『ピグマリオン効果って言葉を聞いたことがありますか』
これは、教育心理学の言葉で、教師の期待度によって、
生徒の成績が違ってくるというものです。


生徒は先生に期待されているから、その期待に応えようと頑張る。
反対に、僕は期待もされていないからどうでもいいや!
これは『ゴーレム効果』と言います。


組織に於いても同じだと思います。上司と先生の違い。
部下と生徒の違いだけで、期待と成果との因果関係は、
絶対にあると思っています。


これらは、一つの法則ですので、法則には必ず例外はありますが、
僕は、今までこの法則を使っていますが、結構、成果は上がっています。


人っていうものは結局、どこまでいってもアナログなんですよ。
合理的でないものこそ、人は感動しますし、心の琴線に触れるのだと思います。


それゃ、期待を裏切られることだってある訳ですけれど、いいじゃないですか、
それが人間なんだと理解すればよいだけのこと、何でもそれなりにこなせる人も
いるかも知れないが、毎日、一緒に働いていても面白くないじゃないですか。
そこは、リーダーの器でカバーすればいい。
僕は、最近、そんなことを考えています。