なぜ、英国のEU離脱問題が円高・株安になるのか?
記事投稿日2016年07月03日日曜日
投稿者:アナトリア経営研究所 カテゴリー: General
疑問?なぜ、英国のEU離脱問題が円高・株安になるのか?
円高・株安は矛盾していないか?(日本は借金大国。本来は、円安・株安ではないか?)
A.株安になる理由:日本の株式市場における外国人投資家のシェアは6割だから、英国のEU離脱問題など世界経済が不安定になる要因が現れると、リスク資産である株が売られ、安全資産に資金が集中し、安全資産が高くなる。
疑問?なぜ、世界一の借金大国の通貨である円が、世界一の安全資産(ドルより高い)であるのか?
A.円の信用=日本国債の信用
日本国債の信用=国債の自国内消化能力
例え、大量の国債の売り手が出ても、日銀、民間銀行、機関投資家(生保、年金)が買う。
従って、借金の大きさや格付機関の格付は問題ではない。問題は、国債の自国内消化能力であり、日本国債の外国人シェアです(現在は5%)。
but、将来の国債の自国内消化能力が減衰する恐れが出てきた!
それは、マイナス金利
マイナス金利が国債の自国内消化能力を減衰させる要因
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国債のマイナス金利化(利息を払って買う)
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三菱東京UFJ銀行の国債買取機構からの脱退
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三菱東京UFJ銀行の仮想通貨の発行
→三菱東京UFJ銀行の成功が、みずほ銀行と三井住友銀行に波及。そうなると、日本国の通貨制度から実質銀行の独立状態になる。日本が破産してもメガバンクが成長する時代へ
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