一ヶ月ほど前のニュースですが、かなり話題となった内容です（毎日新聞引用）。

築地市場移転：豊洲土壌汚染問題
築地市場（中央区）の移転先である豊洲地区（江東区）の土壌から発がん性物質が検出されたのに都が公表していなかった問題で、都は２７日、築地市場内で市場の各団体代表者への説明会を非公開で行った。

説明会終了後の都の記者会見によると、、、、、


続きは、土壌汚染対策課が発信する情報サイトのトピックスからご覧頂けます。

土壌汚染・地下水汚染の対象となる特定有害物質は、土壌等に含まれることに起因して健康被害を生ずる恐れがあるもので、別表に記載した２５物質が指定されています。また、それぞれの特定有害物質ごとに基準値が定められています。

土壌汚染の特定有害物質と基準値を見る

これらの物質は、その性状から第１種、第２種、第３種に大別されます。

第１種とは・・・・・低沸点で気散しやすい有機化合物で、揮発性有機化合物（VOC）とも呼ばれている。
第２種とは・・・・・人体に有害な金属やその化合物。
第３種とは・・・・・農薬やＰＣＢなどの化学物質を指し、第１種に属さない有機化合物。


詳しくは、千葉県の土壌汚染調査会社から発信する情報サイト

土壌汚染対策法の仕組みについて
有害物質に係わる工場や事業所の敷地であったたり、健康被害が生ずる恐れがある土地を転売・転用する場合、土地の所有者は土壌汚染状況調査を行う仕組みとなりました。

土壌汚染概況調査は、環境大臣が指定する「指定調査機関」に委任して行わなければなりません。

調査の結果、指定基準を超えた土地は、都道府県知事が指定区域として指定し、台帳に記載及び公示します。

都道府県知事は、健康被害が生ずる恐れがあると認めた場合は、都道府県が汚染原因者また、土地所有者に対し汚染除去等の措置を命令することができます。

土壌汚染した汚染物質の除去を行い、除去された場合に、指定区域の解除・公示が行われます。

詳しくは、千葉県の土壌汚染調査会社から発信する情報サイトで見ることができます。

土壌汚染対策法とは、、、
土壌汚染の法律は、土壌汚染対策法の体系図で示した様に、いろいろな法律が関わっているのことが分かると思います。

しかし、そのほとんどの法律が「未然防止対策」、つまり、汚染しないように図った内容のもので、汚染してしまった土壌を「修復対策」する内容は、あまり盛り込まれてはいませんでした。

H14年5月に、人の健康の保護・土壌汚染状況の把握・新たな拡散の防止・その処理対策を盛り込んだ法律、「土壌汚染防止法」が施行されました。

次は、土壌汚染対策法の仕組みについての説明です　・・・・あなたの土地にも関係ありですよ！！

土壌汚染とは．．．土壌汚染のメカニズムをアニメで解説！

土壌汚染とは人の活動にともない排出された有害物質により、土壌や地下水へ浸透し汚染物質が蓄積し汚染された状態のことをいいます。

土壌汚染の汚染源としては、工場での製造原料・中間生成物・残差物など汚染物質の不適切な処理による漏出や排水などの漏洩、不法投棄による汚染物質の漏出、大気汚染物質を降雨が取り込んで浸透したものなど様々な汚染原により、土壌汚染が発生します。

大気汚染や水質汚濁と比較して、土壌汚染では流動的な拡散や希釈があまり起こりません。つまり、汚染物質が長期間、スポット的に汚染し続けることが土壌汚染の特徴といえます。

汚染後の過程としては、汚染物質は表土や汚染源付近の土壌に留まることが多いのですが、物質の種類に因っては降雨の影響で地下へと浸透していきます。

続きの、土壌汚染のメカニズムのアニメを見る！