令和時代のモチベーション
記事投稿日2022年07月11日月曜日
投稿者:アナトリア経営研究所 カテゴリー: General
◎なぜ、若い人は駄目だしすると、フリーズするのか?
今の若い人は、マズローの欲求5段階のうち、「生理的欲求」と「安全欲求」が欠落している。
なぜなら、親に守られ、食べることにも、身の危険を感じる体験もなく、「働かなくては生きていけない」というプレッシャーを感じることも少ない世代だからです。
◎旧世代のモチベーション法
昭和の時代は、次の2つのモチベーション喚起策が大事とされました。
- 高い欲求水準
- 危機感
つまり、アメとムチです。
しかし、今の若い世代には、通用しないのは、前記の通りです。
◎令和のモチベーション法
令和世代をモチベーションのキーワードは、「居心地」「興味」「承認」「良好な人間関係」です。
そこで、令和世代のモチベーション法は、次の通りです。
0.居心地のよい会社、居場所がある会社作りが定着率を決める。
- インタレスト・モチベーション
会社は、興味のある仕事を自由にできる環境を提供する。本人の内発的動機付けを利用したモチベート法です。グーグルがこの方法で大きく業績を伸ばしています。
2.チーム・モチベーション
リーダーを中心にチームの目標に向かって、少人数のメンバーが互いに励まし合い、目標を達成していく方法です。目標の意味づけ、良好な人間関係、達成がキーワードです。この方法は、
フェイスブックが取り入れ、成功しています。
3.承認欲求の利他化によるモチベート
若い世代は、承認欲求が極めて強い。その承認欲求を求めながら、仕事をしていく中で、導き手がその仕事が誰かの役に立っていることを見い出し、それを本人に伝えることにより、本人の貢献
欲求を引き出す方法です。
◎参考理論:マーティン・セリグマン(米国、心理学者)
人が、モチベートされるものは、次の通りである。
・達成
・快楽
・意味合い
・良好な人間関係
・没頭
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