2008年 10月の記事一覧
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どんなプロジェクトでも言えることですが、プロジェクトにはリスクがつきまといます。
ところが、世の中にはRISKとDANGERの違いが良く分かっていないプロマネがたまにいて困っちゃいます。
RISKの語源はアラビア語の「明日の糧」という言葉だそうです。危険を冒しても、食料を得るために狩猟に出たことからきた言葉のようです。諺で言えば、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」というところでしょうか。
一方、DANGERは「君子危うきに近寄らず」の「危うき」です。近づいても何のメリットも無い。
システム開発のプロジェクトなんかでも、この辺が良く分かっていないプロマネから、進捗遅れのときなどに
「リスクを取って、テスト項数を減らす」
なんていう言葉が出ると目が点になります。
そういうのは、リスクとは言いません。
目の前に何か困難な事態が起きたとき、それはRISKなのかDANGERなのか考えるようにしましょう。
>>仙台の経営コンサルタントはこちら
ところが、世の中にはRISKとDANGERの違いが良く分かっていないプロマネがたまにいて困っちゃいます。
RISKの語源はアラビア語の「明日の糧」という言葉だそうです。危険を冒しても、食料を得るために狩猟に出たことからきた言葉のようです。諺で言えば、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」というところでしょうか。
一方、DANGERは「君子危うきに近寄らず」の「危うき」です。近づいても何のメリットも無い。
システム開発のプロジェクトなんかでも、この辺が良く分かっていないプロマネから、進捗遅れのときなどに
「リスクを取って、テスト項数を減らす」
なんていう言葉が出ると目が点になります。
そういうのは、リスクとは言いません。
目の前に何か困難な事態が起きたとき、それはRISKなのかDANGERなのか考えるようにしましょう。
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インターネットを検索していたら、櫻井よしこ氏のブログが目に留まった。
「金融危機、日本の価値で打開せよ」
http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2008/10/16/
詳しくは、彼女のブログを実際に読んでもらうとして、
日本が世界をリードするのは、代替エネルギー、新素材、工業における中間財を始め、きめ細やかさで知られる機械、電化製品など多岐にわたる。日本の強さに自信をもって、日本ならではのお金の流れを創生すれば、経済の潤滑油としての健全なる資本が日本に集まる。こうして、日本ならではの経済、金融モデルで、21世紀の世界を牽引するのだ。
という文章が特に心に残った。
我々、ITコーディネータが良く使うツールにバランススコアカード(BSC)というものがあります。これは元々、かつての強かった日本を研究して生まれた経営手法です。
それにより、経営がうまくいった世界中の企業がたくさんあるのに、逆に、当の日本企業がグローバル・スタンダート(という名のアメリカン・スタンダード)に翻弄されて、良いところをドンドン捨ててしまっているのはおかしいと思いませんか?
日本式の経営手法、管理手法を研究して作られたものには、他にもシックスシグマなどがあります。これはかつてのQC活動を研究して作られた手法です。
日本の企業、それも大企業ではない中堅、中小企業も、もっと自分たちの長所を活かして、元気になって頂きたいものです。そのために、すこしでもお手伝いできればと思います。
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「金融危機、日本の価値で打開せよ」
http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2008/10/16/
詳しくは、彼女のブログを実際に読んでもらうとして、
日本が世界をリードするのは、代替エネルギー、新素材、工業における中間財を始め、きめ細やかさで知られる機械、電化製品など多岐にわたる。日本の強さに自信をもって、日本ならではのお金の流れを創生すれば、経済の潤滑油としての健全なる資本が日本に集まる。こうして、日本ならではの経済、金融モデルで、21世紀の世界を牽引するのだ。
という文章が特に心に残った。
我々、ITコーディネータが良く使うツールにバランススコアカード(BSC)というものがあります。これは元々、かつての強かった日本を研究して生まれた経営手法です。
それにより、経営がうまくいった世界中の企業がたくさんあるのに、逆に、当の日本企業がグローバル・スタンダート(という名のアメリカン・スタンダード)に翻弄されて、良いところをドンドン捨ててしまっているのはおかしいと思いませんか?
日本式の経営手法、管理手法を研究して作られたものには、他にもシックスシグマなどがあります。これはかつてのQC活動を研究して作られた手法です。
日本の企業、それも大企業ではない中堅、中小企業も、もっと自分たちの長所を活かして、元気になって頂きたいものです。そのために、すこしでもお手伝いできればと思います。
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TRIZを経営戦略の策定にうまく活用することができないかと、色々考えています。
TRIZといえば、個人的には何となく「矛盾マトリックス」を使う印象が強くて、そう考えると戦略というよりは、個別の戦術を練るときに非常に便利に使えるような気がしています。
しかし、TRIZには色々な手法が用意されていて、その中の一つに技術進化のトレンドというものがあります。これは、世の中の技術がどう進化していくかということについて分析したもので、戦略の策定にはこちらの方が向いているのかなと思ったりしてます。戦略の策定では、方向性を間違わないことが重要で、それがある程度パターン化できるのであれば、ビジネスに非常に有効ではないかと…。
TRIZの良いところは、単純にゴールを提供しているのではなく、そこに至るための道筋を定型化しているところですね。それによって、様々な問題に適用することができます。
うまく、考えをまとめて、今後のコンサルティングに活かして行きたいと思います。
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TRIZといえば、個人的には何となく「矛盾マトリックス」を使う印象が強くて、そう考えると戦略というよりは、個別の戦術を練るときに非常に便利に使えるような気がしています。
しかし、TRIZには色々な手法が用意されていて、その中の一つに技術進化のトレンドというものがあります。これは、世の中の技術がどう進化していくかということについて分析したもので、戦略の策定にはこちらの方が向いているのかなと思ったりしてます。戦略の策定では、方向性を間違わないことが重要で、それがある程度パターン化できるのであれば、ビジネスに非常に有効ではないかと…。
TRIZの良いところは、単純にゴールを提供しているのではなく、そこに至るための道筋を定型化しているところですね。それによって、様々な問題に適用することができます。
うまく、考えをまとめて、今後のコンサルティングに活かして行きたいと思います。
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世の中には、様々な矛盾があり、それをうまく解決していくことが工夫であり、我々コンサルタントの役目でもあります。
ところで、TRIZでは、例えば「長くて短い」とか、「軽くて重い」といった物理的矛盾が生じた場合、分離原理を使って、問題を分離しろと言っています。ビジネスの分野でも「高く売りたいけど、安く売りたい」なんていう矛盾が考えられますね。
(もっとも、これは矛盾というより『葛藤』と言ったほうがピッタリかもしれませんが(笑))
以前、書いたことがあると思いますが、「代数多様体の特異点解消」理論では、パラメータをうまく追加することによって、特異点を解消します。TRIZでの分離は、「空間的に分離」したり「時間的に分離」したりしますが、パラメータの追加という点から見ると、どちらも同じ問題に帰結します。
コンサルタントは、より高い視点から物事をみたり、時には斜めから視点を変えてみたりすることによって、問題解決の糸口を見つけていかなければなりません。
「税収が足りないから、税率を上げる」なんていう単純な解決策では、クライアントからお金をもらえません(笑)。
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ところで、TRIZでは、例えば「長くて短い」とか、「軽くて重い」といった物理的矛盾が生じた場合、分離原理を使って、問題を分離しろと言っています。ビジネスの分野でも「高く売りたいけど、安く売りたい」なんていう矛盾が考えられますね。
(もっとも、これは矛盾というより『葛藤』と言ったほうがピッタリかもしれませんが(笑))
以前、書いたことがあると思いますが、「代数多様体の特異点解消」理論では、パラメータをうまく追加することによって、特異点を解消します。TRIZでの分離は、「空間的に分離」したり「時間的に分離」したりしますが、パラメータの追加という点から見ると、どちらも同じ問題に帰結します。
コンサルタントは、より高い視点から物事をみたり、時には斜めから視点を変えてみたりすることによって、問題解決の糸口を見つけていかなければなりません。
「税収が足りないから、税率を上げる」なんていう単純な解決策では、クライアントからお金をもらえません(笑)。
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かなり前から出版不況ということが言われています。
私の知り合いの出版関係者からも、出版業界の景気は最悪と聞いているのですが、そんな中で、「分冊百科」が売れているようです。
分冊百科というのは、TVのCMで有名なデアゴスティーニが出している「週間○○」のような、毎週、毎月といった単位で一つのテーマに沿って刊行される出版物のことです。
確かに、毎週テーマに沿って出版され、更に専用バインダーにファイリングしていく作業というのは、結構、楽しいものがあります。ちなみにうちの子も、一時期、買っていた時期がありました。
コレクター魂もくすぐりそうですしね。
コレクター魂と言えば、ずーっと以前、出したアイディアで「24色ビール」というのがあります。
これは、缶ビールの缶の色を24色にして売り出すと言うものです。
メリットとしては、
などの効果を考えたのですが、そのままお蔵入りになっています。
無料でこのアイディアを使ってもいいので、どこかの会社でやってくれませんかね(笑)。
報酬はビール一ダースということで(笑)。
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私の知り合いの出版関係者からも、出版業界の景気は最悪と聞いているのですが、そんな中で、「分冊百科」が売れているようです。
分冊百科というのは、TVのCMで有名なデアゴスティーニが出している「週間○○」のような、毎週、毎月といった単位で一つのテーマに沿って刊行される出版物のことです。
確かに、毎週テーマに沿って出版され、更に専用バインダーにファイリングしていく作業というのは、結構、楽しいものがあります。ちなみにうちの子も、一時期、買っていた時期がありました。
コレクター魂もくすぐりそうですしね。
コレクター魂と言えば、ずーっと以前、出したアイディアで「24色ビール」というのがあります。
これは、缶ビールの缶の色を24色にして売り出すと言うものです。
メリットとしては、
- 何となく、コレクター魂をくすぐる
- たくさんの色を並べることにより、ライバル製品を棚から締め出す
などの効果を考えたのですが、そのままお蔵入りになっています。
無料でこのアイディアを使ってもいいので、どこかの会社でやってくれませんかね(笑)。
報酬はビール一ダースということで(笑)。
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