中食の街角通信

• 2013年03月17日 消費者重視の成長戦略　

「消費者心理の改善が進んでいる。」 内閣府が発表した２月の消費者態度指数は前月比１．０ポイント高い ４４．３となり、２００７年以来の５年８カ月ぶりの高い水準になった。 株価の上昇や雇用・賃金交渉の満額回答等から消費者心理が上向き、 改善は２ヶ月連続...

• 2013年03月10日 消費不振と絞り込む力

「街角景気にアベノミクス効果が出て来た。」 内閣府が２月の景気ウオッチャー調査では、 円安と株高でメーカーと小売業に明るさが浸透して来たという。 景況感の現状は５３．２ポイントとなり、６年１０カ月ぶりの高水準、 先き判断指数は５７．７と過去最高とな...

• 2013年03月04日 消費拡大のキーワード　

「景気は一部に弱さが残っているが、下げ止まっている。」 政府は２月の月例経済報告を発表した。 経済報告を２ヶ月連続で上げるのは、東日本震災以前の１～２月以来２年ぶり。 経済相は 「消費者心理も改善しつつあり、デフレを脱却する途上にある」と述べた。（...

• 2013年02月24日 円安デメリットとＰＢ商品

円高修正を受けて消費者が動き始めている。（日経） ・ハワイなどへ海外旅行の予約が増えていることや ・家具や輸入ワインなどが昨年末から伸びて来ている。 その他、輸入腕時計やバッグなども売れ始めているという。 これから円安が進む前に商品やサービスを購入...

• 2013年02月17日 客数アップ対策と惣菜強化

国内景気の底入れ感が高まって来た。 昨年１０～１２月期の実質国内総生産（ＧＤＰ)は 前期比年率で０．４％減と、マイナス幅が大幅に縮小した。 百貨店の西武池袋店ではロレックスなど海外ブランドの腕時計や 真珠ネックレスなど売上が昨年から２割上がっている。...

• 2013年02月10日 迫る２極化消費の対応

１月の街角景気に改善傾向が続いている。（日経） 内閣府調査の景気調査で、経済活動を映す街角景気は 前月よりも３．７ポイント高い４９．５と改善した。 上昇は３カ月連続で、 足元の円安・株高を好感し、企業の業績改善に期待が広がっている。 数か月先を占...

• 2013年02月02日 自店の異質化競争　

政府発表の事業所版の国勢調査では、 ２０１２年２月時点の国内企業数は２００９年７月時点に比べ８．６%減った。 東日本震災の影響もあるが、 産業別では卸・小売業が１２．３%と大幅に減少し、 高齢化などを背景に医療・福祉だけが２．４%増になった。 国内...

• 2013年01月27日 自社・自店のこだわり　

２０１２年、小売業の売上動向が発表された。 ・全国スーパーの売上高は既存店で前年比１．９％の減少で１６年連続。 　（日本チェーンストア協会） ・食品スーパー売上高は既存店で前年比１．６％の減少。 　昨年１２月は１．３％の減少。（日本スーパーマーケッ...

• 2013年01月20日 時間とコミュニケーション

信用調査会社がまとめた２０１２年の倒産件数は、 小売り業は前年比３．８％減と４年連続で減少し、負債総額も２４．７％減となった。 ただスーパーや薬局、衣料品店は倒産件数は増えたと発表され、 中小企業金融円滑化法が３月で切れることも倒産に影響を与えそうだ...

• 2013年01月13日 価格競争から商品力競争へ

主要小売り各社の３～１１月期決算が発表された。（日経） 業態の垣根を越えた競争が激しくなる中、 消費者の「選択消費」が各社の業績に明暗を分けている。 日経が小売業６５社の集計の中では、過半数の３４社の経常利益は悪化した。 １、増収増益組 ・専門...