2013年 10月の記事一覧
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平成寺子屋塾
人材育成・未来起業家塾
株式会社:ビジネス・インキュベート
僕は、未来のビジネスとは、和魂洋才の概念が未来をつくるのだと考えています。和魂とは、日本人としての精神性や、道徳性なのです。
祖父母から両親へ、そして自らに伝えられてきた大切なもの。
元来、我々日本人は、大切なことは物語で伝えられてきました。
桃太郎や一寸法師など、人としての在り方や、人生にとっての大切なこと、勇気を持つことや、思いやりの心を持つこと、誠実であることなど、
子供の頃から寝る前などによく聞かされたものです。
これらが、和魂となって心の奥底に脈々と活き続けていると思うのです。
当然、この和魂はビジネスや文化、そして社会に有形・無形の大きな影響力となっている筈です。
社会通念として、また、あるところではルールの一部として捉えられていると思うのです。しかし、時代が大きく変われば、経済や文化、
そして社会的な背景も移り変わるものです。
すると、今までオーソライズされてきた常識やルールも一定の法則性が発揮できなくなってしまいます。そもそも、法則性とは一定の条件があって
はじめて整合する為のアルゴリズムなのですから、条件が大きく変わってしまえば、法則も変わってしまうのです。
そこで、洋才が必要になってくるのです。経済、文化、社会の構成要因は
国や文化、宗教や民族を超えて、グローバルになってきています。
日本だけの常識では、最早、通用しなくなってきました。
洋の知識や情報を取り入れて価値を生み出し続ける発想が大切なのです。
たとえば、医学などもそうですよね。従来の医学では、西洋医学を重視してきました。しかし、病気を退治する為に薬を用いる西洋医学は、
ある意味、それはリスクにもなる訳です。クスリの反対はリスクなのです。
薬は即ち、科学なのです。科学だから再現性があるので、
ある程度の論理的な説明ができる訳です。そこには統計学という圧倒的な
ロジックもある訳ですが、しかし、それだけではいけないと思うのです。
人間の身体には、元来、お医者さんも、薬屋さんも備わっているのです。
それが賦活力によって免疫力を向上させ病気を退治することができるのです。東洋には、昔から漢方薬やお灸、マッサージ、針治療などがありました。所謂、東洋医学と言われるものです。お互いを上手く取り入れることで、病気を退治する効果は上がります。
このように、お互いの良いところを上手く取り入れて活用することで、
シナジー効果という今までにないような新しい価値や効果を生み出すことが可能になるのです。しかし、取り入れるときには、知恵と慎重さが必要になってきます。両方の特性をしっかりと理解しないで組み合わせると
反対に歪が出てしまうことになります。
ビジネスの世界でも同様で、アメリカのビジネスのフレームワークが良いからといって、そのまま日本の組織にビルトインしても上手くいきません。何故なら和魂と整合するように変えなければならないのです。
変えることなく、無思慮に取り入れてしまえば、期待する作用よりも副作用が上回ってしまうこともあるのです。クスリがリスクに変容してしまうのです。組織のメンバーの反発をかって機能不全を起こしてしまっている企業を今まで沢山見てきました。今の状況、そして未来のあるべき姿を
明確にして、時間をかけて慎重に組み上げる必要があるのです。
上手くいけば、和の心を活かしながら洋のスキームを使ったシナジー効果が期待でき、アプリケーションのきいた自立と自律が大いに発揮できます。
ビジネスの世界では、西洋に学ぶことは、まだまだあると思っています。
中小企業などでは、進んで取り入れることは経営の革新につながります。
何故なら、日本の文化が西洋化してきているからです。
今や、経済は文化に影響を受けるポジションになっています。
その転換がビジネスの環境を大きく変えた原因なのです。
僕はこれからのビジネスには和魂を重んじ、洋才を活かすことが
日本のアイデンティティー、そしてモノ創りやサービスの原点として
世界と戦っていける大きな武器になると信じて疑いません。
人材育成・未来起業家塾
株式会社:ビジネス・インキュベート
僕は、未来のビジネスとは、和魂洋才の概念が未来をつくるのだと考えています。和魂とは、日本人としての精神性や、道徳性なのです。
祖父母から両親へ、そして自らに伝えられてきた大切なもの。
元来、我々日本人は、大切なことは物語で伝えられてきました。
桃太郎や一寸法師など、人としての在り方や、人生にとっての大切なこと、勇気を持つことや、思いやりの心を持つこと、誠実であることなど、
子供の頃から寝る前などによく聞かされたものです。
これらが、和魂となって心の奥底に脈々と活き続けていると思うのです。
当然、この和魂はビジネスや文化、そして社会に有形・無形の大きな影響力となっている筈です。
社会通念として、また、あるところではルールの一部として捉えられていると思うのです。しかし、時代が大きく変われば、経済や文化、
そして社会的な背景も移り変わるものです。
すると、今までオーソライズされてきた常識やルールも一定の法則性が発揮できなくなってしまいます。そもそも、法則性とは一定の条件があって
はじめて整合する為のアルゴリズムなのですから、条件が大きく変わってしまえば、法則も変わってしまうのです。
そこで、洋才が必要になってくるのです。経済、文化、社会の構成要因は
国や文化、宗教や民族を超えて、グローバルになってきています。
日本だけの常識では、最早、通用しなくなってきました。
洋の知識や情報を取り入れて価値を生み出し続ける発想が大切なのです。
たとえば、医学などもそうですよね。従来の医学では、西洋医学を重視してきました。しかし、病気を退治する為に薬を用いる西洋医学は、
ある意味、それはリスクにもなる訳です。クスリの反対はリスクなのです。
薬は即ち、科学なのです。科学だから再現性があるので、
ある程度の論理的な説明ができる訳です。そこには統計学という圧倒的な
ロジックもある訳ですが、しかし、それだけではいけないと思うのです。
人間の身体には、元来、お医者さんも、薬屋さんも備わっているのです。
それが賦活力によって免疫力を向上させ病気を退治することができるのです。東洋には、昔から漢方薬やお灸、マッサージ、針治療などがありました。所謂、東洋医学と言われるものです。お互いを上手く取り入れることで、病気を退治する効果は上がります。
このように、お互いの良いところを上手く取り入れて活用することで、
シナジー効果という今までにないような新しい価値や効果を生み出すことが可能になるのです。しかし、取り入れるときには、知恵と慎重さが必要になってきます。両方の特性をしっかりと理解しないで組み合わせると
反対に歪が出てしまうことになります。
ビジネスの世界でも同様で、アメリカのビジネスのフレームワークが良いからといって、そのまま日本の組織にビルトインしても上手くいきません。何故なら和魂と整合するように変えなければならないのです。
変えることなく、無思慮に取り入れてしまえば、期待する作用よりも副作用が上回ってしまうこともあるのです。クスリがリスクに変容してしまうのです。組織のメンバーの反発をかって機能不全を起こしてしまっている企業を今まで沢山見てきました。今の状況、そして未来のあるべき姿を
明確にして、時間をかけて慎重に組み上げる必要があるのです。
上手くいけば、和の心を活かしながら洋のスキームを使ったシナジー効果が期待でき、アプリケーションのきいた自立と自律が大いに発揮できます。
ビジネスの世界では、西洋に学ぶことは、まだまだあると思っています。
中小企業などでは、進んで取り入れることは経営の革新につながります。
何故なら、日本の文化が西洋化してきているからです。
今や、経済は文化に影響を受けるポジションになっています。
その転換がビジネスの環境を大きく変えた原因なのです。
僕はこれからのビジネスには和魂を重んじ、洋才を活かすことが
日本のアイデンティティー、そしてモノ創りやサービスの原点として
世界と戦っていける大きな武器になると信じて疑いません。
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