僕は新たな強さの探求とは、限りなく原点回帰だと思っています。

人の集合体である組織をITや乾いたシステムの重視の考え方ではなく、

人による、人を活かす、人が現在進行形で成長するような熱を感じられる

組織に今こそ改変すべきだと考えています。

 

 僕たちのようなコンサルタントがもってきた乾いたシステムに

順応するのではなく、社員一人ひとりが問題意識をもって

日々のタスクの中で限りなく無理と無駄を排除してゆくといった

意識の向上がシステムを創りだす源泉であり根源でもある。

 

そうして、個々の問題意識の向上は人々の新たな知見や洞察を推進する。

知的な学習機会に触れ成長した人々の関係性によって自然派性的に

システムは出来あがる。それらが組織や企業における行動力学だと

思うのです。

 

そうすると、組織や企業にとっての強さの源泉はいつの時代にも人であり、

人の学習や経験によって成長を継続的に担保できる環境を創りだすことが、

継続性と再現性を推し進めるのであると考えています。

まさにこれこそが人との整合性のある科学であり、システムだと思うのです。