企業コンセプトのあり方とは?
(株)ビジネス・インキュベートの藤岡です。
【企業コンセプトは大切です】
ビジネス活動に於いて、僕は企業コンセプトが
非常に大切だと考えております。
総てのBDM(ブランド・デザイン・マーケティング)は、
企業コンセプトが基本になるからです。
企業の社内と社外に対して企業コンセプトは、
思考と行動の基準ですし、ステークホルダーに対しての
公約だからです。
企業コンセプトが決まると、人材教育の在り方も
企業コンセプトに対して何が大切で、何が大切でないかという
判断の基準が出来あがります。
それは、組織の中にやって良い事、
やってはダメなことが明確になる訳です。
明確になれば、おのずと効率が生み出されます。
一つ一つの効率が期待する効果を生みだすことになるのです。
僕の主な仕事は人材を人財に変えることですが、企業の成長を
考えるとマーケティングも欠かすことができない大切な要件です。
マーケティングで最も大切なことは、顧客に対して信頼と信用を築くこと。
そして、それらを約束すること。
所謂、ブランディングというものですが、そもそも、ブランディングには
莫大な費用がかかると言われておりますが、確かにゴールデンで、
CMを打ったりすれば、凄い金額になるでしょうが、本来、ブランディングとは、
顧客に対しての信用の結晶のようなものなので、そうすると、それは、
社員それぞれの人間力だと考えています。
人間力はリーダーシップとマネジメントによって少しずつ構築できるものです。
確かに時間はかかりますが、だからこそブランドなのです。
容易には他社には模倣できないのです。
リーダーシップとマネジメントで人間力を育み、組織の中の人と人という点を感謝と信頼で
つなぎ、それがやがて面になる時、社内ブランド力が醸成されていると思うのです。
顧客に対しても同様で、トルネード(巻き込む)することで、感謝と信頼を礎に
社内と社外が一つになった時に対外的なブランドは出来あがるのです。
近江商人の言った売り手よし、買い手よし、世間よし、これがブランドなのです。
最近ではCV(シェアード・バリュー)という言葉で説明しておりますが、しかし、
近江商人は古来より、そういったビジネスのあり方を心得ていたのでしょうね!
そうすると、企業コンセプトが如何に大切であるかがお分かり頂けたと思います。
最上位の概念が本当に大切なのです。
何をもって自社が社会の中に存在するのか?
その為には企業、そして社員はどうすべきなのか?
これらが社内と社外によって約束を果たせた時、
ブランドが完成します。
【ビジネスの活動すべてが企業コンセプトとの整合が求められるのです】
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