クリスマス商戦と差別化
記事投稿日2012年12月23日日曜日
投稿者:有限会社あさひ流通企画 カテゴリー: General
クリスマス商戦がピークに突入。
23日、都内百貨店の専門店を除いて見ると、
・ローストチキンレッグは¥680~¥990
中心プライスは¥880、
名古屋コーチンロ-ストレッグ¥1490
ローストターキーレッグは¥1890
・ローストチキン(丸)は¥2200~¥4500
・フライドチキンレッグは¥680が中心
・オードブルはワインに合う1人前¥1480、
3~4人前¥2300~¥4500
その他、チキンキエフ¥730、カニグラタン¥600等
百貨店のイベント時には消費不況は感じられない。
商品づくりに最高の原料を使用し、商品の出来映えも良い。
スーパーでも商品の製造方法や売り方を見習う点は多く、
今後、専門店の売れ筋をスーパー価格で導入を計って行く。
今年のクリスマスチキンはコンビニの拡大が大きい。
店内にフライヤーを導入し、フライドチキンを大きく拡大している。
この影響は専門店やスーパーに昨年以上の影響力があると思われる。
コンビニ大手の業績は既存店がやや苦戦をしているものの
過去最高の出店スピードで最高益を更新している。
・ローソンの2012年3~11月期は前年同期比6%増になったようだ。
コンビニ各社が力を入れている政策に
売れて儲かる利益率の高いPB商品の開発がある。
アイテムが絞られている中のPB商品開発は原料調達から始まり、
メーカーの製造原価に深くかかわることになって来た。
・発売後半月で一時休止にした「ファミマプレミアムチキン」は
タイで飼育期間を延ばして育て、肉の旨味を出したチキンが特徴。
・ローソンの「プレミアムロールケーキ」は
小麦は米国産の最高級品とクリームは北海道東部産を厳選して製造。
・その他、セブンの「100%モルトビール」など原料を選定し、
そこから商品開発を進めている。
沖縄の地場スーパーのサンエーは今年3月よりローソンのPB商品の扱いを始め、
3年後を目途に食品売上比率を2%まで引き上げる計画。
自社開発PBだけでなく、良い商品であればメーカー品より優先して取り扱うことが
各地のスーパーで広がって来るのではないか。
本来のPB商品は製造小売りでないと、商品の優位性は出せない。
しかし、原材料を海外に求めるようになると、
当然ですが為替の影響を受けることになり、
ここ数年の円高で恩恵を受けて来たが、
これから円安方向に進むと円安リスクを抱えることになり、利益を落とすことになりかねない。
PB商品が自店の差別化政策の有力手段だとすれば、
店づくり、売場イメージで差別化を図っているのが、100円ショップ「セリア」。
おしゃれな雑貨店をイメージして、どこでも同じ印象でセリアの世界観を伝える店づくりと
BGMについても有線放送から自前の音源に変えて、店舗イメージを五感に訴える。
同社の12年3月期売上高利益率は8.2%と同業を大きく上回っている。
2013年の小売り・サービス業界は激しい競合状況に置かれ、
その中で淘汰されない為にも差別化戦略を何で図るのか、対策が急がれる。
今週の1品 * スーパーのお惣菜、弁当、寿司
その他、興味のある方は: http://www.asahi-kikaku.net
23日、都内百貨店の専門店を除いて見ると、
・ローストチキンレッグは¥680~¥990
中心プライスは¥880、
名古屋コーチンロ-ストレッグ¥1490
ローストターキーレッグは¥1890
・ローストチキン(丸)は¥2200~¥4500
・フライドチキンレッグは¥680が中心
・オードブルはワインに合う1人前¥1480、
3~4人前¥2300~¥4500
その他、チキンキエフ¥730、カニグラタン¥600等
百貨店のイベント時には消費不況は感じられない。
商品づくりに最高の原料を使用し、商品の出来映えも良い。
スーパーでも商品の製造方法や売り方を見習う点は多く、
今後、専門店の売れ筋をスーパー価格で導入を計って行く。
今年のクリスマスチキンはコンビニの拡大が大きい。
店内にフライヤーを導入し、フライドチキンを大きく拡大している。
この影響は専門店やスーパーに昨年以上の影響力があると思われる。
コンビニ大手の業績は既存店がやや苦戦をしているものの
過去最高の出店スピードで最高益を更新している。
・ローソンの2012年3~11月期は前年同期比6%増になったようだ。
コンビニ各社が力を入れている政策に
売れて儲かる利益率の高いPB商品の開発がある。
アイテムが絞られている中のPB商品開発は原料調達から始まり、
メーカーの製造原価に深くかかわることになって来た。
・発売後半月で一時休止にした「ファミマプレミアムチキン」は
タイで飼育期間を延ばして育て、肉の旨味を出したチキンが特徴。
・ローソンの「プレミアムロールケーキ」は
小麦は米国産の最高級品とクリームは北海道東部産を厳選して製造。
・その他、セブンの「100%モルトビール」など原料を選定し、
そこから商品開発を進めている。
沖縄の地場スーパーのサンエーは今年3月よりローソンのPB商品の扱いを始め、
3年後を目途に食品売上比率を2%まで引き上げる計画。
自社開発PBだけでなく、良い商品であればメーカー品より優先して取り扱うことが
各地のスーパーで広がって来るのではないか。
本来のPB商品は製造小売りでないと、商品の優位性は出せない。
しかし、原材料を海外に求めるようになると、
当然ですが為替の影響を受けることになり、
ここ数年の円高で恩恵を受けて来たが、
これから円安方向に進むと円安リスクを抱えることになり、利益を落とすことになりかねない。
PB商品が自店の差別化政策の有力手段だとすれば、
店づくり、売場イメージで差別化を図っているのが、100円ショップ「セリア」。
おしゃれな雑貨店をイメージして、どこでも同じ印象でセリアの世界観を伝える店づくりと
BGMについても有線放送から自前の音源に変えて、店舗イメージを五感に訴える。
同社の12年3月期売上高利益率は8.2%と同業を大きく上回っている。
2013年の小売り・サービス業界は激しい競合状況に置かれ、
その中で淘汰されない為にも差別化戦略を何で図るのか、対策が急がれる。
今週の1品 * スーパーのお惣菜、弁当、寿司
その他、興味のある方は: http://www.asahi-kikaku.net
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Posted by: asahikikaku