナスに帯電します。
このプラスまたはマイナスに帯電した粒子のことを、イオンと呼びます。
人体内でも、カルシウムイオン(Ca++)、カリウムイオン(K+),ナトリウムイオン(Na+)が、
脳と神経をつなぐ電気信号の役目を果たすなど、私たちの身体は、さまざまなところでイオンを利用しています。
空気中のプラスイオンは身体に悪く、マイナスイオンは身体に良い影響を与えます。
人工的であれ、自然のものであれ、大量のイオンが発生すると、当然私たちの身体はその影響を受けます。
例えば、自然界では、雷雨のときに大量のイオンが発生します。
水分を含んだ雲が、空気の中を移動すると、水の分子と空気の間に摩擦が起こり、雲はマイナスに帯電します。
そしてその雲の下には、プラスイオンが溜まり、貯まったプラスイオンは、雲の移動とともに風下に押し流されます。
一方、地表は地球の中心部で起こっている化学反応のために、マイナスに帯電しています。
こうして、地のマイナスイオンは、雲下のプラスイオンをひきつけ、大気中にはプラスイオンが溜まることになります。
嵐が来る前に、何となく分かる、あのむっとした感じは、気のせいではないのですよ。(笑)
リウマチや通風、関節炎の患者さん(私も含む^^;)になると、このときに実際に痛みを感じます。(苦)
英語圏では、こういった大気の状態を表現するときには「closed:閉じられた」という言葉を使いますが、
確かに、酸素量が減っているわけではないのに、篭もって息苦しい感じがしますね。
最終的に、地表のマイナスの電荷と雲下のプラスの電荷が互いに引き合い、この引力が空気の抵抗力を上回った瞬間に、
イナズマが走るのです。
その後、雷鳴が続き、後先して雨が降ってきますが、雷雨の嵐が去った後の空気は、さわやかで澄んでいますね。
これは、大気中のマイナスイオンが飽和状態になって、プラス・マイナスの電荷のバランスが戻ったためです。
マイナスイオンに富んだ空気を吸うと、さわやかな感じで、血が綺麗になってゆくような気がするのは、気のせいでしょうか?
いいえ、それも、気のせいではありませぬ。^^
人体の中で、赤血球と血管は、わずかながらマイナスに帯電していることが分かっています。
これって、実に合理的な仕組みで、同符号の電荷は互いに反発するために、赤血球は血管壁に付着することなく、
また赤血球どうしも付着しあうこともなく、狭い血管の中をスムーズに流れてゆくことができるのですねぇ。^^
ところが、プラスイオンを吸い込むと、それが肺を通って血管に入り、赤血球のマイナス電荷が減ることになります。
そのため赤血球が血管壁に付着し、血液の循環が悪くなります。
反対に、空気中のマイナスイオンを吸い込むと、血液の循環は良くなります。
よって、さわやかな気分、血が綺麗になる気がするのは、自然なのです。
鈍感で、何も感じない方が、どこか病んでいるものですよ。^^;
地球は、イオン化した気体の層におおわれています。
これは、電離圏と呼ばれますが、電離圏の下には、プラスイオンが集っています。
満月のときは、太陽と月が、それぞれ逆方向から地球を引っ張るため、電離圏はわずか押しつぶされ、
プラスイオンが地球に向かって飛び出します。
満月の時期に、地表のプラスイオンが多いのは、そのせいです。
そのために人は、満月のとき、ストレスを感じやすくなるのです。
もともと月の「Lunatic:気が違った」という言葉は、「月に冒された者」という意味です。
事実、この時期は、殺人事件の数も増加し、人間関係全般が険悪になる傾向が働きます。
数百年も前から記録されていることですが、満月のときには精神病患者が落ち着きを失い、興奮しやすくなるのですね。
また、プラスイオンが過剰になると、血液の流れが悪くなり、酸素運搬の効果が悪くなるので、筋肉痛も起こりやすくなります。
反対に、新月の時期には、どうなるのでしょう?
新月には、太陽と月の引力が、同方向から地球に働くため、電離層はわずかに持ち上がり、電離層の下に集ったプラスイオンの密度が低くなります。
したがって、新月の時期には、相対的に地表にはマイナスイオンが多くなることになります。
地表にマイナスイオンが多くなる新月の時期は、多くの生物も活動が盛んになり、種子の発育にも適しています。
実際、多くの国で、新月の時期に作付けをする風習が多いのは、迷信ではなく、人類の知恵ですね。^^
バリ島などは今でも太陰暦ですが、月の暦はそうした便宜が大きいものですね。
実例ですが、頭痛、肩凝り、慢性疲労感の訴えが多かったある職場に、
マイナスイオン化装置(マイナスイオンを作って放出する電気装置)を置いて実験したところ、マイナスイオンが増えると、
職場の雰囲気が落ち着き、仕事の効率やコミュニケーション関係が良くなることが分かりました。
私も、客間にはアロマも併用できるマイナスイオン発生器を置いて、長時間にわたるカウンセリングやヒーリングがあるときは作動させていますが、
なかなか効果的なモノです。^^
マクロとミクロの単位での磁場の中で、私たちは生命活動をしているのですから、磁石療法やイオン差生体電流を促す十一円療法、
金銀パワーシールもまた、効果的な所以ですね。^^v
反対に、原子が電子を獲得すると、電子の数が増えるため、マイナスに帯電します。
このプラスまたはマイナスに帯電した粒子のことを、イオンと呼びます。
人体内でも、カルシウムイオン(Ca++)、カリウムイオン(K+),ナトリウムイオン(Na+)が、
脳と神経をつなぐ電気信号の役目を果たすなど、私たちの身体は、さまざまなところでイオンを利用しています。
空気中のプラスイオンは身体に悪く、マイナスイオンは身体に良い影響を与えます。
人工的であれ、自然のものであれ、大量のイオンが発生すると、当然私たちの身体はその影響を受けます。
例えば、自然界では、雷雨のときに大量のイオンが発生します。
水分を含んだ雲が、空気の中を移動すると、水の分子と空気の間に摩擦が起こり、雲はマイナスに帯電します。
そしてその雲の下には、プラスイオンが溜まり、貯まったプラスイオンは、雲の移動とともに風下に押し流されます。
一方、地表は地球の中心部で起こっている化学反応のために、マイナスに帯電しています。
こうして、地のマイナスイオンは、雲下のプラスイオンをひきつけ、大気中にはプラスイオンが溜まることになります。
嵐が来る前に、何となく分かる、あのむっとした感じは、気のせいではないのですよ。(笑)
リウマチや通風、関節炎の患者さん(私も含む^^;)になると、このときに実際に痛みを感じます。(苦)
英語圏では、こういった大気の状態を表現するときには「closed:閉じられた」という言葉を使いますが、
確かに、酸素量が減っているわけではないのに、篭もって息苦しい感じがしますね。
最終的に、地表のマイナスの電荷と雲下のプラスの電荷が互いに引き合い、この引力が空気の抵抗力を上回った瞬間に、
イナズマが走るのです。
その後、雷鳴が続き、後先して雨が降ってきますが、雷雨の嵐が去った後の空気は、さわやかで澄んでいますね。
これは、大気中のマイナスイオンが飽和状態になって、プラス・マイナスの電荷のバランスが戻ったためです。
マイナスイオンに富んだ空気を吸うと、さわやかな感じで、血が綺麗になってゆくような気がするのは、気のせいでしょうか?
いいえ、それも、気のせいではありませぬ。^^
人体の中で、赤血球と血管は、わずかながらマイナスに帯電していることが分かっています。
これって、実に合理的な仕組みで、同符号の電荷は互いに反発するために、赤血球は血管壁に付着することなく、
また赤血球どうしも付着しあうこともなく、狭い血管の中をスムーズに流れてゆくことができるのですねぇ。^^
ところが、プラスイオンを吸い込むと、それが肺を通って血管に入り、赤血球のマイナス電荷が減ることになります。
そのため赤血球が血管壁に付着し、血液の循環が悪くなります。
反対に、空気中のマイナスイオンを吸い込むと、血液の循環は良くなります。
よって、さわやかな気分、血が綺麗になる気がするのは、自然なのです。
鈍感で、何も感じない方が、どこか病んでいるものですよ。^^;
地球は、イオン化した気体の層におおわれています。
これは、電離圏と呼ばれますが、電離圏の下には、プラスイオンが集っています。
満月のときは、太陽と月が、それぞれ逆方向から地球を引っ張るため、電離圏はわずか押しつぶされ、
プラスイオンが地球に向かって飛び出します。
満月の時期に、地表のプラスイオンが多いのは、そのせいです。
そのために人は、満月のとき、ストレスを感じやすくなるのです。
もともと月の「Lunatic:気が違った」という言葉は、「月に冒された者」という意味です。
事実、この時期は、殺人事件の数も増加し、人間関係全般が険悪になる傾向が働きます。
数百年も前から記録されていることですが、満月のときには精神病患者が落ち着きを失い、興奮しやすくなるのですね。
また、プラスイオンが過剰になると、血液の流れが悪くなり、酸素運搬の効果が悪くなるので、筋肉痛も起こりやすくなります。
反対に、新月の時期には、どうなるのでしょう?
新月には、太陽と月の引力が、同方向から地球に働くため、電離層はわずかに持ち上がり、電離層の下に集ったプラスイオンの密度が低くなります。
したがって、新月の時期には、相対的に地表にはマイナスイオンが多くなることになります。
地表にマイナスイオンが多くなる新月の時期は、多くの生物も活動が盛んになり、種子の発育にも適しています。
実際、多くの国で、新月の時期に作付けをする風習が多いのは、迷信ではなく、人類の知恵ですね。^^
バリ島などは今でも太陰暦ですが、月の暦はそうした便宜が大きいものですね。
実例ですが、頭痛、肩凝り、慢性疲労感の訴えが多かったある職場に、
マイナスイオン化装置(マイナスイオンを作って放出する電気装置)を置いて実験したところ、マイナスイオンが増えると、
職場の雰囲気が落ち着き、仕事の効率やコミュニケーション関係が良くなることが分かりました。
私も、客間にはアロマも併用できるマイナスイオン発生器を置いて、長時間にわたるカウンセリングやヒーリングがあるときは作動させていますが、
なかなか効果的なモノです。^^
マクロとミクロの単位での磁場の中で、私たちは生命活動をしているのですから、磁石療法やイオン差生体電流を促す十一円療法、
金銀パワーシールもまた、効果的な所以ですね。^^v
«Prev1Next»