2008年 8月の記事一覧
以前から、私が所属しているITコーディネータ宮城会の中の研究会でもTRIZについて勉強しているのですが、やはり外部の人から講習を受けると、また違った観点から見ることができて、色々と気付きが多かったです。
TRIZは元々、特許の分析から始まっているので、どちらかというとモノづくりのための問題解決手法という側面が強いようですが、それを何とか、経営改革、BPRなどに適用できないかということを考えている最中です。
世の中には様々な経営手法がありますが、どうしても経営者やコンサルタントの経験や力量に依存してしまうところがあるので、それを何とか、もっとわかりやすく、使いやすいツールにできないかというのが、今の目標です。
少しずつ考えをまとめて、ここでも紹介していきたいと思います。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080828-00000768-reu-int
今後、民主党が政権をとるのか、共和党になるのかわかりませんが、オバマ氏は47歳と、日本の総理大臣に比べると、かなり若いですね。
会社経営者など、組織の運営をしている人を色々見ていると、やはり、年配の方は、新しいことに取り組んだり、今までのやり方を変えたりすることに、少し抵抗が強いように感じます(もちろん、そんな方ばかりではありませんが)。
今までの経験や成功体験が足かせになることもあるでしょうし、そもそも、新しいことに取り組もうという情熱、エネルギーみたいなものが薄れてきてしまうのかもしれません。
しかし、「自分が関わっている間は、あまり問題が起きないように・・・」という先送りの姿勢は、非常に危険です(これは、経営者だけではないと思いますが)。自分がこれから先、長い期間、関わって行かなければならないと自覚すれば、そのような意識もなくなるのだと思いますが、職場を点々としたり、もうすぐ引退という意識が働くと、そのような考えも出てきてしまうのかもしれません。
経営者か管理者は、実年齢ではなく、意識を常に若々しく保ち、自分に足りない部分は、若くても、歳をとっていても、他の人の助けを借りながら問題に全力で対処していくという姿勢が欲しいですね。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080826-00000112-san-soci
全国のトラック業者が国や地方自治体に、高速道路料金や地方税の軽油引取税の引き下げなどの対策を求めるそうです。
先日、漁業関係者による訴えがありましたが、運送業なども同じように燃料の高騰に苦しんでいます。
私自身、個人的にもネットショップなどをよく利用しますし、コンサルタントとしてもITやインターネットの活用はアドバイスしますが、リアルな世界での流通が正常に動いていてこそ、IT活用が力を発揮してきます。
バーチャルな世界だけでは、人は生活することはできません。
燃料の高騰によって、人々が無駄な車の運転を控えたり、それによって渋滞が解消されたりという面もありますが、事業者に対しては何らかの対処が必要かもしれません。
でも、単純に費用補填とかすると、“闇ガソリン”などが売られそうですね…。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080824-00000043-jij-pol
二階俊博経済産業相が、中小企業向け融資の扱いについて「相当思い切った対策を取りたい。経済対策で第一番目にランクすべきだ」ということを言っているらしいです。
企業にとって、事業資金はガソリンのようなものですから、資金融資がうまくいかないと、中小企業の事業活動は、あっというまに滞ってしまいます。
選挙対策かもしれませんが(笑)、ぜひ、思い切った対策を取って頂きたいものです。
今の日本の経済は、いかにして中小企業から経営を底上げできるかに懸かっていると思います。
その一方で、
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~経産省調査ネットオークションは9170億円
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080819-00000034-imp-sci
アフィリエイト経由の流通総額は、年間で5510億円に達しているという調査結果が出ていました。
インターネット経由で商品を購入したことのある人は、86.9%となっています。私も結構、インターネットショッピングは使っています。特に、本などは、Amazonを使うことが結構、多いですね。届くのも割と早いですし、絶版になった本も、古本で購入できることがあるので、かなり便利に使っています。
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http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/electric_companies/?1218709931
このようなニュースが出ると、必ず原発賛成論者と反対論者の意見が色々なところで出てきます。
個人的には、積極的に原子力発電所の推進はしませんが、現在のような状況では、原発もバランス良く使っていくことを検討すべきだと思っています。
反対を唱えている人の中には原発なんだか原爆なんだか、区別がついていないような人もたまにいますが、反対するならするで、何が問題なのか、代替手段は無いのかなどをロジカルに考えていかなければなりません。感情論だけでは、何も解決しません。
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GDP年率2.4%減 「縮む消費」業績圧迫 内食回帰・車離れで“異変”相次ぐ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080814-00000000-fsi-bus_all
相次ぐ値上げやガソリン高の影響で、消費現場では、様々な変化が発生しているようです。
- カップめんの出荷は減り、乾麺のパスタは増えた
⇒ 消費者の嗜好が外食から家庭で料理する「内食」に変化している
確かに、子供の頃に比べて外食が多くなっているのと同時に、店で買ってくる食品も、手間をかけずに済むものが多くなっている気がします。
お母さんたちが外で働く家庭が増えたことも原因のひとつでしょうが、物価高に加えて、パートやアルバイト先も減って、また、専業主婦が多くなっているということも考えられるのかもしれません。
- 家でお茶をいれて飲む人が増えたため、麦茶のティーバッグの出荷が増えた
昔は家で作っていましたよね。昔は煮出していたのですが(かなり昔ですけど)、今は冷水から作れるから簡単ですしね。
飲みたいときに買って来れるというのは、便利ではありますけどね。
- しょうゆは1リットル入りより500ミリリットル入りが、キャベツは1個よりも半分や4分の1にカットしたものが売れている
残したらもったいないという意識が働いているようです。
確かにもったいないですよね。僕も一人暮らしのときは、小さいサイズを使っていました。
これからゴミ回収の有料化が進んだら、益々、この傾向が出てくるかもしれません。
- 日本ケンタッキー・フライド・チキンでは、全店の40%を占めるドライブスルーの売り上げが激しく落ち込んでいる
ドライブスルーって、便利ですけど、意外とガソリン食いますしね。
まあ、そんな感じで世の中の傾向を見て、今後の戦略をどうするか決めなければなりません。
周囲の情報に気を配っておくのと、フットワークの軽い組織作りが重要です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080808-00000021-fsi-ind
消費者が節約志向に走っている上に、コンビニのように顧客データを直接集めやすいところが自社ブランドを製造すると、比較的利益を出しやすいんでしょうね。
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言うまでも無く、これは「計画をたて(Plan)、実行し(Do)、その評価(Check)にもとづいて改善(Action)を行う」という一連の流れを繰り返すことなのですが、それらのうち、どの一つが欠けてもPDCAのサイクルは成り立たず、継続的な改善を望むことは出来ません。
「そんなことは、わかっているよ」
とおっしゃるかもしれませんが、大きな会社の方でも、中小企業の方でも、話をしてみると、意外と出来ていないところが多いような気が、特に最近しています。特に、Check、Actionのところで、サイクルが途切れてしまっていることが多いのではないでしょうか。
ひょっとしたら、これは日本人の(と書いてしまうと反発を食らうかもしれませんが)特徴なのかもしれませんが、評価というのが苦手な人が多いのかもしれません。
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