私たちの無意識内には、警戒プログラム(私が勝手に名付けたもの)があるようです。
平穏無事に過ごしていても、突然危機感を感じ、「何か問題がないか?」と自然と考えていることはないでしょうか!?
そして、問題があると思われることを「どうしたらよいか?」脳が無意識的に考えている経験がある人は多いと思います。
私は、これを警戒プログラムと呼んでいます。
この警戒プログラムは、循環的に定期的にやってきたり、仕事に集中しているときなどに発動するようです。
ただ、気分が肯定的で解決策を考えるだけの精神的に余裕のある状態では、この警戒プログラムは、大変有効に働き、私たちを支えてくれていると思います。
しかし、気分が落ち込んで、精神的に余裕が無く、優柔不断的になりがちな場合、危機感が不安感に代わり、一層、気分を落ち込ませ、ストレス過多の状態となり、憂鬱な気分を増す働きをしてしまいます。
このような場合は、ストレス緩和を第一優先し、精神的余裕を取り戻す事が大切です。
そのためには、自分自身の心をよく観察し、今の精神状態はどういう状態か?、警戒プログラムが発動しているのか?を自覚することです。
自覚することで精神的落ち着きができ、余裕が生まれてきます。
それでも気分が良くならない場合は、まず気分を良くし、前向きな気分になることを優先しましょう。