水道「民営化」 危険水域から脱出できるか
記事投稿日2019年07月05日金曜日
投稿者:ドイツ技研 Doitsu Giken カテゴリー: General
下水処理場 北ドイツ
海外の多くの都市が水道の民営化に見切りをつけている。
そのような中、日本は あえて民営化に道を開いた。水道
業界が経営好転への道筋を描けるかが焦点だ。
海外で何が起きて、今、どうなっているのか。インター
ネット上の 原文を基に表にまとめた。
表中の都市と事業形態との関係を次のように分類できる:
アトランタ,ベルリン,パリ: 民営 → 再公営化
ロンドン: 民営のまま
チューリッヒ: 公営のまま。
表には 主な問題点や住民の考えも記述した。これらを
日本の水道業界が よくある話として見過ごしてしまえば、
民営化は必ず失敗することになるだろう。
海外の水道事業者が示した展開は、日本の同業者にとって、
将来を切り開く指標になる。国内の自治体と民間企業は、
世界に官民連携の新たな可能性を見せてほしい。
丸岡康人 (Yasuto Maruoka)
Doitsu Giken Ltd.
PS 上記、表中の情報源(カギ括弧内)に ご関心がおありになる場合には、 下記のページのリンクをご利用いただけます: http://doitsugiken.com/sub6jul2019.html (ドイツ技研のホームページ)。
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