多様性を組織に需要すること、最近、よく聞く言葉だが、
ただし、前程要件がある。


多様な個性を持つ人材に自由度の範囲を与えて、
より、柔軟に、より活発的に動いてもらうことは良いことだ。


しかし、何をしても良いということでは、組織の統制が取れなく
なることは自明の理です。


100人いれば、100通りの個性があり、100の価値観があり、
それゆえに100の考え方と行動がある。



ここまでいったら、もう組織では無くなってしまいます。
なので、行動や態度の規範がなければいけない。
ある一定の規範を設けて、組織の目標達成に向けた
協力体制での協働を実現しなければならない。


その規範の基にメンバーの参加意識や組織への帰属意識を育む。
そして、現状の定義や目標管理について共有することで、少しずつ、
メンバー間での信頼関係が出来てくる。




ゆえに、組織の能力を最大限、高めるには?

① 参加意識や帰属意識を高めること。

② 組織の中で現状の定義・目標管理や情報・経験が共有できること。

③ 組織の中に信頼関係が醸成されていること。



 これらは、言葉で書けば簡単だが、組織の文化として根付くには、
 相当な労力と、手法、そして時間がかかる。