組織の和を貴しとすべし
組織というものは生きた人間同士のかかわり合いに
よって力を何倍にもしようというものである。
そうすると一番大切なことは、和である。
和を貴しとすべきであり、和なくして成果の継続もない。
和が乱れている組織でも個人の妙技によって、一応の成果は
出るが、それを伝播できるだけの礎がなければ、乗算の
価値は絶対に生まれることはない。
和を育む文化を創ろうと思えば、一人の失敗を組織全体の
失敗と受け止めることにあると思うのです。
組織の誰かの失敗は、その人だけの責任ではなく、
組織全員の失敗として、全員で解決策を検討する。
全員が彼・彼女の失敗に対して自分は何ができたんだろう。
自分事として考えることで、和の文化は醸成される。
そうすることで、自分は組織の大切な一員であり、
皆に迷惑をかけたなって思う気持ちが、個人も、
そして、それらにかかわった組織全員が成長する。